梅田芸術劇場
毎度行われていたのかはわかりませんが。
フィナーレ。
ニニ(藤森蓮華さん)、捌けてゆく際にギエムばりのシクスオクロックを披露され、会場、盛大に沸く。
次に登場したパトロン公爵様(伊礼彼方氏)、
6時10分前あたりの脚上げと必死の表情を披露され、会場、大笑いが起きる。
その後に登場する支配人(松村雄基さん)、クリスチャン(甲斐翔真さん)も、
もう、どうにもやらないかん流れになってファンサービスに興じてくれる、
ミュージカルカンパニーのこういった空気、
舞台、客席との一体感が、無性に愛おしくなった。
男性陣もロマンティックチュチュ装備でEverybody CAN-CAN♪
ストーリー自体は、元が椿姫ですし、まあ、悲劇になると思うのですが、
終劇後、LADY Msにより、
♪Hey sista〜♪と「帰り道」へ導かれるように、暗転、
それからの絢爛なレビューとフィナーレ、というこの構成。
「むかしむかし、ココでこういうことがあったんですよー」と、
現在も絶賛営業中(『ジョン・ウィックchapter4』にも映り込んでいて震えた)の『ムーラン・ルージュ』という劇場が、私たちに一時昔話の夢を魅せてくれていたかのようでもあり、
或いは、
今観た物語自体が、クリスチャンが書いた脚本そのものだったのではないか?
とも思わせてくれ、
昂りが醒めなかった…
…そんな中で、現実の帰路電車内でパンフレットを読んでいたら、
平原綾香さんがほとんど同じ様な事を書いていらしたので、
物凄く久し振り観劇のわたくしごときの感性も、
まだまだ錆びついてはいないであろうと、ちょっと安堵。
懲りずに、もっともっと、佳いものに触れていこう。
本読もう。
「ココロの道楽」し続けてゆこう。
◆
最後に会場編。
会場内、ステージと同じ壁紙でラッピングされ尽くされていて、
もう、テーマパークの様です。
人が多く、部分的にしか撮れていませんが。
ああ、劇場。好きだ…(いきなり愛の告白)。
窓にポスターが貼ってあるのは、
お昼公演時は逆光なってしまい、カメラに納めづらいのが悩ましいですが。
◇
幕間。
ファサードの写真が撮れなかったので、撮りに行こう!
!!!
は、半券が見つからない(蒼白)!
先述したように入場時は慌ただしくしてしまったので、
どこへ入れたのか…
通常、お財布か、こういった再入場等で必要になった場合に直ぐ出せる様、バッグのポケットへ入れるのに(大慌)。
と焦っていると、劇場スタッフさん、
「あ、半券は必要ありませんよ、整理券をお渡ししていますので、そちらを受け取りください(莞爾)」
おおお、素敵なシステム!
と、私が半券探していると察してアテンドくださったスタッフさんのホスピタリティがとっても嬉しい!
嬉しくてお借りした整理券、握りしめて汗だくにしてしまいました(←結局迷惑)。
恐らく、出入口で私と同様に半券探しでもたつく観客、多かったのだろうな。
◇
『MOULIN ROUGE!』なので、ネイルは赤!
ちなみにこの日ご一緒のMさんから頂いたANNA SUIです❤️
◇
会場内の象。
1幕と2幕とで装備品が変わるのかな、と思って見ていたら、
2幕は鼻でバナナ持ってるとk…
Mさん「え!!バナナ!?全然気づかなk」
私「や、持ってなかったス。ずっと変わらなかったス」
◇
幕間や、カーテンコール後など、
主にステージに出演者が居ない時に限り、客席内、撮影が可能でしたが、
「はい、今、撮影OKです!」のサインを出してくれているのです。
コレも素敵なシステムだと思いました。
音楽演奏中でもただただ分かりやすい!
◆
現在は、個人的には観劇するにも敷居が高くなってしまいましたが。
ペットホテルが定休日の日しか都合がつかず(期間短いのに昼の部貸切多すぎる涙)、という中でしたが、
今回も私のワガママを聞いて送り出してくださり、
本当に本当にありがとうございました、Mさん、家族。
欲が出てきて、
BWやWEなど、専用劇場はやはりステージ、客席のレイアウト自体も異なり、もっと凝っているので、
是非体験してみたいと思ってしまうのですが。
こういう状況下(家庭、社会経済諸々)ですので、欲は言いません、
今となっては配信でも構わないので、
配信番組化してくれるととても嬉しい。
…芳雄のミューとかで劇場内ツアーだけでもやってくれそうな気もします。
ね、芳雄さん。