飲酒運転を減らすため、あるいは撲滅するためのアイデアが議論されています。 厳罰化、酒気検知による車のロック、検問強化など実現可能なものから、お酒の全面禁止や飲食店規制など幅広い議論が展開されているようです。
厳罰化や規制強化などの法整備も重要だとは思いますが、お酒で楽しめる機会が減ってしまうことは正しい方向だとは思いません。
居酒屋などでお酒を楽しんでも、飲酒運転せずに帰宅できる「環境づくり」と、「厳罰化」を並行して行うことが最善ではないでしょうか?
指名ドライバー(Designated Driver)という制度が海外にあります。
お酒を飲める飲食店・レストランに車で行くことが多いアメリカで、指名ドライバーという制度が始まっています。
入店時に、車一台につき一名以上の指名ドライバーを決めます。 指名ドライバーは、帽子やシールなどを身に着けることで、自分が指名ドライバーであることをアピールしなければなりません。
指名ドライバーは、お酒を飲んではいけません。 店の人も含め、周囲の人はお酒を勧めてもいけません。
お酒が嫌いな人、体質的にお酒が飲めない人、どうしても車で帰らなければならない人は、積極的に指名ドライバーとして名乗り出ます。
指名ドライバーは、飲食店から何か特別なサービスを受けられるといいですよね。
こんなアイデアはいかがでしょうか?
アイデア1:
指名ドライバーはデザート・ソフトドリンクが無料になる。
お酒よりも甘いものが好きなひとは、指名ドライバーになりたくなりますね。
アイデア2:
テーブルの飲酒料金の5%から10%のポイントをもらえる。
ポイントは、キャッシュバックや次回来店時の割引として使えます。
大勢の酔っ払いを家まで送ってあげれば、お金がはいるのです。 これなら、みんなを家まで送ってあげる気になりますよね。
指名ドライバーを導入しても、お店は損ばかりではありません。
まず、社会的・同義的責任を果たすことができます。 駐車場完備の居酒屋を経営している方は、不安を抱えていると思います。
次に、お酒を飲まないお客様が増える可能性があります。 お酒を飲みたいひとは、指名ドライバーを連れてくるためです。
また、宣伝効果もあるのではないでしょうか? このブログでは、飲酒対策を講じている飲食店を紹介したいと考えています。
このブログを通じて、指名ドライバーを普及させ、飲酒運転を減らしたいと思います。
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2006/10/1追記
指名ドライバーについて、友人や知人に紹介したいと思ったら、是非、紹介用プレゼンテーション資料を配布してください。
ダウンロードは、こちらから → 「指名ドライバーのプレゼンテーション 」
何か協力したいと思ったら、普及のアイデアを考えてください。
詳細はこちらから → 「普及のためのアイデア募集 」
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