丁稚烏龍帳 -30ページ目

丁稚烏龍帳

today,detch stood live on the earth,too…

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 つい先日まで暑い暑いと騒いでいたような気がするのですが、気づけばコートの襟を立てて歩く帰り道、寒くなりましたねぇ。

 それでも暖冬、昔のような鼻が痛くなるような寒さはないのですが、つい、温かいものがほしくなります。


四ツ木のランドマーク  ということで、冬場の酒場はやはり鍋ですね。

 鍋と言ったら、まずは四ツ木のゑびす。四ツ木マイロード商店街の真ん中付近、セブンイレブン前の三角地に、飲み助達が毎日肩を寄せ合うオアシス、それが四ツ木ゑびすです。

 白い電飾看板に、紺地に大きく「大」「衆」「割」「烹」の四字が染め抜かれた暖簾、まさに文字通り「ザ・大衆酒場」と言った風情が目に留まります。あまり目立つもののない四ツ木のランドマーク的存在と言っても過言ではありますまい。

 

 お店は左手、三角形の底辺方向に横長コの字型カウンター、頂点側に三角形の座敷席という面白い形。カウンターに20名ほど、座敷にも同じくらいでしょうか、地元の町工場の旦那衆や家族連れ、野球帰りのお父さん方など、いつ行っても店内は賑わいに満ち溢れています。

 こんばんは~と、顔を出すと、ちょうどカウンターの真ん中付近に二席空きがありますね。ごめんなさいと滑り込みます。店内を飾る白い短冊の数、先日アド街っく天国で紹介されていましたが、その数なんと260種類にも及ぶとのこと。しかも、どれを頼んでも品切れがないってのがすごいなぁ。


ダブルボール  これだけあると正直、目移りしてしまいますが、まずはお飲み物のオーダーから。当然、葛飾地域住民としてはボールでしょう。ここの焼酎ハイボールがまた濃いんだ、これが(苦笑)。中グラスにお代わりしてもいいのですが、迫力のダブルで行きましょうか。1ℓサイズの大ジョッキに二杯分のハイボールがなみなみと登場です。氷も結構入ってるんですが、この濃度だとあたしなんかですと、氷が解けてちょうどいいぐらいでございまして。

 寒い夜でも喉は渇くものです。では、さっそく一口ぐびり…くはぁ、独特の苦味を感じさせるほどの焼酎のパンチが一発目から喉をすべりおりていきます。美味いな~。


名物古漬け  人心地ついたところでおつまみは、まずは当然古漬けですね。メニューには並んでないようなのですが、某炭酸ソムリエ氏に教えていただいたこちら、おそらく大半の方が頼んでらっしゃるゑびすの陰の看板メニューです。それと、隣で食べてる赤魚がえらいデカいなぁ…うーん、青魚しばらく食べてないし、塩サバ行きましょうか。そして当然、主役のあんこう鍋をお願いしますね。

 まずは古漬けのご登場。このニンニクの香りと古漬けの酸味が、とにかく後を引くんです。そして、辛目のボールとえらい合うんだよなぁ。

 塩サバは、ん~あわのすで食べましょう()。刺身、天ぷらと魚好きのするゑびすですが、ま、こういうこともありまさぁ。


あんこう鍋  真打登場の前にあまり腹を膨らませてはと、古漬けをちびちびやりながら待つことしばし。使い込まれた土鍋のご登場です。たっぷりの野菜にあんこうの身、このボリュームで1350円ですからね。さっそくガス台に着火です。

 ぐつぐつしてくると、身の上にかかった味噌が汁に溶け出して、食欲をそそるいい香りが立ち上ります。そのまま待つことしばし、野菜がしんなりして、ほどよくお肉にスープが染みたところで、いただきましょう!

 まずはなんといってもこのスープ。醤油仕立てに味噌の効いたこの味わいが、なんとも冬の贅沢を感じさせてくれますね。はふはふ、うま~、芯から温まる~。ほくほくの身も美味しいし、プルプルの皮の食感も楽しいなぁ。加えて、出汁たっぷりのスープの染みた白菜、ネギが甘くてうまい!あたしが食べるにしては単価の高いおつまみですが、野菜も魚もたっぷり味わえて、これ一品だけで十分なくらいですからね。


白米投入 そして、とどめというかこのために食べ進めてきたというか、きれいに具をさらいまして、ごはんの投入です!火をしぼって、ふつふつとスープを白米に染み込ませて、満を持して卵の投入、火を止めて…ああ、固まるまでが待ち遠しい。

 では、陽一君の方から…、いやーん、デラまいう~~~。このゑびすの雑炊は天下一品ッスよ、本当。出汁が僕好みでございましてね、それを芯まで吸い尽くした米の旨味と相まって、炭水化物の極みと言っても言いすぎではないでしょう。ああ、冬が来てよかった。

ボールの濃さと鍋の温もりで胃の中から温まったところで、ご馳走様でした。

 いやあ、満腹満足。うちから歩いて20分、季節を問わず通いたいお店ですが、やはりこの時期、この一品、「冬来たりなば鍋遠からじ」の格言の通りですねぇ…え、違う()

ゑびす 16:0023:00 火曜定休

クリスマスが終われば、もう年の瀬ですねぇ。

みなさま、今年も一年間お疲れ様でした。

行く年、来る年、楽しくお酒を飲むもよし、おうちでゆっくりするもよし。


たまさかお邪魔したり、お友達に教えていただいたお店の2007~2008の営業情報です。

例によって僕の場合、酔いどれで聞いてますので、聞き間違い、記憶違いはご勘弁のほどを。

ご参考になれば幸いです。


徳多和良 年内27日まで

河本   年内27日まで

ぼんそわ 年内28日まで 年始7日から

あわのす 年内28日まで 年始4日から(5()営業)

芽だか屋 年内29日まで 年始4日から

宇ち多  年内29日まで 年始7日から

ミツワ  年内29日まで 年始7日から

ホルモン 年内29日まで 年始7日から

火鍋屋  年内29日まで 年始5日から

神谷酒場 年内29日まで 年始7日から(予定)

秋元屋  年内30日午後8時まで 年始7日から

江戸っ子 年内30日まで(24日祝日営業)

伊勢元  年内30日まで 年始5日から

丸好酒場 年内30日まで 年始9日から

鳥新   年内30日まで 年始3日から

わか   年内30日まで 年始3日から

丸千葉  年内31日まで 

毘利軒  年内31日まで 年始2日から

川名   年内30日まで 年始1日から


うーむ、2日に飲める酒場知りません(笑)?ご存知のかたは、こっそりお耳打ちください~。


ということで、今年一年、不定期更新を旨としております弊ブログにお付き合いくださり、ありがとうございました。また、酒場で酌み交わした方々、今年も楽しかったスねぇ。来年もまたマイペースで飲んでまいります。どうぞ変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

それでは、みなさま、よい年末年始を~。

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新橋に怖い店があるとです。

 一度足を踏み入れると、いつの間にか意識を失い、気づいたときには見知らぬ土地に放り出されているとです。…これはそんな恐怖体験を綴った物語です。



 1730新橋
本屋とホッピー  この日は、故あってお休みを頂戴したのであーる。何故って、新橋で酒場系ムックの発売イベントがありまして、そこで購入すれば55ホッピー1本がもらえて、かつ生ホッピーが無料で振舞われるとのこと。

どうせ買うつもりだったし、新橋までの電車賃を考えてもイベントの販促品がもらえれば帳尻合うし、何せ帰りにあそこに寄れるし、と言うことで足はSL広場から文教堂に向かうのでした。

 交差点で向こうを見れば、おお書店の前に不釣合いなホッピーの幟が()。結構勤め帰りのリーマンやら、年配のご夫婦やらが手にとってるみたいですよ。盛況結構。ということで、列の切れ目を縫って、あたいも一冊。ホピトラでおなじみのホピ熊の手提げ袋には55とムック、更には再利用カイロまでいただきましたよ、これはありがたい。そして、お楽しみの生ホッピー♪生ホッピー♪…って、お猪口サイズのカップですかぁ…そりゃそうだよねぇ、販促でジョッキが出てきたら売り上げの半分持ってっちゃうものねぇ…でも、俺は本気だったんだぜ(淋しい背中)

 そんな淋しい背中に気づいたのか、ビバレッジの社員の方が、「二杯目、三杯目もどうぞ」と声をかけてくれます。あら、あたい相当物欲しそうな眼をしていたかしら(^^;)。遠慮なく二杯目を…と目をやれば、その社員さんは夏のお散歩の時に、偶然前を通りがかった亀戸サンストリートの試飲会でもお世話になったお兄さん。いやぁ、その節はどうも、あの時は大カップだったなぁ…遠い眼。いずれにしても歩いたあとの一杯がまずかろうはずがない、お猪口二杯で胸のエンジンに火がついてまいりましたよ~。

ぼんそわ外観  「夜の新橋にくり出しちゃってください~♪」と名物女性編集長さんの声を背中に、烏森口に突入しましょう!




 1800新橋

 ということで、文教堂から徒歩10分。マッカーサー道路の再開発予定地真ん前にございます、一枚板の看板とリスの愛らしい灯篭が目印の、ここはぼんそわ。新橋の関所の異名を取る新進気鋭の名店でございます。誰にとってって、僕にとってね。基本的に城東を根城にしている僕ですが、まして最近は出不精になってしまい、平日はもっぱら宅飯の日々でして、新橋界隈と言わず平日に城南方面に出かける用事があれば、つい立ち寄ってしまうお店なのでした。



禁断のしゃりっぴー  時刻は開店直後の六時過ぎ、コの字カウンターのみのこじんまりとした店内には四人の人影。そのうちの一つを見て、アラッと驚いたことには熊さんがいらっしゃるじゃないですか。いや、平日5日ぼんそわ皆勤賞の熊さんですから、おいでになるのは当然なのですが、まだ職場からの帰り道でないの~?と思ったら、あたしと同じく今日はお休みだそうでございますよ。

 当初はシャリシャリホッピーをいただいては瞬間移動の醍醐味を味わったものですが、最近はもっぱらチューハイをお願いすることにしています。うふ、思えば初入店の三月、隣に居合わせたシスターボーイ系のおじ様に「これ三杯飲んだらぶっ飛ぶわよ~」と言われた通りに実践したのが、懐かしいわ。ええ、深く反省しております…閑話休題。




ちなみに完成品ではありません
 しかしチューハイも某親分が「悪魔のチューハイ」と呼ぶのも最もなこの迫力。ホッピージョッキほどの分量はないとはいえ、どこに炭酸入れればいいのよ(苦笑)。ということで、当然最初に二口、三口は生の焼酎をいただくことになるわけです。これがまた、体を温めるのにいいのよね。生の割には優しい口当たりなんですよね、このチューハイ。微かに甘味を感じるような…。



 熊さんと週末の飲み屋話などに花を咲かせつつ、いつしか話題は次は浅草橋で飲みたいねというお話に…となれば、案内人にご登場いただくのが筋でしょう~、そう、やばうぎのあの方です。ってことで早速熊さんから召喚のダイレクトメールが飛んでいきました。



おでんのとうふ
 さあ、仕掛けが整ったところで、おつまみ行こうかなぁ。まずは先ごろから始まったおでんを行きましょう。お隣のおじさまも「まだある?」と聞いていた、おでんの豆腐に、ちくわぶ、つみれの三点でお願いします。程なく出てまいりました、初ぼんそわおでん。

豆腐の上には鮮やかな青海苔が、これが出汁が染みていいですねぇ。つみれはしっかり系で噛むほどに青魚の旨味が舌に踊ります。そして、とどめのちくわぶ。東京おでんはこれだよねぇとつくづく思ってしまいます。今シーズン、あわのす、伊勢元、岩金とちくわぶをいただいて来ましたが、この粉の塊がおでん出汁を吸うと無上の旨味の塊になるんだなぁ。そうだ、今シーズンまだ出かけてないし明日は河本も行きたいなあ。


絶品の肉味噌
 さらにキャベツカレー肉味噌が参りました。キャベツに添えられた肉味噌を付けて食べれば、口の中に広がるのはもつカレーの風味。うほ、まいうー。話では、たーぼーさんがおかわりしたというのもうなづけます。っていうか、これはごはん行かない方がどうかしてるでしょう…ライスください、大きいの()



お出迎えのわいん
ごはんをぱくついていると、出たー、匹子の神様ことそば様ご登場。赤ワインを口からお迎えに行って、乾杯です。なにせ表面張力ですからね、お迎えに行かないと飲むことができないんです(^-^)。

 浅草橋話などをしながら飲み進めていると、表から店内の様子を伺う紳士が一人、いや、あれはトカゲさんだ~。折悪しく店内は満卓状態ですが、立ち飲みの常、斜に構えれば一人ぐらいはどうとでもなるもの。しかし、どうやら待ち合わせの様子らしく後ほど再度覗いてみるとの言葉を残し、一人、雑踏の中に消えて行かれるのでした。直後に三人帰ったんですけどね(苦笑)




 とかげさんに気を取られているうちに、そばさんご注文のなす焼きが参ります。そして、お願いしたのがなんとウスターソース。試してみてよと言われるままに、食べてみるとなすの甘さがウスターの香辛料で引き立てられて、なんとも旨い。そばさんと飲んでいると、固定観念と言うのか自分の知る味の幅の狭さを思い知らされますね。そばレシピも試してみねば・ザビ。

うめ最高  さらには梅干をご注文。おお、立派な梅だねぇ、これで50円は安うぎでしょう~。そばさんに勧められるままに一口いただいてみれば、これがとろりとろける食感と甘さが素晴らしい!思わず、あたしにも一つくださいと注文してしまいました。惜しむらくは、ごはんが足りない…ああ、次回は初手から梅干・オン・ザ・大ライスだな。




下町のシャンパン
 あたいもワイン行ってみようかしらん。マスターから、「炭酸は付けますか?」と聞かれます。ワインに炭酸と耳を疑う諸兄もおいででしょうが、これが某下町の中将、炭酸ソムリエ氏が名付けて曰く、「下町のシャンパン」こと、ぼんそわのワインの炭酸割りなんでございますよ。焼酎グラスに半分以上のワイン、ん~単品ワインに劣らずのボリュームですね。これは、ワインが少し苦手のあたいでも結構すんなり飲めますね。苦手って、ワイン飲むとすぐ回っちゃうって意味なんですけどね(苦笑)



 実のところ、そばさんは昨日深酒のようでして、今日は早めに退散されます。と、入れ違いのようにとかげさんがご入店。続いて入ってきたのは、これまたご無沙汰のむらさんでございます。お二人は我々の正面位置に陣取ります。このお店のサイズ的に、カウンターの対面同士でも十分会話が楽しめるアットホームさが、嬉しいです。




 ところが、さらにさらに望外のめぐり逢いは続くのでした。井上大輔拝。

続いてのご登場は、たーぼーさん。井土ヶ谷の某中華の名店で、ご不在の席で冠メニューをいただいてしまった非礼を詫び…某チャイナ飯店では、年に一度、好事家の黒ミサが開かれておりまして、その席では参加者が食べ切れなかったものを注文者が食べることが義務付けられます。用例:○代さんのきくらげ卵、iっ徹さんの海老餃子、祝君の牛スジチリソースなど。…てるうちに、そして、なんとなんとの「歩く酒場データベース」K口さんまでご来店。今年こそはのイカ鍋話なんぞを和気藹々と。

 しかし、次から次へと良くぞこれだけ集まったというもので、さながら酒場サロン。だんだんと人が集まってくれば、楽しさも相乗効果。こうなれば、飲むしかないですよね。



 カレー卵を追加して、たーぼーさんオーダーのシャリッピーを話のおかずにって…文字通り、このまま凍った焼酎をそのままあてにしてなんて話してますよ(苦笑)。この前、熊さん、シャーベットをがんがん食べてたって…すごいなぁ。いやぁ、なんて楽しい仲間、なんて楽しい空間でしょう。思わず時を忘れてしまいそうです。




 22:30新橋~24:30某所
ピザッぽいの しかしながら理性は残っているもので。帰らなければならないのなりませんの意識が、オーダーにも反映しとりまして、最後にピザっぽいトーストで胃に膜をですね…って、え、もう遅いって?…あ、そうかぁ。おいしいからいいやぁ。ふと時計を見やると、あ、ぼちぼち十時半だなぁ。そろそろ帰った方が身のためだなぁ。…その配慮が命取り~。


 まだまだ飲み続ける皆々様に失礼を、返す言葉で「15日空けといて」というとかげ氏の謎の言葉をもらって、お店をあとに浅草線にシュートイン。空いてる席に腰掛けながら、どうして冬場の電車ってのはこう温かいのかねぇ…なんて物思いにふけっていると、なにやら周りが騒がしい。

 あら、どうしてみんな降りてくの?仕方ないなぁ、付き合うか…なんて強がりを言っておりますが、実は席を立ったあたりで嫌な予感はあったんです。電車を下りると否が応でも眼に入るホーム上の白い提灯。何やら見覚えがある、ここは…成田。おかしいなぁ、今まで新橋にいたんだぞ、俺は()!!


 
そして、終着駅  しかも、上りホームにつながる階段には既に鎖が渡してある念の入れよう、そりゃそうだ、もう12時過ぎだもんね。しかも、経験則上、こういう時って必ず携帯の電池って切れてません()

 おりしも明日から12月だぁ、この寒い中、このままでは死む~ということで、南口と北口を歩いてみましたが、やっぱり成田駅前ってまんが喫茶とかカプセルってないんですよね。外国のバックパッカーもたくさん来てるだろうに。このまま寒い中、表にいてはいかんだろうということで出した結論は一つ、佐倉まで歩くか(苦笑)


 どうして乗り越した時ってこう強気なんだろうね、まったく。結論から申し上げますれば、佐倉駅に着いた時に始発電車が動き出し始めましたとさ。翌日思い返してみれば、どうせ寝ないなら24時間営業のマクドがあるんですから、そこで暖を取っていても同じだったような(苦笑)

 なにはともあれ、新橋に始まる一夜限りのピクニックの物語、これにて一巻の終わりでございます。

 京成線沿線のみんな、良ければ試してみてね!あまり早い時間だと三崎口に行っちゃったり、乗る電車を間違えると、印旛日医大に着いちゃったりするから気をつけてね!まあ、最悪はおゆみ野なんですが…え、三崎口は行ったことないわ(苦笑)




ぼんそわ 17:45~ 土日祝休 年内28日()まで 年明け7日()より


























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ぽるとろーね  ほったらかし温泉でのひと時の休憩を終え、無料だけど有料っぽい道路を通って、甲府を素通り、20号での検問も無事クリア…後部座席には布団しか積んでないもんね()!今回の道交法の改正で後部座席のシートベルトも義務付けられたらしく、そのためのネズミ捕りをやってたのです。何も幹線道路でやって渋滞を生まなくてもいいのにね。

 武川から山登り、日野春抜けてたどり着いたそこは長坂、時計を見れば午前11時ちょうど。はかったように開店時刻に着いてしまいました。メニューを持って下りてらした奥様にご挨拶。木を切ったと言ってたけど、下から見ると様子はあまりかわらないなぁ…なんて話をしながら、斜面を登ればそこはトラットリア・イル・ポルトローネ。


見晴らしが最高のご馳走
 「突然に」とシェフにご挨拶して、テラス席に腰掛けます。座ってみてなにかが違う…とm蔵さんが一言、「この前の木がなくなったんじゃない?」。なるほど言われてみれば、以前は南向きの斜面はもう少し木が密生していたような気がします。斜面越しに向こうの沢や山の様子が遥かに見えて、これはいい景色。しかも、奥様曰くこの時期の長坂にしては小春日和だそうで、少し汗ばむような陽気の下、木々の間を吹き上がってくる風が涼やかで気持ちいいなぁ。

 さて、今日は長旅の途中の栄養補給ということで、コースではなくスタンダードのランチメニューを開きましょう。コースだとお腹いっぱいで動けなくなるのよ(^-^;)、お酒もほしいしね~。

 ピッツァとパスタ、各一人前ずつをシェアすることにして、マルガリータときのこのクリームタリアテッレをお願いします。


マルガリータ
 いやぁ、しかし本当に今日はいい気候だわ。柔らかい木漏れ日と吹き抜ける風、ゆったりとした時間が流れていきます。このあとの道行きなどを話していると、最初にピッツァが焼きあがってまいりました。続けてパスタもご到着~。並べて記念撮影するのももどかしく、ピザカッターを走らせて早速パクり。最初はカリッ、続けてふわっ、かみ締めるともちっと、ドゥの三変化。フワフワのチーズの塩気がまた、空きっ腹に染みるねぇ。ワイン、ワイン、白で…と叫びそうになるのを、m蔵さんのギラリと一瞥が抑えます。思えば、まだポルトローネでマルガリータ以外のピザを食べていないような(苦笑)

 


洋食屋のサンプルの如し
 さて、1カットいただいたところで、パスタ、パスタ。クリームが固まらないうちに、パスタ。フォークで幅広麺を巻き上げると絡む絡む、こんなに一杯口に入らないよ()

 ほどよく一口、口にすれば、まずはクリームの濃厚さと程よい塩気が口の中一杯に広がります。なんと言っても生クリーム1パック使いきりの濃厚さが、このクリームパスタの身上ですからね。そして、口いっぱいのパスタをかみ締めると満ち足りた小麦の旨味。麺は幅広に限りますなぁ。もう、ほっぺた一杯にトッポジージョみたいにして食べちゃうよ。

 二人で二品では足りないかなぁと思いつつ、このパスタのボリュームがかなり効くんだなぁ。結果、十二分の腹一平君。しかも、濃厚なマンゴープリンに、エスプレッソまで平らげて大満足の昼食となりました。

しかし、お店のサイトを覗けば、この一週間後から貝柱ときのこのカレークリームフェットチーネがはじまったという事実。カレー風味ともばっちりあうんだよなぁ…今度は、カレークリームで是非!なんて考えて出かけると、ラグーソースがあったりして(苦笑)…。

美味しい料理の味わいと、木々の緑、渡る風、温かな陽射しに加えて、グレードアップした眺めの素晴らしさ、また一つ長坂を訪ねる喜びが増えました。

さて、北進100km、がんばるど~!

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 ニャンコである。
早朝にゃんこ 夜半過ぎに長いトンネルを越えると、そこは山梨だったわけで。

 トンネルのすぐ傍にある、道の駅甲斐大和に野宿号は滑り込みます。疲れた身体をベッドスペースに横たえれば、すぐに眠りの世界へ。翌日、起きた時には既に日は高く、青く澄んだ高い空が美しい。


 昨晩までの山道が打って変わり、勝沼あたりに来るとパッと視界が開ける。この甲府盆地の風景が好きだ。

 さて、起き抜けに向かうのは、笛吹町、今は合併して山梨市になったか…どうでもいいが、山梨県内は大合併が多く、どこがどこやらわからんな…自分、古いニャンコですから。よく言う話だが、銭もかかるのだから道路看板の変更はやめてもらいたいものだ。自分がどこに向かっているか、まるでわからない…まぁ、運転しているのは丁稚だがな。


 フルーツ公園のさくらんぼの街灯を見上げながら、いったん道を行き過ぎて、「ナビが間違っています」という看板が出ているのは笑ったが、たどり着いた山頂に鎮座ましますのは「ほったらかし温泉」。ここは、広いし、眺望もいいし、何より日の出前からやっている野宿者の聖地のような立ち寄り湯だそうだ。



高台露天  脱衣場から表を見やれば、なるほど甲府盆地が一望のもとにある。生憎と今日はガスってしまっていたが、「晴れた時には遠く富士も見えるでゲスよ」と来たか、うむ、これは冬の澄んだ空気の中で露天に温まりながら景色を見るのも楽しそうだな。

 洗い場も広く、内湯は薄暗い感じがするが、直射日光に疲れた時のオアシスになるようだ。なにせ表の親父さん方は大半が据え付けのすげ傘をかぶっている始末。


露天は二層になっており、上層は木組み、下段は岩風呂だがどちらも広い。岩風呂に頭を預けて、眼下の眺望を楽しむも良し。見れば丁稚も手足を伸ばして、気持ち良さそうだ。少しでも疲れを抜いておくことだ、目的地まではあと180kmばかりはあるからな。「先生、ギブミードライバーでゲスよ~!」

 

【ほったらかし温泉】

営業時間 日の出1時間前~午後10時 入湯料600円



                                                             9月21日(金)

国会議事堂前  夏の間って暑いですよね。特に今年の前半は冷夏の様相だったのが、盛夏到来とともに異常なまでの暑さ。山形県保有の最高気温記録も他県に持っていかれる始末。
 あたしにとって一番困るのは、野宿号には網戸がついてないってことなんです。そう、夏場は野宿不能なのです!
 でも、ひと夏の間に一度くらい行きたいじゃない、野宿。え、そんなことない(苦笑)?ともあれ、少し暑さの落ち着いた九月下旬、あたしの夏休み使用期限も近づいているということで、出かけることにいたしました。

 行き先は、信州小布施。理由はひとつ、「栗が食べたい」という某m蔵さんのお言葉によるものでした。


 ということで、金曜日の午後お休みをいただきまして、二ヶ月ぶりに野宿号のエンジンキーを回します。と、バッテリーランプが消えねぇじゃないか!そうなんですよね、都内におりますと車使う機会がないんですわ。ということで、バッテリーがへたりまくってしまったようでして…あらら、バッテリー交換しかないかと考えながら、いずれにしろ最寄のガソリンスタンドまでは走るしかないかと、クーラーもラジオも切って節電モード、ドキドキしながら走行すること約2km、スタンドが見えてきたところでランプが消えた!どうやら走行中に充電ができたようですね。ホッと胸をなでおろして、レギュラー満タン。一路都内を目指します。
 銀座で観光バスのため進路変更を妨げられ、遠く新橋回りで新宿通りでm蔵さんをピックアップ。旅の始まりは午後六時半であります。
 
あじこや外観  国道20号をまっすぐ長坂まで、清里経由で長野に入るコース取り。長旅になりますから、まずは腹ごしらえをしないとね。ということで、今日のお夕飯どうしようかなと上げた選択肢は三つ。南阿佐ヶ谷でラーメン、吉祥寺で豚肉丼、そして千歳烏山でお好み焼きです。この中から最近しばらく食べてないこともあり、お好み焼きが選ばれました。
 新宿通りは順調に流れ、一時間ほどで千歳烏山に到着。野宿号を駅前のライフに停めて、路地を入ると「広島流お好み焼き」と大書された長い赤提灯が、すぐに目に飛び込んできます。ここ、ここ。

 店内をのぞくと入り口左手に四人掛け席、目の前には鉄板の回りにカウンター席。しかし、残念ながら十二、三ある席はすべて埋まっています。これは少し待つしかないかと思ったら、お兄さんが威勢よく「奥へどうぞ」と声をかけてくれます。奥には四人掛けの掘りごたつ式の座敷が二席。先客は地元の高校生のようですね。


皿の上の双月
 こちらは多摩地区を中心に展開する居酒屋グループの経営するお好み焼き屋さんだそうで、同名のお店も何店舗かあるのですが、お好み焼きがメインなのはここ千歳烏山店のみ。メニューを見ますと、基本の具材、トッピングとともに、中に入る麺を生中華麺、焼きそば、焼きうどんの三種類の中から選ぶ形です。しかも、焼きそばと焼きうどんは、何玉でも増量可能とのことです。さて、どうするかと悩んでいると、隣の席に円盤が三つ運ばれてきます。「超ヤベェ」という高校生、しかも二人は女の子という事実。うっとひるみながらも、基本具材はキャベツ・もやし・豚肉・卵の豚玉子をセレクト、麺はm蔵さんは生麺、あたしは焼きそばを二玉お願いします。

 聞くともなく隣の席の会話を聞いていると、やれ誰と誰がつきあっていて、バイトがあって下北に行くの行かないのと、うーん、キャピキャピ若いのう。あたしゃ枯れた高校生でしたからなぁ、空がお友達みたいな。
 しかし人気店ですねぇ、どうも僕らが入ったあともお店にはどんどんお客さんがおこしのようで、表で待ちも出ている様子です。注文も次から次で、待つことしばし、でたぁ~、黄色い円盤。薄暗い間接照明の中でそれはまるで、お皿の上に満月が昇ったよう。ちなみに向こう側が、一玉の生麺です。明らかに倍の量じゃないよね(苦笑)。



満月のぼる
 さて、ではいただきます。広島流の名のとおり、生地はあくまで薄く、その下には大量の野菜の層が。それよりも更に倍するそばの層。豚肉の量もかなり多く、これは食べ応えがありそうだ~。へらで切り取り一口、口に運べば、口中に広がるおたふくソースの甘やかな香り。予想したよりも野菜感が多く爽やかな食べ応え、野菜の水分も十分で見た目のこってりさとは打って変わりどちらかといえばさっぱりした印象が強いです。


焼きそばの小山
 続いて、そばの方も一口。お、なんだか食べたことのない食感だなぁ。富士宮焼きそばのようにもちもちしておらず、かといってしっとりしたわけでもなく、水分が少し少ない感じかな、でもこれが美味しいのよ。外のソースが濃い分、そばのソース味は軽やかなウスター系。これは、見た目のインパクトより大分いける感じですよ~。隣の女子高生もバリバリ食べてるし、男子高校生に至ってはおかわりにじゃがバタまでオーダーしてるし(苦笑)。



クリスプ生麺
 では、ぼちぼちおすそ分けタイムですかね、m蔵さん、生麺頂戴な。一玉の方は、厚みが二玉の1/3以下ですね。ぎゅっと押し付けられて、かなりクリスプな食感。外はかりっと、そして生麺のもちっとした食感、これはまるで別のものですねぇ。二つ頼んでよかったわ~。
 気づけば円盤はさらりとおなかの中に。うーん、半玉ずつオーダーできるみたいだから、次は2.5玉にチャレンジだね。焼きうどんも試してみたいけど、焼きうどんはソースなのかな、醤油なのかな?


 どうも御馳走様のお会計は1400円。確かじゃがバタ値下げして280円だし、山芋焼きとかも美味しそうだったし、リーズナブルでやんすね。居酒屋系列だけあり、ホッピーもおいてあったし、飲みに行くのもありかなぁなんて思いながら、十二分に膨れたお腹をさすりながら、ライフでお買い物。枕も買い込んで、さぁ目指すは山梨県だ~!

 「九州人、来たる!」…長い沈黙を破り、ついにヤツが帰ってくる。

 男の名は、ゴワス。鹿児島出身だから、ゴワス。鹿児島行っても、誰ひとり語尾にゴワスをつけて喋ってはいなかったけど、ゴワス。社長で料理上手で酒好きのスゴイやつ。

 ということで、学生時代の友人で九州に帰ったゴワスくんが、来月上京する運びとなりまして、せっかくだから久しぶりに仲間と一杯やりましょうということになりましてん。

 初日下町方面に足を伸ばすとなれば、迎撃役は丁稚、m蔵、u先生の立石軍団が引き受けた~!…という迂遠な理屈をつけて、今日はどこで飲もうかな()


後生楽外観  まあ、実際、小箱が多いもので何人ぐらいに声をかけようか、祝日にやっている店はどこだ、トイレが綺麗な酒場は?と、いろいろ事前に検討すべき課題は多いわけですよ。

 線路をくぐり平和橋通りの交差点を渡ったところで、これまた自宅から歩いてこられたu先生と合流。

 本日のスタートは、堀切五丁目交差点から一歩裏通りに入ったこちら、後生楽さんです。ガラス越しにのぞいた店内には人が一杯、こりゃ満席かなと思って顔を出すと、福田首相(平成1910月現在)似の撫で付けた髪に丸めがねのご主人が、奥にどうぞと通してくれます。

こちらのお店は、入り口正面の10人超の長カウンターで、カウンター奥が焼き台・調理スペース、手前に四人掛けと六人掛けの机と二分されています。このカウンターの一番奥、テレビの真下三席に腰を落ち着けます。


後生ボール
 おしぼりで一息つきつつ、初手の注文はこの界隈ではやはりボールでしょう。座った席のちょうど正面が焼酎サーバ、注文するとすぐにご主人が琥珀色の液体を差し出してくれます。乾杯して、一口すすれば結構強烈、焼酎のパンチが頭をゆらします。最近涼しくなってきたけど、やっぱり一口目のアルコールはいいもんですなぁ。


 さて、正面に張り出された短冊の数々を見れば、安ッ!もつ焼き一本80円を筆頭に、ほとんどのメニューが300円~400円。その中でひときわ目につく、みそタンをくださいな。それと、m蔵さんがレバ切れで鉄分が足りないということでしたので、レバタレを三本、そして華升以来店選びの基準にしつつあるタン塩を2本いただきます。

タン塩  満席の店内を仕切るのは、ご主人お一人。これは大変そうだぁ、とゆったり構えで待ちましょう。u先生が会社から貸与された万歩計の話から始めて、小岩まで歩かされることの是非を論じるも、健康の基本は散歩からということでどんどん歩きましょうという結論に至ります…え、僕の思い込み?いや、3kmくらいなら徒歩圏でしょう~。



レバタレ
 と、最初に出てくるのは焼きものから。まずはタン。お、結構大振りですねぇ。さすがに立石級とは言いませんけど、この大きさで80円は120%有りでしょう~。しかも、焼き加減も程よく、かみ締めるほどに香る肉の旨味。少し強めの塩加減が、また酒を進めるなぁ、この組み合わせ危険でない?続いてのレバタレ、クリスプな感じのレバの焼き加減の絶妙さ。外はカリッと中はふわっといい感じです。加えて、タレはさらりとしていながらも上品な甘味を含む感じで、僕好き系ですね。ん~、ここはいい店ですぞぉ!


 
とくせいたんみそ(350円) さて、食べながらぼちぼち打合せもせにゃあね、どこで飲もうかね?祝日やってる店でしょ、人数10人くらいかねぇ…と結局、居酒屋データを付き合わせる作業になりまして、結局いつもの飲みと変わらぬ話題()

 そして、出てくるタンみそちゃん。こちらは平皿に厚切りのたんが14,5枚は乗っていましょうか?皿の形といい、ホルモン道場のタン刺しを彷彿させます。しかも、このタンが柔らかいんだわ。火を通すことで旨味が濃くなり、甘辛の味噌ダレが食欲を掻き立てる、これはごはんでしょう~。

しかし、これで350円ですかぁ?むー、第一、やきそば、やきうどんの350円って金額が信じられないんですけど…。

打合せそっちのけで感動していると、通り抜けざまご主人が声をかけてくれます。「時間かかってごめんね」と。いいんですよ、状況は見ればわかりますから。そうは言っても、お酒の方はカウンターにグラスを差し出せば、すぐに新しいのをもらえるんですから、あとはゆっくり待てばいいのです。


壁一面
と、ボソッと、「うちもあと一年だから、この値段のままで行くことにしましたよ」。って、ご主人、今すごい重要なこと言ったぁっ!なんですってぇ?。僕らの値段トークを聞いてらしたのかしら、「この値段、開店以来上げてないんですよ」って、30云年前の値段ですか、それは安いわけですよ。「個人商店はもう駄目だね、客がつかなくて」…って、これだけ常連さんが入っているのに。ともあれ、初めて入った客に何を言えることもなく、来年一杯の営業の間に、なるべく足を運ばせていただこう、そううなずきあう僕らでありました。善ちゃんでは完璧には果たせませんでしたが、一年あればメニュー端から頼めるでしょう。また、来月も後生楽会だ~()


ジャンボもやし炒め(300円) さて、ごはんは頼まなかったけど、この味噌ダレを活かしたい~ということで、野菜物の中から、ジャンボもやし炒め300円をオーダーです。ゆっくりでいいですよぉって、待ち時間短いですがな。こちらも20cm台の鉢にもやしたっぷり、お肉もしっかり入って、塩コショウの味付けがいい具合ですなぁ。ご主人は、味付けの勘所を押さえてくれているというか、濃い目のボールが加速する要因がたくさんあって冷や冷やです(苦笑)

ボール二杯ずつにあて三品で一人800円だもんなぁ。これはまた行くでしょう、家から2.8km歩くでしょう、小岩まで行くのは普通でしょう(まだ言うか())

 で、結局打合せは、基礎情報を収集して次回に持ち越しということになりました。結局、打合せを口実に呑んでいるだけという、この事実。いや、一応ちょっとは進みましたがな~。歓待しまっせ、ゴワスくん!

1013()
タクト外観 ゆめをたぐればほろほろと はなもほころぶかぐやひめ 人の情けのしあわせよ そっとはこんだかさじぞう…びぇ~ん、なんて沁みる詞だろう。さすが、家政婦は見ちゃっただけのことはあるよ、悦ちゃん!

そういうことで、どういうことで?…最近、気温の低下が著しいなか、つい一日布団の中で過ごしちゃったりなんかして。これではいかんと、日もとっぷりと暮れてからお散歩です。今日の目的地は西小岩。

実は、通勤費節減のため、定期券通勤を一月ほどしておりまして、その際、国府台から立石まで何回か走って帰っていたわけですよ。14号から小岩二郎の行列を眺めて、奥戸街道から立石に至るってコースですね。その途中にちょっと気になるお店がありまして、ある日ネットを見てたらそのお店が某サイトで紹介されてるじゃないですか!その画がまたうまそうな様子なんだなぁ~ということで、水~金と酒漬けの週末はお酒を抜こうと、食事に出かけたわけであります。

難点は青砥からだと約3kmあることでして、空きっ腹を抱えながら歩くこと40分ほどでしょうか、中川、新中川と二つの橋と環七を越えて、やってきました小岩の地。目指すお店はこちらでございます、レストラン喫茶タクト~!ね、雰囲気あるでしょ?


革張りのソファにレースのかかった低めのテーブル…昔ながらの喫茶店という感じですねぇ。店内は広く左右を見渡しただけで30人は入るでしょうが、これが満席。あちゃーと思ってレジ奥の厨房の方に目をやると、厨房左手にも更に小部屋があるようで。奥にどうぞ~の声に従って進んでいくと、こちらにも四卓15席ほどの席がありますね。これも三卓まで埋まり、人気の程が伺えます。


ぎっしりメニュー  残された最後の席は、懐かしや昭和レトロ、ゲーム機テーブルです。さすがにインベーダー喫茶には入ったことありませんが、昔の喫茶店、こんな感じでしたよね。

 さて、メニューをと見ればこれが表裏六枚にわたる大冊。しかも定食ページはぎっしり。ん~、どれも美味しそうだけど、当店おすすめメニューのチーズハンバーグ定食(950)と、ビーフシチュー定食(880)行ってみましょうか。

 厨房の様子は覗けませんが、フライパンのジャーっという炒め音が耳に快いですね。これだけの数の注文を、ご亭主一人が捌いているようです。さて、もともとが喫茶店、ゆったり構えでお待ちしますか…入り口左脇のマンガ棚から美味しんぼを持ってきて、と。五、六話読み終えた頃でしょうか、隣の席にハンバーグ定食が運ばれてきます。お、ハンバーグでかっ!しかも、ごはんがマンガ盛りだぁ。うむぅ、否が応でも食欲が刺激されますぞ。

 さらに待つことしばし、もう一人のナポリタンもボリューム満点。うーん、次は僕らのオーダーかなぁ。







チーズハンバーグ定食


 と、やってまいりました、チーズハンバーグ定食~。うぉ、目の前にするとハンバーグの大きさがスゴいですねぇ。たっぷり手のひら以上はありますよ。しまった、某オフ会を真似てメジャー持ってくればよかった()

 しかも、ごはんがまんが日本昔ばなしを地で行く、まんが盛り!!普通盛りのオーダーであることに要注意。これ、大盛りなんてまかり間違って言ってしまったら…あわあわ、ガクガクぶるぶる(((゚д゚)))。これに味噌汁、漬物、味付けのりがついて、〆て950円はお徳でしょう~。


手のひらサイズ
 ハンバーグの上に載ったチーズが、とろけだしソースと混ざっていい感じになってまいりました。食べ時は今や~ということで、箸を入れると中から肉汁がじゅわー。おおっ、あわのすのメンチカツのようだ~。断面を見ると玉ねぎもたっぷりですねぇと、パクリと一口。肉汁の甘味が広がって、うま~、ごはん~!!トマトベースのソースと肉汁が交じり合って、唾液が分泌されてまいります。やっぱり肉汁はごはんを進ませる最高の調味料ですねぇ。


肉汁ジュ ハンバーグの下にはたっぷりナポリタン、にんじんにポテトフライと、付け合わせだけで十分、一品料理ッスよ。中でもドミソースに絡めたポテトフライが旨い!

ごはんが釜底だったのか、少しべた付いていたのが残念でしたが…もしかして、マンガ盛り+しゃもじでペッタンペッタン押し付けてたりして…いや、怖い想像はやめておこう。それでもごはんはごはん、ハンバーグにベストマッチで食が進みます。ワシワシ半分ほど食べ進めたところで、ビーフシチューのご到着。




m蔵さんにはマンガ盛りはきついということで、お母さんにご飯減らしてくださいとお願いしましたら、減ってきましたよ、確かに。摺り切り一杯にね()。丼擦り切り一杯って、ごはん少な目の量か?


ビーフシチュー定食 シチューはこれまた楕円形の深鉢に入って、たっぷりの量。じゃがいも、にんじん、さやエンドウと野菜がゴロッ、直径5cmほどの肉がまたまたごろっと四欠け。むー、先ほどのおすそ分け分、一口スープからいただくと、さやエンドウのかな…m蔵さん曰くじゃがいもということですが、少し野菜由来のえぐみを感じますが、濃厚なドミソースの味わい。これもごはんにかけたら美味しいだろうなぁ…って、実際にやったよ、美味しかったよ()。そして、お肉が柔らかい。アブラスキーのあたしにはもう少し脂身然とした方がありがたいのですが、ほろりと崩れる肉の繊維はかみ締めると肉の旨味が口の中でソースと一体になり、かみ締めるほどにご飯が必要になる有様()。結局、m蔵さんのごはんから食べきれない分をおすそ分けいただきまして、これなら大盛りいけるかなぁ…いや、無理はすまい。


近場の洋食屋さん、いくつか回っております。青砥のやまぐちさん、お花茶屋のホープ、それぞれの店にそれぞれの店の味があり、特徴があります。あくまで個人的な感想と聞いていただければと思いますが、タクトについて、シチューの完成度はホープのそれに及びませんが、ことハンバーグについて言えば、やまぐちさんのそれはふわふわと柔らかいお肉に対しソースが強め、かたや、ホープのそれは肉自体の旨味、歯ごたえを楽しむ風情であり、肉汁を食べさせるハンバーグの旨さという意味で、僕はタクトのハンバーグ好きだなぁ。新小岩くにのソースの旨味でガシガシ食べちゃう爆弾ハンバーグ並みにごはん平らげてしまいますね、こりゃ。次は立石ヒロか、高砂ヨシイでハンバーグチェックじゃあ~。


いやぁ、しかし満腹満足。立石まで腹ごなしに歩いて帰っても、まだ幸せ感は持続中。体重計の目盛りが怖いけど、いつか食べたいまんが盛り。まーんがの盛り、もり~♪


 ニャンコである。

 私は基本的に丁稚のポケットの中が指定席なのだが、人間はいろいろ移動の度に切符を買ったり、ご苦労なことだ。関西旅行で大活躍した青春18切符。今夏の利用は本日10日までだそうだ。

 甲府、宇都宮、いわき等々…残りの切符でどこに行こうと、丁稚は遠出計画を練っていたようだが、何かと事情が入ったようだな。土曜日のおでかけはキャンセルか、すると日曜日の仕事後がラストチャンスか?明日は曇りで、気温も30℃と過ごしやすいようだし、どこでもいいから連れてってくれニャン。


緑青照り映えて  そして、翌日。

 天気予報大はずれだニャン。なんだこの暑さは。焼け付く陽射しの中、降り立ったのは蔵作りで有名な小江戸川越か。駅前で紫のハッピを来た高校生が最後のお願いをしているな。なに、ウォーターボーイズで名が知れた川越高校の文化祭か、そもそもウォーターボーイズって、何ニャ?

ニャ~、かんかん照り~、焦げる~。建物も焦げたように真っ黒だ。そんな中、青空にりそな銀行の緑青の翠がよく映えるな。


黒壁と先生と
重厚なつくりの黒壁、天窓や装飾の細工など、趣のある町並みはじっくり足を止めて観察したいところだが、この気候ではそうもいかないニャ。「先生、暑いでガンス~。ソフトクリーム買ってくんなきゃ、一歩も動けないでヤンス~」…駄々をこねても銭を出すのは、おまえだぞ丁稚。買ったはいいが、さつま芋ソフトの溶ける速度が尋常じゃない。


黄いもソフト
うむ、ブランデーか?酒の風味の馨るこのソフト、なかなかいいじゃないか。芋の香りがそれほど強調されておらず、ほのかな甘味と先ほどの酒の風味が後味をすっきりさせてくれている。丁稚が川越随一と推すのもわかる気がする。しかし、紫芋より黄色い芋ソフトの方がうまいと思うんだが、圧倒的に紫芋比率が高いのはどういうことやら。


にゃんこズ
ニ゛ャ~、限界ニャ!菓子屋横丁の先輩もベンチの下に緊急避難。当初予定していた寺巡りは、また涼しくなった頃にリベンジしよう。熱中症の患者を抱えて、今日はこの位で勘弁してやるニャ!どうも陽射し避けに入ったお店で、同類が増えたような気がするが…。

九月下旬を振り返るとなんだか、食べどおし。

三連休が二つあったり遅めの夏休みをいただいたりで、遠出の機会もあって、金欠です(笑)。


鳥新焼鳥丼(大)
最初の三連休は近場で飲んだくれ。

初日に出かけた久地が近場と言うかどうかは、ともかくとして(苦笑)。

祝日の月曜日はやっぱり来ちゃうんだなぁ、鳥新。


大盛りでお願いしたら、ごはんが鳥の上まで乗ってたりして。鳥の量も五本分で尋常じゃないんですけどね。これで650円くらいかな、あてとして最強ですよね。

前回の反省を踏まえて、タレ多めでお願いしたら、固めのごはんに焼鳥のタレが絡んで、もうホッピーが進むくん!

スタッフのあんちゃんのきびきびした動きといい、焼き手の店長さんの教育具合といい、いいお店だということが、随所にうかがえました。


このあと、秀に流れて生ホッピー三杯~。

いやぁ、さつま揚げがうまいこと、うまいこと。近所にも幸せはたくさんあるのです。


ぼんそわカレ卵ごはん(大)
夏休みをいただいたこの日は、都心部散歩~。

赤坂から虎ノ門をさまよい歩き、たどり着いたのは新橋ぼんそわ。

名物、カレー卵にごはん大盛り。先日のごはん談義を肴に、たーさん、熊さんと楽しい時間を過ごしました。

ピリッと辛味の効いたカレーに、ごはんの美味しさ。そして、半熟卵の卵黄の濃厚さが加われば、本職のカレー屋さんも青ざめるほどの味わいです。なにより、マスターの柔らかさが安心できて、もっと近くにあればなぁ…と思ってしまいます。

そうすると、連日ベンチから転落事件で頭ぼこぼこか(苦笑)。
あじこや豚玉2玉
2nd.三連休は、m蔵さんの「栗食べたい」の一言で、信州小布施行きが決定。金曜の夜から出まして、夕食は千歳烏山はあじこやの、豚玉そば入り二玉。向こうにぺたんこに見えるのが一玉であります。円盤かっていうくらいのボリューム。

生地が薄手で、そばがあっさりしているもので見た目ほどのダメージはなく、すんなり食べられました。次は2.5玉で行ってみよう。

豚肉とおたふくソースってのは、いい組み合わせですよねぇ、おもわずごはんがほしくなる味わいでした。


ポルトローネ・クリームタリアテッレ
でまぁ、信州まで行くんでしたら、こちらは外せませんよねぇ。

長坂はトラットリア・イル・ポルトローネ。

ぴったり開店時刻に到着しまして、マダムに御無沙汰のご挨拶。

この日もまだまだ扱ったのですが、テラスから遠く山並みを眺めながら、山肌を上る風を感じていると、これ以上はないほどの贅沢感。

そして、いただくパスタにピッツァの美味さ。なかでも、この濃厚なクリームパスタが最高。それにこの太麺がねぇ、口の中一杯に含んで噛み締めると幸せ感がにじみ出てくるんだなぁ。

シェフ、ご馳走様でした。次は東京で!


でまぁ、信州ツアーの詳細は、また述べる機会がありましたらば。

四方を山に囲まれたロケーションの素晴らしさ、温泉を満喫し、丼にやられた栗づくしの旅でした。
本郷最高のつくね
長野から戻ってきて三連休最終日は、地元に帰ってお墓参り。だって、お彼岸ですもの。

ということで、夕飯はうちの地元で唯一誇れるかなぁという、焼鳥屋さんへ。勝田台の焼鳥本郷。

こちらが僕が、最高と信じてうたがわないつくねでございます。

レアに仕上げられた肉塊は何より柔らかく、そしてあふれる肉汁の美味さ。お店でもいただき、おみやにしてもらったけど、これが電子レンジで温めても肉汁の衰え知らず。最高のごはんになりました。


って、やっぱり今月後半はごはん食べすぎや~ん。