最近、閉店付いてる丁稚です。あんまり縁起良くないか(苦笑)。
ミーハー根性でしてね、古き良き居酒屋が幕を閉じると聞けば、その前に空気の一欠片なりと胸にしまいたいと思ってしまうのです。
今日はそんな話。
先日の晩、山谷の番組がやってましてね、おお、丸千葉の裏通りとか、見知ったスーパーだとかを見ながら楽しんでいたのですが、山谷あたりはともかくも、南千住の駅前は大きく変貌しています。南口には大きな商業施設ができましたし、タワー型のマンションが林立。なかには僕の大学の先輩が住んでたりもしますが。その中で、北口駅前は昔ながらの佇まいを残した渋いエリア。路地にも小さい赤提灯が何軒も、細い通りを抜ければコツ通り商店街。いい雰囲気なんですよね。けれど、再開発の手はやはりその空間にも及ぶのですね。それ自体が悪いことではもちろんないけれど。
北口駅前の一隅に、ひっそりと小さい酒場があります。名を鶯酒場。
駅前の再開発に伴って二十何階建ての駅ビルが建つのだそうです。そのため一時移転をするということで、2月15日が今の建物の最後の営業だという情報が耳に入りました。ならば、行くしかありますまい。日は水曜日、終業のベル(鳴らないけど)とともに決然と席を立ち、そそくさと駅に向かいます。向かうは千住大橋駅。まだ、ときわに行けてないよ~、もう温かくなっちゃったよ~、花冷えの頃に…と謎の私信を織り交ぜて(苦笑)。
大橋とだけ刻まれた鉄橋。がっしりした作りがいいですね。建造物マニヤではないのだけれど、通るたびに惹かれるものを感じます。
千住大橋から南千住までは、徒歩15分ほど。駅前の金太郎寿司、路地裏のもつ焼きカミヤ、この中華屋さんもよさそうだな。土地土地にいろいろなお店があって、人々が息づいているんだという当たり前のことを気づかされます。だから、自分の住む土地を大切にしないといけないんでしょうね。最近、もっぱら地回り、家ごはんが多いんですけどね。閑話休題。
そんな一隅にお店はあります。大きな暖簾の紺地に染め抜く「鶯酒場」の三文字。
失礼しますと入店すれば、変形コの字のカウンター。入って右手奥が長く伸びる、Jの字型というのが正しいかしら。
右手奥に腰掛けます。
まずはと悩むこともなくオーダーするのは、名物ホイス。程なくして注がれ出てくる中ジョッキ。一口口にすれば、下町のボールに似たあまやかさとともに最後に感じる微かな苦味。このほろ苦さがホイスの特徴でしょうか。
この味は…一人グラスを傾けながら、ふと初めてこの酒場を訪れた、あの日を思い返します。あれは徳多和liveの日。叔父貴とu先生との引き合わせ、僕と叔父貴は三軒目、程よく飲んで、響くviviさんの澄んだ唄声。yagoさんの演奏に乗って、わっくんと二人踊った夏の日。
時が止まったようなこの静かな空間。一人思い出に浸ったり、思考の海を漂うには最適の場所です。
でも、あてもほしいよね(苦笑)。ということで、遠めの木札に目をやります。
入り口近くのお父さんが食べてたレバ刺しもいいけど、最近もつずいてますから今日はもつは控えなね。
おでんも美味しそうだなあ。「単品おでん時価」ってのは洒落が効いてますね。
そんな中で目に入ったのは、鳥手羽の甘辛煮。
オーダーするとレンジでチン。ん?と警戒したものの一口含めば、ほろっとほぐれる身の柔らかさ。これはもとの仕込みが相当大変でしょうね。こっくりしつつもさっぱりとした甘味もほどよい感じです。思わず両手でむしゃぶりついてしまいました。
斜向かい、といってもカウンターが長い分、かなり遠いけど、に座った兄さんが、文庫本を片手にビールを飲み始める。壁のオーダーをみながら、つまみは何にしようかと考えていると、おもむろに兄さん。「はんぺんください」。
ちょうど、僕の席の前が調理台。注文が入ると、マスターが冷蔵庫からはんぺんを取り出します。これがまた厚い。うおっ、美味しそう。しかもこんがりと色づくと益々食欲をそそります。これは行くしかないでしょう。お願いします。
ほどなくして焼きあがるはんぺん。なにもつけずに手づかみでがぶりとやれば、練り物の甘みとふわふわした柔らかさがホイスの微かな苦味によくマッチしますね。
さらに引き続き、こまいのオーダーが入ります。どんなのだろう…はんぺんをぱくつきながら興味津々…焼き上がり、でかっ!。
しかも脇に添えられたマヨがこってり型で美味しそう。と、それも兄さんの前に運ばれていくのですが、それを横目に「こまい、僕もください」。
少しばかりの間が空いて、「こまいは、半分ならあるの」とやさしい笑顔のお父さん。たぶん、断ろうかどうしようか迷われたんでしょうね。その一言とはにかんだ笑顔に人柄がにじみ出ます。御髪が少し薄くなられているけど、童顔の色艶はよく。このお店の雰囲気にいかにも調和した姿は、大人を感じさせます。
半分てのは一尾ってことね。でも、かまいませんがな~。
焼き上がりまでのしばしの時間を待つ。見れば、僕の正面、向こう側のカウンターの内側でお母さんが舟を漕いでいる。七十代とお見受けしましたが、年輪の刻まれたお顔。それはマスターの雰囲気同様、艶を放つカウンターにも似て、このお店の静かな雰囲気に調和して。ああ、そうか、マスターもお母さんもいて、この鶯酒場なんですね。当たり前のことを失念していました。
さあ、こまいちゃんが焼きあがってきましたよ。おお、肉厚。適度な塩気がいいですね。一尾でも、あてとしては十分ですよ。唯一残念だったのはマヨが添えられていなかったこと、ん~、あれは一言添えた方がよかったのか、残念。
さて、程よくよいも回ったところで…ホイスもおかわりしたし(苦笑)、静かな時間も堪能できたし、ここらでおいとましましょうか。
お勘定をお願いすると、目の前の珈琲ゼリーのカップに入ったチップを数えます。このやり方もレトロですね。しめてお会計は1500円ほど。
ということで、鶯酒場仮店舗営業は3月2日からです…記憶が確かならば。
どうか新しいお店も、静かな店内でおかあさんが舟をこげるような、そんなゆっくりした空間でありますように…。
さて、健康的なお散歩で始まりました、不健康な宴席。
ファーストオーダーが出揃った段階で、食欲中枢がものすごく刺激されたワタクシ。食べたいもの食べるでぇ。
この前見た中で、国技館のつくねもうまそうだったのよね。所詮、量産型と言っても、あのぷりっとした肉球を見ると、つい。
つくねはm蔵さんも研究するところですしね、ニセット(一人前2本、250円)行きますか…え、味?あぁタレ、塩ね、まずは塩かなぁ、いややっぱりタレが店の違いが出ますから、タレがいいか…ん、ああ、二セット頼んでるから、一つずつでいいのか(苦笑)。じゃ、それでお願いします。
この前食べた野菜炒めは食べるべきよね。何刺身がうまかった?そうね、刺身は行くべきだす。魚ものも必要よね、銀だら煮付け。さらにメニュー中央部の天ぷらコーナーも気になるでしょう。おなかに少しためましょう、いも天をオーダー。
出が早いのも、このお店の好感が持てるところですね、これだけ入っていて(入店から30分後にはほぼ満席でした)、いいペースで出てくるのは裏のスタッフが充実しているのか、蓄積された手際の良さか。
まずはお刺身、つぶ貝が出てまいりました。コリコリ、あま~。
野菜炒めは、これで350円はどう考えても割りに合わないでしょうという大皿盛。一人で来た時にはこの一品にやられました。オイスターソースの香りも高く、野菜もしゃっきり、豚コマも結構入っていて、これとごはんがあれば夕食終わるなとこっそり思ったりして。
天ぷらのサクサク感も素晴らしい。また芋がほっくり甘いッスよ。女子高生のようにデンプン質好きのワタクシ。芋だの栗だの米だの米だの米だの…。ともかくお芋はしっとり中まで甘味がつまっている感じ。これまたお気に入りに追加ですね。
つくねちゃんも焼かれて参りました。まるっというか、ぷりっとというか、見事な球形。これに惹かれたのですよ。さて、塩から食べてみますかね。ん、柔らかい、でも贅沢だけどパリッと感がないのが僕的には残念ですね。ふわっとしたつくねが好きという向きもありましょうし、好みの問題ですが。と、人が外殻の歯ざわりにこだわっている時に、「タレがみそっぽい」とは、もつ慣れて来ましたねM蔵さん。次は西のもつ屋巡業に参りますか、四時・八時の開店待ちとか(笑)。
このタレ、確かにみそダレ的な濃厚さがいいですね、塩焼きもいいけどこのタレお気に入りです。これに合いそうとなるとレバ焼きですね。そうでなくても、レバは食べるんだけどね。それと、生なんこつってのは気になるね、串ものにラインナップされてるところが特に。それと満州焼き…これは羊かねぇ、これも行ってみましょう。第三次注文構成はお肉中心セット。忘れてたけど、ビーフシチューも行っておかないと。加えて、焼きとんかつに牛肉ユッケ…振り返ると、やりすぎだと自分で思っちゃいます。最後の良心で、長いものさくらづけをオーダー。これで健康にもばっちりさ…ほんとに!?
これだけの感想は長くなるので、箇条書きで。
レバの焼き方は絶妙ですねぇ、いいですいいです。
生ナンコツって焼き物なの?…以上(笑)。こりこりでんまかったスよ。
ビーフシチューは、前回一目見た瞬間にオーダー。お肉もゴロッと入っているし、濃厚さがもう少しほしいけど十二分の及第点。
焼きとんかつは普通のとんかつかしら?それとも、酔っていたから微妙な違いが誰一人わからなかったのか…普通に美味しい。
さくらづけは正月の蒲鉾を思わせるような彩。山芋のシャキシャキ感とさくら酢が、口の中をさっぱりさせてくれます。
牛肉ユッケ、これがたぶん今日一番の僕的ヒット。ねっとりとしていて、甘くて美味しい。350円って、焼肉屋でユッケなど食べていせれるかって感じ。
最後に出てきた満州焼きは、予想通り少し獣臭さがあるお肉、なんだろうと一同で…???一杯のまま完食。ちょっとお肉のパンチが主張し過ぎだったかな。
丁稚のオーダーがかなり肉系に偏っていましたが、魚も肉も炭水化物も満遍なく充実していて、かつ、懐に優しくて、なお旨い。
うむ、これは平井最強居酒屋の名を冠するのもわかります。線路を越えて歩いてきた甲斐があるね、え、歩かない?あそう。
なにはともあれ、ご馳走様でした。
赤ら顔が揃って「よく食べたもんだ」と語り合いつつ、このあとゑびすでアンコウ鍋を食べ尽くし、雑炊で〆たのは内緒ザンス(苦笑)。
もちろん特濃ボールで撃沈さ!…どっとはらい。
連休も最終日となってまいりました。2月12日の出来事です。
週末は経過が早いですね。ということで、本日は家内リニューアル事業に着手。
土曜日のお出かけ後に買い込んで来た、棚やらカーテンやらパイプハンガーやらの組み立て設置。午前中から取り組むはずが、何故か着手は午後一時。ん、あと三時間で終わるのか?という危惧とともに、取り掛かりましたが時間ギリギリで何とか形にしまして、少しだけ片付いた我が家。あとは掃除機を買うだけよ、うふ(←先に買えよ(苦笑))。しかし、来週には来客の予定が、が、が、…間に合うのかなぁ。
そういう目前の難局には目を背けるのが、人の性。気を取り直して電車に乗り込みます。向かうは八広駅、だってそこが最寄り駅なんだもーん、京成のね。
本日は数日前に訪ねて、これは良い!と思ったお店でいろいろ食べてみたーいということで、定番のご近所u先生にご連絡。そこから芋蔓式に大学時代の友人タイマンまで交えて、旧交を温める会となったのでした。
登場人物紹介。 タイマン…なんでタイマンかというと、本名タイ・ラヤー・マンが長いので、タイマンということにしといてください。本人の名誉のために。決してタイに出かけるのが好きとか、そこで先輩と一緒に…とか、ああ言いたい。けど、グッとがまんよ、丁稚!ちなみに平山の通称名で日本国籍持ってます。閑話休題。
集合は五時平井駅。八広からなら南に2kmさ、ほんのちょっと。八広の工場街を抜ける頃、バス停発見。お、十分後位に来るね。乗る?待つ間に着いちゃう?大丈夫?というような会話を交わすも、バスの来る気配なし。墨田の清掃工場に係ってた夕陽が旧中川に沈み、定刻に3分ほど遅れたところで改札に到着。足が痛いところ、無理させましたM蔵さん。早く足治してね。ちなみに健脚であれば、徒歩30分てところですかね、実際歩けない距離ではないですよ。え、丁稚基準は当てにならない(苦笑)?
ところがいるのはご近所のみ。むむむと待つこと更に二分ほどしてタイマンご到着。まあ、東京湾半周して来るんだから、チューハイ一杯で許してあげようということで、ご近所と勝手に合意。だって、安いんだもん~。
駅から南口路地に歩くこと3分。参りました目的店、松ちゃん。前回、九時過ぎにふらっと来たんですけどね、座敷が満杯だったんですよ。ならば口開け狙いはあやまたず、最初のお客になれました。店内は右手奥に厨房。その前に7人掛けのカウンター。カウンターの背中に小上がり4人掛け×2卓。そして左手の大広間は何畳敷きだろう、四人掛けが8つという大箱でございます。これが満杯になる秘密やいかに?
席に着いてとりあえずのお飲み物。ハイボール三つにウーロン茶。すぐに出てくる中ジョッキ、まずはこの値段に瞠目せよ。なんと230円。氷入りだけど十二分に濃いので、むしろ少し溶けた方が安全かも(苦笑)。炭酸はニホンシトロン外ビン方式。これを見るとつい突き立てたくなる習性は、善ちゃんか岩金かどちらで習い憶えたのやら。しかし、突き立ててから思い出したの。前回来た時こぼしたんだっけ。そろりそろりと行く分には収まるのですが、一気にやると氷も入っているため、噴いちゃうんですよ。シトロンが元気ならなおのこと。今回も少しばかりご粗相いたしましたが、まずは乾杯。ん~、歩いたあとの一杯は格別よのう。
さて、渇きを潤したところで、オーダー見てくださいよ、この量(画像が粗くてご勘弁。これで1/3です)。しかもほとんどが350円という価格設定。また、本メニュー以外の本日のお勧めがすごいのよね。A4に裏表びっちりだもの、ね、ビーフシチューまであるでしょう。しかも350円。んー、日の丸もすごいと思ったが、それ以上とは…。
前回の経験上、ポテトサラダが極上だったもので、まずはそれ。お刺身もよかったので、ぶり刺し。隣の人が食べていたレバ刺しが旨そうだったのでこれも。あとは皆さんのお好みでごぼう揚げくださいな。
まず運ばれてきたのは、ポテトサラダ。「何これ」と、普段日本の居酒屋に行き付けないタイマンが言うのももっともな、意外に繊維質のポテトサラダ。野菜(特にきゅうりと玉ねぎ)スライスがたっぷり入った味わいは、さっぱりしながらもハイレベルなマヨネーズの濃厚さ。さっぱりとしながらこっくりというこのバランスが絶妙ざんす。しかもソースをかけるとなお旨い。この一品でこの店測ってよし!
レバ刺し。ダークレッドの艶がなまめかしくも、小ぶりのカットですね。口にすると、んー、まずまず。250円の価格を考えれば立派なものでしょう。実は折悪しく(?)この前、丸好で過去最高レバを食べてきたばかりなもので…ってなお話をしつつ、ばくばく食べる。
続いてぶりを一口、u先生と目配せ。「刺身、行けるよね」とオイラ、「行ける行ける」と先生。飲み助二人の評価は高く、これだけ脂ののったぶりが、特別定価250円はいかんでしょうとがんがん食べる。
ごぼう揚げは柔らかめで、これはあっ凧に続いて二連敗。どうも僕と相性悪いみたい。
このあての質はすばらしい。四人だしオーダー頼みまくりモードでしょう(ねらい通り)。
…ということで、ここから始まる暴食の晩餐。つづきは、また今度。
連休中日、午前中は例によってごろごろと。
ごそごそ着替えが始まるのが、午前11時。
今日は行くと決めているところがあるからだ!
立石在住、はや三年になんなんとしているのに、いまだ宿題店数知れず。
立石という街の奥深さと、僕の行動範囲の狭さを物語るものですが、なかでも一番の課題は、普段メシを食べるお店はどこがいいかということでして。いわゆる、飲み屋じゃないお食事どころね。例えば倉井ストア、例えば栄寿司、あるいは鳥房と、ある程度は普段使いができるお店も知ってるんですけど、どちらも普段ごはんを食べに行くという感じではなく、飲みに行くのがメインのお店なんですよね。宇ち多、ミツワ、江戸っ子、秀、三平と、これは明らかに酒場だしなあ。
立石というまちは物理的に食事処より居酒屋が多いという事情もあって、ついつい酒場に足が向いてしまうのは僕たる由縁でしょうけどね。
さて、宿題店数ある中で、積年の課題が駅前の行列店。
え、テレビ取材の影響で最近スマイリーになったと評判の愛知屋?ノンノン。
え、昼から梅割りストレートでヘブンリーになれる定番の宇ち多?ノンノン。
え、ぶらり効果も落ち着いて来たけど、相変わらず混んでて夕方には看板の栄寿司?ノンノノン。
正解は、仲見世側に降り立ってそのまま踏み切りを超えてすぐ右側。赤いテントに染め抜かれた純白の北海道、そして濃緑ののれんという珍しい配色。立石ラーメンの金字塔、札幌らーめんまりもでございます。
立石って、飲み屋も多いんですけど、ラーメン屋も結構あるんですよね。けんけん、三陽、蘭州、龍小屋、とろ肉らーめん、つけめん大王…etc.etc。これは酒場の多さに比例してるんですかね、呑んだあとの〆ラーってことで。
一度は入ってみなきゃと思いつつ、先週は諸般の事情でお店の前に三時過ぎに着いたら休憩に入ったあとで、涙を呑んだだけに、今日こそは必ずとまりも決戦日の様相で、駅までの道を急ぎます。踏み切り待ちしていると、自転車が三台相次いで駅の方に直角ターン。ん、悪い予感…ああ、おばさま方二人の後に相次いで停車。くぅ、六番目になっちまったか…と、並んで30秒後、話がまとまったらしく自転車三台乗り合わせて、再び駅の方に行ってしまいました。そんなに待つのいやか(笑)!
僕にとっては幸いに、三番目に繰り上がりです。
待ち合わせしつつふと目を転ずれば、エロひげがちょうど駅から降りてきて、すれ違い。
軽く会釈して、「寒いですね」と漢に呼びかける。「冬だよ」とニヤリ、エロスマイル。久々の和解の瞬間でした…別に喧嘩でもデキンでもないんですけどね(苦笑)。軽く入って一杯ひっかけるには此れほどいいお店はないのに、つい別のお店を優先しちゃうのよね。また出かけましょう、草創期の100円ショップに通い詰めた頃のように。
と、思い出にひたっているうちに、店内は回転。待つこと10分にして入店できました。
店内は、L字カウンター9席。なぜか一つ椅子をはずして8席になっていましたけど、みんな黙々とラーメンに立ち向かっています。並んでる間から、否、来る前からオーダーは決めてきたんですけどね、他の方もほぼ決まったオーダーです。つまり、みそらーめん(450円)と餃子(350円)。たまさか、隣に座ったおばさんは餃子のみのオーダーという、なんとも清清しい注文の仕方でしたけど。
見ると具材のもやし炒めとスープ作りはお父さんの担当。大きな中華なべに太面を投入するのはお母さん。これまた太い菜箸でぐるぐると鍋の中をかき回しています。
う~、おなかの空き具合に加速度がかかるなぁ。太麺だけにじっくりと茹で上げて、待ち遠しさに眩暈を起し掛けた瞬間、「お待ちどおさま」の声とともにカウンターにどんぶりが置かれます。手に取るとお味噌の芳しい香り、ビロウドのような滑らかなスープに純白のもやしがこんもりと。おいしそうですねぇ~。
割り箸を割る暇ももどかしく、でもふーふーは忘れずに(←前日の轍を踏まない男)、麺をがしっと噛み締めれば…んまい!小麦の味なんでしょうかね、炭水化物の甘みが口の中に広がり、ついでスープに潜むニンニクの香りが鼻を抜ける。更にスープを口にするとお味噌と出汁のハーモニー。いやぁ、太麺愛好家のあたしとしては、これは嬉しいですねぇ。博多のバリ堅も好きなんですけど、太い方がやっぱり炭水化物食ってる~って感じがするんですよ。
突然、大きな円形の餃子鍋をお父さんがぐるぐる回し始めまして、餃子の仕上げです。重そうだなあと思っていると、いらっしゃいましたよ、プリッとした餃子がゴロッと五つ。うほ、でかいな、これ。
そして一口、………あま~~~~~ぃ!スピードワゴン、声優デビューおめでとう!
本当に正直な感想、なんでか知らないんですけど甘いんですよ、餃子が。それも嫌らしい甘さじゃなくて、野菜の甘味が凝縮されたような爽やかな甘味。これでごはんがあれば、一個で茶碗半分は堅いね。いや、味噌ラーメン以上の驚きだわさ。
もちろんラーメンも美味しいです。気づけば、麺は浚いおえ、シャキシャキしたもやしも食べ切って、目の前には空になった丼の底。
最後の餃子を口に運ぶためらい。この至福の時が永遠に続きますようにと…、わかっていただけますか。
でも、既に店前には長蛇の列、十人位たまっているようです。日差しは暖かいけど、日陰は寒いから早く代わらないとね。
最後の欠片を口に運びお勘定をお願いすると、優しげな笑顔で「ありがとうございました」とお母さん。お客さんが一人席を立つごとに、丁寧に言ってくれるその気持ちの温かさ。飲み干したスープのおかげで体が温まり、心まで温まった昼下がり。次回は餃子ライスに挑戦しようと心に決めて、そっと暖簾をくぐりました。
1月29日は特別な日なのです。2007年、この年に限っては。
もう間もなく、一つの時代が幕を引きます。
東四つ木善ちゃん。
長らくにわたって、地域の酒飲み、近隣の酒飲み、そしてはるか遠くの酒飲みまで、多くの酒飲みを楽しませてくれたこのお店が、一月の末をもって閉店されるのです。そのために本来定休の月曜日も、この日はシャッターを開けてくれたのでした。
ならば、行くしかないでしょう。
ということで、そそくさと年休申請。二時間早くかえりまーす。
そして、立石駅から歩くこと15分。開店の五時にお店に到着です。ちょうど先客さんがのれんをくぐったところ、口開け二号のお客さんになれました。
念願のカウンターに着席したところで、飲み物のオーダーはボールに青りんごサワー薄めの定番メニュー。ボールの素をグラスに注ぎながら、おかみさんが「今日は手羽行きますか?」と話を振り向けてくれます。年初に来た時に注文されてるのを見て、何とか食べたいねと言いつつも、いつも焼き台は戦場。とても手羽までは手がまわらない状況に涙を呑んでいたのを、知っていてくれたおかみさん。「お父さん、手羽ね、いつも忙しくてできないから」とこちらが言う前に、気を回していただきました。こういう気回しが勉強になりますよね。僕も、こういう素晴らしいおとなになりたいな。
しかして、今日は善ちゃん総決算の日と決めてかかってきよるんじゃ~。
今日は元来定休日だけあって、出足がにぶいけど、あと二日はラッシュでしょうからね。
ということで、まずは前々から気にかかっていた、とんびをお願いします。それとおでんは、きんぴらにつみれ、たこボールを。
まずは善ちゃんが取り分けてくれるおでん。「あららら白く濁っちゃったよ」と誰に言うともなく、甲高い声でつぶやく善ちゃんのいつもの姿が微笑ましい。少し今日は煮立たせ過ぎてしまったんですって。
とはいえ、三十種類を下らない食材から染み出た出汁のハーモニー。これをごぼうにニンジンの入った練り物「きんぴら」が吸いつくしたところを口に運べば、絶品の味わいです。つみれも鰯の旨味が濃いですねぇ。そして、もう一つの人気のタネがこのたこボール。上品な白身のすり身の中に、たこがゴロゴロ入ってるんですよね。結構早めになくなるのも、うなづけます。
そうこうするうちに焼きあがってまいりました、とんびちゃん。あら、予想外に白いのね。しかも柔らかーい。
想像してたのは、乾物のとんびだったのですが、この丸い球体にイカの風味と独特の食感。しかも硬すぎず、あらぁ、こんなに美味しかったのね~。ことここに及んで頼むなんて、遅きに失しましたけど、味わえてよかった。
続いての手羽。うわ、でかい。しかも焼き方を見ていましたが、手羽をくるくる回してじっくり中まで火を通す善ちゃんのお手並みの見事さ。外見はパリッとして、中身はふんわりジューシィ。ああ、これを食べに口開けの客になった甲斐がありました。
思わずむしゃむしゃ、軟骨まで食べつくし、「どうしてそんなに綺麗に食べられるの」とm蔵さんに笑われる始末。だって美味しいんだからさ。
食べてるさなかに座敷に上がっていった団体さんは、常連さんに明後日までと聞きつけて、孫たちと一緒に三世代でやってきた方。こういう家族みんなに愛される酒場って、いいなあと思うのです。居酒屋に子どもを連れてくのは、教育上良くないという話も聞きますけどね、人品によるんじゃないでしょうか。店の雰囲気、迎えるお店の方、そして客層。下町の酒場にはそりゃすごいところもありますけど、大体、ご店主がしっかりしているお店は安心ですよね。もちろん善ちゃんもその一つ。
客層といえば、隣り合わせたおじいさん御年78歳。毎晩、ウーロン茶でお夕飯を食べて、朝六時からラジオ体操に興じられるそうです。発明好きが高じて商売をされてるそうで、こんな肩の触れ合うカウンターでの隣り合わせた客同士での会話も楽しいですよね。
そんなお隣のm岡さんがオーダーしたのが、もう一つの気になるメニュー干しあご。
僕らのオーダーの二順目、レバたれ、皮たれをぱく付いているうちに出てまいりましたが、これがまた綺麗なんだな。いかにも飛びそうな流れるようなフォルムに、青い腹線、長い胸鰭と。それに添えられているマヨが旨そうだぁ。
これはぼちぼち日本酒に切り替えですね。
この柄樽を小さくした徳利がいいでしょう…なんて、栓をもったら転げちゃいまして、M蔵さんのコートとカバンが…あわあわあわ、なんて一幕もありましたが、ハツの酢味噌を食べて気持ちを落ち着けましょう。申し訳ありませんでしたー。サンタさん、来てくれるかしらーは置いておいて、善ちゃんと言えば、刺しの定評が高いのはご存知のとおりですが、中でも一度食べてから病みつきなのが、このハツ酢味噌なんですよね。見てください、この肉厚なキッ付け。これに甘辛の酢味噌が良く合うんだなあ。ボールにも日本酒にもよく調和するのよね。
こうなってくるととまりません、おでんも二順目、はんぺん、厚揚げと餃子まきをお願いします。味の染みきったはんぺんのとろける旨さ、厚揚げ、餃子まきのボリューム。しかも出してくれる時に、包丁を入れてくれる細やかさ。うれしいじゃないですか、辛子が目にしみるってぇの、ぐすぐす。
しかし熱燗進むなあ。この小さい樽に二合入ってるんだから、不思議よね。呑んでも呑んでもなくならない感覚なのよ。
そして、いよいよ焼きあがってまいりましたあごをいただくと同時に、最後のオーダー、つくねとねぎとり塩で。まだ食うか。
さて、あごあご。m岡さんを見習って頭からバリッと。少しくのど元は骨が硬いけど、でも良く噛むとこりこりと美味しいね。塩気が若干強めで、身の感じはハタハタみたいだなあ。確かにm岡さん仰ってましたけど、飛び魚の丸干しって珍しいかも。これにこの濃い目のマヨが旨いんだあ。この手のずしっとしたマヨネーズはお好みなんでございますよ。
ちなみにこの頃には、m岡さん翌日のラジオ体操に備えてご退場。代わって席に着かれたのは、14年選手のSさんでした。
みなさん、年季が違いますよね。僕なんかまだ三年だもの…でもこのお店があったからいろいろな出会いがあって、短いながらも僕にとっても人生変転の場なんですよね。だからこそ大切なお店なのです。
〆はつくねとねぎ鳥。これがまた最高の焼きあがり。プリッとした鳥、しかも見てください、カメラがへっぽこくんなので、うまく再現できませんが中身のレア具合が絶妙です。こんなうまい鳥塩食べたの、いつ以来だろうなあ。これまでの善ちゃん経験の中でも随一の出来の鳥をいただいて、どうもご馳走様でした。本当に善ちゃんを食べつくした素敵な一夜になりました。
ちなみに食べられなかった大根、フランク、ちくわなどなど、おみやにいただいて今朝は豪勢におでんブレックファーストにしたりして。
晦日前日の営業ももう終わりですね。あとは最後の一日、大晦日。注文ラッシュに倒れそうなほどお疲れの様子ですけれど、どうぞお二方のペースで最後のお客さんを迎えてあげてください。変わらない暖かい眼差しで…。
いつも傍で 勇気付けて みつめていて…岡本真夜 forever…
クリスマスというと、どや街ではしゃぐ子どもたち、赤い服着た黒人青年、そんな連想が浮かぶあたり、
あしたのジョー2世代のワタクシ。
そんなこんなでクリスマスの今日は、新しい区切りの日。
クリスマスで一区切り、新年で一区切りと、年末のこの時期は気持ちを入れ替えようと思う機会が多々あります。が、なかなか改まらないのが人の性。日々是々、一瞬一瞬を連ねながら、こうして一年一年を積み重ねていくのでしょうか。
普段より少し遅い目覚め、お洗濯と手続きを済ませれば新しい日々の始まりです。
こんな日は原点からスタートしたいものです、その思いが足を仲見世に向けさせます。
昨日は止まっていたカンパニュラの前のサンタさんが踊り、やはりクリスマス本番は今日なんだと思い、区役所通りの雑踏を抜けて、愛知屋のレジスターの上に佇む社長にご挨拶。そして、めざすは緋の暖簾。
丸好で大衆酒場の魅力を学び、この店で昼酒の醍醐味を知る。この店でとかげさんの隣に座り、シェフにナンパされた年末。ワンコインで切り上げた出口で、暖簾待ちしていた親分と熊さんに善ちゃんに招かれた新春、まるっとした頭に凍える雪が染みた浅草の夜。緑と青に包まれたテラス席、山梨を尋ねた秋。そして、今日。すべてがはじまった店、それが宇ち多。
時刻は一時半、珍しく表に人がいないなぁと一列目の四番目に付けて、店内をのぞくと、うわっ裏がものすごいことになってる。三列くらいできてるんですけど(^-^;。平日は裏の方が多いのかねぇ。
店内は仕込みがなんとか終わって、あわただしい昼食風景。そしてアンちゃんが弁当を食べおわって、さぁ開店です。
引き戸が開けられ、一気の店内突入。クーラー下に陣取ります。
こちらはスタッフの死角になるので注文は難しいのですが、だからってあんまり大声張り上げるのも、興がない。しばらく待ちの姿勢で、ホネの箸が配り終わり、お父さんが焼酎グラスを運んでくるタイミングで、梅割りとウーロン茶をお願いします。
いつもの梅多め、琥珀色の液体が満たされたグラスが店内の薄暗い照明に照り映えて、猥雑な店内にも関わらず一瞬、時が止まるのを感じます。で、ここでもう少し我慢。いきなり梅に行くと死んじゃうんだから(苦笑)。まずはおなかにものを入れてから、タンナマ一つお願いします。もつが苦手な人でも、これはおすすめの一品なんですよね。平日だからとシンキを頼もうか、ましてコブクロがふっくらしておいしそうだしと思いつつも、量があまり食べられない以上、セレクトにセレクトを重ねねば。
まずはタンナマを一口。お肉な食感、酸味の利いたたれとタンの肉のうまみがいい調和。口からグラスを迎えに行けば、カァッとのどもとが熱くなるこの感覚。いいですねぇ、昼酒=生の公式を如実に感じる一瞬です。
※昼酒=生ビールじゃなくて、昼酒すなわち生きている、「人は昼酒をする時にこそ生を実感する」という学説。
一口入ると調子出てくるのよね(笑)。
前回同席した泥酔院さんに教えていただいた、煮込みアブラをオーダーするも、声が通らず普通の煮込みが出てきます。でも、これでもいいんです。大振りのフワ、ガツ、シロ、今回はレバに当たらなかったなあと思いながら、最後のかけらはこれが大本命アブラちゃん。うわ~、最後にいいもの引き当てたわ。
煮込みで少し淀んだ口元を、さっぱり引き締めましょう。おしんこにお酢をお願いします。そして、焼き物は、これはまずは文句なくツルたれでしょう。このしこしこした食感と噛み締めるほどに溢れる濃厚な肉汁。タレの甘みと肉汁の調和が素晴らしい。あー、これでごはんありだなぁ(苦笑)。本当の原点は以前にこのコラムでも述べましたけど、シロタレなんですが、今日はレバタレにしましょう。半焼きのレバの肉の甘さと外側のカリッとした香ばしさ、そしてタレ。この拳骨みたいなレバがいいんだなぁ。
そんなこんなで、今日は食べ中心に行ってみました。
5皿に梅1、ウーロン1で、170円×7点の1190円。なんてお得なランチでしょう。ご馳走様でした。
立石では当然の価格なんですが、やっぱりちょっと嬉しくなっちゃって、浮いたお金で栄寿司。大好きなイワシ二貫に、ホワッと崩れるアナゴ、肉厚のサーモンと四貫食べて、〆て1050円。
立石に暮らす喜びを満喫した昼下がり。
この街に勇気づけられて、みつめられて、いやされて、そして今日までたどり着いて。
そしてまた今日からはじめましょう。
今年もお世話になりました。来年も、そしてこれからもよろしくお願いします。
とりあえず、ここ最近聞きつけた、このあたりの飲み屋さんの年末年始営業情報。
善ちゃん(四つ木) 26まで 7日から
徳多和良(北千住) 27まで 9日から
あわのす(青砥) 28まで 5日から
秀(立石) 29まで 3日から
三平(立石) 29まで 5日から
ミツワ(立石) 30まで 5日から
ゑびす(四つ木) 30まで 5日から
丸好酒場(八広) 30まで 10日から
大島や(月島) 5日から
記憶違いもあるかもしれませんので、あくまで参考までに。
まだ早いけど、今年もどのお店もいいお酒をありがとうございました。
来年もよろしく飲りましょう!
山手線に乗り込んで新宿駅で乗り換えて~、めざすは中野。
せっかくここまで来たんですから、あのお店にいくしかないですよね。八時オープンのまったり系もつ焼き屋さん。
でも、まだ時間まであと一時間半ほどあるのよね…んー、野方某店までダッシュするかとその意気やよし、けど息は続かず野方警察署前で断念(実話)。すごすごと戻ってきて、そうですね小一時間お魚を食べて待つとしましょう。路地に浮かび上がる木目調の小奇麗な店内。魚屋よ蔵でございます。
こちらは、やはり八時オープンの某店(しつこい)の開店待ちに、熊さんに連れられてきて以来、ファンになったお店でございまして、中に入るといきなり魚のショーケース。魚屋か!…そうだよ(笑)。上段に切り身、下段の平冷蔵庫に刺身や小鉢類が並んでいます。お客さんは、こちらから好みの刺身や小鉢を持って行き、立ち飲みカウンターでいただくシステムです。ショーケースを見ると、切り身でかっ!まずはマカロニとマグロのお刺身を取りまして、左手奥に陣取ります。お飲み物はホッピーをくださいな。
「ホッピーは氷無しですか、有りですか?」との声に、そこは常の習性でやっぱり氷無しよねと即答してから、しまったと思うわたくし。もとから弱いんだから、ゆっくり氷溶かしながら飲めばよかった~ん。
それはともかく、出てきたジョッキにホッピーを注いで、第二ラウンドの開始です。
ホッピーをあおって、マカロニを一口。これはこれは、ツナが効いてますね、しかも嫌らしさがなくて、ツナの旨味だけがマカロニにうまく絡んでいる感じ。引き合わせ役のマヨの具合もちょうどいいし。マヨネーズ入れすぎると油っぽくなるし、足りないとパサパサ感が出るし、その具合が難しいんですよね。これは美味しいなあ。赤身もいただきましょうか。変わらずしっとりと甘い。美味しいお刺身大好きです。
さて、これだけでは淋しいですからね、やっぱり焼き物行きたいね。もう一度ショーケースを覗きに行っても、視点はもう一点に固定。
シャケを焼いてください!さらに、「シャケ頼むとごはんがほしくなったりして~」という同行のm蔵さんが、目ざとく壁の短冊の中から見出した一品、鯛めし200円もいただきます。
ほどなく出てくる鯛めしは、小ぶりのお茶碗に品よく盛られ、淡い茶色がかったお米の中に、ほぐした鯛の身、さらにはおこげ!そして視覚よりも食欲を刺激するのは嗅覚。ほわ~と立ち上る甘やかな香り。これは食べるしかないでしょう。一口食べて、感動の二文字。
鯛めしってまともに食べたことないけど、こんなに美味しいものなんだぁ。おこげの香ばしさもいいし、塩気がちょうどいい具合なんですよね。ご飯が甘くて。
そしてそして、ついにご登場のシャケの切り身です。ショーケースの中のラスト一枚だ~と思って、あわてて注文したら、すぐあとから補充されたんですけどね(苦笑)。たとえ最後の一切れでなかろうと、旨さに違いはありません。幅もすごいけど、厚みもすごいのよ。
まずは皮目から、焼き具合もいいですね、パリッと香ばしい。うほ、酒飲みのあてや~、はらもの方は塩気が強い~、けどうまい~。
ホペ、ホペ。かたや身の方は、塩気を抑えた身肉の味わいがすばらしいですね。で、とりあえず、混合(笑)。
いやあ、これとごはんのセットは最強でしょう。鯛めしもがんがん進んじゃうよ。思えば、お酒抜きにしてシャケの切り身とごはんだけだったら、500円なんですけど(笑)。定食食べに来てもいいですねぇ。
さて、時間は七時半。そろそろ、開店準備が始まる頃かしら。
お魚十分堪能できました。今度は本腰入れてごはん食べにきます~。







