さて、健康的なお散歩で始まりました、不健康な宴席。
ファーストオーダーが出揃った段階で、食欲中枢がものすごく刺激されたワタクシ。食べたいもの食べるでぇ。
この前見た中で、国技館のつくねもうまそうだったのよね。所詮、量産型と言っても、あのぷりっとした肉球を見ると、つい。
つくねはm蔵さんも研究するところですしね、ニセット(一人前2本、250円)行きますか…え、味?あぁタレ、塩ね、まずは塩かなぁ、いややっぱりタレが店の違いが出ますから、タレがいいか…ん、ああ、二セット頼んでるから、一つずつでいいのか(苦笑)。じゃ、それでお願いします。
この前食べた野菜炒めは食べるべきよね。何刺身がうまかった?そうね、刺身は行くべきだす。魚ものも必要よね、銀だら煮付け。さらにメニュー中央部の天ぷらコーナーも気になるでしょう。おなかに少しためましょう、いも天をオーダー。
出が早いのも、このお店の好感が持てるところですね、これだけ入っていて(入店から30分後にはほぼ満席でした)、いいペースで出てくるのは裏のスタッフが充実しているのか、蓄積された手際の良さか。
まずはお刺身、つぶ貝が出てまいりました。コリコリ、あま~。
野菜炒めは、これで350円はどう考えても割りに合わないでしょうという大皿盛。一人で来た時にはこの一品にやられました。オイスターソースの香りも高く、野菜もしゃっきり、豚コマも結構入っていて、これとごはんがあれば夕食終わるなとこっそり思ったりして。
天ぷらのサクサク感も素晴らしい。また芋がほっくり甘いッスよ。女子高生のようにデンプン質好きのワタクシ。芋だの栗だの米だの米だの米だの…。ともかくお芋はしっとり中まで甘味がつまっている感じ。これまたお気に入りに追加ですね。
つくねちゃんも焼かれて参りました。まるっというか、ぷりっとというか、見事な球形。これに惹かれたのですよ。さて、塩から食べてみますかね。ん、柔らかい、でも贅沢だけどパリッと感がないのが僕的には残念ですね。ふわっとしたつくねが好きという向きもありましょうし、好みの問題ですが。と、人が外殻の歯ざわりにこだわっている時に、「タレがみそっぽい」とは、もつ慣れて来ましたねM蔵さん。次は西のもつ屋巡業に参りますか、四時・八時の開店待ちとか(笑)。
このタレ、確かにみそダレ的な濃厚さがいいですね、塩焼きもいいけどこのタレお気に入りです。これに合いそうとなるとレバ焼きですね。そうでなくても、レバは食べるんだけどね。それと、生なんこつってのは気になるね、串ものにラインナップされてるところが特に。それと満州焼き…これは羊かねぇ、これも行ってみましょう。第三次注文構成はお肉中心セット。忘れてたけど、ビーフシチューも行っておかないと。加えて、焼きとんかつに牛肉ユッケ…振り返ると、やりすぎだと自分で思っちゃいます。最後の良心で、長いものさくらづけをオーダー。これで健康にもばっちりさ…ほんとに!?
これだけの感想は長くなるので、箇条書きで。
レバの焼き方は絶妙ですねぇ、いいですいいです。
生ナンコツって焼き物なの?…以上(笑)。こりこりでんまかったスよ。
ビーフシチューは、前回一目見た瞬間にオーダー。お肉もゴロッと入っているし、濃厚さがもう少しほしいけど十二分の及第点。
焼きとんかつは普通のとんかつかしら?それとも、酔っていたから微妙な違いが誰一人わからなかったのか…普通に美味しい。
さくらづけは正月の蒲鉾を思わせるような彩。山芋のシャキシャキ感とさくら酢が、口の中をさっぱりさせてくれます。
牛肉ユッケ、これがたぶん今日一番の僕的ヒット。ねっとりとしていて、甘くて美味しい。350円って、焼肉屋でユッケなど食べていせれるかって感じ。
最後に出てきた満州焼きは、予想通り少し獣臭さがあるお肉、なんだろうと一同で…???一杯のまま完食。ちょっとお肉のパンチが主張し過ぎだったかな。
丁稚のオーダーがかなり肉系に偏っていましたが、魚も肉も炭水化物も満遍なく充実していて、かつ、懐に優しくて、なお旨い。
うむ、これは平井最強居酒屋の名を冠するのもわかります。線路を越えて歩いてきた甲斐があるね、え、歩かない?あそう。
なにはともあれ、ご馳走様でした。
赤ら顔が揃って「よく食べたもんだ」と語り合いつつ、このあとゑびすでアンコウ鍋を食べ尽くし、雑炊で〆たのは内緒ザンス(苦笑)。
もちろん特濃ボールで撃沈さ!…どっとはらい。