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Commentarii de AKB Ameba版

AKBとかその周辺とか

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  炎上(いきなり風が吹き抜け)
  炎上(炎が広がるように)

 指原、松村両先輩お疲れっした。
 ちっちゃなモニター越しですが、シビレました。
 あざーした。
 正月7日の公演で2013年の運を全て使い果たしたと思いきや、「ユニット祭り2013」当選。
 TDCホールは「見逃し2」でTeam Eとの邂逅の場。その時は2階席だった。
 あそこは2階3階でも舞台が近く見えていいよね、でも双眼鏡はいるよね、なんて思ってました。

 早朝にコンビニでチケットを発券してみたところが、何とアリーナの5列目。
 どういうことこれ?
 オレって業界関係者だっけ?
 
 TDCホールについて座席表を見ると、1列目2列目はドリーカメラのレールが占めているから実質3列目。こないだのシアターが4列目だから1列前進。
 どういうことこれ?
 オレもうすぐ死ぬの?
 昨日が命日だった親父が呼んでいるの? 

 いやあ近い近い。
 名前を呼んだら目があっちゃった。CinDyと。

 いやあいっぱいメンバーが出てきた。
 本店のメンバーはもちろん、まさか松井JRにくーさんにまなっちゃんにゆりあに秦さんになな子に藤本にさやみる三田ケイラ矢倉に兒玉中西(ちょ)松岡宮脇村重森保田島朝長が見られるとは思ってなかったってよく識別できたなオレ偉いぞオレ。

 平知盛風に言えば「見るべき程のメンバーは見つ」。
 やっぱオレ海に飛び込んで死ぬの?
 海の下にもシアターがあるの?
 
 いやまだだ。昇格した松村先輩を見るまで死ねん。
 それまでは死ねん。 

 感想は数多あれど。
 今はただDVDに恍惚としたアホ面が写っていないことを祈るのみです。 

 追記:
 昨日の興奮まだ覚めやらず。
 忘れぬうちに記録。何せこの頃、出来事の内容ではなく、出来事があったことをすぽんと忘れることがあるから。え、それってヤバイ方じゃないの? 

 初めて見た柏木。
 「ずっと前から」ではほっそいほっそいピンヒールのブーツを履いて登場。安全を考えれば高城のような幅広ヒールでも許されるのだろうに。
 柏木ってば、あの動きの激しい「口移しのチョコレート」でも一人だけほっそいピンヒールのブーツを履いてるんだよね。公演DVDでもどのライブでも。そりゃなっちゃんらぶさんには無理だろうけどってうっさいわ。
 その後出てきた時は普通のパンプスに履き替えてたけど、きっと「ここ一番はピンヒール」なんだね。
 なんかアイドルとしての矜恃を見た気がする。さすが筋金入りのドルヲタ。それにつきあった倉持もエライ(倉持さんもピンヒールのブーツだったんです。あ、ベタ底の靴が脱げちゃった指原先輩をdisってる訳じゃないっすよ。方向性の違うアイドルって線でご了解を)。
 
 初めて見た岩田。
 この人キレイ。べっぴんさんじゃないんだけど、歌ってる姿がすっごくキレイ。まさに「舞台の子」。

 初めて見た松井R。
 くっそ他にも見なきゃいけないのに目が離れん。  

 初めて見たまなっちゃん。
 かっちょよかったあ。
 でも何て言うか、んんんんんじれったいいいいいい。

 初めて見た藤江。 
 マイクスタンドは蹴り倒せ! 
 落ちちゃったら拾えばいいんだ!

 何度かめの岡田(奈)。
 くっそー、相笠出せ-。
 いや、岡田(奈)にアヤつけてる訳じゃないよ、よかったよ岡田(奈)、相変わらず手負いの猫みたいで。
 でもさあ岡田(奈)が出られるんなら相笠も何とかならなかったか。
 リクアワで出番がある? 
 でも山本と同じ曲に出る機会はそうそうないでしょ。

 初めて見た森保。
 松岡が出たので来るぞ来るぞと期待してたら来た。しかもJと。
 「雨のピアニスト」みたいにゾクゾクした感じにはならず、何とか踊れましたってレベルだった。 今日は経験だ。
 でもあそこ相笠投入でもよかったんじゃね(しつこい)。
 頼む。相笠ガキなんだから、調子づかせてやって。お願い。
 この子は「てめ何チョーシこいてんだ」くらいがちょうどいいんだって。
 Jと踊らせてやりたかったっす。
 ガキはチョーシこいてるくらいがいいんだって証拠が初めて見た大島(涼)。
 チキショーあそこに相笠立たせてやりたかったなあおい。

 初めて見た松井J。
 ....
 だめだ、語れん。 

 初めて見た板野。
 「I am a clone」でちょっとフイた。そりゃその通りだわね。
 誰かに似ている(が誰かよりは劣っている)ああいうパフォーマンスをさせて「I am a clone」って言わせる秋元先生ちょっとヒドス。
 
 初めて聞いた岩佐。
 おいこれ名曲。生(?)で聞いてわかった。
 「宿」とか「偽名」とかのキーワードに引っ張られて個人的な(不倫含みの)悲恋だけの歌かと思ったら大間違い。
 「人として普遍的な愛の悲しみ」まであともう一歩の広がりを持ちうる曲。ただそこまで解釈して表現せにゃならんのだがオコチャマにはキビシイなあ。大御所に取られたらアカンぞ。
 そう言や「空の上の誰かさん」とは神様の隠喩でしたね。

 初めて声をかけて、こちらを見ていただいたCinDy。
 すみません、ちょっとお行儀悪かったですね。以後気を付けます。
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Tags:School days、Be ambitious

 「Team 4 1st Stage 僕の太陽 ~Studio Recordings コレクション~」
 センパイたちのCDに遅れて本日到着。
 Team 4ったら、最後の最後までちょっとみそっかす扱いでしたね。

 2011年10月10日。
 お約束を破って、「AKB48、Team 4です」と高らかに声を上げた初日。
 その後その名を名乗ることは、ずっと許されなかったけれど。

 2012年10月25日。
 もう一度だけお約束を破って、「AKB48、Team 4です」と挨拶をした千秋楽。
 そのTeam の名は、今日届いたCDの中にずっと留まっています。

 全部の公演を見ることはできなかったけど、そして現場では無くモニターを通しではあったけれど、間違いなく今までイチバン見続けた公演でした。
 
 うん。ヒョーバンはよくなかったよ。知ってる。
 僕もどうかなあ、と思うことがあったよ。
 でもね、それでも僕はTeam 4(と、Team には入れなかったけど、ずっと一緒にやってた子たち)が大好きだった。
 恥ずかしながら「うちの子たち」とまで言ってしまった。
 
 だってしょうがないじゃん。
 ほとんど全然知らない子たちを1人1人憶えていく、それが楽しくてしかたなかったんだもん(同じことはTeam Eにも言えるのね。どうして僕が好きになるTeam はこうなんだろ)。
 
 いろいろあって、Team 4は無くなってしまった。
 彼女たちは悔しかったろう。
 でもひょっとしたら、少しほっとしたところもあったかも知れない。新々Teamで、センパイたちと伸び伸びとやってる「うちの子」たちを見ると、そう思うこともある。

 でもねえ、君たち。
 僕はTeam 4が大好きだったよ。
 ぽんこつでもへなちょこでも
 たくさんの人がTeam 4のことが好きだったよ。
 胸を張ろう。
 君たちは新人水夫だけで船を出した。
 それはたった7人しか観客がいない劇場でのスタートに比べて、勝るとも劣らない(いや、そりゃあちょっと言い過ぎか。勝らないし、ちょっと劣るかも。でもちょっとだけ)出来事だった。
 船は蛇行し難航し座礁しかけて大変だったけど、それでも君たちは船を進めた。

 ごくろうさま。よくやった。つらかったろう。
 その1年とちょっとのこの日々は、君たちの大事な糧だ。

  AH あぁ私のことを/ずっと 見守って
  ほんの少しずつ/手を伸ばし/夢が叶うまで

 言うにや及ぶ。
 見守るぐらいお安いご用。 

 なんてね。
 紛う事なき「うちの子」たちの声が刻まれた「僕の太陽」を聞いていたら、こんなよしなしごとを書きたくなりました。
 ちょっと奥さん、先週ののANN聞いた?
 そうそう、菊地と仁藤と松井(咲)がパーソナリティの。

 聞いた聞いた、聞きましたとも。あれでしょ、2時台の選曲。
 よかったわよねー。

 説明しよう。「ANN2時台の選曲」とは、「AKB48のオールナイトニッポン」で、午前2時を過ぎると出演パーソナリティのチョイスによる曲がかけられる、という企画である。

 お3人さんの選曲。
 元旦に発売された「studio recordings~コレクション~」からの3曲。

 まず仁藤萌乃。選んだのはB4「アイドルの夜明け」公演から「片想いの対角線」。
 続いてきくぢことあやりんこと菊地あやか。B3「パジャマドライブ」公演から「鏡の中のジャンヌ・ダルク」。
 そして咲っぺこと師匠ことピアノこと松井咲子。A4「ただ今恋愛中」公演から「君が教えてくれた」。

 仁藤の「片思いの対角線」。

 萌乃さん曰く、

 チームに昇格して、はじめて自分に頂いたユニット曲なのですっごく思い入れがあるので皆さんにも聞いていただきたいなと思います…

ANN 2013年1月12日

 まあ萌乃さんと言えば「対角線」だよな。それがどうしたの、と言えばそうなんだけど奥様、ちょっとこの曲が入っているA4「アイドルの夜明け」公演DVDご覧になって下さいませよ。

 公演DVDで、「対角線」を演じるメンバー。センターは仁藤。左右に米沢と、当時研究生だった小森を従え堂々のパフォーマンス。
 その後ろで何も言わず踊るバックダンサーたち。

 このDVD見始めた最初の頃はねえ、ぼーっと見てただけなんです。
 萌乃さん目ぇスルドイなあとか、これ「対角線」とか言ってるけど、フリは長辺短辺で四角形の面積だよなとか思いながら。
 見てるうちに、スタイルと動きのすごくいいバックダンサーがいるな、って気づきました。
 失礼ながら前列で歌う小森よかよっぽどきれいに踊る人。当時は誰だかわからなかった。

 いろいろなものを見たり読んだりして、AKBの歴史や目立たないメンバーのことを知るようになっていって、そのバックダンサーが菊地あやかであるということがわかりました。そして「彩香」が「あやか」になった経緯も。

 菊地彩香はTeam Bのオリジナルメンバー(そしてエース格)だったにも関わらず、正規メンバーとして最初(で、おそらく最後)に「解雇」され、オーディションを受け直し、「菊地あやか」というただの研究生から再スタートしました。

 公演DVDの中で「対角線」の立ち位置ゼロにいる仁藤は、菊地がTeam Bのエースだった頃は研究生でした。その仁藤をバックダンサーとして支える菊地。

 完全に立場が逆転して、仁藤の後ろで黙々と踊っていた菊地は、その時何を思っていたのだろう。
 って、この時はきっと菊地は何も思ってないよね、おバカだから。ただ研究生の仕事をひたすら一生懸命やってただけだよね。
 僕はそういう菊地が大好きです。

 ひたすらに踊る菊地の傍らには、やはり当時研究生だった松井師匠の姿がありました(他に野中美郷、前田亜美、あとはちょっとわかりません)。
 
 菊地と松井(咲)。
 今は親友同志であるという2人。
 
 仁藤がそれを意図してかけたのかどうかは判らない。でも「対角線」がかかっている間、仁藤のバックダンサーだった2人はきっと同じブースでその時のことを思い出していただろうと思います。そしてその後歩んできた道を。
 
 続いて菊地の選曲。

 菊地の曲紹介。

 私が選んだのはですね(おー)、Bサード「パジャマドライブ」公演なんですけども(まさかー)、あのホントに唯一思い出がある曲なので皆さん聞いてくれたら(おー)、すごい嬉しいな、と思います。
 それでは聞いて下さい。AKB48で「鏡の中のジャンヌ・ダルク」…

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 おいおい「唯一思い出がある曲」ってB3の他の曲忘れちゃったのかさすがきくぢだな、というツッコミは置いておきましょうね。
 これは即ち萌乃さんと同じように「一番思い入れのある曲」と言いたかったんだな、と読み取ることくらいきくぢ通のミナサマにはたやすいことですわね。
 ちなみにカッコの中は恐らく師匠の合いの手です。

 「唯一思い出のある曲一番思い入れのある曲」

 僕は当時の菊地彩香を知らないから、その時のことはわからない。

 でもこれが「秋元先生が、その時Team Bのエースの一人として輝いていた菊地彩香のことを思って書いた」曲であったことは知っている。
 そしてスキャンダルによってAKB48を解雇された菊地が、Team Bとして二度と歌うことの無かった曲であることも(後に「Team Ogi祭2010」では歌ったけれど)。

 菊地は「菊地あやか」として見事にカムバックする。しかしその後、彼女はTeam B在籍時のことをあまり語って来なかったように思える(もっとも僕が菊地の言動をいちいちフォローしているわけではないから、あくまでも印象だが)。まあ思い出して愉快なことではないし、敢えて語るような話では無いだろうけどね。  

 勝手な想像だが、彼女にとってTeam Bのことは、もう痛いわけではないけれど刺さったままのちっちゃなトゲのような、そんな感じだったのじゃなかったのかしら。
 そしてその中心にある曲。
 
 その菊地が、この曲について語った。

 鏡の中のジャンヌダルクが、
 ちゃんと私の名前で
 入ってる…涙目。

 良かった。素直に嬉しい。

 B3「パジャマドライブ」公演DVDの「ジャンヌ・ダルク」で、「B」のバナーを掲げセンターに立っているのは、菊地ではなく彼女の後を襲った指原先輩だった。
 「ジャンヌ・ダルク」において、いや、「パジャマドライブ」公演全体において、菊地彩香はあたかも「いなかった人」のようであった。
 でも今度出たスタジオレコーディングCDには、しっかりと彼女の名が記されていた。
 「菊地彩香」と(ついでにいうと、「ワッショイB!」でもしっかり「あやりん」と歌われてる。「さっしー」ではなく)。
  
 さらにこのCDを聞いて初めて判ったのは、DVDの声は指原先輩ではなく菊地の声だった、ということだった。またまた出ました「妖精の粉」。
 DVDからリップした音源を何回も聞いてたのに、僕はこれまで全然気がつきませんでした。

 声は自分なのに、歌っている姿は別の人。
 自分の名前は、どこにも書かれていない。
 菊地は、「パジャマドライブ」公演DVDのこの曲を見る時にどんな思いだったのだろう。
 
 
「あれは私の声だ そしてあれは私の歌だ」

 
 決して声に出して言ってはいけない言葉。
 
 しかしやっとこの曲を、堂々と自分のものと紹介し、人々に聞いて貰える時が来た。
 僕にはそれが彼女のトゲが抜けた瞬間のように感じられた。
 師匠の「まさかー」「おー」という合いの手は、多くを語らない親友菊地の、心の片隅に残っていたトゲがやっと抜けたことを言祝ぐ声であったのだろう。

 この時が来るまでに、多くの月日が過ぎ、たくさんの水が橋の下を流れた。
 
 最後に松井咲子師匠がかけたのは、「君が教えてくれた」。
 そう、いろんな人が、いろんなことを教えてくれた月日だったに違いない。
 その中には、最悪な形でAKBを去り、でも必死の思いでカムバックして、夢を諦めなかった少女の物語も、当然入ってるんですわよねえ、奥さん。
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Tags:片思い、School days

 いろいろあったけど何もなかったような顔で「7時12分」の話の都築りかちゅう

 A4のスタジオレコーディング盤ヘビロテで聞いてます。でもコールの無い「7時12分」を聞いてると、やっぱりココロの中で「あつあつあつあつ」って言っちゃいますね。

 この曲において「あつあつ…」コールが、「ちょーぜつカワイイ」に代わっていったのが2009年頃だった、というのが前々回の結論。

 ところで、「あつあつあつあつ」のような、メンバーの名前の2音節を繰り返すコールが打たれる曲は他にも幾つかありました。
 たとえばA2「会いたかった」公演の5曲目、「ガラスのI LOVE YOU」。
 この曲ではコールはどうなってるんでしょう。

 これもまたアイドルらしさ全開の一曲。
 歌うのはオリジナルのA公演では高橋、中西、板野、成田の4人。 
 頭サビの後短い間奏が入って第1スタンザAメロ、前半を高橋、後半を中西が歌い分けています。
 公演DVDでの様子を見てみましょう。

  ひまわりが咲くと/どきどきするね

 の後、高橋に対するコール「みなみ!」。

 続いて

  君の隣を歩くだけで/舞い上がる

 「だけで」の「でー」に被って名前2音節コール、「りなりなりなりな・りなちゃん」。
 実に揃っています。
 
 「ガラスのI lOVE YOU」は、「7時12分」よりも歌われる機会が多い曲でした。その後いろんな場面で歌われた「ガラス」で、中西ポジションに対するコールはどうだったのでしょう。
 
 2006年11月、日本青年館でのファーストコンサート。中西に対し当然「りなりなりなりな」コールが打たれていました。
 2日目のシャッフル公演、中西ポジは河西でした。ここのコールも、キレイに揃った「ともともともとも・ともちゃん(ともみ?)」。これは「よく訓練された」と言っていいレベルでしょう。

 その後も、この曲の中西ポジをいろんな人が歌いました。
 
 2007年10月、Team Bの2番目の公演として「会いたかった」が開幕。
 B2の「ガラス」は、菊地、仲川、多田、平嶋が歌いました。まだ彩香だった菊地のカワイイこと。渡辺と並んでエース格だったのがよっくわかります。
 歌い出しはその菊地。中西ポジは仲川で、コールは、公演DVDは聞き取りにくいのだけれど、どうやら「はるはるはるはる・はる(ちゃん?)」。

 2008年1月、初めてのリクエストアワーで「ガラス」は第12位と上位にランキングされていました。この時のメンバーは、AとBの折衷で、高橋、仲川、多田、成田。
 歌い出しはTeam A代表高橋、中西ポジはTeam B代表の仲川。コールは「はるはるはるはる・はるごん」とはっきり聞き取れます。

 2009年1月のリクエストアワー、「ガラス」は62位でした。中西ポジは北原里英。ここでのコールも、「りえりえりえりえ・りえちゃん」。

 2009年4月のNHKホールでのコンサート「神公演予定」の「ガラス」。中西ポジはあっちゃん、もちろんコールは「あつあつあつあつ・あっちゃん」でした。この時は歌い出しがえれぴょん、残りが柏木と宮崎って豪華メンバーでした。
 
 ここまで見ると、「7時12分」同様「ガラス」でも2009年初頭までは名前2音節コールが続いていたことがわかります。

 そして2010年のリクアワ。
 「ガラスのI LOVE YOU」は第88位で、「7時12分」同様翌年以降のリクアワにはランクインしなくなります。
 この時の中西ポジは今をときめくぱるること島崎遥香。でも当時は前年の9月にオーディションに合格し、11月にシアターデビューしたばっかりの研究生でした。
 他の3人も当時研究生だった島田、竹内、石黒。アイドル色の強いこの曲、研究生に向いていると判断されたのかもしれません。余談ですがこの時の島田、ちょっとカワイイじゃん。

 で、この時のコール。 本寸法だったら「ぱるぱるぱるぱる・ぱるる」であるはずなのですが、「ちょーぜつカワイイ・ぱるる」。
 今はともかく、当時の島崎は「ちょーぜつ」と呼ぶのはちょっとねえ、と言った風情。そのせいだかどうか、「ちょーぜつカワイイ」の声はわずか数人からしか発せられていないようでした。

 ということで、「7時12分の初恋」だけではなく、「ガラスのI LOVE YOU」でも2009年に「名前2音節コール」が「ちょーぜつカワイイ」コールに変わって行ったことがわかります。

 「名前」のコールから「ちょーぜつカワイイ」への遷移が起こった2009年。

 2008年はレコード会社との契約切れやら何やらでごたごたしていましたが、「大声ダイヤモンド」で心機一転、2009年最初の「10年桜」でついにシングルCDの売り上げ10万枚を突破しました。
 第1回「総選挙」やら「組閣」やらニューヨークやパリでのライブやら初のオリコン1位やら「いいとも」出演やら紅白出場やらがあった年です。
 後に僕がヤラれることになる「言い訳Maybe」も2009年でした。

 こうみると2009年って、AKBが間違い無くティッピングポイントを迎えた年だったんでしょう。
 これまでシアターに足を運んで彼女たちを支えていたファンに加えて、新規のファンがどっと増える、最初の年でした。そのファンの多くは恐らくシアターを体験することなくファンになっていった人々だったもの思われます(その少し後にAKBにはまった僕自身もその中に入ります)。

 また、これは直接関係があるかわかりませんが、2009年は大量のメンバー、研究生がAKBを去った年でもあります。前年の2008年にも1期生がまとめて4人辞めるなどあったのですが、2009年は解雇ありセレクション審査不合格あり「辞退」ありで30名がいなくなりました。
 これから見ても、この年、AKB自体が「変わろう・変えよう」とした、もしくは「変わっちゃった」年だったと言えるでしょう。

 さて「名前2音節コール」は、メンバーの名前が2音節で呼びやすければいいのですが、そうじゃ無い場合、たとえばあっちゃんの「あつ」なんか事前にお約束ができていなければうまく行かないことが予想できます。
 「この曲のこの部分では『あつあつ』で名前を呼ぶんだよ」、というお約束が徹底してはじめてうまくコールできる。つまりメンバーや曲の個別性が高いコールということができます。
 こういうお約束の多くはシアターで培われたものでしょう。

 それに対して「ちょーぜつカワイイ」は、お約束を知らなくても、メンバーが誰でも曲が何でも、タイミングさえあっていれば誰でもコールすることができます。個別性は低い代わりに、とても汎用性が高い、と言えるでしょう。
 しかも「ちょーぜつカワイイ」なんて日常生活ではまあ使わない言葉で、ちょっとジャルゴン(隠語)的な匂いもします。新たにファンになった層が、軽くヲタ気分を味わうには最適なコールだったのかも知れません。

 ということで「ちょーぜつカワイイ」がコールされるようになったのは、AKBとAKBを取り巻く環境が変化したのが原因のひとつなのでしょう。そこには「シアターの発信力」が相対的に低下している状況が関わっているようです。
 
 とまあ、穏やかに結論めいたことを書いて、この項オシマイにしようと思ったんですが、悪い癖。
 「ガラスのI LOVE YOU」ってAKBだけじゃなく、けっこう支店でも歌われてるよね。
 支店での状況も調べた方がいいんじゃね?

 うわっまた出た。
 もう「7時12分」と全然関係ねーじゃん。
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Tags:School days、Be ambitious

 新年早々、ビッグなお年玉。これで今年の運を使い果たしたんじゃなきゃいいけど。

 1月7日「僕の太陽」公演に当選しちゃいました。
 2013年通常公演の第1回目です。

  AH あぁいつの日か きっと/大きなステージで
  スポットライト浴びて/歌い踊り 主役になる

 そう、舞台に上がるのは主役を夢見る研究生たち。
 AKBの魅力が「発展途上の夢見る少女たち-dreamin' girls-」だとしたら、今や研究生こそがソレ。
 え、正規Team の公演がちっとも当たらないから負け惜しみ言ってるんじゃないよ。
 ま、正規Team の公演が当たったらそれはそれで嬉しいけどさあ。

 と言うわけで吉例のお礼参り。というか、初詣だね、これは。
 光宗大明神、今どこで何をしているの?
 君のチームメイトは今日も汗を流しているぞ。

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 今日はお賽銭箱の後ろから。雨宮、森山、渡邊(寧)の名前が見えますね。
 ピンが甘くてすみません。
 やっぱまだ余裕がないんですね。

 お賽銭を入れたらいつもすっと寄って来てステッカーをくれるお兄さんが来ない。
 あれ、見てなかったのかな。ちょっとこっちから寄ってったらくれました。何か催促しちゃったみたいで恥ずかしい。催促したんだけどさ。
 「誰かのために」ステッカー5枚目。公演参加4回+キャン待ちね。

 抽選は多分10巡くらい。今までで一番早い。
 立ち見最前はもう埋まっていたんだけれど、中央4列目上手の椅子が2つ空いてまして。
 生まれて初めての着席観戦が出来ました。うわっステージちかりな。

 手を伸ばせば緋色のカーテンが触れそう。もちろんその前にゴムゴムの実を食べなきゃいけないんだけどさ。あと前のおっさん(これが座高高いんだ)にはたかれちゃうけど。

 影アナ、暗転、そして「Overture」。
 届いたばかりのスタジオレコーディングコレクションのカラオケでは、様々な音がちりばめられてたけど、そんなの全然聞こえやしない。

 開くカーテン。
 浮かび上がる人影。

 「せーの」。

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 相変わらずあっという間の2時間ちょっとでした。

 正直、いちばん最初に来た時ほどの感動は無かった(何しろ「目撃者」を聞きながら号泣してたんだもの、だって初めてだったんですもの…)。でも楽しかったなあ。
 
 ご贔屓の相笠は、今日もちょっと埋没気味だった。周りとの調和を気にしてスロットルを全開に出来ないのだろうか。この人はさっさと昇格させて石田(安)と競わせればいいんだよなあ。

 相変わらずキレイなヘンタイ茂木の独壇場だったのは「Lay down」。後ろでイチャイチャしてるのはどこまで演出なんだか。ホントに太もも触ってたね。茂木はこの曲以外はゆるゆる。細けーこたいいんだよこの人は。

 メトロポリス@尊師御推挙の高島。やっと個体識別出来ました。

 前回は茂木とわちゃわちゃしていた村山。何か落ち着いちゃって14期生を見る目がお母さんみたいでした。

 わりと真ん中に立ってた小嶋(真)。何かに似てるぞ?

 ミスかきつばた岩立は今回も「やっほー」をフライングされてました。

 そして今日も目を奪ったのは西野。西野。西野。まあるい顔の西野。

 ごめん「アイドルなんて」の3人のアイドルちゃんよりポンポン隊の西野を見ちゃってた。
 「Bingo」では飛ぶようだった。
 そして「向日葵」。
 天を指す指の先に今日も空が見えた。
 歌う彼女の笑顔の中に微かな痛みすら感じられて、ちょっとだけ鼻の奥がつーんとしちゃいました。
 そう、「向日葵」ってホントはちょっと哀しい歌なんだよな。
 比べちゃなんだがこれは間違いなくTeam 4の「向日葵」にはあまり感じられなかった表現だった(いつだったか岩田がこんな「向日葵」を見せてくれたように思う。もっともモニターを通してそれが伝わって来た岩田もスゴイ)。
 
 あ、西野が4列目からじっと見てた僕の目を見返して、時々微笑みかけてくれたから(そしてハイタッチ会で「あっ」という表情で軽くタッチした手を握ってくれたから)メロメロになっている訳じゃないよ。全然そんなことないんだよ。

 彼女は最後の「永遠プレッシャー」では島崎のポジション、つまりセンターだった。
 でも冷静に考えると、彼女が将来「推される」可能性、シアター以外の場所で立ち位置ゼロが与えられる可能性は決して高くないんだろうと思う。
 きっと同期で言えば岡田(奈)とかの後塵を拝するだろう。
 
 そういう切なさもどかしさもコミのAKB。願わくはなるべくたくさんシアターで彼女(たち)の姿を見たいものです。

 あ、正規Team の公演当ててくれても全然構わないんですよ光宗大明神。
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Tags:片思い、School days

 あけましておめでとうございます
 今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 年末年始いろいろありました。私的にも仕事的にも、もちろんヲタ的にも。
 いくつかかいつまんでみますね。

 まずは年末に届いた「第一回ゆび祭り」DVD。
 正直、特段の期待無しでで見たんですけど、豈図らんやいいもの見せて貰いました。

 まずは何と言ってもワロタの「希望山脈」。
 あの曲のあのポジションにCinDyがいてくれてよかった・゚・(ノд`)・゚・。他の誰でもだめだった。
 天に穿たれた穴を過不足無く埋めて傷を癒せるのは、彼女しかいなかった。それをすぐに見通したやすすはさすがだなあ。
 あと菊地の「(正面 向いたら/運も)開けてくるさ」。
 この部分菊地が歌うと説得力あるなあ。晴れやかな笑顔でさ。

 あと指原先輩、ホントお疲れっした。たとえやすすの差し金でも、最後にたった一人であの場に立った先輩。どんなにか心細かったでしょう。
 それなのに、遠目にはほんのわずかの震えも見えませんでした。
 お見事でした指原先輩。
 もう誰にもへたれなどとは呼ばせませんやね。

 12月30日にはレコード大賞2連覇がありました。
 おめでとうございました。

 2011年の時はケッコウどきどきしながら見てたんですよね。
 レコ大なんてどうでもいいことだとは思うんです。でも「(どうやらあれやこれやでレコ大に嫌われてるらしい)秋元先生に取らせたい」っていうメンバーの気持ちを考えると、何とか取って欲しい、と思ってました。
 ホント、それまで秋元先生はレコ大に嫌われてたんですよね。
口パク妖精の粉アイドルにレコ大は取れない」って公言してる人もいたし。
 
 だから2011年に取れた時はホントうれしかった。

 でも2012年はそんなに心配や感激はありませんでした。
 取れなくても「ま、そんなもんか」って感じで納得したでしょう。
 連覇を聞いて、ただ「創業守成」って故事が浮かびましたね。間違いなく「創業」の時期は終わりを告げたんだなあ、と。あ、ヨシマサアニキの受賞ははじめてでしたね。それは嬉しかったかも。

 えれぴょんがあの舞台に立ったのは嬉しかったです。
 新人賞の紹介ナレーションでは「異例づくしの超大型アイドル登場」と言いながら元AKBのエの字も出てきませんでしたけど。オトナの事情なのかしら。

 大晦日には、紅白歌合戦。
 何と言っても単体で初出場のSKE。よかったよかったですね。
 妻義父義母義弟の手前、胸熱でも顔は涼やかに見てましたよ。

 「SKEって人気あるの?」と訊ねられても「そうみたいね」しか言えませんよ。
 「いっぱいいてわかんないね」「そんなこと無いよ全員判るよあれがJ、これがR、鳥、ごまちゃん、くーさん、教祖さま、ゆりあだーすーうなちゃんのん。鰹まなっちゃんあんなピルエットはだーすー、うしろにきょんだかすすだりかちゅうだ、うおおお、今一瞬見えたのかおたんじゃね? かおたんだろ? かおたんに違いないよな そうだね、全然わかんないね」。
 「あ、すごい体操選手みたい」「研究生の藤本だね ほんとだね」。
 かくして幸せな年の瀬でしたとさ。

 そして本日。

 職場に来たら来てました。「studio recordings コレクション」どーんと19枚。え、20枚じゃねえの? と思ったら案の定Team 4の1stは月末でやんの。
 で、取り急ぎA4とH1を聞いてみました。

 いい。
 すごくいい。
 公演のDVDからリップした音源をずっと聞いてて、それなりに聞けてた積もりなんだけど、全然違う。
 「7時12分」の大江、「春が来る前に」の大島&星野、「帰郷」の中西。それぞれの声が何の障害もなしにすうっと届いてくる。
 大感激ですよもう。

 あとカラオケもいい。

 たとえばOvertureのカラオケ、どんなもんだろうと思うでしょ。それがいいんだわ。今まで聞き逃してた音がたくさんあって、こんなに作り込んでたんですね。ラッパの六連符なんか全然気がつかなかったわ。
 カラオケのためだけで買ってもいいや。

 あ、「7時12分」、イントロ前に発車ベル&電車のSEは入ってなかったです。残念。
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Tags:片思い、School days

 ええ、まだ「7時12分」すか。世の中動いてるんすよ。
 まあそう言いたもうな。動いているときこそ、故きを温ねて新しきを知るじゃよ(誰だお前)。

 未発売の音源の中でも、特にA4のスタジオ録音盤が期待されている理由の一つが、DVDの音質のアレさかげんだということは、衆目の一致するところですよね。
 アレったらアレ。あの騒音。うっせーたらない。そう、ヲタの大声。

 他の公演DVDにも、客席からの音は入っているんです。それがライブの醍醐味っちゃ醍醐味だもの。でもね、それにしたってA4のヲタ声はドイヒーすぎる。
 がなる。おめく。絶叫する。もうね、阿鼻叫喚。

 よくこれ音源に使ったよな。
 画像はところどころ別撮りをインサートしてるんだから、音だって工夫のしようがあったろうに。今だったら北川謙二が許さないよ!

 とまあずっと思ってたんですけどさ。
 DVDからリップした曲をずっと聴いてるうちにさ、「騒音」にもなんだか情が移ってきたというか、あんまし気にならなくなってきちゃうから不思議。
 てかたまにスタジオ録音聞くと、「あれちょっとサミシい?」なんてね。石原Pからもらった「ダルイカンジ」なんて、音はやたらいいんだけどさ、「メガネメガネ」コールが無いと妙に物足りなかったりします。

 あ、1月1日発売の公演CDが、完全オリメンの声だってわかって安心したから言う訳じゃないっすよ。それもちょっとあるけど。

 で、話は「7時12分」のヲタのみなさんの声。

  朝の駅で/斜め前に
  いつも見かける

 Aメロ4小節め「見かける」の「るー」の後、ひと休符置いて「あっちゃーん」と声が掛かります。ソロパートのある曲では定番のコールですね。

 「7時12分」、2012年の東京ドームコンでもやりましたけどなんか凄かったよね、ドームの「あっちゃーん」コール。広いドームだけあって、時間差で聞こえる地響きのような「あっちゃーん」。

 この後。
 A4のオリジナルで聞くと、

  学生服のあなたがいる

 「がくせーいーふくーのー」まではじっと聞いて、7小節めの「あーなーたがいるー」に被って、「あつあつあつあつ・あっちゃーん」と来る。

 最初これ何言ってるかわかんなかったんですけど、よく聞いてると、「あつあつあつあつ」なのね。で、「あっちゃーん」と。

 「あつあつあつあつ」ってちょっと言いにくそうなんだけど、当時こういう、メンバーの名前のあたま2音節を連呼するコールって、ちょくちょくあったみたいです。
 A2の「ガラスのI LOVE YOU」とか、K3の「MARIA」とか。

 でもこの「名前2音節」コール、最近はほとんど聞きません。
 こういうタイミング(Aメロ前後半にメンバーの名前を呼ぶ曲の、後半の直前)には、昨今ではたいてい「ちょーぜつカワイイ」ってコールがかかります。

 東京ドームコンの「7時12分」でもこの部分、「ちょーぜつカワイイ」でした。ドームが広くて、声が全然シンクロしてないから判りにくいけど。

 この「ちょーぜつ」コール、僕が最初に耳にしたのはSKEの松井Rに対するものでした。
 最初のころはもの珍しかったし、松井Rだったら「超絶可愛い」もありかな、と思いました。でもねえ、その後誰に対しても「ちょーぜつカワイイ」が使われるようになってゲンナリ。

 それに可愛いっちゃ可愛いけど、「超絶」は言い過ぎだろっあの子やこの子。
 「びみょーにカワイイ」ならわかるけど(いや別に萌乃さんのことじゃありませんって)。

 しかも「目撃者」で「ちょーぜつ」、「てもでも」でも「ちょーぜつ」。お前らちょっと曲調とか考えろよなんて事態も起こるようになって、今やすっかり「ちょーぜつカワイイ」反対派。

 何て言うか、「今まさに目の前にいる、まさにそのメンバーのために挙げている声」って感じがしないんだよね「ちょーぜつ」コール。オーダーメイド感が無いというか、「誰でもいいや」感って言うか。だったら言いにくても「あつあつあつあつ」の方が僕は好きです。

 「7時12分」もいつのころか、「あつあつあつあつ」コールが廃れて「ちょーぜつカワイイ」になっていました。これっていつからなんでしょ。

 「7時12分」は、2008年、2009年、2010年と3年連続でリクアワに登場しています。それぞれのコールを聞き比べてみました。
 
 まずは2008年のリクアワ
 当時は前年の6月にA4が最初の千秋楽を迎えて半年たっていて、シアターにはH2「夢を死なせるわけにいかない」公演がかかっていました。その状況で「7時12分」は第30位。結構な人気でしたよね。もっともこの頃は曲数がぎりぎり100曲くらいだったらしいけど、それでも30位は立派でしょ。

 メンバーは体調不良の大江に代わって中田ちさと、すでに卒業していた増山に代わって藤江れいな。
 この時のコールはもちろん「あつあつあつあつ」。キレイにそろったコールでした。

 その2年後のリクアワ2010年。順位はちょうど100位。この年を最後に「7時12分」はAKBのリクアワには登場しなくなります。

 当時「7時12分」のオリジナルメンバーはあっちゃん以外全員AKBを脱退していました。しかしイントロが流れると白い衣装のあっちゃんの後に飛び出してきたのはやはり白い衣装の大江。さらに黄色の増山、成田。駒谷(はもちろんピンク)が登場。オリジナルメンバーの勢揃いに場内は沸きました。加弥乃がでっけーの。

 しかも100位なのに曲はフルコーラス。せっかく来てくれた「卒業生」にたっぷり歌ってもらおうという配慮だったのかもしれません。
 でもこの時のコールはすでに「ちょーぜつカワイイ・あっちゃん」。
 大江に対するコールは昔と一緒だったのに。

 じゃあ2009年は?
 2009年のリクアワ、「7時12分」は38位でした。大江、成田、駒谷は前年の11月に脱退したばかりで、大江だけが出演しています。他の成田、駒谷、増山の代わりは藤江、宮崎美穂、ピンクの中田。
 ここでのコールも、「あつあつあつあつ」。
 ただちょっと「ちょーぜつ」の「ちょー…」が微かに聞こえるような気もするんです。でも大勢は「あつあつあつあつ」。

 ですから「7時12分」においては、2009年に「あつあつあつあつ」から「ちょーぜつカワイイ」への遷移が行われたものと思われます。

 2009年。

 はじめての「選抜総選挙」が行われ、3つのTeam が恒久的にシャッフルされ、「RIVER」で初めてオリコンの1位を獲得し、「笑っていいとも!」に大人数で呼ばれ、アキバ枠ではなく紅白歌合戦に出場した年。
 
 それはカギさんが「ルビコンを越えた」とおっしゃっている年でもありました。

 あれれ、まだ話が終わらないぞこれ。
words
video
Tag:クリスマス

  とっておきMerry Christmas!
  (I say, You say Merry Christmas!)
  僕らのMerry Christmas! Holy night!
  キャンドル見つめながら 永遠 誓い合う
  未来もずっと一緒にいたいよ

 ここ数年のクリスマスソングの中では一番陳腐かも。
 でもまあ、年中行事なんてそれでいいんです。
 今年もまた、AKBのクリスマスソングが聴けることを喜びましょう。

 とにもかくにも、メリークリスマス!
words
video
Tags:片思い、School days

 まあいろいろ起こっちゃってまた足踏みだよ。
 
 そういえばAKB公式モバイルサイトで「AKB48楽曲完全解説~ライナーノーツ~」という企画がはじまりましたね。
 惹句にいわく、

 楽曲の歌詞の世界や音楽的特徴はもちろん、MV撮影秘話やらメンバーエピソード、はたまたMIXの特徴からAKB48の歴史まで、あらゆる視点から楽曲全てを徹底解説してまいります!!

 全700曲以上を週3回更新で解説していくとか。これは楽曲ヲタとしては見逃せません。
 
 第1回は「Only today」。
 僕もこないだ書いたばっかり。
 やっぱり「スカ調」アレンジについてきっちり指摘してました。うんうん。その他にも僕が見逃してたことや知らなかったこともいろいろ書いてあって大満足。
 誰が書いているのかわからないけど、音楽に詳しいスタッフなんでしょうね。今後楽しみです。

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 さて、こちらもこつこつ書いてかないと、「完全解説」さんに追い越されちゃうよね。
 でもまだ「7時12分」。これじゃ大遅刻だ。

 A4自己紹介MC開け、最初のユニットソング。
 曲調はアイドルらしさ全開の明るい楽しさに溢れてます。
 作曲は上杉洋史。

 前曲の「Only today」の大内センセイもそうだったけど、この人も初期からいい曲を書いてますね。
 AKB史上最初のシングル「桜の花びらたち」をはじめ、「クラスメイト」「MARIA」「くるくるぱー」等々。やすすがずっと発表の機会を待って温めていたという「桜の栞」もこの人の作です。しばらくご無沙汰でしたけど、最近チームサプライズに「素敵な三角関係」を提供しました。

 カギさんによれば、曲が始まる前に発車ベルと列車の音が聞こえて暗転するのが本寸法のようです。

 残念ながらA4のDVDではここの部分は割愛されていて、いきなりイントロが流れます。
 でも2007年の「ちょっとだけ全国ツアー」と2011年の「見逃しA4」では、ちゃんと「トルルルルルル…」という発車ベルと列車の音のSEが流れ、往時の公演の姿を偲ぶことができます。自己紹介MCの居残りメンバーが、ゆっくり暗転する舞台から汽車ごっこのフリをしながらはける、という所作も恐らく公演当時と同じでしょう。

 余談だけど、汽車ごっこの際左右の手を動かすのは機関車の主連棒の動きを摸しているわけなのですが、実際の主連棒は左右の位相が90°ずれているのが普通。だから左右の手を同時に前後に動かすのは間違いだそうです。こういうのNさんなら知ってただろうな。

 さらに余談だけど、発車メロディ全盛の昨今、あの発車ベルは懐かしい感じですね。音の高さは440Hz、hiA。今でも東京駅7番線(東海道線下り)で聞くことが出来ます。最近では上野駅9番線もこのベルになったとか。こういの松井Rなら知ってるのかな。

 ベルが鳴り終わると、イントロ。

 5人ユニットではあるものの、この曲の主役は二人。
 すなわち、あっちゃんこと前田敦子と、大江朝美(ともみ、ですね)。

 ステージに飛び出してくるのは、モコモコの衣装で、腕時計を見たりして時刻を気にしているあっちゃん、それに大江。続いて成田、増山、駒谷。

 ふう、間に合った、という表情で歌いはじめるあっちゃん。

  朝の駅で/斜め前にいつも見かける
  学生服のあなたがいる

 うわ、このあっちゃんすげえ可愛い。ちょっと前に小嶋がボウリョク的にカワイイって書いたけど、あっちゃんも負けてない。

 A1からはじまって、これまでずっと公演やライブの映像を見てきたけれど、彼女をこんなに可愛いと思った事はありませんでした。
 伸び伸びと生きている生き物のはじける可愛らしさとでも言うべきか。
 この子、こんな可愛い表情するんだ。

 もちろんバイアスは掛っているんだと思います。

 僕らはあっちゃんの中にいろんな物語を読みとっています。
 このステージの先の彼女の未来。ビックリするほどたくさんの人に愛され、同時に同じくらいの重さの「邪気」を背負っていくことになるその未来を、2012年の僕らはすでに知っています。だからこのステージのあっちゃんの笑顔がとても貴重に見えるのかもしれません。
 
 でも、それにしても全くもって可愛いなあ、この時のあっちゃんの笑顔。ちょっと泣けちゃうくらいです。

 東京ドームコンサートでもこの曲がかかって、先日やっとDVDを見ることが出来ました(「トルルルルルル…」は無し。誠に惜しい)。
 ドームの天井を少し持ち上げんばかりの大歓声に包まれるあっちゃん。その姿は、美しかった。でもそこにはA4の時の笑顔はありませんでした(むしろやっとあっちゃんと共演できたまなっちゃんに目が行きました)。
 
 あっちゃんに続くのは、大江のソロ。

 大江朝美。
 人呼んで「おーいぇ」。

 たっぷり遅れてきた来たヲタである僕にとって、この人は謎。
 オリジナルメンバーの一人にして、すっごくコアなヲタがついていた、という印象。 AKB48@メモリストによれば、「ハイテンション」「異常なほど人気」だったそうです。
 いろんな人の書いたものを読んでいると、ちょっと変わった子、という評価が多かったみたいでした。
  たとえば往事のAKBを知るためのバイブル、「48現象」には、

 唯一無二の声質と独特の間合いの持ち主。脱臼系トークで幻惑しつつ歌手としても期待大。

48現象」 ワニブックス 東京 2007

   
 「脱臼系トーク」て。

 今だったら恐らく「ぽんこつ」って言われるんでしょう。
 場違いなことを言ったりやったりして、みんなに笑われる、みたいな。
 でも記録に残っている大江の言動を追っていくと、何か「ぽんこつ」というのとはまた違うような感じを受けます。
 たとえば同じ「場違い」でも、何か違いの根が深いような。
 小さなシアターでは大丈夫でも、見つめる人のボリュームが大きくなると破綻しそうな危うさを秘めた場違い、とでもいうか。何言ってるんでしょうね、僕。
 
 あと「クレヨンしんちゃんか大山のぶ代級の唯一無二の声」とかも書かれていますが、そんな特徴的な声だったのかな。

 正直A4のDVDにたどりつくまで、大江の歌声をちゃんと聞いたことがなかった気がします。A1、A2、A3にも大江のソロパートはあったんだろうけど、憶えていない。
 AKBを脱退した後に発売された彼女のDVDを見てみたんですけど、そんなに特別な声って感じでもないんですけどね。ちなみにDVDは本編よりはメイキングの方が自然で素直な表情でした。

 いろいろ言われてるけど、「7時12分」の彼女の歌声は澄んでいてとてもきれい。

 歌い出しのあっちゃんの声が少し澱の混じった赤ワインだとしたら、大江の声は透明度の高い輝く白ワインとでも言うべきでしょうか。

  学校とか/名前さえも/わからないけど
  すれ違う度/ドキドキする

 たったこれだけなんですけどね、ソロで聞くことができるのは。

 スタジオ録音の音源がいよいよ発売されますが、誰が歌ってるんでしょう。
 できれば大江を始め、オリジナルのA4メンバーの声で聴きたいものです(「トルルルルルル…」付きならば更に可)。