
全駅乗降と言って、一番有名なのはここじゃないかと思います。ある意味、王道です。「江ノ電」です。
駅数は14。ほぼ12分間隔で走っているため、急げば半日で達成できますが、観光路線ですから、1日かけてじっくりと沿線を観光しながら回るのがいいと思います。
実際、ネットを調べると、たくさんの人が「江ノ電の全駅で降りた」というブログを書いています。

ただ、「ほぼ地元」「学生時代はよく行っていた」「行く気になればいつでも行ける、という考え」もあって、これまでずっと後回しに取っておきました。
さて、出発は「鎌倉駅」。

JRの鎌倉駅の中には大河ドラマにちなんだ「鎌倉殿の13人」がいました。

江ノ電鎌倉駅はこれ。ここで1日フリーきっぷを買って開始です。

始発駅ですが、線路は1本だけです。ですから、到着したらすぐに出発します。

お隣は「和田塚」駅。早速降ります。
13人の中にいる和田義盛由縁の場所です。

この駅のすぐそばに有名なお菓子&お茶屋さんがありますが、このお店、なんと、江ノ電の線路を横切らないと入店できない構造になっています。江ノ電の沿線には、このようなお店や住宅が無数にあります。ちょっと常識じゃ考えられないような構造です。

次は「由比ヶ浜」駅。
ここから、少し、住宅街を歩きます。

さすが、鎌倉。立派なお屋敷がいっぱいあります。文化財になっている建物もありました。

10分ちょっと歩いて、由比ヶ浜海岸に出ます。

そこから海岸沿いをまた歩いて「長谷」駅到着。

長谷駅と隣の極楽寺駅との間にある「御霊神社」。
鳥居の真ん前に線路があり、有名な「写真スポット」ですが、カメラマンが多すぎて、つい最近、「境内では撮影禁止」となったそうで、有名な写真は撮れませんでした。残念。マナー違反カメラマンが増えると、こういう規制が厳しくなり、困りますね。


極楽寺の切り通しにある有名なお餅屋さん。

静かな古道を歩きます。

江ノ電唯一の隧道、極楽寺トンネル。

「極楽寺」駅。

駅のすぐそばにある極楽寺

この駅は、ドラマ「俺達の朝」でも、よく出てきました。

江ノ電は車両の種類も豊富なので、写真の撮りがいがあります。

極楽寺駅そばにある車両基地。


お隣の「稲村ケ崎」駅。


歩いて稲村ヶ崎へ。ちょっと休憩。今日は富士山は見えず。

次は「七里ヶ浜」駅で下車。


ここから海岸線を走ります。

今一番賑やかな駅 「鎌倉高校前」。

数々の映画やドラマで使われた有名な踏切。


そのお隣、「腰越」駅。
ここからは専用軌道ではない、一般の道路を、他の車といっしょに走る「路面電車区間」となります。


交通整理のスタッフさん、ご苦労さまです。

「江ノ島」駅 にぎやかでした。

「湘南海岸公園」駅

この邸宅も、線路を横切らないと行けない構造になってます。

「鵠沼」駅

橋を渡る江ノ電

お隣 「柳小路」駅 このあたりは藤沢の住宅地内になります。

そのお隣「石上」駅。

終着「藤沢」駅
そのあと、昼食を取って、また、江ノ電に再乗車。夕景の写真を撮ろうと、あちこちへ。




そして再び藤沢に戻り、これで完了。


9時間くらいの長旅で疲労困憊。そんな時はやっぱり銭湯です。
藤沢駅から徒歩12分くらいの「富士見湯」さんへ。
すごい混んでました。
超軟水ということで、なんかつるつるする不思議なお湯でした。
気持ちよかった。
江ノ電 観光客がものすごく多くて、ゆったりとはできませんが、さすがに見どころの多い沿線でした。
皆さんもぜひ。