asahi.com(9/22) によると、飲酒運連撲滅のために飲酒運転の罰則適用を、同乗者や飲食店に拡大する条例を制定する機運が高まっているそうです(宮城県)。


いすれ、他の都道府県にも拡大すると思いますし、厳罰化の風潮も続くでしょう。 こういった条例や厳罰化は、飲酒運転を減らすことに大きく貢献すると思います。


ですが、飲酒運転を撲滅することだけに近視眼的になりすぎると、さらに「ひき逃げ」や「無免許運転」が増えるかもしれません。 目に見えない変化かもしれませんが、職場内の人間関係が悪くなるかもしれません。


もちろん、飲酒運転を容認しているわけではありませんし、厳罰化に反対しているわけでもありません。 厳罰化と同時に、運転代行業の支援を行ったり、指名ドライバー制度 を普及させたりして、交通手段を確保することが重要です。


運転代行は、まだまだ高すぎます。 指名ドライバーは、まだまだ無名すぎます。

居酒屋経営の方の多くも、実は困っているとおもいます。(詳しくはこちら


居酒屋経営者の方、酒造メーカーの方。

何か考えて、今すぐに行動しなければ、収益が悪化してしまいます。 「指名ドライバー 」の普及について、是非ご検討ください。


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宇都宮地検の副検事が、飲酒運転の知人女性の車に同乗、下車した直後に女性が酒気帯び運転で現行犯逮捕されていた、とのニュースがありました(http://www.asahi.com/national/update/0922/TKY200609220121.html )。


いよいよ、同乗者への酒気帯び運転幇助についても報道されるようになってきました。 この事件は6月に起きたものですが、さかのぼって報道に取り上げられてしまったようです。


同乗者や飲食店にも道義的責任を求める風潮が高まってきています。 「指名ドライバー」云々ではなく、運転手が飲酒しているときには、同乗しない「自己防衛」も必要かもしれません。


厳罰化や取締りの強化も大切ですが、飲酒の楽しみを減らさない方法での飲酒運転対策も大切だとも思いました。

飲酒運転をなくすためにブログをはじめて、わずか5日目ですが、少しずつ賛同していただける方が増えてきました。

一歩一歩、飲酒運転撲滅に近づいているのかもしれませんね。


車の運転が簡単すぎるから、飲酒運転が多いのでは?という意見の「シクログ。」 さんからTBしていただきました。

確かに、車の運転は簡単ですね。 私も近い意見を持っていて、オートマ車は100kmリミッターを義務化しても良いのではないかと思っています。 マニュアル車を乗りこなせないのに、高速道路で150kmも出せちゃうことは何か矛盾しているように思えるからです(もちろん、ミッション車だからといってスピード違反しても良いということではありませんよ)。


ミッション車普及で、飲酒運転削減。 良いかもしれませんね。


飲酒運転撲滅のためには、酒造業者の方のご協力が必須だと思い、まずビール会社(大手2社)に「意見」を提案しました。 インターネットの問い合わせフォームからの送信ですので、果たしてきちんと聞いてもらえるのか自信はありません。


何もしないよりは良いでしょう。


「意見」は次のようなものです。


飲酒運転による事故や、公務員の飲酒運転が社会的な問題になっています。 飲酒運転の厳罰化や、取り締まりの強化が必要という考えが主流だと思います。
しかし、お酒を楽しく飲む機会を減らすことが正しいこととは思えません。 安価で便利な交通手段さえあれば、飲酒運転は減るはずです。
そこで、「指名ドライバー制度」を広めたいと思い、活動を行っています。
http://ameblo.jp/designed-driver/
御社の社会貢献活動の一環として、一緒に「指名ドライバー制度」の普及を目指しませんか?


なにか返信があることを期待しています。

トラックバックをいただきました。 飲酒運転撲滅に向けて、少しずつ「指名ドライバー」が広がっていることを実感できて、とても嬉しいです。


さて、トラックバックは、日々徒然 - 飲酒対策 というブログからでした。


読んでみて考えたこと。

それは、車を出すひと(=指名ドライバー)に、ガソリンチケットなどをプレゼントするお店があれば良いのではないか、ということです。 地元のガソリンスタンドと提携して、、、など考えてみたいと思いました。


これから年末にかけて、飲酒運転に関する法整備が進むと思います。
そんななか、「交通事故問題を考える国会議員の会」が本日(9月21日午後3時)から開催されました。 超党派で構成されたメンバーは、82名(2006年6月15日現在)です。 詳細はこちら

飲酒運転をなくすことに党利・党略は関係ないことですので、是非、価値のある議論を行って欲しいと願っています。


さて、せっかくですので、投書してみました。 返信は期待していませんが、何か良い回答があれば紹介したいと考えてます。


交通事故問題を考える国会議員の会御中

痛ましい交通事故があり、飲酒運転の罰則強化や取締り強化の検討を望む世論が高まっています。 しかし地方では、公共の交通機関が少ないために飲酒運転をするひとが多いのが実態であって、安価な(タクシーや代行運転のようなものではない)交通手段がなければ飲酒運転は撲滅できないと思います。

地方格差、所得格差が広がる中、地方や所得の低いかたから「お酒の楽しみ」を奪ってはいけません。

私は飲酒運転を減らすために、「指名ドライバー制度」の普及を目指しています。 ぜひ、ご覧いただき参考にしてください。

http://ameblo.jp/designed-driver/


という内容です。


地方では飲酒運転は仕方ない??


某ワイドショーで、問題のあるメールがあったそうです。 詳しくは、こちらこちら をご覧下さい。

メールの内容は、「都会と違って地方は車が必需品なのに、飲酒運転を全て否定するのはおかしい」という内容だったそうです。


これが本当だったとすると、メールの主張は完全に異常だとしかいえません。


しかし、こんな意見の中にも飲酒運転を撲滅するために何をしなければならないか考えるヒントがあるんです。この意見が、地方で飲酒運転をするひとの本音(の一部)を代弁しているかもしれません。


我田引水だと思われるかもしれませんが、飲んだ後の自宅までの交通手段を整備しなければ、地方での飲酒運転はなくならないと思います。


安価な交通手段がなければ、「所得格差」のせいで低所得者はお酒すら楽しめなくなります。

地方だけお酒を飲む楽しみが減ってしまえば、「地方格差」になるでしょう。


地方のみなさん、「指名ドライバー 」を本気で普及させませんか?


地方の方のご意見をお待ちしています。

やはりお酒を提供している飲食店の方も悩んでいます。 厳罰強化や取り締り強化では、地方にお住まいの方ほどお酒を楽しむ機会が奪われてしまうのではないでしょうか? もちろん厳罰強化には賛成ですが、それだけでは解決しないと思います。


駐車場のある居酒屋さん、ぜひ「指名ドライバー制度」を一緒に広めましょう。

活動資金がないため、なかなか具体的な活動を展開できませんが、頑張っていくつもりです。


トラックバックさせていただいたお店のブログ に、飲酒運転に関するメッセージがありましたので紹介します。


「連日、飲酒運転での事故が全国各地で起こっています。
 12日から警察では飲酒運転の取締りを強化していますが、初日は秋田県内で8人が検挙されたとか。これだけ「飲酒運転は危険だ」と言われていても、「大丈夫だろう」という甘い認識があって飲酒運転は減らないのかなと思います。

 最近は、飲酒運転で事故を起こした本人だけではなく、同乗者や直前まで一緒に酒を飲んでいた方、その運転手に酒を提供した飲食店の責任も問われてます。

 当店の場合、駐車場があるので車で来て酒を飲む方もいらっしゃいます。
 幸いなことに、当店に車できた来たお客様は、ほとんど代行で帰ります。
 場合によっては車を当店に置いていき、次の日に取りに来る方もいらっしゃいます。
 万が一のことがあればと、当店では車で来たお客様には飲酒運転をさせないように気を配っています。

 沖縄のとある居酒屋では車で来たお客様は、車のカギを預かるのだそうです。最初は「何で」と反発する方もいたそうですが、今は理解をしてくれるそうです。」


安心して楽しく飲める環境づくりこそ、今一番大切だと思います。


飲酒運転を減らしたいと考えている飲食店を紹介します。

指名ドライバー制を導入されているお店、bar Samurai girl さんです。


コメントを頂きましたので、ここで紹介させていただきます。


「指名ドライバー制度は、お酒を飲まないのにBARやスナックに
無理やり連れて来られた方には良いことだと思い導入いたしました。

正直、なかなか普及するのは(建前でなく本当に現場サイドで)難しいだろうと思いますが、ここのところお客さまには喜んでいただいております。
政府も何がしかの見直しが必要と思われます。
タクシーは人件費の比重が重く、尚且つ税金も高いですね。
このままの現状では飲食店のみが悪者にされる傾向があると思います。
消費税のアップも謳われる昨今、「飲食店」は一体どうすればいいのか?大変不安に思います。
それでも、私たちは「お客さまの為」に努力し無ければならないと思います。

指名ドライバーについて諸々の欠点はあるにせよ、私は賛成です。」


悲惨な事故があったからだとは思いますが、「ここのところはお客様には喜んでいただいております。」とのこと。 やはり、今こそ飲酒運転撲滅のための運動をすべきですね。


「もろもろの欠点はあるにせよ」だそうです・・・

実際に導入されているお店の方に言われると気になってしまいます。 この制度は撲滅の切り札にはならないと思いますが、頑張っていきます。