夏場の救世主!? リンクブレスレットと、夏。[Apple Watch] | デカの日常

夏場の救世主!? リンクブレスレットと、夏。[Apple Watch]

高価格は正義!?

 

 

 

 

 

8月もそろそろ折り返しになりますが、みなさまおかわりないでしょうか?

 

さて今回はApple Watchを使うなかで、汗による蒸れとの戦いを綴った検証記事となります。

お時間ある方、そして夏場でも快適なバンドを探している方の参考になればと思います。

 

左から順に、
 

【5,280円】

 ・スポーツバンド(フルオロエラストマー)

 ・Nikeスポーツバンド(フルオロエラストマー)

 ・ソロループ(液状シリコーンゴム)

 ・スポーツループ(ウーブンナイロン)

 

【10,780円】

 ・ブレイデッドソロループ(シリコーン糸を織り込んだポリエステルヤーン)

 ・レザーリンク(レザー)

 

【10,780円】

 ・ミラネーゼループ(ステンレススチール)

 

【17,380円】

 ・モダンバックル(レザー)
 

【53,680円】

 ・リンクブレスレット(316Lステンレススチール)

 

となっております。

 

※レザーループに関しては44mm(旧42mm)専用のためコレクションしていません。

 

 

 

■スポーツバンド

 "財布と肌に優しいが、蒸れる。"

汗や蒸れとの戦いが始まったのは、2019年の夏。

私はApple Watchとの出会いと同じくして、フルオロエラストマーで作られたスポーツバンドの完成度の高さに感動した1人です。

それは耐久性に優れていながら、体温でなじむ柔らかさも兼ね備えており、とても肌に優しい素材だから。

 

しかしそんなスポーツバンドでも、気温が20℃を超えるようになるとさすがに運動中に蒸れるようになり、手を洗うついでにWatchごと洗って汗を流すなどの気づかいが必要でした。

 

そこで私は新たなバンドを購入するのでした───。

 

 

 

■ミラネーゼループ

 "締めすぎてかぶれる・・・"

2019年の夏。奮発して通気性と耐久性に優れたミラネーゼループを購入。

 

針金がメッシュ状に編み込まれており、留め具は微調整が可能なマグネット式。

圧倒的な快適さを手に入れ、安心したのも束の間・・・

 

 

去年の夏、汗ばんだ手首にキツく締めたことが原因で、手首が荒れてしまいました。

"Apple Watch=手首が荒れない"という私の常識が覆された現実に、若干ショックもありました。

 

まあ冷静に考えれば、どんなに通気性のあるバンドでもキツく締めたら蒸れてしまい、汗の不快感から痒みを引き起こして荒れますよね〜

 

その後ミラネーゼループがWatchの本体を傷つけることや、サイズを緩めた状態で使うと手首を曲げたときにミラネーゼループの側面の角が当たって痛いことがあり、私はさらにワンランク上のバンドを購入してしまうのでした───。

これ地味に痛いw

 

 

 

■リンクブレスレット

 "高価格ながら万能タイプ?"

 

今年2月にSeries 6のエルメスモデルに買い替えました。

 

 

それを機にミラネーゼループによる本体の傷つきを避けつつも、ステンレス製のバンドが欲しいと思うようになりました。

 

そして今年の5月。

Apple製バンドとしては最も高いリンクブレスレットを購入し、3ヶ月ほどが経過しました。

 

 

新品は53,680円とさすがに高価なので、フリマサイトで中古品を28,300円で手にしました。

 

 

使い始めたときは、ただただ精巧で重厚感のある見た目にウットリしていましたが、購入してわりと早い段階から、実は蒸れに強いのではないか?という新たな発見があったのでご報告します(笑)

 

 

 

■リンクブレスレットは汗に強い?

実は先日Apple新宿に行ったとき、リンクブレスレットの検証を兼ねていました。

 

 

この日は朝から30℃超え。午前中にApple新宿へ行ったのち、神田へ移動し鬼金棒でアツアツのラーメンをペロリ。

午後は屋内施設にいましたが、帰宅する夕方には紺色のTシャツに塩が浮くほどの真夏日でした。(汚いw

 

もしこれがスポーツバンドであれば、暇を見つけてはバンドについた汗を拭きとらなければ蒸れて大変だったと思います。

しかし今回は検証ということで、あえて帰宅するまでリンクブレスレットについた汗を拭いたり、バンドを洗うことも、そして外すことさえもせずに過ごしてみました。

 

 

【結果】

汗をかいても平気!

 

 

びっくりしました。絶対に腕が蒸れて痒くなるだろうと思っていたのに・・・。

 

そこで私なりにリンクブレスレットがなぜ汗をかく夏に強いのか。そしてミラネーゼループの欠点を考察してみました。

 

 

 

1.適度な "遊び" と "形状"

マグネットでバンドの長さを調整し、手首に密着するミラネーゼループ。

一見便利な留め具ですが、使用中にマグネットがズレて締め付けが緩む→締め直すのが面倒でキツく締める→それが原因で蒸れてかぶれた・・・これがミラネーゼループを使って肌が荒れた原因でした。

(意外とちょうどいい長さに調節するのが難しいんですよね・・・)

 

それに比べ、リンクブレスレットはコマを付け外しすることでサイズ調整をする仕組みなのと、支えがなくとも形を維持するように設計されており(画像下)、手首に密着せずに一定の隙間が生まれることで、通気性に一役かっています。

 

 

そしてマグネット式の留め具ではないリンクブレスレットは、バックルを留めれば使用中に長さが変わることがない点も大きいです。

 

逆に少しでもむくんだり太ったりすると、コマを足してもちょうどいいフィット感が得られずストレスになりますがね〜w

健康意識が高まるとも言えそうです(笑)

 

 

 

2.肌触りの良さ

ミラネーゼループのメッシュ構造は、薄くて通気性はいいものの、表面の凹凸が肌に当たるとザラつきを感じます。

しかしリンクブレスレットはつなぎ目こそありますが、表面はスベスベしていてザラつきはありません。

 

実際、下の画像のようにバンドを腕に乗せた状態で、前後に動かしてみると、リンクブレスレットの肌触りの良さがわかります。

改めてミラネーゼループのザラザラとした質感を感じることができました。

 

これらの特徴の違いが、長時間着用した場合に大きな差となります。

さらに私はあることに気づくのです───。

 

 

 

3.316Lステンレスの底力

リンクブレスレットに使われているステンレスは、医療用のメスやハサミにも使われる最高クラスである316Lステンレスを使っています。また変色が少なく錆びにくいことに加え、金属アレルギーを起こしにくい素材なのです!

(出典:https://lionheart-store.com/special/20200828/

 

このような素材特有の性質もあって、敏感肌の私でも汗をかくシーンで快適に過ごせたのではないかと考えました。

 

 

 

しかし疑問が浮かびました。

 

 

ミラネーゼループって

316Lステンレスじゃないの?

 

 

 

この記事を書くまで誤解していたのですが、ミラネーゼループって316Lステンレスではないんですよね。

 

いや、正しくは316Lステンレスではなくなったのです。

 

例えばmaeashiさんによる、以下の2016年のブログ記事をご覧いただくとわかるのですが、

この当時販売されていたミラネーゼループのパッケージには、はっきりと「316L Spacee Black Stainless Steal」の表記がありますが、私が購入したときのパッケージにはその表記がありません。

 

念のためAppleオンラインストアのページも確認しましたが、

 

19世紀末にミラノで生まれたデザインを現代的に解釈しました。イタリア製の特殊な機械を使って織り込まれたなめらかなステンレススチールメッシュが、流れるようにあなたの手首を包みます。ミラネーゼループは完全なマグネット式のため、無限に調節することができ、完璧にフィットします。スペースブラックのステンレススチールは物理蒸着(PVD)でコーディングし、独特な表情を持たせています。

リンクブレスレットの説明文のように、明確に「316Lステンレススチールアロイ」という表記がないことから、通常グレードのステンレスが使われているものと思われます。

(それでも中華製の模造品などとは比較にならないほど、高品質なステンレスを使用していると思います。念のため(笑))

 

いつか316Lステンレスを採用していた時代のリンクブレスレットも入手してみたいですね〜

 

 

 

■値下げのための選択?

上でご紹介したブログ記事によれば、2016年当時の販売価格は22,464(消費税8%込)

私がビックカメラ.comで購入した、2019年8月当時の価格は18,133円(消費税8%込)

そして2019年の秋には現在の10,780円(消費税10%込)まで値下がりしています。

 

これは私の憶測ですが、段階的に価格を下げるためにステンレスのレベルを下げたのかもしれませんね。

そもそもApple Watchのステンレススチールモデルも、Series 4から316Lステンレスの表記が消えましたよね。

 

そんなSeries 4から、肌に直接触れるセンサー部分のほとんどはセラミックになりましたし、それでもアレルギーが心配な人はチタニウムモデルを選択できるため、Appleも316Lステンレスにこだわる必要がなくなったと捉えたのかもしれませんね。

 

 

 

【余談】バンド以外での対策

バンドそのもので蒸れや肌荒れへの対策もしつつ、私が今年実践している最もシンプルな対策は・・・

 

 

 

 

休日は右手にWatchを着ける。

 

 

 

これです!(笑)

休日・・・しかも特に用事のない日は左手首を休ませるために、Watchの設定を右手首用に変更して運用しています。

 

ちなみに多くのバンドをコレクションしている私ですが、夏場に関してはソロループやレザー系バンドはもちろん、スポーツループも起毛素材がチクチクしてムリでしたw

 

 

【まとめ】

今回こうして改めて購入後にレビュー記事を投稿したくなるほど、リンクブレスレットの魅力は尽きません。

価格の高さと重量がネックではありますが、この1本を持っていればカジュアルでもフォーマルでも使え、汗や蒸れにも強く耐久性も高い。美しさと機能性を兼ね備えた非常に優れたバンドであることがわかりました。

 

 

※念のためお断りしておきますが、これはあくまでも私の体質では問題がなかったということであり、すべての人が問題なく使えることを保証するものではありませんので悪しからず。(お約束)

 

 

 

 

【おまけ話】

さて9月はデザインが刷新されると噂されているApple Watch Series 7や、新色・新デザインのバンドの発表が期待されますね!

Apple Watch Series 7のデザインがどう変わろうとしているのかは、噂を元に書いた上の記事をご覧ください。

 

まず個人的にデザイン変更は9割型確定だと思います。

それを踏まえて、Series 7で搭載される新機能(血糖値の測定など)は少ないと考えます。

なぜならデザインという大きな変更があるだけで、かなりのユーザーが購買意欲をそそられ、話題になると想像できるからです。

 

Series 7はデザインの刷新がメインとなり、マイナーなアップデートとして新文字盤の発表(これはwatchOSのアップデートで旧機種にも対応)バッテリー持続時間と常時点灯ディスプレイの改善あたりに留まりそうですね。

 

そして血糖値測定などの新機能は、Series 8あたりに搭載することで、Series 7との差別化を図るのではないかと思います。

 

 

私は最近チタニウムモデルのスペースブラックにも興味が出てきていて、まだSeries 6を2年は使おうと考えているのに、早くも心が浮気しています・・・w

ヘアライン加工が施され、適度にツヤ消しされたチタンの本体が美しい!

しかも本体色はスペースブラックのため、同じくスペースブラック用に作られたリンクブレスレットとの相性もかなりいい・・・

 

セクシーすぎません?!(笑)

 

万が一Series 7でチタニウムモデルが廃止されたら、買ってしまうかもしれませんw(ノ∀`)アチャー

 

 

それから現在販売されているバンドの中で購入を保留しているものがある方は、Series 7の発表とともに販売終了する前に、忘れずに購入しましょう!

 

 

 

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では♪(´ε` )