渋谷ヒカリエ レポート2
6~7階はレストランフロア。ちょうど時間は12時半頃で、どこのお店も長蛇の列でした。
中でも、「Rice People Nice People」は9割が女性の行列でした。
フレッシュな野菜・ハーブ・スパイスを使ったお料理とご飯のお店だそうです。やはり女性はきれいになれる物には敏感ですね。
時間に限りがあるので、私は10分程で入れたカリフォルニア風のお店でランチをしました。「EAT」は東京都港区にある人気ハンバーガーショップの初の大型店。
ハンバーガーがメインの「リアルカリフォルニア」を味わえるお店です。 アボカドバーガーとポテトのセットで1200円。ドリンクが別でした。
さっと腹ごしらえをして次の場所へ行くような、回転の速いお店でした。
他にも博多発のお店や琉球料理などまさに日本の名店が大集結しているようでした。
若い世代が多い渋谷でも、食を通じて大人の世代を呼び込むことができ、これからの課題はリピーターを増やすことだと思います。
若者の街渋谷に、食・ファッション・ビューティーでワンランク上のライフスタイルを提案し上の世代を呼び込むことでスタートしたヒカリエ。周辺の環境は大人の街銀座の空気感とは程遠いものがありましたが、ヒカリエそのものは近代的で圧倒される建物と、上質だけど手の届く商品が揃い見どころはたくさんありました。しかし、また行きたいと思わせる何かが足りないようにも感じました。
個人的には、一息つけるカフェがもっと欲しいなと思いました。女性はショッピングの合間にお茶をして、また店内を散策するというコースを好むと思います。大人の憩いの場として、ゆったりくつろげるカフェスペースがあれば足を運ぶ機会も増えるのではないかと感じました。
渋谷
表参道
青山
それぞれ街の個性がはっきりしていて、訪れる世代も様々でした。年を重ねるごとに歩きたい街も変わってきます。
しかし、街づくりによって離れていった世代を呼び込み、新しい風を吹き込むことは街を活性化し新しいビジネスのチャンスも生まれやすくなるのではないでしょうか。
食空間コーディネーター
占部恵子





