関東地方の鉄道路線全線乗車が終わり、そのあとの新たな目標として「全駅乗降」(全部の駅で下車して周辺を散策する)という趣味をやっておりますが、それの24路線目です。

 

今回は、初心者の方にもオススメできる「簡単に制覇できる路線」です。

千葉県の「馬橋駅(常磐線接続)」と「流山駅」を結ぶ、流山線。駅は全部で6駅だけ。20分間隔で走行している、都会のローカル線ですから、2~3時間で制覇できます。

 

 

今回、最初の駅は「鰭ヶ崎駅」

 

つくばエキスプレスの南流山駅から、のんびりと30分くらい歩いて向かいました。「ひれがさき」と読みます。

ここで「1日フリーキップ」を購入して旅を始めます。

 

 

 

乗車してすぐ隣の駅で降ります。「平和台駅」。大型ショッピングセンターもある、開けた町です。

 

 

次は終着駅の「流山駅」。

 

 

車両基地もあります。

流山は歴史のある古い町なので、今回はじっくりと街並みを散策します。

 

 

まずは市立博物館へ行って、ゆっくりと、この町のことを勉强します。ボロボロの古い建物でしたが、入場無料にしては内容が充実した良い博物館でした。

 

 

古い商家も残っており、散歩するには最適です。

新選組近藤勇関係の史跡もあります。

 

 

流山駅に戻り、電車に乗って、次は「小金城址駅」へ。

 

 

高い跨線橋があったので、そこに登って街並みを俯瞰してみました。

この駅、立派な駅なのに、トイレがなくて、ちょっと困りました。初めてやってくる旅人にもわかりやすいように、ないなら無いって表示しておいて欲しいです。田舎だと、近くにコンビニもないですからね。

 

 

この駅では列車交換が行われます。

 

 

次の駅は「幸谷」(こうや)。

この駅はとても変わっていて、一般のマンションの一階が駅になっているという構造です。マンション自体を鉄道会社が所有しているようです。武蔵野線とも乗り換え可能なので賑やかな駅でした。

 

 

最後は、起点である「馬橋駅」です。

ここ、電車の発車のベルが、昔のベルで、ものすごい大きな音がして、懐かしかったです。

駅前を散策して常磐線で帰ります。

 

流山線。都心からアクセスもいいですし、駅数が少なく、容易に全駅乗降できて、ちょっとした観光も楽しめて、なかなか穴場のおすすめの路線だと思います。皆さんもどうか乗っていただき、経営に苦しむ地方ローカル鉄道を助けてください。