内なる石のひびきに、熱き心がやどる -239ページ目

麻辣鍋の辛さに合わせるワインとは

麻系の辛さに合わせるワインは非常に難しい、と以前書きました。

アルコール度数13度を超えると火を噴くからです。

 

じゃあ、それ以下なら大丈夫なのか。

残っていたサン・トーバンとグレケットを合わせてみました。

 

うーん、この麻辣鍋の存在感が大きすぎます。辛口のワインではアルコール度数がそれ以下でもすっきりした辛口でも合いません。

 

やっぱりこの場合は甘口なんですよね。辛さの分だけ差し引いた糖度が必要なのですが、我が家には極甘口しかないのでそれはさすがに・・・と思うとドイツの甘口のリースリングやゲヴュルツトラミネールは常備する必要がありますね。

 

これだけ辛いとやっぱりビール!ってなってしまいますね。ビールは5度くらいしかアルコール度数がありませんから合わないわけはないんでうよね。

 

昨日、アルコール度数と水分の話を書きましたが、この場合だけは水と合わせるのが理想かも知れません・・・。

ペアリングと水分の関係

ワインを合わせるとき、対象の料理・食材に水分が多いと合わせにくいと書きました。

フルーツしかり、スープしかりです。それはアルコール度数と水分に関係しているからだと思っています。

であれば

蒸留酒はどうなるのか。

アルコールが20度以上であれば水分のほぼないものが合うのではないか、と仮説を立てました。

サントリーオールド(懐かしい!)と鮭とばです。

 

鮭とばは新潟の名物ということもあって日本酒と合わせることが多いですが、実際は蒸留酒の方が合います(たぶん)。

実際に鮭とばとウイスキーを合わせてみました。

これはぴったりです。ドライフルーツはどうでしょう?

 

ワインと合うという人も多いとは思いますが実際はグラッパとかブランデーの方が合うと思います。

 

水分が究極になくなれば合わせるものは醸造酒ではなく、蒸留酒になるのではないか、と思います。

この仮説のもと、なぜそうなるかを考えていきたいと思います。

 

ちなみにノンアルコール飲料はお茶のようにカテキンなどのタンニンがない限り、ペアリングが成立しません。

アルコールとはペアリングの最も重要な要素とも言えます。

 

 

牡蠣と菜の花のグラタンとワイン

牡蠣のグラタンを作ってもらいました。

ワインはモンテファルコのグレケットとサン・トーバン。

さて、どっちが合うでしょうか。

 

まず牡蠣ですが、よくワインとの相性に引き合いになる食材です。亜鉛を多く含む、つまり鉄分なので生臭さが出やすい食材です。

この食材にはミネラル感が強いものが良いです。そして菜の花。こちらは苦みが強い食材です。

そしてグラタンにはチーズと焦げ目、牛乳など。

 

グレケットは山のミネラルをもった苦みを感じます。なので菜の花にはぴったり合います。でも牡蠣には難しいのです。

Saint-Aubin 1er Cru Sur le Sentier du Clou 2018/Henri Prudhon&Fils

 

 

このワインは石灰質土壌独特のミネラル感があり、硬質のミネラルを感じます。

非常に高い酸、引き締まったボディ、樽熟成による香ばしい香り。

 

牡蠣に合わせるには臭みに負けないミネラル感が必要ですがばっちりとはなかなかいきません。

グラタンなので火を通していますので樽熟成は臭みを増長しません。そして牛乳を使っているのでMLFしているワイン、そして焦げ目に対しては樽の香ばしい香りも合います。

 

ワインがもう少しシンプルな方が合うとは思いますが、このワインはなかなかいい感じに合います。

いや、このワイン自体が素晴らしく美味しいです。サン・トーバンって大好きなんですよね。

アルパマンタのペットナット

最近、いや結構前からですが、ペットナットが流行ってますね。

ペットナットとはペティアン・ナチュレルの略なので要は完全無添加発泡ワインのことになります。

酵母が中で生きているのでビフィズス菌と違って開けると高い確率で噴きこぼれます・・・。

 

こんなリスクの高い飲み物をなぜ皆さん好きなんでしょう・・。それは美味しいから・・・ですよね。

 

アルゼンチンのアルパマンタ。私が大好きな生産者なんですが、なかなかにいつも攻めてます。おそらくアルゼンチンでここまでナチュラルな生産者はここくらいなんじゃないか、と思うほど攻めてます。

 

このワインはプティ・ヴェルドです。なぜ?っていう品種を持ってきます。アルゼンチンである意味すらないかも知れませんが、これが美味しいんです。糖度が高いのとガス圧もペティアンにしては高い(ペティアンのガス圧を超えています)。

 

ぶどうジュースがそのままワインになって泡もある、みたいな味わいです。

たまりません。これもハマります。

 

 

好みの鮨を見つけました、すしいちさん @勝どき

高級な寿司はもちろん好きですが、そんなに行けないので

街場で1000円台で食べれるのにとっても美味しい寿司屋さんを見つけるのがもっと好きです。

 

去年オープンされてからずっと気になってました。

店構えからして高級そうなのですが、ランチはにぎりが1200円からととってもリーズナブルなんです。

ということで9貫+巻物3切れというにぎりのランチを頂きました。

自分の好みは赤酢の小さめの酢飯をほどけ感のある軽めの握りにしたものです。

まさにこれです!

烏賊はコリコリ感がちゃんと出てるのにねっとりしすぎないほどに仕事がされているし、鯖の締め具合もほどよく、どれもとっても美味しかったです。

 

これが1200円で食べれるなら幸せです。夜に行きたいお店候補です。