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D-DST

日記や、沢山の好きなことへの、
独り言。


『三人吉三巴白浪』


お昼の部、
ココへこのキャスティングでコレを上演してくれる意図

菊五郎劇団、所謂“箱推し”’向きサービス演目

と解釈しております。



一昨年の博多座でのキャスティングも大変魅力的でしたが、

今回は彦さま、お坊ですよ!!!

お声もお坊にぴったりで、
想像以上の悪の色気に当てられ、このまま通しで観たい(悶絶)。

や、この庚申塚の場面は、
三人のキャラクターといい、出逢い方といい、幕切れといい。
痛快でぐいぐい惹き込まれて続きが絶対気になる見事な構成なので、一幕目のみは実に勿体ない。

彦さまお坊もとても楽しみだったので、あっという間でした⋯。



時蔵丈も、襲名されてからは初観劇ですが。
あぁ、大きな役者になられたなあとしみじみ(←何様)。

錦之助丈、すっかり親分、会長オーラだなあ。ほんの10年前はアニキ、若頭だったのに。

歌舞伎は世代交代、後進育成の新陳代謝が潤滑なので、
襲名システムしかり、こういうトコロも醍醐味だとおもう。


約30年歌舞伎に触れてきて、内、10年のブランクがあると、
気付くとお顔とお名前が変わっていたり(襲名により)、
先項にも書きましたが(大昔にも書いたことがありますが)、
お役のポジションや路線も変わっていたりして微混乱したりもしますが。

しかしそんなトコロも歌舞伎の愉しさ。



おとせさんは莟玉丈。

過去観劇したおとせさん役は、何故夜鷹なんかやってるのだ!と思う様な、

ピュアでたおやかな雰囲気で演じられている方ばかりだった記憶ですが(おとせさんがそういうキャラクターなのでしょう)、

今回はその第一位でした。

ケーキ屋さんとかお花屋さんが似合うと思う。




⋯まだ、お昼三幕目。

襲名披露公演だからといって、楽しさ盛り盛り過ぎて困る。

当初から危惧しておりましたが、
夜まで体力保つのか私。




今更ながら、
LUNATIC TOKYO 2025 黒服限定GIGでの自己満足着付について。



ベースはKEITA MARUYAMAの単衣。
20代前半に入手以来、恐らく一番着用回数も多い万能選手。

ウールで単衣、着られる季節も長く、
特に観劇好き人種に於いては着られるジャンルも幅広く。
お手入れもしやすく(←特にカジュアル着には重要事項)。

大変重宝しております。




帯も、この単衣に合わせ一緒に求めました洒落袋帯(コレも、当時から一番締めている帯だと思います。意外と幅広く合うので)の、

今回初めて裏面を使用しました。

当初はいつも通り、表面で↓

と考えておりましたが、
旦那様に相談したところ、
「可能なら真っ黒の方が良い!」と。

裏面は全通柄で、細かく薔薇の織柄になっており。
全体的に艶があるので、着物のウール地とのバランスも良く。



帯も真っ黒にしましたので、
映えるよう、何か、帯飾り的なものを、と、
いろいろ合わせてみたところです。

結局帯周りは帯締シンプルに、
フラワー・オブ・ライフの根付にしました。

帯揚げも、ほぼ真っ黒の縮緬地(←喪用ではないよ)を所有しておりますが、
着物、帯との素材の相性から、
モノトーングラデーションの綸子にしました。

しかし着付け中、特に帯結び中は、
喪服を着付けているようにしか見えなかった(汗)。






ライヴのお供のクマたち。

今年に入った頃、デフォルトのシェリー・メイのリボンが外れまして。

どうにも新調せねばならず、
黒リボン、制作、装備しました次第です。




『勧進帳』

何度も観劇している作品ですが、
一幕目で既に色々衝撃と感動の嵐でしたので、
開幕後、一瞬気持ちが出遅れそうでした、

あ、いかんいかん、富樫、直ぐ出てくるのだったわ(正座)。


襲名公演に團十郎丈と勧進帳を、
というのも、菊さんらしいオファーだなあ、と。

それに対し團十郎丈「え、道成寺(襲名披露演目イコール菊さんにとっての魅せ場)の前に、いいの?」と返されたそうで(笑)。
うん、やっぱり、いい関係だな同級生(ほっこり)。


富樫は常に型が美しい。

菊さんの富樫を観劇したのがもう随分前ですが、その時は、
文字通りその一挙手一投足、長大口や袂の広がり、角度、バランスが一枚一枚絵になる様で、
都度感激しておりましたが、

今はその一枚一枚が流れるように映像へと進化していた、という感想。

そして白紙勧進帳朗読を疑うシーンのあの緊張感⋯!

あああ(感涙)、わたし今歌舞伎観てる(感涙)!
↑何とも言えぬ高揚。


近い将来、富樫と弁慶、逆のキャスティングでも観たい、是非。

それから、
菊さん退場した途端一気に集中力が切れる我の習性。
いい加減なんとかしたい。




先ほどまで踊りまくっていた松也丈、右近丈が四天王で再登場。
こ、このお二人が四天王!なんとも頼もしい。

それから、
男女蔵丈がもう海尊ポジションなのかぁ⋯!
若手の活躍ぶり。中堅はベテランの風格を纏い。

10年、さすがに独身時代の頃の様には好き勝手観劇遠征するわけにいかないので。
時々寂しくも思っておりましたが、

耐えたからこその、今のこの大きな感動。


この日も、旦那様とダイアナがお留守番をしてくれています。
ありがとうございます!

お蔭様で奥様、もう、濃厚充実の観劇しております。



小学生時代からの八犬伝オタクなのでついこの八字を使いますが。

仁義礼智忠信孝悌。

『勧進帳』でも篤く登場する人道八行。


登場人物たちの後ろ姿を見送ると、
目頭熱く心震えて止まりませんでした。

決して無くしてはいけない、日本心。


本日、まだ二幕目。

やっぱり、刺さりまくって感激しまくっている。




観劇日が楽日間近でしたので、遅れ馳せながらですが。
いよいよ始まりました、菊さん&菊之助さん襲名フェス。


いえ、もう、わたくし個人の感想としてはフェスの様相です。
東を向いても西を向いても正面向いても菊さんまつり。

改めまして、八代目 尾上菊五郎、六代目 尾上菊之助
襲名おめでとうございます。
出演者各位、スタッフ各位も、盛り立ててくださりありがとうございました(←何様目線)。

無事に五月團菊祭も千穐楽を迎えられたとのことで何よりです。 
 そして六月公演も開幕、本日初日です。

 わたくしにとっての歌舞伎の原点・菊さんの襲名公演ということで、 
実際観劇し、思うところだらけで既に感無量、 
菊さん以外の部分でも本当に感動の連続でした。 


 お席も、お昼3列目、夜最前列、共に花道近くという、
 来年あたりわたくし大怪我するかもしれません。 

 そんな身に余るお席からの、相変わらずの自分勝手感想録がしばらく続きます。



昼夜共に演目に、其々異なる『三番叟』が用意されている襲名公演月。
そんな全力の祝祭一月を噛み締め、入場、着席。

気持ちが急きすぎ、いきなり間違えて夜の部チケットを提示、
当然の様に半券切られるという大失態を犯したことはナイショです。


『寿式三番叟』ルーツはお能とのことで、
華やかながらも静粛な空気から始まった。

翁、三番叟の舞とは、
天下の泰平、平和。五穀豊穣を願うもの。


我々民間レベルでは、
日本人としてのアイデンティティ、文化文明、先人たちの遺産に敬意を表し、繋ぎ、新たに昇華し進化させ、護ってきている一方で、

いとも容易く棄て去る輩が跋扈している。
そいつらがどうやら国を動かす存在であるから始末が悪い。

壊すことは簡単で、
一度壊れてしまったものをもとに戻すことが並大抵ことではないという当たり前に、

気付けない輩が多すぎる。

それだけの覚悟を持って行動出来ない輩が多すぎる。

自分さえ良ければいい、が多すぎる。


↑少々言葉が荒くなりましたが。


昨今、身の回りで起きている彼是が過ぎり、
対照的に今、目の前で披露されている天下泰平、安寧への祈り、
鍛錬され洗練され継承されてきた『芸』を観、

心が大いに揺さぶられる。

子供の頃に感じていた危機感が如実になりつつある中でも、

そうではない、理想の崇高な世界もまだまだ、生きているんだ、と。

まだ、絶望しちゃいけない、とおもった。


寿式三番叟。


当初は襲名公演相応しいお祝い演目、と思っていた程度でしたが、

観劇しているうちに、なんだか浄化されてゆくような、厄を落としていただいているような気分になった。


如何せんFFXを除いて歌舞観劇は10年ぶりなので(特に歌昇丈、種之助丈は恐らく初観劇)、

五色の若手の皆さま、其々個性もありつ見事に踊られるようになられ(←何様)、
観応え聴き応え魅力たっぷりでした。

千歳(米吉丈、雀衛門丈)も、元は男性が演じるお役だそうで、
このお二人だからこその女形アレンジだと思います、
舞台もより華やかで。

女性の場合は着付もこうなるのね、など新しい発見もあり。

又五郎丈は、歌昇時代によく観劇していた記憶。
というのも、祖母が大絶賛していたから。
祖母の賛美眼がいかほどのもんやねん疑惑はありますが、
もうすっかりラスボス感域の安定感で圧倒されます。(←語彙力⋯)。

冒頭翁の舞の重圧感あってこその、後のゴレンジャーまつりだと思います。


そんなわけで、

いきなり1幕目から色々考えすぎて、入ってくる情報も実にタイムリーで。

結果的に全編通して物凄く濃厚な観劇となりました。

菊さん登場する前に力尽きるかとおもった⋯

まだお昼の部、一幕目。




いらっしゃいませ『音羽屋三代』。




こうして書籍リリースしたり、歌舞伎座公演期間中には襲名展開催されたり。

約一年かけての一大イベントなのだなあ、と、しみじみ。

カバーの内側にも綺麗なお写真。


写真もインタビューももりもりで泣ける。
泣いた。大粒一滴、落ちた。

「生涯、菊五郎」
七代目のインタビュー、カッコ良すぎる。
弁天もカッコ良すぎる。まだ菊さんも生まれる前の73年ですってよ。


各会場、演目、配役も発表され、
盛大なお祝いの様相に、既に圧倒されつつあります。


襲名公演の観劇は、過去、せいぜい御園座公演のみでしたので、
特に歌舞伎座公演はやっぱり凄いな、と。

普段、あまり観劇しない座組(といっても、歌舞伎観劇自体随分お休みしておりましたが)キャストも多く、実に新鮮です。


それだけ、たくさんの役者さん方々がお祝いに駆け付けてくださっている、
と思うと、いちファンとしても本当に嬉しいです。




三人花子。
はじめは一瞬戸惑いましたが、
よくよく思い返すととても深くて大きな思い、様々な思いが詰まっていると思う…。


白波五人男は、その他のキャスティングもどうなるのかと楽しみだった訳ですが、特に南郷。


まさかの松也ん。
何度も配役読み直しました。

菊五郎劇団はもうずっと観てきていて、松也丈なんてまだ背が伸びる前から、
当時は可憐な姫から二枚目からギャルまで、気付けばミュージカル界へも進出なさって、すっかり芸幅も広くなられたが。

五人男では赤星担当の印象でしたが。
マリウスでデビューしたけど、3年後にはテナルディエはじめました、くらいのおもしろさ。



駄右衛門は、個人的には彦さま希望です。

今春の京極内匠(彦山権現誓助太刀)をテレビ放送でですが観劇し、確信しておりました。

菊五郎劇団。音羽屋さん。今で言う「箱推し」ですし、
歌舞伎らしい野太く大きな悪役。
口跡も美しいし!
舞台役者さんの声は、本当に重要だと思っている。
その点でも彦さまがいい(真顔)。

名古屋あたりでは、彦さま駄右衛門でやって欲しいなあ…
なんて考えておりましたらば、
名古屋では鼠小僧ですってよ!

菊五郎劇団万歳的な!
襲名興行でやってくれるとは思わなかった!
歌舞伎の地方公演はやっぱり穴場!


身替座禅(襲名公演では演らないかもしれませんが)も
菊さん彦さん(←加トちゃんケンちゃんみたいにすな)のカムバック、切望の夜。


稲瀬川の次世代五人男も大大大注目です。

同世代で役者さんが揃うのも、運命だと思っています。
ココからのご成長、変貌、昇華が楽しみで仕方がない。

↑観劇がやめられない理由のひとつ(←言い訳、とも云う)。



そんな訳で、

鼻息荒く過ごしております近日。


襲名グッズ(←?)も続々と届き。





チケットも届いてしまった!
襲名公演ですし、後方列覚悟しておりましたが、
こんな前方席で菊さん襲名が観られるなんて、
来年あたりわたくし大怪我するかもしれません。


各公演、
演目も想像以上に華やか盛りだくさんで、
エネルギー、ついて行かれるかドキドキしてきました(汗)。