丁稚烏龍帳 -33ページ目

丁稚烏龍帳

today,detch stood live on the earth,too…


あじさいやま
ニャンコである。
昨日は運転ご苦労だったな、丁稚。


「先生、なんかごほうびくれるんでゲスかぁ?」


よし、今日は白山に連れていってやろう。


「先生、お連れするのはオイラでげすよぉ、しかも豪雨の予報でやんす」



白山神社
雨に濡れてこそのアジサイだろうが。さて、では行くぞ。


白山神社、言わずとしれた都内有数のアジサイの名所だ。実態は境内よりも裏手の白山公園にたくさんのアジサイが植わっている。
先ほどまでの豪雨も上がって、雨粒に濡れた花は色味が増しているようだ。



紫陽花色
「先生、あたしこの色のアジサイが好きなんでゲスよぉ」


うむ、土壌によるというが、アジサイというのは面白い花だな。同じ株でも、白、赤、青、薄黄、それぞれの色の混色と、色が分かれる。そして、時期を追って色が様変わりしていく…まるで万華鏡の如くだ。
中でもこの色味、青でもなく、赤でもなく、なかなか他には見ない色味かもしれない、紫の光がはずむ如く…まさに紫陽花色か。
丁稚もたまには的を射たことを言うものだ。


赤白青

「え、青からず、赤からず、そしてうまからず…、ダチョウイズムっすね!先生、向こうの屋台のフランク一本100円でゲスよぉ。コロッケも揚げたてで美味しそうでゲス~」


勝手に紫陽花でも食べていろ!


「次は、ビール300円がこわい。」

にゃんこである。

日本の四季には、折々色があるような気がする。

中でも六月は、梅雨空でじめじめした気分とつりあいをとるかのように、空の色をした花が多い。


紫陽花@開成町

週末、夜っぴいてやって来たのは、開成町。神奈川の西のはずれである。
でっちが昨年霜害のあおりで見ごろを失した、あじさい祭りを見に来たそうな。

雨男の本領発揮だな、時折豪雨が吹き付ける中、会場へ。

こちらは水田のまわりを取り巻く畦に、列をなして紫陽花が植わっている。

一言感想を言えば、微妙だな。

水田のまわりというロケーション上、密集感がないのだ。どうしてもまばらな感じを抱いてしまう。

それと、これは今年だけかもしれないが、花房が小ぶりなのだ。


とはいえ、迫る山々と水田と紫陽花とのマッチングという、他の紫陽花の名所ではななかなか拝めない風景は、珍しいものではある。

あやめ@伊勢原
雨を裂いて、次の名所をめざす途中に雨上がり。これもm蔵の晴れチカラかな?

次は神奈川県中部の伊勢原市。

こちらはあやめが名物らしい。大山を間近にのぞむ水田の中に、あやめ田がある。一万本のあやめの列、これはまた見事な。

先週、お膝元で堀切に菖蒲を身に行ったが、連続性という意味ではこちらの方が見ごたえがある。


やや湿気を増した風にそよぐ、花々の青さが涼やかさを与えてくれた週末であった。



赤羽の藤棚丸鍵水産をあとに、赤羽一番街を縦貫してめざすは線路沿い。
赤羽駅から川口方面に歩いていくと、歩道の上に藤棚が。見事な紫色ですね。
今年は天神さんに二回足を運びましたが、最初は少し早く二回目は盛り過ぎで、タイムリーな藤がここで見られるとは嬉しいですね。
藤棚の向こうには、煤けた壁が歴史を物語る建物が、大きな看板にめいっぱい大書された米山の文字。赤羽北の関所
そう、ここが赤羽のもつの名店、米山でございます。
はじめてそれと知らずに探し当てた時は、この店構えにもの凄く惹かれて、でもこれって何屋さんだろう?と頭をひねったものでした。


確か開店時間が15分とか45分とか、半端な時間だったよなぁという曖昧な記憶を頼りに、遅れてはなるまいと店の前にはせ参じたのは45分。ん、まだ空いてない…けど、年配のご夫婦がもう待っているふうだなぁ。
とりあえず、並びだすまではとあたりの質屋のウィンドウをのぞいたり、道向こうのお寺を拝みにいったりとあたりをうろちょろ。
六時前に若者二人連れがお店の前に立ちました。ん、そろそろ並びますかねとお一人さんのあと、四番目に並びます。すると、先ほどのご夫婦がその次に。聞けば、鳩ヶ谷からお越しになったとのことで、普段は八起の常連さんなんだそうですが、米山は初チャレンジとのことです。「ご主人怖いんだって~?」と不安がるご夫婦に、そんなことないと思いますよとお返しして、大常連熊さんや親分に及ぶべくもないですが、いくつか食べたことのあるものお話をぽつぽつしているうちに、噂をすれば影、あの歩き方は親分だよねと、親分、熊さん、紫の字さんのご一行がご到着です。
このお三方のあとも、さらに列は続き、開店時刻には店内は一杯+お三方はテラス席という満席状態。あらら、相変わらずすごい人気だね。

シャリッピー
L字カウンターの付け根部分、焼き台の前に腰掛けて、注文は当然シャリシャリのホッピーから参ります。
いつものマルっと頭にタオル巻きの大将が一升瓶を棒で突きながら、しゃりしゃりに凍った焼酎をグラスに注いでくれます。グラスの半ばまで入ったシャーベット。その様子を眺めるだに、いつも長旅の起点はここからだったよなぁと、近い過去を振り返ります。新逗子に行ったり、金沢八景から金沢文庫まで歩いたり、今日は気をつけなきゃと、いつものように心しながらホッピーを注ぎます。そして一口、濃いねぇ、どうも。そしてうまいねぇ、どうも。


さて、おかみさんが僕達の後ろ、焼き台に立たれたところで、食べ物は何にしましょうかね。

お隣のお二人さん、先ほどの僕のお話のとおりに半焼きのレバ、ハツとオーダーされてますね、恐縮してしまいます。襖や梁に貼り出された短冊を眺めまわして、ふと目に留まったのが、やっぱり半焼きメニュー。こちらの名物、おかみさんの腕の冴えですからね、やっぱり外せませんよね半焼きは。ところが、今回見つけた半焼きは様子が違う、曰く「半焼きレバニラ」?串焼きじゃないんですねぇ、これ行きましょ~!


一通りの注文を鉛筆で書き終えて、大将に渡します。
半焼きレバニラ

焼き台のおかあさんにこれまたいつものように、「おい、半焼きでレバ15本、ハツ12本」…って、すごい量だね、相変わらず。そして、おいって呼びかけがまた二人ならではの掛け合いだねぇ。僕らの頭上越しに丼の受け渡しのやり取りが何度かあって…焼けた串は、対象が出した丼に入れられお母さんから渡されます。それがお客に配られるって寸法。一しきりのタイミングで、「おい、レバニラ」と差し出した丼にレバ串が三本か四本くらい入ってたんじゃないかな?

見ていると、丼の中で串を外して、それを置くの焼き台スペースにもって行きます。そして、まもなくフライパンから立ち上る炎。そして、あっという間に出てきたこちら。これが、半焼きレバニラです。
一口口にすれば、うまい!濃厚なタレもよければ、それに負けないレバもすごい。そして、何よりレバがレアなのが素晴らしい!これは、最近レバニラづいてるけど、随一だわ~。この逸品で幸せ気分でしょう~。ほくほくです。


スタミナといふ

続いて、焼きあがるのはスタミナ。半焼きがこの店の看板であるとすれば、もう一つの看板といえるのが、このスタミナ。

実は、m蔵さん=つくねマニヤにこのスタミナを食べさせたくて、赤羽まで足を運んだのです。かつて評したのが、「日本一スパイシーなつくね」。焼き上がり、熱々のところを口にすると、胡椒を中心にしたスパイスの香りと、豚肉の旨味が口の中一杯に広がります。その状態で、黒ホッピーをぐいっ!…これが米山だっ!と一人いいねいいねとつぶやいてしまいます。

お隣の御夫婦もm蔵さんも気にいられた様子。よかったわ。しかし、これ、ホッピーにあわせるアテとしては、最上じゃないですかね?これだけでハナから締めまで通したい気になっちゃいますよ。


半焼きタン気づくと空のグラスをカウンターに、黒ホッピーをいただきます。

棒で突くシャリシャリとして音が耳に心地よく、そして渡されたホッピーをグラスの中に注ぐ時にグラスが囁くようにシャリっと啼く…風情ですねぇ。いい心持です。

表の皆さんも心地よく夜風にあたっているようです、お、熊さんが大将の間を見て次の一品をオーダーするようですよ。なに、「半焼きのタン?」タンも半焼きにできるんか~!そらそうだよね、こちらの仕入れのレベルだったらむしろ当然か。

失礼して真似させていただきますよ~。こちらも二本お願いします!ほどなく出てくる、この二本。ニンニクとネギを添えられて、こちらをまぶしていただきます。うーむ、うなっちゃうねぇ。ハツよりもなお肉の旨味があって、噛み締めるほどに肉汁があふれる噛み応え。いい一品をありがとうございます、熊さん。


たまねぎあへ
 お肉続きですから、口の中を改めるためのおしんこ。これがまた、美味しい。まるまる出てくる蕪の酸味が舌を新しくしてくれます。さて、いつの間にかホッピーも四杯目(笑)…まあ、いろいろあったのさね。

 〆の一品はたまねぎあへですね。大将、たまねぎあへは、何とあへるんですか?と初心者質問。「おぅ、かしらだよ!」と気さくに答えてくれるのが嬉しいです。しかし、怖いって噂はどこから出たのやら?無作法して怒られることはありますけど、それにしたって怖い怒り方じゃないと思うんだけどなぁ…。ま、感じ方は人それぞれということで、最後の一品をいただきましょうか。

焼き上げられたカシラ塩と、玉ねぎを皿の上で軽く混ぜ合わせて、爽やかでいてこくがあるって、どこかのビールのコマーシャルフレーズかって位に、フレッシュ感と旨味が両立している一皿です。うーん、これもまたいいなぁ。

 しばらく来なかった北の関、やっぱりいいお店はあるもんですね。また折をみてお邪魔しますね。

どうも、大将、お母さん、ご馳走様でした。表のお三方に挨拶をして、駅まで帰る帰り道、駅を越えて赤提灯にすいこまれたのは、赤羽の魔力にも似て…。


でも、無事にお花茶屋から歩いて帰り着きましたので、あしからず(苦笑)。


赤羽一番街 連休後半初日でごわす。
28日にボスのお誕生会があった際、あるスジから連休後半は赤羽米山は営業しているという情報が入りました。ありがたや、酒場ネットワーク。米山も久しくお邪魔していないし、これは行くしかないね!

池袋でサンシャインに上って我が家を探すという馬鹿企画を経て…みつかりませんでした(笑)…赤羽にたどり着いたのは午後五時過ぎ。

米山は六時過ぎ開店なんですが、それまでどこで過ごすかというと、当然赤羽一番街~。
立飲みいこいも考えたんですけど、今日ははんぺん大好きm蔵さんと御一緒ですので、是非この店へと思った次第。
原色系の提灯のさがるテント居酒屋とか、昭和なごりの金物屋やブティックなどが並ぶアーケードの奥の奥。途中の古本屋さんに散達の結構古めのバックナンバーがある~とひっかかりながら、たどり着いた先は、おでんの種物屋さん。
赤羽にその名も高き丸鍵水産でございます。



おでん鍋 丸鍵カウンター

こちら、正面はおでんの種物屋さんなんですが、角をまがると、ふつふつと煮込まれているおでん鍋を前に、缶ビールやワンカップを引っ掛けるお父さん方がぎっしりの立飲み処になっているのです。
カウンターに立っておでんを物色していると、常連さんが奥のお母さんに「○○ちゃん、お客さんだよ」と声をかけてくれます。んー、下町商店街テイストですねぇ。

おでん盛り さてオーダーは、目的物のはんぺんとじゃがいも、つみれにすじはありますか?以前に昼酒にお邪魔した折、残念ながらすじはまだ仕込み中で食べられなかった評判メニューなのです。
スタミナとかちくわとか、他の練り物も行きたかったのですが、このあとに米山が控えていることもあって、ぐっと我慢の子でありました。飲み物は端麗にしましょうかね。
しめて850円…安っ(笑)…を手渡して、おしるたっぷりのおでん皿と缶ビールを受け取ります。


カウンターは混み合いそうだから、テーブルの方に移動しましょうかね。六人も立てばぎっしりのカウンターと、十人くらいで囲めるテーブルが右と左に二脚ずつあつらえてあるのです。
プルタブを起こして乾杯~。缶ビールでも一口目は美味しいですねぇ。まずはじゃがいもから一口、ほっくりとした芋の甘味と、中までしみこんだおでんの出汁がよく合います。ずしっとおなかに来るボリューム感もありがたいですね。
続いては、お母さんが七味を振ってくれたすじをいただきましょうか。とろとろですね~。口の中に入れるとほどけるようです。ゼラチンが舌にまとわる感じがまたいいですね。
つくねは硬いかなと思っていたら、これもほどけるよう。小ぶりだけれど、魚の旨味がぎっしりです。ん~、缶ビールがガンガン進んじゃうよ。



すじ さて、最後にメインディッシュ、行ってみましょうか~!
内閣総理大臣賞だかなんだかをいただいた丸鍵の数あるおでん種の中でも、看板商品です。
これがまた本当に美味しいんです。なにがいいってまずはその舌触り、きめの細かいこと絹の如しです。
そして、口の中で淡雪のように消えていく、口解けの良さ。これは丁稚的には、本当に日本一の解けかただと思うんですよね。味わいの方も、白身魚の甘さが出汁の旨味とマッチして上品なお菓子のようです。
m蔵さんもほくほく顔、美味しいもの食べられてよかったですね。


この辛子がまたいいんだよね、ツーンと鼻に抜ける辛味がたまらない。最後に残ったお汁に辛子を溶きこんでと。一気にあおって、ぷはー、ごちそう様!
勢いがついたところで、さっきの散達買いに行くぞ~。


鳥さしの山

サラダの山 どかんと鳥もも (前回までのあらすじ)
丼一杯のごはんを抱え込んで幸せな笑顔を浮かべつつ、ホッピーをあおる丁稚。
コロッケ、はんぺんと食べ進み、結構おなか一杯のはずなのに、まだ白っぽいごはんがあるという(丁稚にとっては重大な)理由で、もう一品のオーダーを考え始めます。
数あるメニューとにらめっこする中で、丁稚が選んだ答えとは…?


…正解は、表題のとおりです(笑)。


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そう、いろいろ悩んだとですよ、さっぱりサラダ系…って、ここのサラダは掛け値なしにでかいんです。この時点からではあまりに危険球と断念。

(ちなみに右→のメニューは過去に頼んだ危険球の数々(笑))

丼はたれ焼きだったから、中将ご推奨のプリプリのはつ塩焼き、あるいは名物もも焼きを塩で、って肉だくになるしなあ。


魚系で、隣の方が頼んでたねぎま焼きにしようかって、期待しながら待ってたら、出てきたのは鳥のねぎ間。ねぎマグロじゃないのね~ん、と焦って頼まず正解。鳥屋ですからね、それ(ねぎ間)がむしろ当然なんですけどね。
となると、炒め物系ですかねぇ、ここの炒め物食べたことないし。にんにくの芽とか、もやしとか野菜とかいろいろありますけど、やっぱり炒め物の王様、レバニラ炒めで参りましょう。



レバニラ オーダーから五分後、ほんとにここは出が早い、すばらしい。
と、見た目にわかる、コロリンころりんしたこのレバの身の張り。串焼きのレバを串はずしただけってのが、ありありでしょ。そして、それは味わいにも反映していたのでした。一口口にすれば、レバペーストが舌にまつわるような、ねっとりした質感。うまか~。

タレはオーソドックス。にんにくと韮の風味が食欲をそそる感じ。このたれに関しては、秀が一歩先んじている感があります(単にあたい好みってだけですが)。


m蔵さんの観察によれば、秀のそれには「鳥がらスープが入ってますね」ということだそうですが、秀のレバニラがタレの旨味でごはんを進ませる、いわば中華の…いや敬意をこめて「定食屋のレバニラ」であるとすれば、鳥新のそれは純然たるレバの旨味に酒が進む「串焼き屋のレバニラ」だと思うのです。

どちらを好むかは、その人次第。僕はどっちも好きですけどね~。


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レバニラで、残ったごはんをかき込んで、ふ~、おなか一杯、焼酎一杯のホッピーで酔いも程よく。
ご馳走様でした。二人で満足、腹くちくなってお会計は2700円、これだけの量感があってこの値段で採算大丈夫でしょうかね。
十割ホッピーと並ぶ青砥の特質、それはうまくて、安くて、腹一平ということ。…って、某UFOメンチ屋とこのお店だけかもしれませんけどね。
なにはともあれ、消費者の財布に優しい下町酒場に感謝の思いをこめて、一言。今日もごちそうさまでした。

とは、休肝日のことではなく(笑)。


四月は新しい課に移って、仕事が振出から始まる…いや、僕の場合、まだ始められる線まで立ててないですけど…職場環境の変化に戸惑いながらの毎日。平日は飲むことも出来ず、日曜日は花見シーズンにも関わらず選挙が二回もあったりして…となかなか落ち着きませんでした。

とはいえ時間は自分でつくるものという基本に立ち返らなきゃ、時間なんてできるわけもなく。先週は心を入れ替えて、選挙代休を活かして宇ち入り、翌日は三ヶ月ぶりの徳さんとお邪魔してきました。そして金曜日は会社の歓送迎会でゲロベコ。どう帰宅したか覚えておらず、挙句六時に目覚めた時はお風呂の中という有様。当然二日酔い、しかもかなり重い。


んが、土曜日は嵐を割いてのお誕生会。前日の悪酒が抜けたそばから、久々の仲間との楽しいお酒。

三軒回って相当に酔ったはずが、綺麗に帰宅。当然、二日酔いも残らず。自分のペースで飲むことが大切という当たり前に気づき。

してからに、連休二日目は栃木路小旅行、軽自動車で北本→騎西→市貝→小山と250kmほどのドライブ。

いいお天気に花も綺麗で、麺も美味しく満足。


そして本日連休前半最終日。朝から抜けるような青空。遠出はしないまでも、都下の花巡りでもしようかという思う一方、日頃の疲れを癒す一日があってもいいかと思い直し。

家中の窓を空けて換気しつつ、朝から洗濯機四回転で家中の毛布を洗い、布団を干しては叩き、叩いては裏返し。さらにはその合間に将来の来客に備えて、平積みの本のお片づけと…ん~、これって出かけるよりも疲れてないか?と思わなくもないけど、まあ生産性のある疲れ方は心地よいです。


干し終わって今、横になってパソコンを打ちながら、網戸越しに青空を見上げていると、時間がゆったり流れているような気がします。

たまには、こんな贅沢な一日があってもいい。

さて、チューリップ見学を終えまして、30分の散歩を経て帰ってまいりました、佐倉市街。
時間はそろそろ12時過ぎ。朝食のおにぎりも労働の結果、消化しつくし、お昼にしたい頃合です。
佐倉市街で昼食といいますと、まあ基本的にはないんですけど(笑)、ご推奨は三軒ほどですかね。揚げたてのカツがジューシィ、かつポテトサラダがしっとり甘くて美味しいおかやま食堂のとんかつ定食、甘さを基調に辛味もほどよくご飯が過剰に進む中華来来の麻婆丼、そしてガイドブックなどでも紹介される佐倉飯の定番、麻賀多の房州屋です。


麻賀多房州屋

江戸の香りを漂わせる古い店造り。のれんを潜って店内に足を踏み込めば、外の燦燦たる陽の光から一転、蛍光灯のともし火に、しばし暗がりに転がりこんだかとの錯覚を覚えます。
お昼も過ぎてるし、予想通りに小上がりに腰掛けて待つ人が四人ほど。あ、でも予想より少なくてラッキー。ちょうど一回転目がはける頃合に着いたようで、待つこと5分ほどで席に案内してもらえます。
もうここに来たら、あたしの注文は決まってるんでげす。カツ丼セット…ああ、甘美な響き~。m蔵さんには形も特徴的な定番メニューとろろそばをご案内。え、おそばだけだとカロリー消費が早いからおなか空く?あ、そうですか自信ありね。では、カツ丼を少々お分けしましょう。あたしのカツ丼セットはごはん大盛りにしてください。



かつ丼セット
そして待つことしばし、おいでになりましたこの左右の箱盛り。右手に太めの田舎そば、左手にぎっしりとごはんの詰まったカツ丼。いや~、これこれ。これが食べたかったのよ。もう朝から頭脳はカツ丼モードでしたけんのう。
ちなみに先ほどのオーダー、おそば大盛りにしますと、この左右の箱が逆転します。両方大盛りってのは、あるのかなぁ?
ほどなく参りました、舟が一艘。とろろそばのお出ましです。船底が傾けてあって、そばがすくいやすくなってるのね、初めてきづいたわ。「結構多いよ」とはm蔵さんのお言葉、だから先ほどカロリーは総量によるって言ったじゃな~い。

ということで、ではいただきます。まずはおそばから。


舟盛 かつの部(ご飯大)
佐倉も結構なそば処でしてね、街中に結構な数のおそば屋さんがあるのです。その中でも、丁稚一押しがこのお店。まずは太めの田舎そばをほお張った時の満足感、つるんとなめらかなのど越し。そして、大事なのは甘みを基調とした濃い目の汁。これがうまい。
出前やってくれないのでね、こういう機会じゃないと食べれないんですよ。おいしぃ~。
カツ丼の方もいただきましょう。カツ自体はやや薄めですが、たっぷりと割り下のしみ込んだ衣と、適度に白さが残るかけめし。うほほほほ、うめぇ。ばくばく進んじゃいますよ。カツ煮ライスより、僕はやっぱりカツ丼が好きですね。汁かけ飯が好きだからかなぁ。カツとごはんを汁が仲立ちしてくれて、1+1は1800位の旨さになるような気がするんですよね(言い過ぎです(苦笑))。


と、もりもり食べ進むうちに異変に気づくんだな。それは若さとの決別の瞬間なのです。下げ底
以前は、ぺロリと平らげられたカツ丼セット大盛りが、なんとそばを平らげカツ丼を半分食べた時点で、腹くちくなるという事態の発生です。最近、胃が小さくなってたからかしら~。でも、冷静に考えれば、上げ底じゃなくて下げ底なのよね、この容器。10cmくらいの深さにぎっしりそばがつまってると思いねぇ。せいろに盛ってるんでなく、箱を掘ってるんですわ。いわば堀りそば。そら、普通に食べれば腹一平くんになりますわさ。
とろろそばと格闘しているm蔵さんに無理を言って、かつ一切れとごはんを少々食べていただき、なんとか完食。いや~、そうか大盛りしなくても大丈夫なんだね。それが大人というものか…久々のそばの美味しさと脳内カツ丼を満たした満足感、そして去り行く若さへの一抹の寂しさと、なによりもはちきれるほどに膨れたおなかをさすりながら、お店をあとにしました。
吹き抜けた風に、格闘後の汗の乾きが心地よく。ご馳走様でした。


実際苦しくなるのは、これから膨れて来た後なんだよね。それで運転できるのか、僕?

やめてください、助手席からおなかをつつくのは(爆)!

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午後から急に晴れてきましたね
S城趾公園の入り口付近の桃の花
桃色が目にも鮮やかに
桜もこの温かさに一息に咲き揃う勢いで

しかし明日の午後から火曜にかけての無情の雨
願わくは咲く花の散らざるがことを
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今回のツアー、裏目的は折尾のかしわめしをいただくことザンス

海苔、錦糸卵、鶏肉の時雨煮のスリーストライプ。
隠された下には淡い甘味の鶏飯。なかでも錦糸卵が秀逸。
加えて鶏肉を食べれば飯の出汁と重なるハーモニー。流石伝統の味
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阿蘇で記念切符を購入し、やまなみハイウェイをゆるりと縦走。着いたら早速温泉を堪能。

人混みを避け、菜の花咲く川沿いから由布岳を見上げます。
のんびりした時間、気のもちようで都心でも
できるかしら。