梅田芸術劇場
芝居編。
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伊礼彼方氏 as モンロス公爵。
嘗てルドルフデビューで知った後は、アンナ・カレーニナくらいしか観劇したことはなかったのですが(多分)。
当時から、ルドルフにしては声質もルックスも野太いな、という印象でしたが、
もう、すっかり「こっち路線」になってしまわれるとは。
役者としても挑み甲斐のある路線とも思いますが、
本当に佳い役者になられたな、という感想。
実に見事な「腹立つヤツ」でした。
直前にはWOWOWで北斗の拳(2022年公演分)を観劇しておりましたが、
もう、ジュウザ実写版。
似合ってらしたし、巧かった。
もうお一方の上川一哉ジュウザは、とにかく美声で歌も抜群ですが、
芝居の面では、私には伊礼ジュウザがしっくりきました。おもしろかった。
私の観劇日のクリスチャン役は甲斐翔真さんでしたが、
是非とも芳雄クリスチャンとの対決も観てみたい。
ああ、Wキャストの罠。
◆
松村雄基さん as ハロルド・ジドラー。
舞台で拝見するのは初めてでしたが、
先ず、スタイルの良さに惹き寄せられました。
小顔で、等身バランスがお人形の様で…くるみ割り人形(←え?)
とても舞台映えする方だなあと思った。
ジドラーの、その呼吸、リズム感、間合いなどは、
この『ムーラン・ルージュ』というお芝居そのものの、文字通り「支配人」であるという感想。
狂言廻し、ともまた異なるが、
芝居を、客席を、引っ張っていってくれる、大きな役。
笑いの間も抜群で畏れ入ります。
こんな役ドコロ。
橋本さとしver.も絶対観たくなる(笑)。
ああ、Wキャストの罠。
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観て、聴いて、圧倒されて、感動して。
書ききれない(汗)。
もちろん、全身全霊をかけて一度の観劇に臨みますが、
やはり、ボリューム満点、いろいろ行き届かなかったところも多く…。
個人的には、やっぱりお衣裳も、もっともっと観察したい、やっぱり!!!
正面から、照明も観たいし、銀テープも浴びたい(←)。
ああ、どんどん
欲が出てしまいます。
それから、プリンシパルが全員Wキャストだとか、
もう、やめてほしい(悶絶)。
Wキャスト。
昔は「この組み合わせで観たい!」もあり、そこに焦点合わせてチケット取りもしていたものですが、
今回はMさんとのスケジュールが第一優先でしたし、
何より、
何れも興味唆られる魅力的なキャスティングでしたので、
結果、
「それぞれもう一方ver.も観たいよね(笑)」
で満場一致でした。

