女将タイムス -15ページ目

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12Oct
- Bridget Jones's Baby
  ブリジットジョーンズの新作を観て来た。先月イギリスに戻っていた時の「いよいよ封切！」的な熱狂はどこ？ってな感じでガラガラ。トルコじゃ人気無いのか？でも翻訳本ここでも売っているよね？正直前作から１０年以上経っているので結構ドキドキで。今回出演を辞めたヒュー・グラントはある意味賢明だったかも。だってレニー、しわっしわ。十朱幸代にしか見えない。いや幸代より老けているかも。我が永遠の王子コリン様も着実にお歳を召されていたけど、いまだ枯れぬフェロモンをスクリーン上にこれでもかと垂れ流し。その太っ腹に恐縮しつつも、我が全身で受け止めさせてもらった。むふーん。なんであんなにスーツでの立ち姿が美しいのかしら。たまらん。日本での公開はこれからかな？ザ・娯楽映画なのでどなたでもお楽しみいただけるかと。あー、でも彼氏旦那とは行かない方がいいかも。特にコリンファン。上映中にふと横を見たら現実に引き戻されるのは避けたい。個人的にEd Sheeranの粗末な、いやおいしい扱いが良かったな。あと毎回思うが、脇役陣が非常によろしい。ヘアメイク担当の太った女の人とか、ほんとイギリスじゃどこにでもいますもん。
08Oct
- 世の中狭い
  来月の簿記受験に向けラスト・スパート中。独学の限界ってやつかしら。受かる気しな～い（既に半泣き）別に今すぐ就職するわけじゃなし、いいんだけどさ～、とやさぐれてみる。それで本題だけど「世の中狭いな」って思う事ありませんか？私、実は結構あるね！（変なテンション）トルコに来る前、私イギリスの会社で働いていたのだが、その時の同僚の奥さんが実は私のエアロビの先生だったことが最近判明した。その会社に勤める前に私、専業主婦をやっていて、暇つぶしも兼ねて近所のジムのエアロビクラスを取っていたんです。その時の先生Eが私の家の近所に住んでいて、たまたまスーパー（Morrisons)で会った時に「私この裏に彼氏と住んでいるの」と。あー、そうなのね、でその時は終わり。Eはそれからほどなくして「学校に職を見つけた」とエアロビクラスを辞め、私もその数か月後に就職したのでそれっきり。そしてその会社で同僚Sと知り合い、「僕、女将んちの近くのMorrisonの裏に住んでいるんだ。フィアンセは学校の先生で」と言っていた。でもそこで速攻EとSを結びつけるわけがないから、Sが結婚した時もお祝いはしたものの奥さんの写真を見ることも無く。私はその後会社を辞めトルコに来たのだが先日FBにSが出ていて、しかもEと赤ん坊が一緒！えええ、妻ってEだったのか！と１人衝撃を受けた次第。すごーく変な感じ。それぞれバラバラだった点と点がいきなり目の前で一つになり、しかも赤子まで付いていた。人の縁て面白い。
06Oct
- Autumn has come
  なんだか一気に気温が下がった。この温度差が風邪を誘発するので葛根湯飲み飲みなんとかやり過ごしている。思えばこの夏は短かった。なかなか暑くならないねー、なんて言っていたら急に暑くなって、慌ててプール通いを始めたけど１か月位しかもたなかった。ところでトルコのダイエットシーズンは９月？と思っているのだけどどうだろう。例えばイギリスだとクリスマス明けからジムが混む。日本だと正月明けか。それがここトルコ、と言ってもうちのアパートの地下ジム限定だけど、９月以降なんだか混み合っている。私と不愛想なおっちゃん２人で独占だった朝のジムにここ最近、おばちゃんとスカーフ被った若妻と、パーソナル・トレーナーを雇った女のひとが加わった。パーソナル・トレーナーを雇う女性は日本語で「オハヨウゴザイマス」と言ってくれる。だからじゃないけど笑顔が素敵な女性だ。なんでも産後太りを旦那に笑われ、なにくそ根性でダイエットしているらしい。私はその旦那を知っているが、「女房を笑う前に自分を笑え」な体形である。スカーフを被った若妻は、初めの頃は２歳くらいの息子を連れて来ていたが、息子がランニングマシーンに興味を示して危なっかしかったので、今は連れて来るのをやめた。それで正解。３人目のおばちゃんはなぜかいつも「ヒゲダンス」のポーズでウォーキングをしている。ヒゲダンスというのは昔、ドリフの番組で志村とカトチャンがやっていたヤツで、両手を下に伸ばしてズンズン動き回るあの手！あれでずっと早歩きしている。相手はトルコ人なので「「懐かしい！それヒゲダンスですよね？」と言えないストレスが日に日に増している。おばちゃんがヒゲダンスポーズするたびに笑いたいけど笑えず、自分が漕ぐエアロバイクの回転数がとても高くなる。ヒゲダンスのあのBGMをおばちゃんに捧げたい。できればヒゲも。
04Oct
- バス運転手の気遣い
  イズミールでlong weekendを過ごしてきた。もう何回目になるんだろう。何度行ってもいい。天気良いし料理おいしいし英語もイスタンブールよか全然通じる。残りの駐在期間、スーさんだけイスタンブールで私と猫はイズミールでもいいわ。イズミールに行くにあたって今回イスタンブールの第２空港であるアジア側の「サビハ・ギョクチェン空港」を初めて使った。我が家もアジア側にあるので一見ヨーロッパ側のアタチュルク空港より便利そうだが、アクセスがバスしかないのでそうでもない。行きはAyrilikcesmeからKartalまでメトロを使い、そこからE-10のバスで空港まで行った。結構停留所が多くて全部で２時間近くかかったかも。うちからアタチュルク空港までメトロ利用で約１時間だから倍ですわ。帰りは空港にE-11のバスが停まっていたので乗り込む。確かネットでルート検索した時にE-11も大丈夫だったような記憶があった。念のためバスの運転手に「アイリリックチェスメ（Ayrilikcesme）？！」と言ったら、トルコ語でゴチャゴチャ返されたので「ごめん、分からない」て顔をすると、運転手さん、てのひらの上で中指と人差し指をトコトコさせてなんか言った。多分「直接駅には行かないけど、近くを通るからそこから歩け」と伝えたかったのだろう。私はそれより「歩く」のジェスチャーがてのひらで指トコトコ、（これって世界共通？！）ってそっちの方に驚いて実はあまり聞いていなかったけど、このバスには乗るな、と止められなかったのでまあ大丈夫だろうと。これが大正解でE-11はのんびり走行のE-10と違って高速利用の超特急で、最寄りのバス停までなんと３５分で到着！メトロより早いバスって怖い！運転手メチャクチャ飛ばしていたし。でバスを降りると我々と一緒に降りた男性が近づいてきて、「僕、Ayrilikcesmeの駅まで行くのでお連れしましょう」となんと英語で話しかけてきた。「あー、私たち駅の近くに住んでいるので駅に行く必要はないんです」と言ったら男性はちょっと驚いた顔をして「そうですか」「でもご親切にありがとうございます」と握手をして別れた。思うにリュックサックを背負った外人観光客に見える私達夫婦を見て、バスの運転手は、（こいつらちゃんと駅まで歩けるのか？）と心配してくれたのだろう。そこでたまたま同じバス停で降りるお兄ちゃんを捕まえて、「お前英語しゃべれるか？駅まで行くか？ならあの２人を駅まで連れて行ってやれ」と私たちの知らないところで頼んでくれたのだと思う。だから頼まれたお兄さんは私たちを駅まで連れて行こうとしたのに「いえ、駅に行く必要はありません」と言われ困惑したのだと。トルコ人優しいでしょ～。優しいんですよ。
24Sep
- お隣の引っ越し
  アパートの隣の部屋が引っ越しをしていた。私達が引っ越して来た当時は女の学生さんが住んでいたが、彼女が引っ越した後の次の住人についてはいささか不明。というのもたまに人の気配がするものの、数日滞在してはいなくなるので、多分大家の親戚がイスタンブールに来た時に利用していたのではないだろうか。（うちのフロアの２世帯は両方とも同じ大家が所有している）。間取りの詳細は知らないが単身者用と聞いているので１LDK位の広さだと思うが昨日の引っ越しで運び出される家具の一部に驚いた。（というと詮索好きな住人に思われそうだが、エレベーターホールに何時間も放置されていたので、嫌でも知れた）単身者用アパートなのにダイニングテーブル、まあこれはいいとしてダイニングチェアが６客。独り暮らしなのに６客て！加えて香港の飲茶レストランでよく見る円卓のテーブル部分。店員さんがフンコロガシのようにしてゴロゴロ回転させている、あれ。あれの巨大サイズが立てかけてあった。てことは普段使いのダイニングテーブルも場合によっては足りないってこと？その他に見ていないけどベッドとかタンスとか色々あるだろうし。そういえばでっかいソファを引越屋さんがエレベーターにうんうん詰め込んでいた。私が１人暮らししていた時はちゃぶ台１つと布団でほとんど間に合っていたので、なんかもうカルチャーショックだった。トルコはスケールがデカい。
21Sep
- 太った、、、
  帰国して一夜明け、猫たちを迎えにペットホテルに向かった。このホテルには預けられている猫たちが寛ぐリビングルームが設けられている。日当りのいいベランダで日向ぼっこはもちろんポールによじ登って昼寝など、ある意味猫のリゾートホテルのような環境。私が猫だったらあそこの全ての設備を試さずにはいられない。トルコ人に飼われている猫たちは人慣れしているのか適応力が高いのか、大抵ここでみんなのんびりリラックスしているので、今朝も迎えに行く道すがら、「うちのヤムチヤもこの１２日間でトルコ猫の友達が出来たかもね」「メルハバ！とかトルコ語話して」「今頃Good Luckカードを交換しているかもよ」だが実際は友達作りどころか２匹して完全にケージ内に引きこもっていた様子。「あいつらケバブくせえ」とか失礼なこと言っていないといいけど。なんでこんなに難しいかね、うちの猫たち。家に連れて帰ると案の定、２匹とも私の後をついて離れない。でも私もスーツケースの片づけやら掃除洗濯があってゆっくり相手していられないし。（スーツケースが出しっぱなしだと、猫たちが悲しそうな顔をするのです）こういう時、猫用の抱っこ紐とおんぶ紐があると本当助かる。誰か作って。そんな中、勇気を出して体重計に乗ってみた。１２日間で２．５キロ増。私が５か月かけて必死に落とした５キロの半分がたったの１２日で復活て。イギリス料理、まじこわい。普段１日２食、それも野菜とか粥とかのほぼベジタリアン生活なので、イギリスに着いてからの1日3食には早々ギブアップした。その後は朝ごはんをスキップして、イモを完全に断ったのだが手を変え、品を変えイモ攻撃してくるのがイギリス料理。しかも美味しいからタチが悪い。トリプル・クックのチップスとかね。カリカリなイモにビネガーたっぷしかけて齧る。ジャンクの極み。フィッシュアンドチップスのややヘナヘナなチップスをカレーソースが入った入れ物にブッコム。これもジャンクの極み。２．５キロか。想定内。動揺していませんよ。ムクミだし！「筋肉は裏切らない」どこかの雑誌で天海祐希がそう言った。私もそれを信じている。イギリスで大量の安雑誌（Look, hear, Gracia等)を買ってきたので、これらを読みつつエアロバイクを漕ぎまくる。さあどう出るか。ちなみに上記３つの雑誌はゴシップとファッションの融合系で写真も多いので余り頭を使わず読めるので、エアロバイクには最適。あと英語に慣れたい人にもおすすめだが、例えばTOEICとか英検に有効か、と聞かれたら首をかしげるレベルです。
20Sep
- イギリス一時帰国
  半年ぶりにイギリスに戻っていた。トルコに居る時は「普段通りの生活」を続けているけど、深層部分で神経をすり減らしているのがイギリスに行くと良く分かる。例えば日本で電車に乗る時に毎回、「自爆テロに遭うかも」と思って乗らないよね。それが、日常だから、ここでは。だからって自分じゃ何も出来ないから、「覚悟する」ってことを続けるだけだけど、その覚悟にちょっとずつ神経をすり減らしている感じ。普段通りの生活を続ける、の「普段」って実はすごく恵まれたことで、「普段」じゃないから「普段を演出」するわけ。それって神経をかなり消耗する作業。分かる人には分かっていただけると思います。しかも現在私イカメット（滞在許可証）の更新手続きを８月末にしたものの、システムが受け付けてくれず「新規扱い」で「面接が来年の２月」なんです。ここで「うへぇ」と言ってくれた方ありがとう。今度飲みましょう。面接前なのでこれ以上詳しく書けませんが。まあこういのもあってビザの心配の要らないイギリスはいいなと。そろそろ帰りたいなというのが本音。スーパーの品数豊富だし。誰とも英語で話せるし。あとちょっといいレストランに行ったときに気づいたんだけど、イギリスだと盛り付けも演出の一部だから（和食もそうですね）、料理が運ばれた時の「うわあ～素敵！」な驚きがトルコじゃあまり無い。「うわ、なんだよこれ？」って想像と違ってヒドイ場合の驚きはたまにあるけど、「うわ～素敵」はないな。基本ケバブだから皿に乗るのは肉（か魚）、トマトとチリと玉ねぎ。それはそれで美味しいんだけど、この「うわ～！」な驚きに自分飢えてる、と思った今回の一時帰国だった。
05Sep
- 自分の記憶力に自信が
  今日モダを散歩中にベルギーワッフルの店を通り過ぎたんだけど、以下私とスーさんの会話。「私さー、ワッフルとかパンケーキとか、そういうの全然興味持てないんだよね」「ふーん」「パンケーキと言えば日本でシドニー発のパンケーキが人気らしいよ。マンガ（『ティファニーで朝食を』）に出てた。bills（ビルズ）っていってリコッタチーズ入りのパンケーキが有名らしい」「そこ行ったよ」「え？」「bills行ったじゃん」「どこよ、七里ガ浜？」「違うよ、シドニーのDarlinghurst。７，８年前」「、、、、、嘘でしょ」「リコッタチーズのパンケーキ食べに行ったよ。覚えていないの？」「覚えてない」「朝早くに着き過ぎたからまだ店閉まっていて、うろうろしていたらリサイクルショップがあってさ。女将、ボッテガベネタのショートブーツ買ったじゃん」「あそこかー。買ったわブーツ。妙にデカいやつ。『シドニーのゲイパレード用に男の人が買ってパレード後に速攻売った？』てくらいに新品で。デカいって言った割に私の足にぴったりで心中複雑だったわ」「あのあと食べたのがビルズだよ」「そういやパンケーキを食べたような記憶が、、、無いわごめん」「日本に上陸していたのは知らなかったな。当時既にイギリスでは結構話題だったけど」グルメのスーさんのおかげで様々なレストランに連れて行ってもらうが、新米と明太子と白菜の漬物に勝るものは無いと思っている、実はトルコ人以上にコンサバな舌を持つ私なので、食べたところで余り覚えていなかったりする。写真も撮らないしな。なんかスーさんの自信をつけるだけの結果になったような。それよりショックだったのが己の記憶力。ごめん全然覚えていない。「そうかービルズが日本にねえ」自分のレストランチョイスに更に自信をつけ何度も繰り返すスーさんを横に、私はややうつむきがちに家路に向かった。
04Sep
- トルコの結婚式へ
  スーさんの会社の部下の結婚式に招待され行ってきた。なんだかんだでこれで４回目。トルコ在３年の私たちですらその数なんだから、トルコ人は結婚シーズンは毎週のように式に出ているのではないだろうか。すごい体力だよなあ。踊る量半端ないし。私ら結構早めに失礼したけどそれでも帰宅したのは夜中の１時半で、今日は夕方ぐらいまで動けず。これ毎週とか無理。ピンヒールで踊る踊る。お母さん世代の腰＆手つきに妙な色気を感じてしまった。子供の時から踊ってんだ年季が違う。オジサンたちもいいステップ踏んでました。若いお兄さんもノリノリす。会場はスポーツクラブ。「なんで結婚式をスポーツクラブで？」って不思議だったけど、そこにあるレストランが本当の会場だった。でもほとんどの招待客のテーブルはレストラン内なのに、なぜか私たちのテーブルはレストランの外にある屋外プールの横だった。オリンピックサイズの本格的なやつ。プール風がやけに涼しかった。でも新郎新婦もプールサイドに置かれたテーブルに座っていたし、私らのテーブルの方がレストラン内より上座だったと思う。いや思いたい。集合写真撮る時、人数が多くて自然と背の高い私は後ろの列へ。トルコ人結構背低いしね。高い人は高いけど。ちょっとでも押されるとプールにドッポンしそうで笑顔もこわばっていたと思う。実際「押すな」「押すな」私の横の列の人達言っていた。式の進行は結構どこも似たり寄ったりで、新郎新婦が立会人のもと署名をし「誓います！」と宣言。その後ファーストダンス。と同時にダンスタイム開始。何時間も続く。合間にケーキ入刀。その後、新郎新婦がテーブル１つ１つを回るので参列者はお祝いの金貨を渡す。スーさんは要するにいつもこの金貨要員です笑。日本の結婚式にかかせないスピーチや出し物は無し。以前に一度だけ新婦の親戚の女の子が英語の曲をカラオケで歌ったのを見たが、その子が物凄い音痴だった。ジャイアンをトルコで発見というか。しかもセリーヌディオンだかの歌い上げ系で自らハードル上げてどうするの。本番前になんで誰も止めなかったのか不思議でしょうがない。「分かった。気持ちは分かった！」１番を歌い終わったところでタックルして強制終了させたい衝動に駆られたが、彼女は見事最後まで歌い切った。それに満足して残りの人生、人前での歌無しで過ごして欲しい。食事は新郎新婦が登場する前からてんでバラバラに食べ始める。前菜、（ここでも）ケパブ、フルーツとケーキと言った感じで、特に凝ってはいない。飲み物は今回はアルコールありで助かった。無いと本当子供の誕生会かって気分になるからね。現にそういう結婚式にも行ったこともある。昨夜は白ワインを２杯とあとはずっとラキを飲んだ。花嫁さんが終始笑顔でとても幸せそうだったのが印象に残ったが、一方で私たちを招待してくれた新郎の顔がやけに疲れていたのが気になった。普段から疲れ気味の顔の青年だが、今回は更に輪をかけていた。がんばって花嫁をエスコートしていたが、大丈夫か。結婚生活は始まったばかりだぞ。
02Sep
- ガリポリへ
  祭日を利用して長めの週末旅行を過ごして来た。目的地はアソス、トロイ、チャナッカレ、そしてガリポリ。最初の３日はアソス近くの村に滞在して魚料理と水泳を堪能した。トルコ人女子たちは日焼けオイルを塗り塗りして体を焦がそうと半日日光浴していたけど、私なんて２０分もあれば水着痕バッチリ。日焼け止めを塗る塗らずに関係なく、浴びる日光すべてを吸収する貧乏性な体なので泳ぐときはダイビングスーツを着用。「何あれ、こわーい。なんであれ着て平泳ぎなの？」てな目を女子たちから一斉に浴びたが、あの中で私の焦げ具合が一番だった。あと至る所でウニが自生していた。手袋が無くて断念したが（イガでひざを刺されただけ）次回アソスに行くときは必ず軍手を持参したい。村の対岸はギリシャのレスボス島なので、終始トルコの巡視船が横行していたのが不気味だった。しかも海岸には捨てられたスーツケースやらライフジャケットやら。色々ありますな。アソス滞在中にトロイの木馬を見にいった。世界三大がっかりに入ると噂のお馬さん。他にはシンガポールのマーライオンとかコペンハーゲンの人魚の像とか。私は高所恐怖症なので馬には登らなかったが併設されている遺跡が意外に良かった。紀元前３０００年の城壁基礎とかが普通にあるからね。キリスト誕生なんてほんの最近て錯覚するくらい。トルコってこういう考古学者がよだれを垂らすような土地がまだまだいっぱいあるのに、あまり重要視していない感じ。本当はそうじゃなのかもしれないけど、そう思わせてしまうトルコの管理の仕方が面白い（褒めています）。最終日はチャナッカレに泊まり翌朝フェリーに乗ってガリポリへ。ガリポリはその名を冠した「ガリポリの戦い」で有名な地で、前からスーさんが訪れたがっていたところ。トルコが戦った連合国はフランス、イギリス、インド、オーストラリア、ニュージーランドなどで形成されていて、スーさんの親友の大叔父がイギリス海軍としてこの戦いに挑み戦死している。戦場となった半島一帯は現在国立公園化されていてトルコ人戦死者たちの慰霊碑が沢山建設されているのはもちろんだけど、敵であった連合軍の慰霊碑もかなりの数建設、そして管理されている。この辺トルコの懐の深さに感心せざるを得ない。私たちは連合国軍側のモニュメントを集中して周ったが、すごく感情を抑えたもの、という印象。ここに埋葬されているのは何人で、そのうち何人の身元が判明して、何人が不明といった情報は淡々と与えられるが、その不明数が判明した数の軽く１００倍を超えている。その中にはわずか１８歳の兵士とか。スーさんは１４歳も見たと言っていた。トルコ側の慰霊碑もトルコ人にしては珍しく？全体的に抑えた演出だったし、訪れたトルコ人もちゃんと振る舞おうと思うのか、道端のゴミの投げ捨てが異様に少なかった笑　トルコ　フランス　アンガス（オーストラリア＆ニュージーランド）　イギリス舞台となった海岸。綺麗で綺麗でそれが更に悲しい。
27Aug
- 元気です
  気づくとあっという間に更新が空いてしまう。明日から旅行に出るのでその前に更新。５キロ痩せた。トルコ産の脂肪５キロ！あとイギリス産の５キロが残っている。そう日本離れて１３年、１０キロ増えたんだねえ、怖いね。毎日泳ぐかジムでエアロバイクやって家事と勉強。あとDVD観て１日が終わる感じ。香港に行くといつも知人から大量にいただくので見ていないDVDが１００枚以上ある。先日は友人と久々に飲みに出て、カディキョイで飲んだ飲んだ大ジョッキ５杯。しかもつまみはポップコーンのみ。鳩より食った。あと毎年恒例のイカメット（ビザ）の今年の更新、なんか良く分からないけどインタビュー受けなきゃならなくて（更新なのに！）、しかも来年２月という。。理解不能。弁護士さんに「あんまりトルコにいるな」って言われているので、２月までチョコチョコ外に出る予定。国の外にね。落ち着かないす。とりあえず元気でやっています。
17Aug
- 「究極」シュー・ストレッチャー
  スーさんがこんなものを買ってき（やがっ）た。分かる人には分かる、分からん人には全く何がなんだかな代物。これは「シュー・ストレッチャー（shoe stretcher)」という革靴の幅を広げる機械です。しかもこれ本来は靴の修理屋とかに置かれる業務用。靴好きもとうとうここまで来たか、いや末路だ、末路。機械に彫られているSEREF　MAKINAという人がこの機械を作った職人さんで、「外国人に売ったのは生まれて初めて」と言っていたそう。だろうね。普通、個人用にはもっと簡単なものだよね。アタッチメントを着ければ、外反母趾にも対応です笑。いくら聞いても値段を教えてくれないのが腹立つというか。しかもこれ、いつの間にか私からスーさんへの今年の誕生日プレゼントになっていた。ちなみにスーさんの誕生日は１１月。前倒しにも程がある。
14Aug
- 頑張ったご褒美
  ACCA（英国公認会計士）のpart-qualifiedのお祝いに、スーさんがサプライズで腕時計をプレゼントしてくれた。９科目を、英語で、しかも独学で達成した己の頑張り（顰蹙覚悟の自画自賛）が形になった。贈られた時計は「かなりの代物」と言われたが、あれだけ苦労したんだからその位当然だろう、ってちょっと思ったり。横柄ですみません。でも本当にきつくて。イギリスで働いていた時は毎朝５時起きで勉強してから出社していたし。トルコでは勉強時間はあるけど周りにACCAを知る人がいないから非常に孤独。（一応）イギリス人のスーさんはファイナンスとは対極、むしろ敵、のフィールドにずっといる人なので、がんばれーと励ましてはくれるが、ACCAで私が何をやっているのか良く分かっていない。加えてイスタンブールでの受験が今思い出すだけでも再び怒りに震えるほどに妨害行為の連続だった。遠い目になるのはこの辺にして、贈られた腕時計のベルトがちょっと長かったので、その調整をしに今日メジディエキョイ（？何度練習しても覚えられん）にあるその時計を売った時計屋に出向いた。その時計屋は超・高級自動車の販売店の横にあった。ロールス・ロイス、ベントリー、フェラーリ、そういった類。そこにまるで「サンダー・バード」に出て来そうなデカくてかっこいい、モロ、アメ車な車が停まっていた。「きゃーー、格好いい！縦列駐車はきつそうだけど、格好いい！見てこのシート！」スーさんと騒いでいたら、「乗る？写真も撮る？」とオジサンがやって来た。もしかして、、、、「僕の車だよ」いいんですかー？「乗って乗って」それじゃ遠慮無く！って写真バチバチ撮らせてもらったんだけど、今になって思うけどあのオジサン、親切にして貰ってあれだけど、ルイヴィトンのポロシャツ着て、ずっと舎弟らしき男性がガードしてた。
13Aug
- 全裸スイマーの正体
  うちのマンションには夏の間だけ使える屋外プールがある。偶然、スーさんの会社のスタッフの親戚が裏のマンションに住んでいて、そこからうちのプールがバッチリ見えるらしい。それはいいのだが、その親戚、「住民が全裸で泳いでいる」と言いふらしているらしい。かなり聞き捨てならない話だが、どう考えてもあり得ない話なので、「どうせ肌色の水着を着て泳いでいただけとかじゃないの？」とさっさと切り捨てた。なのに。昨日の午後、たまたまうちのリビングの窓から屋外プールを見たら、いた。全裸の女がいたのだ！！ロングヘアの女が上半身裸でスイスイ平泳ぎをしていた。噂は本当だったのかとギョギョ魚と目を凝らしたら、女の正体はロングヘアのオヤジだった。白髪混じってるオヤジ。下半身は水に浸かっているから覆っているかどうかなんて裏のマンションから判断できないだろうし、多分ロン毛→上半身裸→ヌードの女、となったと思われる。だからって「噂されていますよ。思い切ってビキニを着た方がいいかもしれません」と言えるはずもなく。オヤジが今後も泳ぎを続ける限り、「全裸スイマー出没マンション」の噂は根強く残りそうだ。
08Aug
- イェニカプで反クーデター大規模集会
  今日５時からイェニカプで反クーデター集会が行われていて、現在も続いている模様。うちから会場付近が見渡せるんだけど船がメチャクチャ停泊している笑その理由はのちほど。与党だけでなく野党の各党首も参加するらしくこれまで最大規模の３００万から５００万人が集まるらしい。５００万なんてイスタンブールの人口の３分の１とか？水のボトル、売れまくっているだろうな。数もすごいが危険要素もそれに比例して多くなるから、もちろん日本の領事館から注意喚起が出されています。なので今日はイェニカプとは逆方向のプリンセス諸島に行ってきた。ボスタンジュのフェリー乗り場から３０分なんだが、今日はやたら混んでいるなと思ったら交通機関が無料になっていて、フェリー代がタダだった。これも大規模集会に行かせるためなんだろうけど、やりー。まあ片道５．５リラ、往復１人４００円程度の儲けだけど。ビーチで泳ぎ、レストランで魚料理を堪能し、さあ帰ろうとフェリー乗り場に行くと、なにやら物凄い大音量の音楽。音のする方を見たら、海賊かと思った半分めくれているけど彼は海賊の親分じゃなく、エルドアン大統領ですよ。確かに邪魔だけどね、あのサイズ。外見えない、風通らない。集会に向かう人達の無料フェリーが臨時運行していた。旗振りまくっていますなあ。みんな家から持参しているんだよね。トルコ人、傘と同じ本数持っていそうだもん。国旗好き。港に行く前に通りかかった店の前でも、お兄さん２人が旗準備していた。応援団が持ちそうなデカいやつ。二の腕に効きそう。フェリーの屋根に立ち上がってる兄さんたちの顔つきがもう「乗り込んでやるぜ！やるぜやるぜやるぜ！」になっていた。結構年配の人達も乗っていたし、スカーフおばさんも。子供連れもいたな。私が手を振るとみんな、やるぜのお兄さんたちも、手を振り返してくれました。ボスタンジュに戻る間にイェニカプに向かうこういう無料フェリーを沢山見た。中には大量の漁師が乗り込んだ、旗で飾りたてた漁船も。こういうパワーすごいなあと感心する。これが日本だとして首相が「交通費タダだからみんな集会に出ろ」と言ったところで一体どれだけの人数が集まるか。えー、熱中症怖いし、明日会社なんですけど、になるのがオチのような。イギリスは「ビール無料配布＆翌日会社休んでよし」なら集まるかも。それだけ今、トルコが色々「燃えている」んだね。旗の色と同じに。一定の距離を保ちつつ、せっかくトルコにいるのだから観察したい。
05Aug
- 暑い～
  暑い暑い、あっついわー。湿度６０パー超えるともう駄目。気温は３２度までは、私的に精一杯がんばれる範囲かな（上から目線）。イギリスの夏にすっかり甘やかされてしまった結果がこれ。昔は東京の夏を満員電車に乗って出勤していたのに。毛皮をまとったうちのニャーさん達も頑張っているから自分も、って思うんだけど、確か猫って砂漠出身だから、はなから負けている。猫たちがエアコンを嫌がるから私ばっか割を食っている。それじゃあってプールで泳いでも、涼しいのは一時的、なのに体は黒くなる一方で益々日本人に見えなくなった。今朝ジムに行ったら常連のオジさんがウォーキングをしていた。なんと窓を開けているだけ。ええ～扇風機回してよお（うちのジムはエアコン無し）。でも１台しかない扇風機に私だけあたるとオジさんに悪いかなって、この辺、一応日本人です、黒いけど。しぶしぶ無風状態でウォーキングとエアロバイクやったら、本当死にかけた。考えてみたらオジさんは新聞読みつつのゆっくりウォーキングで、私はダンベル持っての早足ウォーキング。負荷が全然違う。肘から汗がしたたり落ちるなんて中学の部活以来だった（ちなみに陸上部）。ところでこの２週間ばかりのイスタンブールの暑さを私なりに分析してみた。パターンはほぼ同じ。朝は涼しくほぼ無風。日中になると風がビュービューと吹き荒れ、日が暮れると気温が下がり風もそよそよに。要するに昼間だけ風が吹き荒れる。これは何かあるのではないかと、元船乗りのスーさんに聞いたところ日中、地上の気温が上昇すると気温の低い方、つまり海の方に空気が流れて行き、結果、風が生まれる。特にイスタンブールは坂が多いから流れの速度も強くなる。「あくまでも僕の想像だけどね」なんだかものすごく納得できた。そうかあ、空気の流れねえ、って分かったところで暑いことに変わりはない。
04Aug
- 夜中の爆撃音に飛び起きる
  ドゴドッゴーーーーン！！！！突然の爆発音に飛び起きましたよ。時計を見たら午前３時。３時てあーた。こりゃ再びクーデターかって慌てて窓の外を見たら近所の公園から、う、打ち上げ花火が続々と。なんで？どんな理由？私にも分かるように説明してちょうだい。ちなみに花火の色は赤と緑だった。なに色までつけて、私以外だれも見てないじゃんよ。私が寝ぼけていない証拠にお向かいのマンションから、おばさんが窓に顔くっつけているのが見えた。（だからあのおばさんも花火の色を見たハズ。観客総数たったの２人）でも更に驚くのは、スーさんを含めその他の人間は全く無反応だったってこと。「花火？気づかなかった」あれだけの爆発音をどーやったらシャットアウトできるのか教えて欲しい。なんなのもう、本当訳分からないわ、この国。とにかく、朝３時の打ち上げ花火は勘弁して。
03Aug
- 私たち変な夫婦？
  黒海沿いの村Cakraz(Cの下にヒゲ）に行っていた。イスタンブールから４５０キロ、車で６時間。Amasraからだと１０キロ。週末だったこともあり、それなりに混んでいて余計なお世話だけどほっとした。これはきっとこの村は客層を外国人ではなく、トルコ人に絞っているから。同国人は治安の良し悪し関係無く、行きたいところに行くだろうからね。この村の滞在は３度目で、私たちは大好きだけど、本当どのホテルも英語通じないし、外人いつも私たちだけ。もし私たちがあそこで失踪しても村中の人達が目撃証言してくれそうな程の異分子。今回泊まったホテルがなかなか良かったのでリンク貼っておきます。→Umut Otel　ホテルのＨＰから拝借部屋の真ん前が海なので窓を全開にして波の音を聞きつつ寝たら、もう寝れる寝れる。久々に１０時間寝た。朝と夕飯付きで１人１００リラ（４千円い・か・な・い。クソｒａｔｅ。日本からの日本人こそ今行くべし。誰も取って食ったりしませんよ）ってプランにしたのだが、下手すりゃピデ一枚とかのしょぼいヤツを想像していたら、魚スープ、魚のフライ、サラダ、デザートと腹いっぱいでした（飲み物は別料金）。wifiもあるし、また行くな。ホテルとはいえ家族経営なのでスタッフの顔がみな似たり寄ったりなのが興味深い。オーナーの弟と思われる推定年齢２７歳の男性が、まん丸顔でピンクのほっぺ、山のような巨体（軽く１８０越え）でスーさんのゴッドサン（godson)の１人によく似ていたから陰でこっそり「トム」と呼んでいた。このトルコのトムは私たちのやる事なすことがおかしいらしく、早口のトルコ語で色々突っ込んでくれた。以下すべて私の想像だが、９９パー正しいと思われるトムの突っ込み。「なんで奥さんばっかビール飲んで旦那さんコーラなんすか？ウケるんですけどｗｗｗ」「なんで陽も暮れる今時分（６時ごろ）から海入るんすか、ウケるんですけどｗｗｗ」「朝も７時ぐらいに入ってましたよね、ウケるんですけどｗｗｗ」スーさんはああ見えて酒は一滴も飲まないし、夕方入るのは日中のイモ洗い状態が嫌なだけ。朝は水は冷たいけどちょっと沖の方に泳ぐと温かい海流が流れていて気持ちがいい。でもほとんどのトルコ人、主にオッサン、海パン姿の上半身裸で腰に手をあて水面を睨み付け、（いざ出陣！）て勇ましいオッサンに限って、ふくらはぎをチョポンと濡らしたところで「ひゃっこい！」って早々退散しちゃうから、既に沖に出ている私ら外人夫婦が野蛮人のように映ってしまう気がする。ミスリードしているのはトルコの（自称）イケてるオッサンだから。そこ気を付けて。オッサン、来れるもんなら来いや、な心境。
30Jul
- 将棋と父と私
  今、「３月のライオン」を読んでいる。3月のライオン 11 (ジェッツコミックス)/白泉社￥525Amazon.co.jp自分が元・将棋少女だったことを漫画を読んで思い出した。すっかり忘れていた。そうやって思い出す人、結構多いんじゃないだろうか。亡くなった父が将棋好きで、週末はいつも教育テレビで将棋を観ていた。女の人の秒数カウントの後のパチリと駒を置く音と、「えーー、これはですね」って磁石付きの将棋駒で解説する真面目そうな男の人達を覚えている。将棋は私が小３の時に父にほぼ無理やり教えられた。駒の動きを一通り教えられたあと、「これ読んどけ」って「将棋世界」とかいう雑誌を渡され、１人で打っていた。小３でよくもまあ。私は「なかよし」派だったから、それと「将棋世界」が同一線上。あと「「これも読んどけ」って渡された「文芸春秋」。この三つ巴。なかよしはとともかく、「分からない漢字があっても読み進めろ。前後の文脈で想像しなさい」と言われ、今思うと漢字はそこで覚えたな。加藤一二三の一二三は「いちにさん」じゃなくて「ひふみ」」ってこともその時に習った記憶がある。あのまま続けていたらどうだったのだろうと、マンガを読んで思う。もし私が興味を持続していたら、父の事だから絶対にその先に導いてくれていたと思うけど、小５から私の興味はソフトボールに移ったから、多分無い。今思い返すと、子供の時って色んな可能性が地雷のように落ちていた。ちなみに３歳下の弟にも父は将棋の世界に引き込もうとしたが、弟は碁に逃げたらしいし。父、無念。生きていたら絶対にこの漫画を送るんだけど。
29Jul
- ポケモンGO、イスタンブールでお勧めしない理由
  ポケモン、英語読みだと「ポキモン」GOえらいことになってますな。バカな行動を起こしている人もいるけど、遅かれ早かれそういう人にはなんらかの制裁が降りると思っている。ところでここ最近テロが本当に頻発していてフランスドイツアフガニスタンイラクシリアここ１週間だけでもこんなにある。特にドイツはとうとうここまで来たのかってショックで。（テロで命を落とされた全ての方に心から哀悼の意を表します。テロ、ダメ、絶対）それでテロ関係のニュースを拾おうとネットを開くとポケモン、ポケモンうざい。NGワードに設定して私のネットニュースでは拾わないように出来ないのかとすら思う。携帯片手に、しかも丸腰で、見知らぬ場所に出歩けるって、それだけ平和ってこと。その環境に感謝して存分に楽しんでください。嫌味じゃなく、心から。トルコでも流行っているのかな、ポキモンGO。トルコ人スマホ大好きだから、多分やってるな。私はトルコ、いやイスタンブールでは絶対にやらない。ゲームに夢中になって、気づいたらテロリストのアジトって最悪なパターンだし、現在、非常事態宣言が出ているから、逆に公安のアジトってこともあり得る。どっちも心からご勘弁願いたい場所である事には間違いない。これは冗談として（笑えないけど）、トルコの歩道ってあんまり歩行者に優しくないんだ。ガタガタ当たり前突然の段差当たり前。スーさんなんてこの３年間で普通に道歩いていて、足首に２回ヒビ入ったし。加えて車の運転も荒いからね。ドライバーは歩行者の事、人と思っていないフシがある。こっちが道路を横切ろうとしても減速するどころか逆に、「アクセル踏み込んでませんか？！」ってのしょっちゅう。ドライバーの目マジだし、笑えない。その副産物として、私の中でのイスタンブール名物に「走るおっさん」、正式名「道路を走って渡るおっさん」がある。ここじゃおじさん、いい走りするんだわ。日本でもイギリスでもめったに見ない、おじさんの全力疾走。アイロンが効いたワイシャツ着て走る走る。おじさん、車に当たってもそのまま横断続行だからね。だてに腹の肉、厚くしていません。一種のシールドの役目を果たしている。そんな中、素人の私が携帯片手にゲームとか怖い怖い。イスタンブールではぜったいにやらない。