Umaji化粧水(しっとり)
高知県馬路村(うまじむら)と言えば、ゆずの産地で全国的に知られています。
馬路村農協が行う通販「馬路村産直ショッピング」では、ゆずドリンクやゆず茶、ゆずぽん酢など、ゆずに関するあらゆる人気商品を取り扱っています。
ゆず商品は食品に留まらず、ゆずの種子に含まれるエキスやオイルを利用し、石鹸やクレンジング、美容液なども。
こういったコスメ商品も、製造から梱包まで一貫して馬路村で行っています。
多くのゆず化粧品の成分に入っているユズ種子エキスは、お肌の再生を促す力があり、
肌荒れを防いだり、うるおいを与えてくれるそうです。
私は化粧水(しっとりタイプ)を約一週間程使ってみました。
お肌につけてみると、さらっとしてすぐに馴染む感じです。
ゆずの爽やかな香りを想像していましたが、香りは控えめで、ほとんど無香料のようにも感じました。
化粧水の主な成分は、お肌の肌理(きめ)を整えて保湿してくれるユズ種子エキスとユズ果実油。
ゆずから得られるうるおいや保湿、天然の香りなどの有効成分を含んだコスメは、馬路村でしか手に入りません。一度、試してみる価値があります。
ただ、5,000円~10000円程のセット販売はしていますが、入り口商品になりそうなリーズナブルなセット商品がない事は、購入を遠ざけているようにも感じられます。お肌のタイプは人それぞれ違うので、もっとリーズナブルで、少量のコスメセットをぜひ作って頂きたいと思います。
もしくは、化粧品以外のゆず商品を購入した方に、1~2回使えるくらいの化粧品のサンプルを同梱することもいいのではないでしょうか。
通信販売の良さは日本中どこにいても、欲しいものが購入できることです。
まだ無名な商品ほど、消費者が一度試してみたくなるような入り口になる商品作りと、その価格設定が、その後の売れ行きにも関わってくる大切なポイントだと思います。
食空間コーディネーター
占部恵子
馬路村産直ショッピング
http://yuzu.or.jp
Qビーフ 大人のディナーハンバーグ
当ページでも昨年2月に紹介しました、九州大学が研究開発をすすめている次世代牛「Qビーフ」の、商品化に向けた取組みの中でハンバーグがいよいよ完成。
先日試食する機会に恵まれました。
さっぱりしたあと口は、健康志向で質のいい食に敏感な大人達が喜ぶ、ワインやお酒に合う大人のディナーハンバーグに仕上がっています。
Qビーフが日本の食に欠かせない理由は主にこの5つ。
・外国の穀物飼料に頼らず、国産の草だけを食べて飼育した純国産牛を生産することにより
生産者が「穀物相場=輸入飼料価格」に左右されることなく、消費者に牛肉を安定供給することができる。また、日本の食糧自給率を向上させる。
・牛の糞尿処理問題の改善や生産者の労力の低減。
・本来草食動物の牛を放牧することにより、牛のストレスを低減する。(動物福祉)
・輸入飼料の輸送距離が短くなり、CO2削減につながる。
・輸入飼料によるBSEなど感染リスクを回避できる。
また、黒毛和牛であるQビーフは、牛肉本来のうまみ成分をたっぷり含んでいて、.和牛本来の赤身の美味しさに気づいていただけるはずです。
Qビーフハンバーグは、(社)エスコフィエ協会副会長、堀田大シェフの監修による、小麦と卵を使用しないこだわりのハンバーグです。
玉ねぎや豚肉などの素材も国産を使用。まずはそのまま食べてみてください。スパイスとお肉の旨みがしっかり口の中に広がり、後味はさっぱりです。何より、国産の草だけを食べて太らせたQビーフは、良質なタンパク質の中に必須アミノ酸が一般肥育牛よりも多く含まれています。また、うまみ成分の一つ、イノシン酸も豊富にあり、健康・環境・食、様々な分野で貢献してくれます。
ワインやパンにもとても良く合う味わいなので、ぜひ試していただきたいです。
牛肉は鉄分が多く、牛肉に含まれるタンパク質は体を作り免疫力を高めてくれる大切な食料源です。 だからこそ、生産者の顔がわかり、また、国産の草で育った良質な牛肉の美味しさを確かめていただけるよう、まずはハンバーグにしてお届けということで、現在販売に向けて商品化を進めています。(近日発売予定)
健康につながるものを賢く選ぶ消費者の方にも、納得していただけるのではないでしょうか。
食空間コーディネーター
占部恵子
渋谷ヒカリエ レポート2
6~7階はレストランフロア。ちょうど時間は12時半頃で、どこのお店も長蛇の列でした。
中でも、「Rice People Nice People」は9割が女性の行列でした。
フレッシュな野菜・ハーブ・スパイスを使ったお料理とご飯のお店だそうです。やはり女性はきれいになれる物には敏感ですね。
時間に限りがあるので、私は10分程で入れたカリフォルニア風のお店でランチをしました。「EAT」は東京都港区にある人気ハンバーガーショップの初の大型店。
ハンバーガーがメインの「リアルカリフォルニア」を味わえるお店です。 アボカドバーガーとポテトのセットで1200円。ドリンクが別でした。
さっと腹ごしらえをして次の場所へ行くような、回転の速いお店でした。
他にも博多発のお店や琉球料理などまさに日本の名店が大集結しているようでした。
若い世代が多い渋谷でも、食を通じて大人の世代を呼び込むことができ、これからの課題はリピーターを増やすことだと思います。
若者の街渋谷に、食・ファッション・ビューティーでワンランク上のライフスタイルを提案し上の世代を呼び込むことでスタートしたヒカリエ。周辺の環境は大人の街銀座の空気感とは程遠いものがありましたが、ヒカリエそのものは近代的で圧倒される建物と、上質だけど手の届く商品が揃い見どころはたくさんありました。しかし、また行きたいと思わせる何かが足りないようにも感じました。
個人的には、一息つけるカフェがもっと欲しいなと思いました。女性はショッピングの合間にお茶をして、また店内を散策するというコースを好むと思います。大人の憩いの場として、ゆったりくつろげるカフェスペースがあれば足を運ぶ機会も増えるのではないかと感じました。
渋谷
表参道
青山
それぞれ街の個性がはっきりしていて、訪れる世代も様々でした。年を重ねるごとに歩きたい街も変わってきます。
しかし、街づくりによって離れていった世代を呼び込み、新しい風を吹き込むことは街を活性化し新しいビジネスのチャンスも生まれやすくなるのではないでしょうか。
食空間コーディネーター
占部恵子












