2016年11月20日「林先生が驚く初耳学」からの情報です。

 

 

 

特にお腹が空いているわけではないのに、

夜中に無性に何か特定の物が食べたくなる時がありませんか?

 

 

ちなみにスタジオゲストさん達が

「夜中に無性に食べたくなるもの」は以下の通り。

 

 

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ハライチ澤部佑さん:アイス

吉本実憂さん:アイス

鈴木梨央さん:アイス

中島健人さん:肉まん

つるの剛士さん:ラーメン
ロンドンブーツ田村淳さん:小魚チップス

徳光和夫さん:カステラ

 

 

 

管理栄養士の川端さんによると、

「何かが無性に食べたくなる時というのは、

体が足りない栄養素を欲しているというサイン」

 

 

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アイスが無性に食べたくなる

 

アイスが無性に食べたくなる場合考えられるのは貧血の恐れあり。

 

アイスを食べたい状態は鉄不足の状態。

鉄が不足すると血液中の酸素が少なくなり貧血気味になる。

それを解消しようと血液を循環させるため体温が上昇。

その体を冷やそうとするため冷たいアイスが食べたくなる。

 

≪解決策≫
鉄分の多いアサリやレバーなど鉄分の多い物を昼間に食べておく。

 

 

 

チョコが無性に食べたくなる

 

チョコレートが無性に食べたくなるのはマグネシウム不足から起こる。

マグネシウムにはストレスを抑える働きがある。

 

マグネシウム不足だと自律神経が影響を受け血流が悪化。

結果、頭痛やめまいの可能性がある。

 

≪解決策≫
マグネシウムを多く含む枝豆など豆類や海藻類を昼に食べておく。

 

 

 

ポテトチップスが無性に食べたくなる

 

これはカルシウムと塩素が不足。

カルシウムが不足するとストレスホルモンのコチゾールが増える。

 

コチゾールは脂肪を分解する働きがあるので、

体は逆に脂肪を蓄えようと脂っこいものを欲しがる。

 

≪解決策≫
カルシウムや塩素を多く含むチーズや桜エビなどを昼に食べておく。

 

 

 

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以上が放送内容でした。

 

「食べたい物を食べた方がいい」

という話を耳にした事があると思うんですが

それは「好きな物ばかり食べていい」という意味ではなく

「体が欲する物(体に足りない物)を食べなさい」というのが本当の意味です。

 

実際、突然ある物が食べたくなってどうしようもなくなる時ってありますよね。

 

私もたまにありますよ。

 

急に梅干しが食べたくなって仕方なくなったり

急にラッキョウが食べたくなって我慢できなくなったり。笑

 

 

そういう場合は、「ある一部の栄養素が極端に足りていないから」

という可能性が大きいわけです。

 

 

でも、今回の話はそれから考えるとちょっとおかしいというか

辻褄が合わない気がします。

 

 

特に「アイス」ですが、貧血によって体温が上がってしまって

そのせいで冷たい物が食べたいというなら

アイスではなくて、氷やつめたい飲み物でもいいわけですよね。

 

氷をガリガリと食べるのが大好きな女性の中に

貧血からくる「氷食症」にかかっている人が多いように

本当に貧血が理由だったら別にアイスでなくてもいいと思うんです。

 

 

でも何でアイスなのか。

 

しかも何で夜中に無性に食べたくなるのか。

 

 

元々アイスが大好きで、

お風呂の後や寝る前にアイスを食べることが

習慣化しているだけなのではないでしょうか。

 

 

チョコやポテチも同じだと思うんです。

 

元々チョコやポテチが大好きで

夕食を食べた後から寝るまでの間に

どうしても食べずにいられない、とか

食べないと寝られない・・・みたいな。

 

 

そういう習慣がついてしまっている人を大勢見てきていますし

自分の友達や身内の中にも結構います。

 

 

 

そして、太っている人の一番いけないところは

こういう話をテレビで知ると、すぐに自分を正当化してしまうこと。

 

 

私が夜中にアイスとチョコとポテチを食べるのをやめられないのは

鉄不足とマグネシウム不足とカルシウム不足のせいで

私のせいではなかったんだわ~音譜

太ってしまったのも私のせいではなかったんだわ~音譜

 

 

みたいな。

 

 

身に覚えのある方はご注意くださいパー