スーパーなどでレジの人が
「レジ袋はお使いになりますか？」
と聞くのはエコの観点から当然のことになっています。
そう聞かれて必要なら「お願いします」
必要ないなら「いりません」と言うか
「レジ袋不要」のカードをカゴの上に置く
それでいいじゃないですか。
なのに！
私の前にいた爺さんの返事は全く違っていました。
「レジ袋はお使いになりますか？」と聞かれて
俺がレジ袋使ったことあるか!?
このバカヤロー!!
は？です。
たぶん、近所の飲み屋と同じ感覚なんでしょうね。
個人経営の小さい飲み屋みたいな所で常連になると
自分の好きなお酒の種類
自分が吸っているタバコの銘柄
自分が好きなおつまみなど
何でも分かってくれていて
何も言わなくても、ササッと出してくれるじゃないですか。
もうそれが「どこでも当たり前」と勘違いしていて
接客業の人は自分のことを何でも分かってくれていて当然だし、
分かっていなければおかしいぐらいに勘違いしているんだと思います。
でも個人経営の小さい飲み屋と
大企業が経営している巨大スーパーでは
何もかもが違って当然です。
仮に、そのスーパーに毎日のように通っていたとしても
レジは何十台もあるわけですし、レジ係の人に至っては100人以上いるわけですから
お客さん一人一人の習慣など覚えられるはずがありません。
でもこの爺さん、そういう事がる理解できないというか
そういう区別というものが出来ないんですよ。
ここのところ、スーパーでもコンビニでも
駅でも電車内でも病院でもどこでも
傍若無人な高齢者の姿を見てばかりだったこともあって
私は思わず堪忍袋の緒が切れてしまいまして・・・
うるさい!!!
「いりません」でいいでしょうが!!!
何でそれぐらいのことが言えないの!?
火を噴く勢いで言ってしまいました。
怒鳴り返されようが殴り掛かってこようが
「やれるものならやってみろ」ぐらいの気持ちで。
そしたらその爺さん
絶対反撃してくると思いきや
魂が抜けた目をしたままちっさな声で
「ごめんなさい・・・」
そして気づけばみんな私を見ています。
どうせ
「あの人コワッ！
」
と思ってるんだろうなぁ～
と思っていたら
私のすぐ後ろにいたお婆さんが私に
すごいわアナタ！
日本語上手ねぇ～！
ま、いつものことだけど
