本年の旦那様お誕生日編。
お誕生日月にLUNA SEAライヴで神戸訪問出来る、という事で、
お邪魔し大好きにになったホテル ラ・スイート神戸ハーバーランドへ。
お肉大好き旦那様の生誕祝いですので、鉄板焼の心さんでのお祝いに決めました。
◆
10席しかないお店で窓が近いお席をご用意頂き、
数日前まで雨予報だったお天気も、この日は快晴。
ありがたいです。

エルメスのショウプレートは、席ごとに異なる絵柄です。
布製のエプロンを装着していただき。
ラ・スイートのレストランは、食材は地産地消を掲げていらっしゃり、
特に鉄板焼 心さんでは、食器は地元兵庫の丹波立杭焼を使用、という精神も素敵だなと思い。
あと、ドレスコード、年齢制限を設けてあることも、大好きな理由です。
お店が掲げる世界観、雰囲気も楽しみたいし、
安心してゆっくり食事がしたいので。


山の幸、海の幸、共に恵まれている強み。
お肉を食べに来ましたが、
新鮮でプリプリのお魚、ボリューム満点のお野菜も嬉しくて、本当に美味しかった。
そして、目にも愉しい、無駄なく優雅な料理長の手捌きお肉捌き。
お料理解説や豆知識(お料理関係から環境問題まで!)を語ってくださるトーンも、また心地よいのです。
撮影をすっかり失念してしまいましたが、お肉をカットする様はまるで南斗水鳥拳の様でした。
久し振りに体験する杉板焼の芳香。
まさに五感で楽しめるひととき。
旦那様はパインアップル、私はライチやジャスミンティーのゼリーなど、夏らしいデザート。



このあと運転とライヴがあったので断念されましたが、次回はお酒も楽しみたい、との事でした。
今年も一緒にお祝いが出来て幸せです。


ミシンさんありがとう記念・コスプレ服編。
SUGIZO
X JAPAN 2014年横浜アリーナ公演より。
LUNA SEA REBOOT後の氏のお衣裳は、着てみたい!作ってみたい!が詰まっている中、
珍しく惹かれたエナメル。
エナメル地といえば。
難しいのです、探すのが。
そもそも日常的には殆ど需要の無い生地なので、品揃えが薄く。
あったとしても、ぺらぺらのビニルシートの様なものだったり、指紋や汚れが付いたら最後、といった扱いづらいものだったり。
身頃あやあちこちをレースアップで繋ぐ、というのをやってみたくて(ライヴで目の当たりにしたばかりの当時は妙に気になっていた)、
もし、良い生地があったら、やってみよう、と。
ありがたいことに、あった。
コレはやるしかない。
艶もしっかり鮮明で、黒具合も、好い。
微ストレッチも効いているので、パンツにも向いている。
ちゃんと「衣裳」が造れそう。
◆
恐らく、エナメルと向き合ったのは、
コレが最初で最後かもしれない。
やっぱり、日常生活では先ず使わない生地よね。
こんな機会でもなかったら経験出来なかったと思います。
ただこのお衣裳の場合、
ミシンさんのお仕事、というより、プライヤーやパンチングの方が活躍していた気もしますが。
生地そのものは、そんな訳で割と難なく見つかりましたが、
レースアップの紐や、右前のバックル、ハトメの始末などには、
実は少々苦戦しまして。
◇
紐。
質感や太さは理想のものが見つかるが、
硬すぎてレースアップが浮き、身頃どうしがフィットしない。
→芯?のテグスを抜き、鋏で軽くしごく。

◇
バックル。
的確なサイズ、デザインバックルが見つからず。
ただ、バックル本来の機能は必要ない箇所なので、
アクセサリーパーツを組み合わせてそれっぽく形成し、縫い付ける。
サイズ感も己の身長バランスに合わせていますし、
もう、デザインも開き直って、私の好みのもの(透かし彫り)をふんだんに取り入れました。
◇
ハトメ裏。
所詮素人作業によるハトメ取り付けなので、
裏側では金属が裂け、着用時は危険なので、
総てのハトメ裏に、ゴムを塗ってあります。
↑上記、
紐、バックル、ハトメ裏は、
実は一番時間、手間のかかった箇所です。
地味に、地味な手数を施しております。
着るのは自分。
造るのも自分。
メンテナンスするのも当然自分なので、
そのあたり、総て考慮した上での、コスプレなのです、
あくまでわたくしの場合。
「無駄は排除すべきだが、
長い目で見たときの必要な手間は惜しまない」
がモットーでありんす、何事も。
◆
2種類のチョーカーも、制作物です。
制作時間、
リングの方は、15分くらい。
革紐編みの方も15分くらい。

予想よりスムーズに出来上がって安堵したものです。
革紐の方は、ミシンは未使用ですが。























