ワインじゃないお前は酢 -163ページ目

轟々と降りよく晴れる

昨晩。

東武伊勢崎線、牛田駅を降りると小雨を感じる。

自転車は家に置いて、電車にて出勤をしたのはこれが理由であり、朝は使わず終いの傘を広げる。


マクドナルドで夕飯の横着を買って自宅まで帰り、手早く部屋着へ着替えてテレビを眺める。

風呂は後まわしに脱力してかったるい時間をハンバーガーをかじり過ごす。

しばらくぼうっとテレビを眺めていると小川三知のステンド工芸品が出てきて、100年も前のステンドグラスが傘になったランプは未だに幾何学、若さを保ちあまりの綺麗さに呆ける。欲しくなったが、スタンドランプと変わらない大きさで400万円の値打ち。思うだけにとどまりそうだ。


ハンバーガーを包んだ紙袋を音立てて潰し、そろそろ寝る支度に入る頃、屋根を次々と叩く鋭い大きな音。

普段、堀切橋より街道へ合流する車が走る音がうるさい場所なのだが、タイヤが水を引っかく音すら聴こえてこない。

室内より窓越しに空を観ると、街灯に映る大粒の雨雨雨。

そんな時に外へでることはまっぴらごめんこうむるが、勢いの強さは豪快で潔さすら感じる。

「明日は晴れるかな」と室内灯を消して就寝。降り止む感じは無いが、天気予報は晴れを伝えており自転車で行く仕度を寝る前にしてある。


今朝は六時頃に起床する。陽光は部屋まで入っていることを起きぬけに感じる。晴れだ。

朝御飯、身支度を済ませて玄関を開けて外の景色を改めてみると、淡竹の涸れた葉が地面に落ち、昨日から続き少し増したかのような風に吹かれて方々に散っている。


どうやら今日は自転車日和だが、仕事。

昨晩のおかず、昨年のさくら

いつからが昔の話? ブログネタ:いつからが昔の話? 参加中

都合が良くて、昨日でもあまり自分に都合の良くない仕事の話はおおむね昔話で片付ける。
女の子との約束なんて1ヶ月経とうが微塵に風化すらしない。

嫌な思いがいつか笑える、笑い話が今ではしみじみと深いものに。
そう変化をしていくことが昔という認識なのかと思う。


祖母に戦争時代の話を訊くと、言葉は素直に出してくれるが顔の表情は固い。
今でも忘れられない恐ろしい過去、友人が殺されたこと、屍の道を歩いたこと。
母を産み、俺という孫が出来て、六十年以上の時が流れて、今でも昔話には出来ないのだろう。
凄まじいことだ。

たまに、何年も前の思い出を「つい昨日のこと」と聞く。
それが良いこと、悪いことどちらにしても大事に包まれた思い出で昔話として、その一つ一つの物語から希望や絶望があふれている。
心のわだかまりにも似たような話をしてくれる祖母に感謝をする。

速いな兄ちゃん

会社より帰宅の途にある。
三宅坂より皇居へ向かう途中にこちらが必至に自転車を漕ぐ横から、飛び出すように速い自転車アリ。

「後方ヨリ右舷ヘ超高速走行体出没セリ」と語る間も無く、前方10メートル先のあなた。

追いかけても1キロメートルと付けられず、皇居の周回よりそろそろ銀座に向かう頃、タクシーのライトの向こうへ消えてしまった。

皇居の周りを走ること2ヶ月ばかり。ここは強者が集まるメッカのようだ。
すっぱ抜き、ぶち抜かれて、置いていかれて、競争に無いことは重々承知、天下の公道にあるが、悔しい。

追っ掛けたおかげで、何時もより早く帰宅した。
米を研ぎ、洗濯してもまだ、いいともの特番が始まるまでに余裕があり満足だが、体力の消耗著しく全てぶん投げたまま寝そうだ。