Direct Marketing Business Challenge~ ダイレクトマーケティングビジネスチャレンジ~ -90ページ目

NOODLE WORLD KANSAI2011 第一回関西パスタ展  No1

6/14~16日の3日間、インテックス大阪にて「NOODLE WORLD KANSAI 2011」が開催されました。




Direct Marketing Business Challenge~             ダイレクトマーケティングビジネスチャレンジ~


この展示会は「第4回関西うどん・そば産業展」・「第4回関西ラーメン産業展」と同時開催のとても大規模なものでした。

製麺機などの設備や具材などを提案するメーカーや商社、生産者、卸商、出店を予定している企業や個人経営者の方々など3日間で約35000人の来場を記録し、多くのブースや来場者で賑わいました。


その中でも今回初めて開催された関西パスタ展を主に取材。


Direct Marketing Business Challenge~             ダイレクトマーケティングビジネスチャレンジ~


生パスタに関する食材や設備の展示ブースが数多く集まっていました。

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生パスタとは小麦粉に卵等を練りこんだ生地で作られる手打ちのパスタ。

乾麺とは違った「もちっとした食感」は独特で感動ものです。


硬質の小麦「デュラム小麦」を使っていて、専用の押出機で熱を加えずに作られます。

表面がきめ細かいのでとにかくソースが絡みやすいそうです。また、ゆで時間が2~3分と短くてすむという、特徴もあります。他社と差別化をするために生パスタを使うレストランも多いそうです。 生パスタは冷凍し、そのまま解凍せずに茹でるのが一般的で一番美味しく茹であがるそうです。色々とお話を聞くことができた、淡路麺業㈱さん。




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何と創業100年の生パスタメーカーです。(www.namapasta.net)

ブースはカフェのような店構えで、数種類の生パスタの展示をしていました。


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リングイネやタリオリーニなどパスタの形状ごとにソースとの相性も異なるそう。

何といっても生パスタの歯ごたえとコシの強さは納得のいく美味しさ。

そして、北海道の西山製麺㈱さん (www.seimen.co.jp)



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西山製麺はラーメンの麺を作っていますが、生パスタ麺も上級レベルだと思います。

麺だけでなくパスタソースも豊富で、たらこ、ホタテクリーム、カニクリームなど

北海道ならではの食材を使ったソースが特徴です。また、ソースはベースとして加工できるので、お店のオリジナルの味を作りだすことができます。至れり尽くせりですね。


生パスタを製造するどの会社もそれぞれ原料にこだわり、食感も旨みも申し分ないレベルだと思います。レストランや開業予定の方々に、麺の販売だけではなく、メニューや

お店の繁盛の提案など、どれだけ親身になってくれるかが、自社の麺を使っていただける決め手になるのではと感じました。


NO2.につづく


            食空間コーディネーター

            占部恵子

幸福薬局「四季の薬膳レシピ」よりつくってみました

前回ご紹介しました、婦人画報6月号別冊付録、幸福薬局「四季の薬膳レシピ
の中から、さっそく2品を自宅でつくってみました。

一品目はわかめとベーコンの卵炒め

レシピには、
四気・・・「平」・「補・捨」
 身体にむくみやしこりがある一方で、ほてったり乾いた感じのある人に。
とあります。


使用する材料は、生わかめ、卵、ベーコン、オリーブオイルと醤油、塩少々。

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お皿は愛用中のスガハラガラスのもの。

下ごしらえも入れて約10分で出来上がり。
醤油とお塩だけのシンプルな味付けですが、歯ごたえもありあっさりと美味しく
いただきました。


レシピにありました幸井先生のコメントを紹介しますと、

「わかめで体内の余分な熱や水分を取り、身体をきれいにし、卵・ベーコン・
 オリーブオイルが身体に必要な潤いや栄養を供給します。」

とのことでした。


つづいての品は

鰹の梅しそ風味春巻き

四気「平」・「補・調」
 体力低下で風邪気味になったり、お腹の調子が悪くなった時などによい。

とのことであります。


材料は、春巻きの皮、鰹(刺身用のサク)、梅干、青しそ、酒、ゴマ油。


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春巻きが栄えるように、器とマットはモダンな黒で統一しました。

私は毎年夏バテをしてしまうのですが、春巻き風にすることで梅干しを
たくさん食べることができます。夏バテや風邪の予防になりそうです。


レシピにありました幸井先生のコメント、

「体力が低下してしまい、夏風邪の初期やおなかがゆるい時、
細菌やウイルスに対して身体の抵抗力を高める助けをしてくれます。」


幸井先生の薬膳レシピのいいところは、特別な食材ではなくいつでも手に入る
食材を使った簡単なレシピばかり。

これなら薬膳レシピを真似てさっと作ることができそうですね。

ぜひ多くの方にもお試しいただきたいと思うものばかりです。

また、スーパーや百貨店で売っているお惣菜に、薬膳惣菜があれば嬉しいです。

「何をどのようにして食べるか」が身につけば、病気や不調を未然に防ぐことが
できますし、何より薬膳と聞いて難しいイメージを持っていましたが、実際に
作ってみると身近なものに感じました。

健康や美しさは、やはりまず「食」からですね!


           食空間コーディネーター
           占部恵子

婦人画報6月号のサイト(ハースト婦人画報社)
※アマゾン他でバックナンバー購入可(2011.7.15現在)

婦人画報6月号 別冊付録「幸福薬局・四季の薬膳レシピ」

ゴージャスで大人の魅力を発信している記事や商品が目を引く雑誌、
「婦人画報」。

6月号の特集は婦人画報版「家庭の医学」でした。

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40歳後半の著名人の方々がそれぞれの健康法やこだわり、元気の源になる
食に関することなどが取り上げられていました。
私には少し先かもしれませんが、必ずといっていいほどやってくるであろう
更年期障害。
冷えや体力の低下、気分の落ち込み、肌の乾燥などいつか経験するかと思うと
憂鬱になります。ただ、この年代に近い読者の方々は、老いからくる更年期や
体の不調を前向きにとらえ、日頃から自分に合う健康法を毎日実践していました。

女優の風吹ジュンさんは、長年中国茶を愛飲しているそうです。
誌上で、風吹さんは中国の浙江省の茶畑を訪れています。
中国では、紀元前3000年頃に解毒のためにお茶を用いていたとされています。
疲労回復や利尿作用のあるカフェイン、高血圧を予防するカテキン、ビタミン、
フッ素など豊富な薬効成分と、体を温めたり冷やしたりする陰陽の作用が生ま
れるのも、中国茶の特徴だそうです。
風吹さんは飲み続けることによって、更年期の心身のケアにとても役だっているそう。

人それぞれ、無理なく続けられる健康法をお持ちだと思いますが、
今回は別冊付録の「四季の薬膳レシピ」に注目し、ご紹介したいと思います。

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帝国ホテル東京の「帝国ホテルプラザ」4階にある「幸福薬局」は、中国
政府認定の中医師の資格を持つ、幸井俊高先生と奥様の由紀子さんが
経営する漢方薬専門の薬局です。
私自身漢方薬に頼ったことがほとんどなく、わからないことが多いので
すが、まずカウンセリングでは、身体全体の事だけでなく精神的な事も
含めて個人の症状に合わせ薬を処方して下さるそうです。

薬の処方だけではなく、その人が普段何を食べているのかを知ることが
漢方治療であり、それを毎日の献立に役立てることが「薬膳」だと
幸井先生はおっしゃられています。
「何をどう食べるか」ほど、健康に重要なことはないそうです。

ただ、健康のために毎回「何をどう食べるか」を考えて料理するなど、
日々忙しい現代人にとって、お勧めできるかどうかについては少し考えて
しまいます。

漢方の世界では、人間の体質は120種類以上あるとされていて、現代人
に多い4つの体質、「補:身体にとって必要なものが不足しがちな体質」・
「捨:身体に余分なものをため込みやすい体質」・「流:身体のなかで気や
血の流れが悪い体質」・「調:身体全体のバランスが不安定な体質」

これらのどの体質に自分があてはまるのかを把握し、全ての食材にも同じ
ように、「補う」・「捨てる」・「流す」・「調える」の働きがあるので、自分の体質に
あった食材を意識的に選ぶことが健康につながるのだそうです。

体質や食材の効能を意識して料理を作ることは初めてでしたが、この
薬膳レシピには、食材の四気「平:寒熱のかたよりが少なく、性質が穏やか」・
「熱:身体を温め余分な冷えを取り除く」・「温:身体を温め余分な冷えを取り除く」・
「涼:身体を冷やし過剰な熱を取り除く」・「寒:身体を冷やし過剰な熱を取り除く。
涼より作用が強い」と、「補・捨・流・調」
のどれに相当するのかがわかるように
マークがついているので、どのような効能がありどのような体質向けの
レシピなのか一目瞭然。 

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今回は自分の体質に照らし合わせて、2品を作ってみました!


             食空間コーディネーター
             占部恵子