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日記や、沢山の好きなことへの、
独り言。

MOULIN ROUGE! THE MUSICAL
梅田芸術劇場

楽曲編。

時代問わずのヒットソングから、クラシック、オペラ、シャンソンなど、

ありとあらゆる楽曲たちが、
見事に適材適所、まるで精密機械の様に無駄なく効果的にマッシュアップされている面白さ愉しさ。


約75曲。
歌詞から選曲、繋いでいるそうで。
それにしても尽く見事な構成!


個人的に、アブサン、といえば Nine Inch Nails 『The Perfect Drug』が過りましたが。
まあ、ミュージカルでは難しいな(汗)。MV大好きなのですが。

『Chandelier』も似たような内容の楽曲ですが。

このシーンは照明、映像もとっても印象的でした。



『Shut Up And Dance 』
井上芳雄さんと甲斐翔真さんが歌いまくっているのを、芳雄のミューで拝見しておりましたが。

テンション上がりまくった男子たちによる若干騒々しい曲という印象になってしまっておりましたが、
サティーンがいることでこんなに色っぽくなるとは。

サティーンとクリスチャンとの、それぞれの人生経験の差、人物像が、
瞬時に理解出来る、それぞれの表現力が詰まりまくった、

奥深い楽曲でした。
嗚呼、芝居っていいなあ。


幕間、帰路では、サントラ欲しいね!と話しておりましたが、


Mさん「自分でプレイリスト作っちゃってもいいよね!😆」

物凄いボリュームになりそうだけど(笑)、でもとても好い案☆やってみよう!

それから、

この度の日本公演に際しては、あちこちの著名人が和訳詞に携わっていらっしゃるし、
訳詞本だけでも読んでみたい。




来春五月、菊さんとご子息丑之助丈の襲名ついて。




このタイミングは、故郷名古屋ではとても気になっている四季の新作『ゴースト&レディ』が開幕するので、

襲名公演と併せて遠征出来ないかどうか、
Mさんと早速作戦会議を進めていました。


粗方定まってきた折、
『襲名を祝う会』のお知らせが。

結婚後、全くと言っていい程歌舞伎観劇していないし(後援会は続けている)、
祝会も、断念するしかないかなと、思ったのだけれど。


一応、行程、ダイヤやら諸々を調査、考えてしまう。

…悶え苦しむ日々。



うちの旦那様。

昨年、FFX歌舞伎を観劇した頃(旦那様歌舞伎デビュー戦)は「菊之助さん」と呼んでいたのに、

気づけば最近では「菊さん」という、
すっかり距離感縮まった様子で大変よろしい。

わたくし、己で申すのもアレですが、
鋼レベルのくせ毛剛毛でございまして。

名古屋時代はストレート専門店にて縮毛矯正を続けておりましたが、
さすがに京都から毎度通うことは困難で。

京都ではあちこちのサロンを試してみたものの、
取り敢えず矯正掛けました〜アイロン当てました〜程度の、
なんだかこちらの要望、熱意が伝わらず。

諦めていたのですが、

今年2月、ようやく、この剛毛と真摯に向き合ってくださるサロン、スタイリストさんと出逢えまして(涙目)。

折角なので、毛先も20cmほどカットし、しっかり矯正掛けて頂きまして。

その後、質が良すぎてあまりにも「持ち」が良く、
すっかり半年以上が経過してしまいまして。

伸びてきたところも増え、
再びお願いに参上しました。


初回時に、

「しっかりしたキューティクルですね、中高生みたいです。」
との診断をくださったのですが。

まあ、20代半ばからずっと、
カラーもパーマも一切していないし、
一応ブローも温度や風の当て方、気を付けているし!


それでも中高生並み、はビビりましたが。


今回、縮毛矯正とは別件で、
年齢的に白髪対策もしたく、カラーの相談にも乗っていただきまして。

それまでカラーには少々抵抗があったのですが、

そんな訳で、丈夫なキューティクルであることが判明しているという事で、

もう、

数十年ぶりのカラー、いれていただきました!


色味の相談中
「naocoさんはブルベなので…」

???

ぶ、ブルーベリーが何だって(汗)?
私、好きな果物の話したことありましたっけ?


はじめ、何が何だかさっぱりわからず(恥)。


似合う色味を判断するのに、地肌の色味を表す用語らしいです。
服飾出身で一応メイクやらカラーコーディネートやら、一応勉強してきたハズでしたが。

今はこういう表現方法があるのですね。
教えていただきました。勉強になりました。


脱線しましたが、
何やらそのブルベとやらがどうとかで(←結局よく理解出来ていない)、
ブルーバイオレットというお色をご提案いただき。



照明の色味によってはいまいち分かりづらいのですが(汗)。
長年黒髪を貫いて参りましたが、
少々明るくなり、なんだかそわそわしております。

職場事情もありあまり激しい冒険はしませんが、
しばらくはこんな感じでキープしてゆければ、と思います。


それこそ20代半ばから、
将来白髪が盛大に増えたらやってみたい!と温めていることもあるので、

今後も老いとも楽しく向き合ってゆきたい次第です。

全白髪になっても、10代並みキューティクルを保ちたい(どあほう)と思います。





MOULIN ROUGE! THE MUSICAL
梅田芸術劇場

この日は、お馴染みMさんとの観劇。
昼食をのんびりし過ぎてしまい、入場が5分前になってしまいました(汗)。スタッフさん、ご迷惑おかけしごめんなさい。

案内していただきながら客席へ入ると、
コケティッシュな音楽が流れ、既にステージにも出演者が登場し、前座的なゆったりパーフォーマンスがはじまっている。

客席へ入った瞬間、え、ココ、本当に梅芸か!?
と疑ってしまうほど、
もう、そこにはムーラン・ルージュの世界が待ち受けていた。

一瞬で惹き込まれました。

着席した瞬間から既に、不思議な恍惚感に包まれる。


観劇前から、
いえ、
日本公演が決まった頃からずっと聴いているLADY MARMALADE。

パンフレットで橋本さとしさんが書いていらっしゃる

「体が震えるビートと共に浮かび上がるムーラン・ルージュ最強のLady Ms 4人のシルエット。このオープニングで心が鷲掴みされます。」

全くその通りの事が起きました。


2021年のトニー賞授賞式で、このオープニングのパーフォーマンスがありましたが。

生中継TV越しでもわくわくしたのに、
それが今、目の前で起きている感動。


元の『椿姫』に準ずる、美しく繊細な物語が根底に敷かれていながら、
歌とダンスが、極彩色を彩りながら奏でながら疾走してゆく。


パンフレットで甲斐翔真さんが書いていらっしゃる

「この作品の凄いところはただ豪華絢爛なだけではなく、緻密に計算されたマッシュアップ音楽とストーリーの関係性だと思います。」

全く同じ感想でした。


何と言っても、
歌の巧い方ばかりのこの安心感。
ダンスの巧い方ばかりのこの爽快感。

望海風斗さんは、女優としてすっかり大成しつつある風格。
私にとってはタカラヅカ時代以来、初の観劇。
全体的に露出の多いお衣裳、
だいもん、脱いだらスゴかった(←や、色々な意味で)。

Mさんも、歌、芝居、スタイルの良さ、つまり総てに感激していらっしゃいまして。

耳も目も肥えている方から同じ感想をいただけるのは嬉しい❤️


ニニの藤森蓮華さん。
抜群の身体能力、ダンスに、もう、釘付け。
本公演、ダンスシーンはテンポの早い楽曲が多いですが、あのスピードの中でも、とにかく一つ一つが本当に丁寧で。

プリエの行き届いた身体。重力を感じさせない、安定した体幹。
総てが圧巻でしたが、藤森さんは屈指の存在感でした。

2幕でキャラクターについても振り下げられておりますが、
キャラクターもカッコ良いのです、なんだかベジータみたいで。

俺様ツンデレ。
台詞にもある様にサティーンへの嫉妬もあるが、実は心の底から認め慕っている。

終盤、病を押してステージへ立とうとするサティーンへ、
「頑張れサティーン。お前がナンバーワンだ!」というニニの声が聞こえました(どあほう)。

「ク○ったれ!」とか言いながらサンティアゴといちゃいちゃしてるんだろうな(どあほう)。


続く。


パリオリンピックが閉幕し、早ひと月以上が経ちますが。


注目のバレーボール、特に男子は、
始終なんだかいつもの調子にいまいち乗り切れていない様子で、
ど素人の分際で大変烏滸がましいが、
様々な心配が過っていた。


特に気になっていたのが、キャプテン石川祐希選手。

心ココにあらずといった雰囲気で、
どこか身体に不調が無いだろうか、何かあったのだろうか、と、

あれだけ意気込んでいた、いつもの石川選手らしくない、というのか。
ど素人の分際で以下略。


石川選手といえば「日本史上最高の逸材」が決して誇張ではない、
巧さとキャプテンシーを備えた、
ど素人ながら常に畏敬の念を感じる佇まいの選手だった。

勝った試合の後であろうとも、
常に試合を省み、厳しい表情、ストイックなインタビュー回答をなさる選手。
※↓動画は消されると思いますが。

2019年のW杯では、
フェイクセットというスーパープレイ、
初めて見ました!凄かった…。
※↓動画は消されると思いますが。

愛知県ご出身、それも馴染みのある岡崎というのが、密かに誇らしかった。

私の存じている時代、範疇内でですが、
勝手に選ぶ愛知県出身のアスリート三英傑(男性部門)といえば、

鈴木一朗氏、
薬師寺保栄氏、
石川祐希選手、

と定めております(←知らんがな)。

(薬師寺氏は旦那様チョイスですが。お生まれは九州だそうですが)。

↓最近、ヘムズワース氏と並んでいて震えた。


実際に並んでも、同じくらいのサイズね。
ユウキイシカワの方が大きいくらい?
筋肉はヘムズワースの方が大きいが。


石川選手の母校、星城高校といえば、
県内ではスポーツ強豪校で有名でした。

高校生時代はジャズの部活に所属していたので、
夏の高校野球地区予選では、ブラス楽器のメンバーは応援演奏の為、帯同したことがありますが。

対戦校がよりによって星城高校で。

ベンチに収まりきれない部員が本当にたくさん、応援席にズラリと並んでいた。
一目で強豪校と分かる。


進学校で部活動なんて申し訳程度に取り敢えず設けてあるだけの様な我が校など、瞬殺でした。

当然、星城高校は愛知県代表として甲子園行きでした。


途中、応援演奏で先輩がソロを吹く際、失敗してしまい、音楽も途切れてしまった時、
すかさず

「ガンバレー!」と声を掛け拍手やメガホンを鳴らし、盛り上げてくれたのは、
相手の星城高校の部員さんたちでした。

進学校だからというだけで不自然に意気がり、周りを見下す傾向にあった我が校の校風に辟易、嫌悪していた当時。

学歴、偏差値よりも「人として大切なもの」を再確認、思い知りました。

星城高校、といえば、その時の事を思い出します。


来年の日本代表がどうなるのか、
そろそろ若手もどんどん出てきてくれるのではないか期待もあり、
結局楽しみでなりませんが。

個人的には、
大塚達宣選手の海外修行が、また大きな強みになること間違いない予感。

オリンピックでのひととき。
ベンチといえど、白熱しすぎると注意され最悪ペナルティ取られることもある為、
熱くなるチームメイトを制する大塚選手。
ベンチでも実に頼りになる存在。

で、
制されているのが
最年長・深津選手、
代表屈指の人見知り・宮浦選手、という(笑)。
(↑「屈指」の使い方、合ってるか?フ○テレビさんよ)
その様子を静かに笑顔で見守る最年少・甲斐タイムという構図までが、実に微笑ましい仕上がり。

好いチームだ(笑)。

深津選手も星城高校出身ですね。


西田選手、宮浦選手の剛腕兵器オポジット両選手も成熟期。

個人的には、ポジションはセッター、リベロに注目しているので、
この先の動き、成長、ほんとう、どうなるのか。
わくわく。


末筆になりましたが、

2024年日本代表、選手もスタッフさん方も、
そしてブラン監督も。

強いニッポンを魅せてくださり、

本当に本当にありがとうございました!!!