横浜市内の銭湯。全制覇が完了し、最近は、川崎に行ったり、藤沢に行ったり、東京に行ったり、あちこち遠征しています。
その中で「川崎」に関しては、「日本の伝統美術作品を動態保存している人」が多く来場します。
いわゆる「1000ー107= 」の人たちです。
(映画「湯道」の最初のシーンにも出てきます)
先日行った銭湯では、その人達が集団で来てまして、ちょっとした美術館状態でした。
「親分の背中を若い衆が洗う」
「頭を洗っている親分のところに、着信のあった防水スマホを持ってきて会話させる若い衆」
「脱衣所で親分が腰に手を当てると、若い衆がささっと、フルーツ牛乳を手渡し、それを親分が一気飲み」
といった、「これぞ、まさに湯道!」といった様式美を拝見させていただきました。
この「作法」は、過去にいろいろ見ていましたが、今回は、ちょっと違ってました。
「コロナ」の影響なんでしょうか?
「親分が使用するロッカーを、事前に若い衆が消毒する」
「親分が使用する洗面所の蛇口を、若い衆が消毒する」
「@@@@を消毒する」
とにかく、若い衆は消毒ばっかりしているんです。
脱衣所の中は暑いのにマスクもしているし。
高齢の親分を感染させないよう必死に努力しているようでした。
ご苦労様です。