連続小話 過去の婚活を語る
アラフォー主婦が語る、婚活サイトで過去に出会った男性たちのお話。
10人目に出会ったのが夫です。
⬇️一覧はこちら
過去の婚活を語る
⬇️強烈だった人シリーズ
その1》花束を抱えた男
その2》自分語りの男
その3》味のある男
その4》白目の男
その5》キラキラした男
↓前回のお話はこちら
今日は惜しかった人その3「家庭不和な男」のお話です。
惜しかった人=お付き合いや結婚にはあと一歩、何かが惜しかった男性
惜しかった人その1 名古屋の男性に続き、その2 東京の男性とも発展しなかった前回。
次の打つ手が思いつかないまま、わたしのプロフィールに「いいね」をしてくれている男性一覧をぼ~っと眺めていると。
大阪府内の高校で社会科の教員をしているという30代後半の男性が目に留まった。わたしは当時20代後半。年上の男性が好きなので40歳くらいまで対象にしていた
彼の出身大学は、関西では有名な高偏差値の私立大学。
さらに知性あふれるプロフィールの文章や日記。日記を綴れる仕様だった
わたし、賢い男性に魅力を感じるところがありまして。自分にないものに惹かれるって?
「この人すてき!」とスイッチが入り、さっそくこちらからメッセージを送ってやりとりが始まった。
彼はかなりの読書家で。
最近読んだという、統計学に関する本の感想が日記に書かれていたので、それについて話を投げかけると。
改めてその本について、とても分かりやすく、読んでみたくなるような解説をしてくれた。
相手の知的レベルに合わせ、伝わるような言葉選びができる。
きっと良い先生なんだろうなと妄想が膨らむ。
彼の関心対象(本や教育)に興味をもつ私に対して、印象が良いのも感じられた。
お互い大阪に住んでいることもあり、とんとん拍子で会うことが決まった。
そこまでは良かったのだが。
この知的な男性との待ち合わせで、安定のポンコツっぷりを発揮してしまうのであった…。
続きは25にて。