Qビーフ 大人のディナーハンバーグ
当ページでも昨年2月に紹介しました、九州大学が研究開発をすすめている次世代牛「Qビーフ」の、商品化に向けた取組みの中でハンバーグがいよいよ完成。
先日試食する機会に恵まれました。
さっぱりしたあと口は、健康志向で質のいい食に敏感な大人達が喜ぶ、ワインやお酒に合う大人のディナーハンバーグに仕上がっています。
Qビーフが日本の食に欠かせない理由は主にこの5つ。
・外国の穀物飼料に頼らず、国産の草だけを食べて飼育した純国産牛を生産することにより
生産者が「穀物相場=輸入飼料価格」に左右されることなく、消費者に牛肉を安定供給することができる。また、日本の食糧自給率を向上させる。
・牛の糞尿処理問題の改善や生産者の労力の低減。
・本来草食動物の牛を放牧することにより、牛のストレスを低減する。(動物福祉)
・輸入飼料の輸送距離が短くなり、CO2削減につながる。
・輸入飼料によるBSEなど感染リスクを回避できる。
また、黒毛和牛であるQビーフは、牛肉本来のうまみ成分をたっぷり含んでいて、.和牛本来の赤身の美味しさに気づいていただけるはずです。
Qビーフハンバーグは、(社)エスコフィエ協会副会長、堀田大シェフの監修による、小麦と卵を使用しないこだわりのハンバーグです。
玉ねぎや豚肉などの素材も国産を使用。まずはそのまま食べてみてください。スパイスとお肉の旨みがしっかり口の中に広がり、後味はさっぱりです。何より、国産の草だけを食べて太らせたQビーフは、良質なタンパク質の中に必須アミノ酸が一般肥育牛よりも多く含まれています。また、うまみ成分の一つ、イノシン酸も豊富にあり、健康・環境・食、様々な分野で貢献してくれます。
ワインやパンにもとても良く合う味わいなので、ぜひ試していただきたいです。
牛肉は鉄分が多く、牛肉に含まれるタンパク質は体を作り免疫力を高めてくれる大切な食料源です。 だからこそ、生産者の顔がわかり、また、国産の草で育った良質な牛肉の美味しさを確かめていただけるよう、まずはハンバーグにしてお届けということで、現在販売に向けて商品化を進めています。(近日発売予定)
健康につながるものを賢く選ぶ消費者の方にも、納得していただけるのではないでしょうか。
食空間コーディネーター
占部恵子



