FACEBOOKにリンクを貼ったら会社の会長からいいね!が来ました

そーはら?これがそーはら?
承認してるので当たり前ちゃー当たり前なんですが、変なプレッシャーは感じざるを得ませんわね
一方、別コミュニティーの友人から「もしかして貴方の会社はXXXですか?」とかメールきて、その人の勤務が取引先だと判明したりいろいろありました
この記録はあくまで個人の記録として公開しています
会社や業務の内容は伏せる方向で書いていますので承認お願いします(社会人モード)


金曜日です
深夜に目が覚めてしまいました
朝4時、日本時間の7時、俺の体内時計って結構頑固
風呂に入ろうかと思ったのですが、湯沸かし器の電源を入れていなかったのでヤメました
相変わらず空気が肌寒く、ぬるい風呂に入ったら風邪をひいてしまいそうです

そういえば、バングラディッシュは40年ぶりの大寒波到来なんだそうです、って前に書きましたっけ?
基本書き飛ばしていますので話が前後しているのはご愛嬌で
昨日の朝は吐く息が白かったです
ちょっとした暖房器具、セーター1枚あればなんてことない寒さなんですが、それがないのが熱帯地方の悲しさです


となればここで起きてしまうと時差ボケ地獄にはまってしまうので、鬼の気持ちで二度寝にトライします
仕事のことが頭の中でぐるぐるぐるぐるして寝付けません
これを英語で言うにはどうするんだろう、と考えて、そのフレーズを頭の中でぐるぐる回してトレーニングをしてしまうのです

お祈りの声は記憶にあるので6時ちょっと前くらいまでは起きていたはず

その後寝付いていて、目が覚めたのは7時45分でした
7時半朝食の予定ですから寝坊です
私は寝起きに飯が食えるタイプなのでがばっと飛び起きてダイニングに
Tさんは先に食事をしていました
本格的に調子が悪いので今日は会社を休むということです


食事をしていると書類にサインを求められました
ビールを買うのに書類が必要なんだそうです
現地の人は原則お酒を買うことはできないんだそうです
サインしてパスポートを渡しました
イスラム教で種類はご法度になっているとはいえ国民100%がイスラム教ではないはず、へーそうなんだーという感じ
でも、日本で宴会すると結構みんな酒飲んでたけどな


金曜日はイスラム教の特別な日で、普通はお休みです
うちの会社は日本と密に取引しているので特別に土日が休みですが、普通のバングラの会社は金土が休みなのです

朝、会社への道は閑散としていました
道端に座り込んでものを売っている人がいないせいです
そういえば前にこの人たちが持っているのを火鉢と書きましたが、間違いでした
正確にはポットです
象印みたいな大きめのポットにお菓子みたいなのが詰まった透明なビニール袋をひっかけています
街角のお茶屋さん、てところなんでしょうね


会社への行きかえりはもうなんの問題もなくなりました
Tさんお休みだし、お昼を食べた後20分くらい時間があったので、遠回りして会社の周辺を見て回ることにしました

ゲストハウスを出て会社のある右側ではなく左側に曲がります
後ろからリキシャに乗ったお母さんとこどもが私に手を振って声をかけてきます
後ろから見ても外国人だってわかるんですね


リキシャというのは後ろに2人掛けくらいの天蓋付きシートがついた自転車、自転車で引っ張る人力車といえば日本人には容易に想像ができると思います
その通り、リキシャはじんりきしゃからきた現地語です
現地ではタクシー代わりに使われているポピュラーな乗り物で、街角には客待ちのリキシャがわんさかいます

どれもエスニックな装飾がぎんぎらぎんにされています
トラック野郎みたいな感じですね

今度カメラを持って出て、リキシャコレクションをしてみようと思います
たかだか自転車ですから大それたことはできませんし、いろんな意味でそんなに危険な乗り物ではないらしいのでこの旅行の間に一度は乗ってみたいと思っています


物売りに声をかけられたり、客待ちリキシャの人にガン見されたりしますがそこは無視バーガーキングのバッタものみたいな店がありますが、どこが入口かわかりません
家々は必ず鉄製のゲートがあり、門番と思われる人が立っています
その構造はゲストハウスも同じです


まずは土埃、空気中に土埃が舞い続けているのですから町中が土埃におおわれているのは当たり前といえば当たり前
家も道も街路樹もまんべんなく雪のように降り積もっています
土砂もそこここに積もっています
雨で流されて積もったものもあるでしょう、道脇に寄せたまま打ち捨てられたものもあるでしょう
電線と通信の線が恐ろしくカオスに四方八方に張り巡らされていて、ちょっと大きいビルの周辺は蜘蛛の巣のようです

車は車線を守っていません
中央分離帯があるところだけぎりぎり上り下りを守っている感じ
交差点に信号がありません
どうやっているのかなぁと思ったら、おまわりさんみたいな人が指示をしていました


バスは扉がありません
車掌さんと思しき人物が止まったところで大声で行先を告げているように見えます
これはさすがに外国人は乗れないわ

公園みたいなところに露店が並んでいます
食べ物を売っているように見えますが、ちょっと怖くて近寄れませんでした

とにかくどこの辻々にも人が立っています
私服の人もいます、背広の人も結構います
みんな立っています

10分ほどかけて歩きましたが、ぎりぎり店として認識できた建物は件のバーガーキングもどき、おもちゃ屋、ピザハットくらい
あとは人が住んでいる廃墟ばかりでした
車通りのある、日本なら片側2車線くらいの道路の向こう側にまた大きなビルがみえました
歩道橋があったのでこんどはあれを渡って向こう側に行ってみようと思いました


もちろんこれは素人のたわごとですが、労働力の振り分け方がいい方向に向いていないと思いました
お金持ちの小間使いやリキシャの客待ちを延々続けている人たちを環境整備事業に振り分ければ国は綺麗に、安全になって豊かになっていくと思うんです
まぁ、口で言うほど簡単にはいかないんですけどね


一つ失敗に気が付きました
土日に活動するために現地通貨、タカを持っておこうと思っていたのですが、先に行ったように金曜日はお休みです
会社の誰かに頼めば両替してくれるよ、と聞いていたのですがうっかりしていました
あわててHRの人に聞いてみました
クローズしているところもあるけど、大丈夫かもしれないんでちょっと調べてみるよ、と言ったきり音信不通
ここらへんがバングラクオリティw


3日かけてやっと仕事がひと段落つきました
まだ声をかけられていない人もいるんですが、それは来週


夕食は辛く炒めたトリ、リンゴのサラダ
トリに合わせてあった野菜はジャガイモかなと思って聞いたら全然しらない野菜でした
トイストーリーのリトルグリーン星人みたいなやつ
いちいち名前を聞いて、実物も見せてもらっているんですが次から次に忘れます
とにかく世界にはまだまだ全然知らない食い物があるんだなぁと感心
大人ぶっちゃだめです

違う料理だって言われても全部カレー味だからわかんないんだよ
毎日しょうゆ味の食い物を喰ってる日本人が言ってはいけないセリフかもしれませんが
多分、バングラに来ていちばんおいしかった料理はゆでたカリフラワーに塩振ったやつ
落ち着きます
生のものは食うなって言われてきましたが、フルーツとかサラダとか出されたものは食わざるを得ないでしょう
そろそろおなかが心配になってきました


そういえば結局タカは手に入りませんでした
Tさんにお願いして手持ちを少し貸してもらうことで決着

パスポートも無事、ビール3ケースと一緒に戻ってきました

一万何千タカ、平均月収よりたかいんじゃないかな?

日本円に直すと1缶200円くらいでまぁ日本人的には妥当、こっちの事情からするとすげえ高額なはずです


明日はお休みです
どこに行こうかな

DDiamond's Blog-トイレ


こちらが件のトイレ、そして謎のシャワーです

さて、すごく気にかかるのは意味ありげに備え付けてあるシャワーヘッド付きのホース
これはいったい何をするものでしょう、っていうか何を洗うものでしょう
右手を伸ばしたちょうどいい場所に設置されています
っていうか、この場所にペーパーホルダーつけてほしいんだよね!ってところについています
正解は今日のブログの最後に


さて、私がどうしたかというと


後ろを振り返ったら窓枠のところに替えのトイレットペーパーが置いてありましたとさw

芯がやたら太くて、止めてあるノリがやたら固くて、紙が厚い割に強度が無くて、なんだかしっとりしていましたが、ケツを拭くのには十分なアレでした


ゲストハウスに帰って、ビールを飲みながらTVを見ました
100チャンネルくらいあるケーブルテレビですが、ほとんどインド製のドラマぽいです
CNNとかアニプラとかもあるにはあるけど、あんまし興味なし
インドドラマはざっくりラブコメと神話ものぽいです
どっちもチープなテレビ画像で、深夜枠の低予算ドラマみたい
SFXを使っている雰囲気はなく、神話ものはもっぱらペインティングとチープな特殊メイクです
多分これガネーシャだろうなーとか、リアルな人間に象の鼻つけてて思わず目をとめてしまいました

晩御飯はとり肉と白飯、なんか不明な辛い草
博多ラーメンについてるからし高菜くらいの辛さです

見た目はほうれんそうの煮つけ、緑なんだけどやたら辛いを煮たものです
ご飯に軽く混ぜて食べました
明日の朝のお勤めが怖い感じ
コーヒー好きだと言ったのでコーヒーつけてくれました


夜は気力が続く限り日記を書いて、また風呂に入らずに寝てしまいました

明け方やっぱりお祈りの声で目が覚めました
イスラム教の国なので、朝決まった時間に放送でもしているのかなと思ったのですが、Tさんに聞いたらどうやらイスラム教の人たちが一斉に同じ時間にお祈りをする声がハモってまるで一つの大きな歌のように聞こえるのだそうです
なるほど良く考えたらこの貧しい国に非常放送網を作る余裕なんでないですよね
しかし、種がわかって聞くとこれがまた何とも言えずにありがたく聞こえます
イスラム教の国は華美音曲を禁忌されたので音楽は発達しなかったけど、お祈りが芸術性を高めたという話を聞いたことがあります
夜も明けきらぬ空に無数の人々が同じフレーズを詠唱するというのは、一つの芸術だと思うのです
日本人は勤勉さで富を手に入れましたが、富が幸せを生んだかというと、そうは言いきれないと思います
ベンガル人はいまだ貧しいですが、彼らはイスラムという教えを通じて分け合い助け合う文化を持っています
例えば彼らはどんなに貧しい階層でも結婚してそれなりの家庭を作っています
ワーキングプアで人並みの生活をあきらめざるを得ない日本の若者が、僅かな小遣いでゲストハウスをうろうろしている連中より幸せだと思えないのです


朝ぶろに入って日記の草案を書きました
今日は一旦熱いお湯を出切るまで出して溜めてからしばらく待って第二陣を使って体を洗う作戦に出たのですが、いかんせん第一陣が少なすぎた上、10分程度では第二陣のお湯が暖まりきらなかったので結果昨日と似たり寄ったりの悲しい結末を迎えてしまいました
日記はACアダプタをオフィスに忘れてきたのでバッテリーが切れてしまい途中で断念しました


朝ご飯は昨夜お願いしたとおりトーストとフルーツでした
サンドイッチ用と思われる耳なしの薄っぺらいパンをカリカリに焼いたもの、バターがなくてはちみつだけ、正直これをうまいまずい言うことはできません
ゆでたまごはまぁゆでたまご

問題はフルーツですわ
出されたのはバナナとマンゴー

バナナは寸詰まりの太いやつ。皮を剥いてかじるとなんだか「ガリッ」という食感。甘くねぇよママン。なんか野菜っぽいにおいがするよママン
そしてマンゴー


マンゴー?


味がないよーママン
青臭いよママン


下手に熱帯なだけにとれたてのくだものらしいです
季節外れだから味がない、という単純な話
日本人っていいもの食ってるんだなぁとむしろ感動しました


DDiamond's Blog-オフィスの席


私の部屋です

ね、えらそうでしょ?

私より偉い人が来たら速攻で追い出されるので、今のうちに記念撮影


オフィスで仕事をしていると時々コーヒー入れで持ってきてくれる人がいます
社員が当番制で、っていうわけじゃなさそう
話を聞くと、いわゆる「使用人」という人のようです
多分、古き良き時代のOLという人たちの仕事
うちの会社は一応この国ではエリート階級の仕事で収入もけた違いに多い(日本人のバイト以下ですが)人達なので、こういう人を雇うのは問題になるようなことではないのでしょう


ゲストハウスにも、コック兼ハウスキーパーのマハムン以外に買い物したり下働きしてる人が何人か出入りしています
食事中ずっと横に立たれて、水とか注がれると正直気持ち悪いんですが、きっとこれもこちらの文化
中国とはまた違った意味で階層化が既成事実としてきれいに出来上がっている社会なのですね
日本はこういう明確な差別(区別)はありませんが、本当にそれが正しい姿なのか、一度立ち止まって考えた方がいいのかもしれません
もしかしたら、歴史的には、こちらの方がずっと古くて長くて国際標準なのかもしれませんよ


オフィスにはトイレが3つあります
男性用女性用ゲスト用
私はゲスト用を使っていいらしいんですが、なんか気持ちが悪いのでみんなと同じ男性用を使っています
小便器がなく個室が2つあるだけです
もしかしたらゲスト用はなにか秘密があるかもしれないので、今度トライしてみようとは思っています


オフィスの中でも個室に籠ってやるグループがあり、そこの面倒もみているのですが、この部屋の中でどうやら風邪が流行っている様子なので、午後からはマスクをして出社しました
冷静に考えると会社が傷害保険に入れてくれなくて、クレジットカードの旅行保険だけという状態です
病気したらとんでもないことになってしまいます
とにかく誰に聞いてもバングラに来たやつは例外なく病気をするらしいんですわ
自分との闘いです
困ったものだ


夕方、なんとか当座の仕事の山が終わったようなので6時にオフィスを一人で出てゲストハウスに帰りました
Tさんを待って夕食、今日は天ぷらだそうです


んー、天ぷらなんだよなぁこれ
海老とよくわからない野菜の、ころもを付けて揚げたものです
ころもがごわっとしていて何とも言えませんが、具材がいいせいか味は総合してそんなに悪くありませんでした

そしてデザートに”ドイ”という現地のおやつが出されました
これは会社の人もおすすめといっていたデザートです

大きさ形はプリンカップそのもののずっしりした陶器の器に入った白い物体
ヨーグルトの一種と聞いていたのですが、味と言い食感と言い高級なレアチーズケーキです
多分、レアチーズケーキと言われて出されたら気が付かないクオリティ
これは確かに美味しいです
まぁ、たかだかレアチーズケーキの美味しさですが


べったぼれがっちぇ=おなかがいっぱい


運動をしないと太ります…とか言いながらビール片手にブログ更新しているダメな私


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正解

けつを拭いた後お尻を洗い流すんだそうです
現地の人に聞くのが怖くて、電話した時に日本に居る知己の部下に聞きました
要するに簡易ウォシュレットなんですかね
それでトイレがやたらびちょびちょなのか…とおもうと別な意味でイヤですね
食事の前に良く手を洗うことにします


部屋にはトイレとバスタブ付きの風呂があります
3部屋のなかでバスタブがあるのはこの部屋だけだそうです
ダッカ行の飛行機の中が妙に暑くて汗をかいたので気持ち悪かったのですが、それよりも疲れていたので寝てしまいました
唐のシングルベッドが2つ、まぁ悪いものではありません
布団はぺらいせんべい布団が1枚、気温は12,3度ということで一枚かぶっていれば寝られないこともない程度の寒さでした


真っ暗な時間に目が覚めてしまいました
時計を見ると4時、日本時間の7時です
旅先ではいつもこうなので慣れっこです
どうせ二度寝できないので起きてしまうことにしました


お湯をためて風呂に入って…と思ったのですが、お湯があっという間に切れてしまいました

ここの湯沸かし器は容量が小さく性能が悪いということで、スイッチを入れて10分くらいはお湯が出ないし、2,3分お湯を出したら水になってしまうのです
いわゆる瞬間湯沸かし器じゃなくてただの湯沸しタンク付き水道なんですね
先に来てゲストハウスに宿泊しているTさんから話を聞いていたのですが、目の当たりにするとカルチャーショックです
湯船は飾りだな…


中途半端に寒い明け方、ぬるいお湯で腰がうっすらつかるくらいのバスタブに座ってシャワーをだましだまし使いながら体を洗うもの悲しさをどう表現したらいいのか私にはわかりません


ミネラルウォーターの場所がわからないので恐る恐る水道水で歯を磨き、服の上にジャージと革ジャンを着込んで夜が明けるまで仕事をしていました
ゲストルームのWifiは上物で、支障なくつながりました
電源は200Vのはずですが、ユニバーサルタップが備え付けてあったのでなにも考えずに日本のプラグを差し込んで使えました


まもなく夜明けという頃、遠くの方からゆったりとした音楽が聞こえてきました
多分イスラム教のお祈りの曲です
なんだかちょっと幻想的でああイスラムの国に来たんだなぁという感じがしました
明日からはこれが目覚ましになりそう


FACEBOOKに"I am in Dhaka"て書いたら日本に居るバングラ人の友人からコメントが付いてました
いわく、「病気にならないでね」
シビアだなぁ


朝ご飯は現地の定番のなんとか(名前忘れた)という料理でした
直径20センチくらいの丸いナンをちぎって、黄色いカレー味の具をつまむようにすくって食べます
具は米かな?と思ったんですがそれだけじゃないかんじ。多分キャベツみたいな野菜をみじん切りにして黄色くなるまで煮るか炒めるかしてペーストにしたもの
あとは両面焼きの目玉焼き
コーヒーは頼んだら出てきました
ジュースは頼まなくても出てきました
量が多いのですべて食べきれませんが、出した方も全部食われるとは想定していない感じなので、日本人としてはつらいのですがお残ししました
なにか注文はあるか?と聞かれたので明日からはフルーツが欲しいとお願いしておきました


ちなみにコック兼ハウスキーパーのマハムンは英語も日本語もほんの少ししかわかりません
先に宿泊しているTさんは研修のために現地にぶち込まれたかわいそうな人で、英語ほぼ0、海外経験はこれが初めてなのに6か月滞在予定の2か月目です
この会社人をなんだと思ってるんだ?
で、これがおもしろいところでTさんとマハムンは共通言語がないところからスタートして2か月でなんとなく意思疎通ができる境地にまで達しています
人間ってすごいなぁと思いました


食事が終わったらTさんの案内で歩いて2分のオフィスに向かいます
話には聞いていたけど実際に体験して驚いたのは空気の汚さ
粉じんが舞い上がって視界が曇るほどです
乾燥していて、舗装されているところも少なく、また土の性質もあるのだと思います
これに行きかうリキシャ(人力車)と車の排気ガスが混ざってえもいわれぬ、まさに”空気”を醸し出しています
忠告どおりにマスクを買ってきといてよかった。明日からはマスクで通勤しよう

道端で座り込んで食い物を売っている人がいます
露店を構えるわけでもなくただ火鉢と食い物の束を抱えているから浮浪者じゃないんだな、とわかるレベル
再度言いますが、ここらへんは一等地のオフィス街…と聞いてます


会社に着いたら、ここがお前の席だと言って通されたのがオフィス一番奥の個室
花とか絵とか飾ってあるし、机でかいし、ここ重役の部屋だろ?
俺そんな格じゃないからいいよ、どっかそこらへんの席くれよって言ったんだけど、まぁいいからいいからみたいな感じで、押し問答してもきりがないので諦めて荷物を展開しました
踊る大捜査線的には本店からきたお客様、なんだろうなぁ


午前中は仕事で忙殺され、30分遅れで一人ゲストハウスに戻って食事をとります
Tさんは待っていてくれました
昼はチャーハンと卵スープ
昨日のチャーハンよりグリーンピースが多くて、作り立てで、美味しかったです


午後、会社に戻ってまた打ち合わせの連続
途中5分休憩をもらってトイレに行きました


さて、トイレですよ
下の話ですよ


何も考えずに洋式便座に座りました
個室は日本より広めで、どちらかというとアメリカンサイズ
レリーフされていたりしてちょっとおしゃれなかんじです
変わっているのは床に排水口があるのと、壁から小さなシャワーヘッドのついたホースが出ていること
そういえばゲストハウスのトイレも同じところにシャワーがありました
掃除につかうのかなぁ

便座がちょっと濡れていたようですが、そんなことは些細なことなので気にしません
ひとわたり排泄してから気が付いたこと、そう、あれです


紙がない


ペーパーホルダーはあるにはあるのですが、ロールがセットされていません
ていうか、がたがたのぼろぼろで使っている形跡が見えません
あれ?まてよ?もしかして…


バングラディッシュは基本インドと同じカルチャーです

食事は右手、けつを拭くのは左手…


けつを拭くのは左手…


けつを拭くのは左手…


大事なことなので繰り返しました















解決篇は後程

予告の時間に搭乗手続きが始まりました
チケットの確認を済ませたら外のバスに乗り込みます
満員になったところで出発、バスは飛行機の間を縫って進みます
乗り込むのはDragon Air、Cathayの兄弟会社の航空機です
青天井のタラップを上って搭乗するのはもしかしたら初めてかもしれません
小さい機体に見えたのですが、中に入ると242の横8席ですからCathayと同じはず
でも、座席はより小さかったかもしれません


隣に座ったのはいかにも香港人的なつんつん頭でスキニーな兄ちゃんでした
前の席は100Kg級のおっさんが2人相席してました、こっちはずっとラッキー
旅慣れていないのか、恥ずかしがりなのか、ずーっと窓の外を眺めて、時々写真を撮っています
飛行機は乗ったら食事を出してくれるものだと思い込んでいたのですが、ここにきて若干不安になってきました
そのくらい全体的に作りがしょぼいのです
アテンダントのお姉さん方はみなさん香港人ぽいかんじ、もちろん日本人はいません
乗客にぽつぽつ日本人が見えますが、話と様子から目的地はバングラの次に立ち寄るカトマンズ行の一行のようです


定刻を10分も過ぎたころに出発
お決まりの安全関係説明は英語と中国語でした
ビデオが全部終わった後でベンガル語のアナウンスが流れた模様
ベンガル語は殆どわからないので勘です

飛び立って、水平飛行に入ったらちゃんと飲み物サービスと食事がありました、良かった
飲み物はビール、食事はチキンをお願いしました
チキンはいわゆるタンドリーチキンでした
チョコレートケーキが付いていて、Cathayより豪華でした
私のまねをするようにビールとチキンを注文した隣の若いにいちゃんが、私にチョコレートケーキをくれました
見ると食事も半分くらい残しています
そんなだから太れないんだよ君は、男なら喰え


映画のタイトルはわかりませんでしたが、3Dアニメーション、親ばかのドラキュラの話
わりかし面白かったです
この程度の英語はさすがにわかるようになりました
少しは成長したってことかな

飛行機の中はいい意味でにぎやかです
あちこち立ち歩いてお話をしています
明らかに飛行機の中で友達になったグループもある模様
お国柄ですね


約5時間、映画が終わった後AndroidSecurityを2章読んですこしうとうと
ふと気が付くと、定番の入国に必要な書類が配られていません
VISA取ったからいらないのかな?それともなにか必要な手続きを私がわすれていたりして…と思うとだんだん不安になってきました
USに入国した時書類の不備でいじめられた過去がありますのでなおさらです
まぁでもなるようになるさ


飛行機の高度が下がってダッカの街並みが見えてきました
いえのあかりばかりで道路の証明が見えないのが他の都市との違いでしょうか
空港は思ったより大きくて、たくさんの航空機が見えました
飛行機を降りるとそこはイスラムの国
香港とは打って変わって髭に白装束のイスラムスタイルのおっさんがわんさかいます
立ち止まっている人―立ち話をしている人、人待ち風の人がやたらいるので歩きにくいったらありゃしない
Arraivalの看板に従って階段を下りると、会社の名前と私の名前が書かれた紙切れを持って佇んでいる人がいました
迎えに来てくれなかったらどうしよう、と思っていたのでほっとしました
でも、まてよ…ここイミグレの手前だよ?


郷に入りては郷に従え、というよりむしろ毒食らわば皿まで

初対面の男についていきます
2人の男のうち一人は私のカバンを持ってくれて、もう一人は私のパスポートを預かって書類を代筆してくれています
小さな、一見して無地のメモ帳みたいに見える紙切れになにか書き入れて、私の署名を求められたのでちょこっとサインして渡しました
書類を書いてくれた男は明らかに横入りしてイミグレの職員に私のパスポートを渡しました
その間、私はもう一人の男に勧められるまま一足先にイミグレの横を通り過ぎて進んでしまいました
これまずいだろ??


さて、横入りした男は職員の手伝いをしつつ私のぱすぽーとをねじ込みました
職員も見て見ぬふりをしつつ、後ろにまわっている私の手続きをさくさくっとやってくれた模様
カメラに向かって顔写真を一枚撮ったのちパスポートを返されました
これで終了
職員にねじ込んだ男が私たちにウィンクして見せました
俺仕事したぜ的なドヤ顔


バゲッチクレームで荷物を待っている間に職員と男がなにか握り合っていました
ああ、ワイロだなこれ
荷物をピックアップした後税関のボックスに立ち寄ってまたワイロをわたし、明らかに裏口から私を外に連れ出しました

今日はすごく寒い、この冬一番の寒さかもしれない、と説明されました
確かに熱帯の国の気温ではないですね
ジャージの上に革ジャンをはおった私でも若干寒いかな?と思える程度
気温にして12,3度だそうです
どうだ寒いだろう的なドヤ顔されたので、日本じゃ毎朝地面が凍ってるよっていったら軽く驚いてくれました
いいサービスしてくれるね


男が合図をすると車が来ました
運転手は胡散臭いのを絵にかいたような汚いおやじ
でももう引き返せません
トランクにカバンを詰めて、車の後部座席に座りました
車はトヨタ、右ハンドルです
私と一緒に後部座席に乗り込んだ男は会社の人事部の人でした
要人、ゲストの送迎は大事なミッションの一つだということ
これからゲストハウスに向かうのですが、道が混んでいなければ15分、相当混んでいても30分で着くという説明でした


さて、空港の敷地を出るとまず1回目の渋滞です
これがまたびっくりするほどピクリとも動きません

どうやら空港から大通りに出るまでの渋滞のようです
信号がないのですべての車が我先に道に出ようとし、日本なら車2台分ほどの幅に5台も割り込んでいて、なおかつ大通りを通行中の車に譲り合う気持ちが欠けているために発生した渋滞でした
スムースに流れ出すと高速道路並みのスピードが出ます
同じような経験を昔↓気がします
ああ、そうだ。初めて行った時の中国にすごく似ている

インフラは用意されているけど、ルール順守の気持ちがドライバーにないせいでひどい渋滞が起きていました
譲り合って、決まったレーンを走っていれば恐らくはみんなスムースに走れるはずなのに、我先にとルール無視で走るものだから全体の効率が悪くなっているという状況です
男は、もうすぐできるバイパスが完成すればこの渋滞はなくなるんだよと説明していますが、いやいやいやそういう問題じゃないよ

中国については、年々ドライバーの質が向上し、最近では上記のような混乱も影をひそめています
最初に中国に渡った時、おれにはこの国の横断歩道を渡る技術も根性もないと思っていたのですが、最近はそんなことを感じることなく道を渡れるようになりました。多分、私がなれちゃっただけ、ではありません
バングラディシュも早くモラルが改善するといいね


結局渋滞は最初を含めて4か所ありました
どこも問題は同じ、ちょっとした合流の手前で譲り合いの気持ちの無さが作り出した遅れ、そして我先にと隙間を縫った結果3車線の道路に6台横並びになってますます渋滞に拍車をかける始末
どこも渋滞が終わるとあっという間に高速道路並みのかっとびが発生します

車は殆どトヨタ、時々三菱でした
傷がない車はとんとお目にかかりませんでした
すごい勢いでクラクションが鳴り響きます
昔の中国ではレーザー光線のように前方の車をめがけて鳴らすクラクションでしたが、こちらのはまた違う雰囲気
なんというか手当たり次第に、楽器のように鳴らしているようにも見えます


少しおなかが減ったというと、電話をかけてくれました
多分、コックになにか用意をさせているのだと思いました
ベンガル語にまじってプパゲティとかピラフとかいう単語が聞き取れましたので
巨大なKFCの看板がありました
ムスリムは基本肉を食べないんだと思っていたのですが、厳密には豚以外は禁制ではないとのこと
ただ、正しい手順(はらーる)でさばかれた肉しか食べないのも事実
バングラディッシュのKFCに使用されている肉はすべてはらーるされたものなので、みんな普通に食べられて問題ないのだそうです
日本に来ている連中が肉を食わないのは、はらーるされた肉が入手困難かつかなり割高なのだそうです


すげえ暗い路地に入りました
あそこが会社のビルだよ、と紹介されたところもいかにも裏路地
証明はなく、コ汚いおっさんが座り込んだり立ち話をしたりしています
おかしいな、会社がある区画はダッカでも指折りのいい場所だって聞いていたんだけど

角を1本曲がったところで、ゲストハウスに到着しました
すげえ胡散臭いばあさんが扉を開けて車を招き入れてくれます
門をくぐった先は駐車場。一回がエントランスと駐車場で、住居は2階からということらしいです

招かれるままに4回の部屋に行きます

玄関を抜けると巨大な14人掛けのガラステーブルが配置してあるリビング
用意されていたピラフとスープをもらいました
意外なことですが、米は日本米でした
とりわけうまいわけでもないけど、ちゃんとしたつくりをした米の味です
スープは豆が原材料
中途半端に粗挽きで、それが底にたまった表現が難しい味
一番ストレートに自分の思うままに書くとすると「まずいスープ」


リビングから3つの部屋にそれぞれ接続されています
すべてバストイレ付のシングルルームです
私にあてがわれたのは一番いい部屋みたいでした
なぜなら私の部屋だけバスタブがあるから

風呂に入ってから、と思ったのですが現地時間10時、日本時間では深夜1時です
さすがに疲れました
このまま寝ます

出発の日です
前日12時過ぎまでオフショア側の相談を聞いていて、5時起きとかどんだけ社畜なんだよ私は
朝5時にうちのアーリーバードちゃん、こぞうが起こしに来ます
なぜ私の起床時間がわかったかは明白です
枕元に置いてあった私のスマホがなくなっているからです
早起きして、私のスマホをパクってゲームしててアラームが鳴ったのですw


こぞうは異常な早起きです
朝、親が起きてくるまでの数時間だけが彼に与えられた自由時間、その間私のパソコンやスマホを使って遊び、CATVで日本語のアニメを見まくるのです
親子が目覚まし時計を取り合うとかちょっと漫画的でしょ?
9時寝、5時起きだと思ってたのですがどうやら4時過ぎに起きている様子

3週間使わない布団カバーを剥がして洗濯籠に入れ、火曜日なので家中のごみを集めて表に出し、バックパックに充電していたPCとPSPをしまったら暖炉を連れて出発します
駅まで約30分暖炉と散歩して、駅前でひめに暖炉を引き取ってもらって代わりに旅行鞄を渡してもらう手はずです
さすがにひめは寝起きで車の運転ができないので家を出る前にこぞうに起こしてもらいます
…私がおこすと不機嫌になるので…

さて、車にカバンを積もうかと思ったところで問題発覚、トランクのチャックが壊れかかっています
慣れたところならバックパック1個で出かけるのですが、今回はなにせ未体験の場所、小さめのトランクに若干多めの着替えを詰め込んでしまったのでチャックの縫い目が裂けて5センチほど中が見えてしまっています
荷物の位置を整えて当座の危機は凌ぎましたが、根本的な解決にはなっていません
なぜか玄関にポロリと置いてあったガムテープをカバンに入れて、空港で預ける前に縛っておくことにしました


まだ真っ暗な夜の空に三日月が掛かっています
曇りがちな日はあまり冷え込んでいません
暖炉はなにも気づかずに散歩を満喫しています
悪いな、3週間お前に自由な散歩はないんだ、ママのしつけ散歩に耐えてくれ

気まぐれににおいをかぎまわる暖炉に合わせていたら遅くなって、駅に着く予定の6時にはまだ3つ先のバス停でした
駅前でスタンバっていたひめにお願いして途中で拾ってもらい、旅行鞄を受け取って高速バスの停留所に行きます
成田まで直行の高速バスが出ている町田が最寄りの駅というのは実にラッキーだったと思います

事前予約をしてあったので、バスの受付の人に荷物を渡します
出発時刻まで20分弱、微妙な時間ですが買い物をしてくることにしました
マックでエッグマックマフィンを購入、駅売店でサンデーを買おうと思ったのですがさっとみて入荷していないのでここは断念
バスの中で読もうと思ってたのになぁ

戻ってきたら出発の5分前でした
あわてて自動販売機でバスの回数券を購入
以前は受付の人が手売りしてたんですが、まぁこれは時代の進歩なのかな?
領収書が勝手についてくるので安心です
回数券は2枚綴り、帰りにも使うのでとっておきます。往復で800円のお得、だったかな


相模大野>バスセンターでお客を拾ってきたバスはそこそこの込み具合
2席空いているところに入り込んだのですが、後から男性がやってきて相席になりました
まぁ仕方ないね
移動中寝られないタイプの人なのでサンデー買えなかったのはつらいです
仕方ないので昨夜相談されていたモジュールのデバッグをしながら過ごします
さすがにスマホつないで本格的なデバッグまでやりたくないのでコードの整理をしたところで終了
あとはスマホからTwitterしたりメール見たりして時間をつぶしました


到着は9時前、今回はCathay Pacificなので第二ターミナルです
到着したらトイレに寄ってから航空会社のカウンターへ向かいます
バングラディシュ―ダッカへの直行便はありません
いくつか選択肢はあります
社長のお勧めはバンコク経由なんですが、マレーシア、シンガポール、香港等いろんな経由地があります
今回私のチョイスは香港経由、Cathay Pacificです
前の会社で香港>シンセン出張が多かったので一番なじみなのです
一番安いのは中華航空なんですが、異常に安い(Cathayが7万円台なのに中華は1万円台!)のでさすがに遠慮、バンコク経由だとバンコクで一泊しなければならないのですが。ホテルの予約までするのが億劫だったからです


カウンターに並ぶ前に旅行鞄の荷物を少し出して内圧を下げてからガムテープで一周巻いて破裂を避けました
多分これで大丈夫なはず
CathayのHPで予約したので受け付けはごくスムース。マイルは加算済でした
早くに予約したので前の方の席だったのですが、横に人がいて、他にも空きがあるということなので隣が空席な座席を取り直してもらいました
香港>ダッカの航空券もここで発券してもらいます


搭乗時間まで1時間半ほどあります
いままでだとここで現地通貨への両替と国際テレホンカードの購入をするのですが、今回はどちらもパスです
バングラディッシュの通貨、タカが日本で入手できるとは思えませんでしたし、テレホンカードも使えるかどうか怪しいので…日本への連絡はSkypeが一番安くて確実だと言われました
ぶらぶらするには長いけどお茶するには短い時間です
とりあえず少年サンデーを求めてショッピングモールへ
買い忘れたポストイットが手に入ればさらに良し
あじゃいるな人なのでこれがないと仕事に支障をきたすのです
3M製の四角いのが欲しかったのですが、やっぱり空港には売ってませんね
可愛い形のやキャラクター付きのはあったのですが、ポストイットに500円とか出せねえよ
そして少年サンデーはお休みだということが発覚、まぁ仕方ないね


で、あきらめて出国審査に
金属探知機のところでベルト外すのを勧められました
アメリカだと引っかかってうるさいので靴まで脱いでましたが、日本の金属探知機は激甘だったはず…ちょいと感度をあげたんでしょうか
そそくさと出国審査を通ってゲートへ
そういえば指紋認証を使った自動ゲートもありましたがだれも使ってませんでした
あれって申請するとつかえるのかしら
それとも新しい、チップの入ったパスポートだといけるのかな?
君子危うきに近寄らずです

ゲート前の旅行用品店のセールの籠の中にポストイットを発見
無地ではないのが難ですがサイズは好みなので使えないこともない、と思って値段を見たらセールで200円、通常価格400円也…戻しました、チキンです


TVでモーニングバードをやってる近くに座ってデバッグの続きをしようと思ったら会社から電話が入っていることに気が付きます
ことからドミノ式に会社、取引先、会社と電話で仕事をして、デバッグが落ち着いたら小一時間たっていました
だいぶ放電してしまったので飛行機に乗る前に一度軽く充電したいなぁ、と思ってコンセントを探していると搭乗コールが聞こえてきてしまいました


ゲートを通って、朝日新聞を取って座席に着きました
新聞を全部読み終わったころようやく離陸
離陸中は持ってきた本―アジャイルサムライを読了
いい本でした


水平飛行になったらお待ちかねドリンクタイム
ピーナッツとビールもらってご機嫌さん
機内映画は踊る大捜査線The Finalを選択、んー、外さないね
TVシリーズ以外は斜めにしか見てなかったんだけど、15年経って出演者がそれぞれ責任のある立場になって、キャラクタの立ち位置がより明確になったなぁ
TVシリーズやスピンオフ作品が観たくなりました

機内食は和食と中華と言われたので中華を選択、航空会社が日本なら和食、外国ならその国のメニューを選択するのがセオリーですよ
中華は麻婆豆腐。ご飯と半々になっているのでマーボ丼なのかな?
豆腐はピリ辛で美味かったけどご飯は微妙
食後デザートの定番チョコアイスがなくてデザートの位置にキットカット1袋っていうのはちょっとグレードダウンしてませんか?
デフレスパイラルだねぇ


映画を一周観終わって、二週目はフランケンウイニーを観ようと思ったのですが、チャンネルは真っ黒
開始を待ちながらこの日記を書いていたら、始まる前にここまで書ききってしまいましたとさ

その後、フランケンウィニーは再開することなく、軽くうとうとした後Android Securityを2章読み進んだところで香港国際空港に到着しました

懐かしい、という感じもしないくらい当たり前になったところ
吉祥寺と同じくらい使ってる空港です
しかしトランジットは初めて、さてどうしたものか

トランジットはロチェスター出張の時にシカゴで何回かしたことがあるんですが、その時は人のけつにくっついて歩いていただけなので、流儀まで覚えていません
ちょっと歩いて、ゲートの看板を見てみましたが、その地図にダッカ行523番ゲートは見当たりません
Transfer Customerというという文章をつらつら読んでいると、とりあえず乗り換えの審査は必要みたいです
地図を見て一番近くの乗り換えカウンターへ向かいます
まぁ、なんのことはない金属探知機と手荷物検査があるだけです
ちょっとした列に並んで、次のチケットを見せて、金属探知機を通って終了
なるほどこれでArrivalからDepertureの階層に移動ができるわけですね
逆流したら問題だから、まぁこのゲートの意味はわかります


おなかが減っているわけではないけれど、2時間ほどあるしなにか軽く食べようかな、と思ってから問題発覚。ドルも香港ドルも持ってないよw
いつもは残った小銭で飲み食いしていたわけですが、さて、スタバでカード使えるかな

なんて思っていたら、コンコースにFree Internetを発見
結構そこここにあります
前に来たときはこんなの無かったはず、便利な世の中になったものです
ログインして、YahooとTwitterと会社のWeb Mailを確認、Facebookはアカウントが思い出せなかったのでパスしました

会社にいくつかメールを出したらなんだかいい時間になってしまったのでゲートに向かうことにしました

ゲート523はバスに乗って搭乗するパターンのゲートでした
早めに来ておいてよかった
ゲート位置だけ確認したら食事に、と思っていたのですが時計を見たら出発一時間前を切っていたので我慢することに
そして今、待合席に座ってこの文章を書いています

ダッカへ行く人たちはまた独特です

香港なので当たり前ですが、香港人(中国人)とベンガル人が半々くらい
ベンガル人はともかく、何しに行くんだろうこの人達…人のことは言えませんけどねw

服装だけで判断するとベンガル人の金持ちと香港人の貧乏人

典型的なイスラム今日のファッション、ごわっとヒゲをはやしたおっさんが見当たらないのがサンプル的に不自然です

バングラディシュに入国するにはVISAが必要です

…なんですが、VISAってなんなの?

もちろん言葉は知ってましたが、今まで行ったことがある国-U.S.、香港、中国、シンガポールはどこも短期間滞在ならVISA不要だったので、取ったことがありませんでした


VISAというのは、要するにその国に入国してもいい人だよという許可で、渡航先の大使館で発行してもらうものらしいです

バングラディッシュ人には事欠かない会社なので、隣に座っている男に大使館の場所を聞きました

目黒にあるらしいです

ちょっと遠回りになりますが、会社にくるついでに行けそうです

総務の人にパスポートを渡したら手続してくれるらしいのですが、せっかくなので自分で手続きしに行くことにしました


HPで見たらVISAの受け付けは午前中11:30までだそうです

とりあえず中目黒で降りてからスマホで調べたらわかるだろう、というのがいつもの死亡フラグ

菊名から乗り換えて、中目黒に近づいたころに不安が湧き上がりました

「あれ?目黒と中目黒ってちがうじゃん」

駅を降りて、マップアプリで確認したところ、目黒駅が至近ですが中目黒からでもまぁ歩けそうな距離

下手にバスを使おうとして来なかったりするとヤなので歩きを選択しました


歩いている間に仕事が気になり、会社に電話をしながら歩いている間に行きすぎたりしましたが、30分以上かかってやっとそれらしいところに到着


住宅街の中にはためく巨大な緑の国旗、まごうことなきバングラディシュ大使館

外観は大きな民家、個人の住宅としては豪邸の部類に入りますが、大使館としてはえー?って感じ

門を開け、両開きの扉をあけると、まさに民家の玄関

右手のわきに、病院の受付みたいにとってつけたような小窓があり、職員さんが座っています

左手はおそらくもともとキッチンだった部屋で、女性の職員さんがなにかしていました

おきまりのカレー臭に満たされています

入った正面に小さな机、VISA申請書類の見本とボールペンが無造作に置いてあります


さてここでお決まりのトラブル発生

用意した写真のサイズが規格違いでした

必要なのは37mmX37mmというものだったのですが、私がもってきたのは40X35

今考えたらごまかして出しちゃえばよかったのかもしれませんが、公式書類の申請でトラブルがあるのはやだったので出直すことにしました

写真を撮ったのは町田駅、改札前の撮影ボックス

37mmx37mmという規格はメニューの中にはありませんでした

40mm、という数字をみて、これでいいかーと思って履歴書用を選んでしまったのですが、パスポート用でよかったんですね


リベンジは12月25日、来年1月8日の出発ですから、もうぎりぎりです

今回は目黒からバスに乗りました

っと、バスに乗る前に目黒駅前の撮影ボックスで写真撮影

またでなおすことろでした

停留所に停まっていたバスに飛び乗って5分ほど、大塚山停留所で下車

一回来ていますから迷いません



バングラディシュの国旗が立っていません

門がしまっています

心当たりはあります

今日、12月25日はバングラディシュでは休日なのです

オフショア側が休みなのは知ってたんですが、在日大使館は日本のカレンダーで動けよ


ちなみに、25日はクリスマス休みだそうです

君たちの国は確かイスラム教だよね?

後でHPを再確認したら、大使館は日本とバングラディシュの両方の休日に休む、と書いてありました

んー確信犯か


そして123月26日、今日問題があったらリトライのチャンスはもうわずかです

用意したのはVISA申請用の書類、PDFでネットで手に入ります

ボールペンで書いて、駅前でコピーを取ってきました

写真37mmx37mm3枚、裏に署名したもの、書類にホチキスで止めるそうです

他の人の書類をのぞいてみましたが、止め方はバラバラでした

パスポート

以上です


玄関を入った横の窓口の人に書類を渡すと、書類のどっちがオリジナルか聞かれました

そんなこと言われてもわかんないよ、適当にこっちって言ったらそれ以上は興味がない様子

VISAはSingle(一回分)とDouble(二回分)があるらしく、どっちも無料だからDoubleにしておけ、と言われていたのでDoubleと書いたのですが「旅程が1回しか書いてないじゃんか、Singleにしろ」って言われました

Singleで当座問題はないので、言われるままに書き直して提出

パスポートを取り上げられて、代わりに受け取りの紙切れを渡されて終了

けっこう押し問答したけど多分1分もかからずに終了

態度が若干横柄でカチンと来たけど、まぁこれもお国柄


受け取りは翌日の3時から4時の1時間だけです

会社は日比谷線なので、中目黒から歩いて4回目の大使館訪問

もう慣れたものです

朝は申請受付だったところがVISA受け渡し場所になっています

座っているのは昨日と同じ横柄な人

紙を受け取って、電話をしながら私のパスポートを探して、渡して、終わり


VISAって、漠然と金箔の印刷された書類みたいなのを想像していたんですが、渡されたのはパスポートだけ

え?これだけ?って思ったんですが、とりあえずありがとうと言って大使館を出ました


パスポートをめくって納得

VISASというページに赤いハンコと殴り書きがされていました

30日有効なVISAだぞ、と書いてあります

おれ、こんだけのためにどんだけ苦労したんだ

久しぶりの出張です

行先はバングラディッシュです

インドの近くっぽい国なのは皆さんご存じだと思いますが、正確にどこにある、どんな国かと言われると結構わからなかったりしませんか?

私はわかりませんでした


インドの東に接している、ベンガル人の国だそうです

人口は1億4千万人で世界7番目、人口密度は主要先進国以外では最高なんだそうです

アジアで最も貧しい国の一つ、今巷で注目されているミヤンマーとも接しているのですが、日本人受けはいまいちです

主な宗教がイスラム教だっていうのもあるんでしょうが、どんな人種かというと…んー、誤解を恐れずに言うと、見た目はアフガンゲリラみないな連中です


さて、なんでそんな国にわざわざ出張するのかというと、まぁ露骨にいうと私の勤めている会社がバングラディッシュの会社なんですわ

毎日カレー臭いアフガンゲリラに囲まれて仕事してるわけですが、このたびオフショア先の視察と指導に出張ることになったわけです


例によって、会社のことや業務のことは書きませんが、旅行の様子についてブログに記録していこうと思っています


暖炉はボーダーコリーです

ボーダーコリーはケツにもっそい毛が生えています

金魚みたいなかんじです


そんなにけむくじゃらなのにどうしてうんこができるのか、不思議になることがあります

答えは簡単でした

時々失敗するとうんこが絡むことはあります


勢いがいまいち弱かったり、ちょっとやわらかかったりするときです

しゃがんだまんまいつまでたっても元の姿勢に戻らないときは大体そうです

うんこがからまると、じぶんではどうしようもありません

そんなとき、もっそい上目づかいでなさけなそうに私を見上げます


「うんこついちゃった…とって…」


まさに目が訴えています


もし、私がうんこをつまんでとってやらなかったら、こいつは一生ケツにうんこを絡ませて生きていくしかない悲しい生き物なんだなぁ、と思うと感慨深くならざるを得ません


犬は人間と生活することに特化して進化してきた生き物だといいます

暖炉をみていると、ほんとうにそう思います

悲しい生き物だな

じいちゃんが肺炎になりました


かかりつけのお医者さんが体温の上昇に気が付き、採血をしたところ何らかの感染が確認されたようです

今のところ口から食事をとれていますが、三歳児くらいの量を食べればいいほう、嚥下障害があるので水分はゼリー状にしなければ取れません

昭和一桁の人にしては頑丈な体だったのが、今ではばあちゃんと同じになりました

体力、免疫力のようなものはもちろんありません

このまま放置したら死にます


普通、こうなったら入院するそうです

進行性核上性麻痺の診療を受けてるところに行かなければ満足なケアは受けられないのですが、車で一時間以上かかってしまう病院です

近所の病院に掛け合って、入院の許可をもらいましたが、条件を付けられたそうです

入院したら、退院できないそうです

病院が意地悪をいっているわけではありません

病院は預かったら最後、患者を殺すことはできませんから、命をつなぐように管理せざるを得ません

喉を開け、管を挿し、心臓と肺を合理的に動かさなければならなくなります

家でばあちゃんがしているような三食口から食べさせて、抱えてトイレに連れて行くようなリスクを冒すことができなくなります

病院でケアするということは、そういうことなのです


じつは、それが正しいと思っている人はそんなにいません

もう死んでもいいんじゃないですか?もう死んでもいいですよ、と言うには責任が伴うのです

ばあちゃんは、家で看ることに決めました

緊急事態の場合にどうしますか?と、かかりつけのお医者さんに確認されて、言葉にならなかったけれども×をしたそうです


ばあちゃんは、相談しないで決めちゃったけど、よかったかな?と聞きました

私は「相談されても同じことを答えたよ」と言いました

弟も、母の決断に賛成したそうです


進行性核上性麻痺がすっかり進行しきって僅かに手をあげることくらいしかできなくなっていましたが、それでも幸か不幸かいままで死ぬような兆候はありませんでした

言い方は良くないですが、やっと「死」のトリガーが引かれました


今の命を恐らく一番望んでいないのは本人です

だからといって、死んでくださいということはできません

なんてめんどうくさいんでしょうね、命って


ちっちゃい人間が決断をしなくていいように、神様っていうのがいるんだったら、どうかうまくやってください

 宇宙人は操縦席に座って外を見張っていました。すると、まぶしく太陽光線を反射して凄く早いものが飛んできました。はじめは鳥かなと思いましたが、鳥にしては早すぎるし、
きらきらと輝きすぎます。
 そうです。まなぶくんのロボットが一番に追い着いたのです。

「これが子供達の言っていたロボットという奴だな。」
 そして宇宙人はけけけっと笑いました。
「少しぐらい早くったって、あんなに目立ったんでは撃ち落としてくださいと言ってるようなもんだ。」
 宇宙人はレーザー光線の照準を取り出して、ロボットに狙いを付けました。まなぶくんのロボットはマッハ1で飛んでいるので狙いはなかなか定まりませんでしたが、ぴゅんぴゅんと何発か撃っている内に一発がロボットの翼を撃ち抜いてしまいました。

『しまった。』
 まなぶくんのロボットはゆらゆら揺らめいて、紫色の煙を吹いて落ちていってしまいました。宇宙人はむひひひひと笑って落ちていくロボットを見送りました。


 まなぶくんのロボットを見送っていたのは宇宙人だけではありませんでした。けんたくんのロボットとちびすけの二人は、宇宙人がレーザー光線を一生懸命撃っている間にまんまと円盤のおなかに取り付いていたのです。

『彼は大丈夫かな。』
 ちびすけはけんたくんのロボットの首根っ子にしがみついて、雲の海に沈んでいくまなぶくんのロボットを心配そうに見送りました。
『目立ちすぎるからいけないんだ。』
『そんなことないよ。彼のお陰で僕らは無事に円盤まで来れたんだから。』

 二人は円盤にぶら下がったまま入り口を捜しました。そして円盤のおなかの真ん中にカメラのシャッターのような渦巻きを見つけました。
『壊して中に入ろう。』
『そんなことしたら見つかっちゃうよ。』
 ちびすけは鍵かスイッチを求めて穴の周りをちょこまか捜し回りました。けんたくんのロボットが苛立って、もう待てないぞといって穴のすき間に指を入れた時、ちびすけは小さな小さなふたを見つけました。蓋を開けるともっと小さなボタンが二つありました。
 ちびすけが赤い方のボタンを押すと、入り口はするすると音もなく開きました。

 ちびすけとけんたくんのロボットはこっそり中に入りました。円盤の中は細くて低くて狭い通路になっていました。ちびすけはなんでもありませんでしたが、けんたくんのロボットはとても窮屈そうでした。
『たかしくんたちはどこにいるんだろう』
『円盤の真ん中。この上の方だ。』
 けんたくんのロボットは自信たっぷりに言いました。
『おまえにはレーダーも付いていないのか。』
『レーダーって、なに。』
『私の体の中には、いつでもご主人様の居場所が分かる装置が付いているのだ。』
『それは便利だね。』
 ちびすけはレーダーだけは欲しいと思いました。あとでおとうさんにお願いしようと心に決めました。
 ちびすけとけんたくんのロボットはぐるぐる周りの細い廊下を登って行きました。廊下はどんどん細くなり、もう少しでたどり着くという所で肩がつっかえてしまいました。

 けんたくんのロボットはうんうんうなって壁に引っ掛かった肩を抜こうとしましたが、もがけばもがくほどいろんな所が引っ掛かり、ついにとっても不思議な格好で身動きが出来なくなってしまいました。
『どうしよう。』
 ちびすけはおろおろしました。
『もし、凄く強い宇宙人が出てきたら、僕ではどうしようもないよ。』
 けんたくんのロボットは不思議なかっこうのまま胸を張って、今やそれしか動かない右手を振り回しました。
『手ごわい奴が出てきたらここまで逃げてこい。私が右手一本でやっつけてやる。』
『うん、わかったよ。出来れば帰ってくるまでに動けるようになっていてね。』
 ちびすけは元気よく駆け出しました。

 そこからほんの少し行ったところで廊下は行き止まりになり、正面にドアがありました。
ドアはちょうどちびすけが通れるくらいの大きさしかありませんでした。
 ちびすけには力任せにドアをこじ開けるなんて出来ないので、一生懸命あたりを捜しました。けれどもどんなに一生懸命さがしても、扉を開けるスイッチは見つかりませんでした。
『どうしよう。どうしたらいいんだろう』

 ちびすけが見つけたのは、壁のすみっこの継ぎ目だけでした。そこは修理をするときの蓋のようでした。そこはねじで留めてあって、なんとなくあきそうなのはそこしかありませんでした。
 ちびすけは蓋をこじ開けようとしてみました。でも、簡単にはあきません。ドライバーかペンチか、なにかそういう道具を持っていればあくかも知れません。

 ちびすけは悩みました。そして、ひらめきました。
 ちびすけは自分の左腕の甲をいじり回しました。そこは甘くねじ留めがしてあるだけで簡単に外れました。おとうさんは左腕を先に作ったので、こっちの方が出来が悪くてはずしやすかったのです。
 ちびすけはドライバーの代わりになるようなものを捜しました。そして、手首を動かすための少し大きめの歯車をはずしました。
 ロボットでも体の中をいじると痛いようなくすぐったいような感触がします。ちびすけは目をつぶって我慢しました。

 ちびすけの左の手はぶらぶらになってしまいましたが、右手に硬貨ぐらいの大きさの歯車を持つことが出来ました。ちびすけはそれを慎重に壁のすき間に押し込んで、えいとひねって蓋をこじ開けました。
 ちびすけが思ったとおり、そこには電線がいっぱい通っていました。ちびすけは扉をしめている電線を捜しました。ロボットは産まれたときからなんとなく電気のことを知っています。宇宙船もロボットも兄弟みたいなものだからです。

 ちびすけは線を二本選んで引っ張り出し、右手と口でそれをちぎりました。かこんという音がしました。扉は開きませんでしたが、ちびすけが押すと扉はふんにゃりと開きました。
 中にはたかしくんがいました。けんたくんも、まなぶくんもいました。みんな目を真っ赤にしていましたが、元気そうでした。

『たかしくん。』
「ちびすけ」
 二人は鉄格子越しに抱きあいました。
『のんびりしてはいられないね。』
 ちびすけは牢屋を開けるスイッチを捜しました。
「ちぇ。僕のロボットだったらこんな牢屋、飴みたいに曲げちゃうのにな。」
 けんたくんははれぼったい目をこすりながらそういいました。
「僕のロボットだったらレーザー光線で焼き切っちゃうのにな。」
 まなぶくんは鼻をぐすぐすしながらそういいました。
『みんなすぐそこまで来ています。僕は小さくて身が軽いから代表でここまできただけですから。』
 牢屋のスイッチはすぐに見つかりました。牢屋の鉄格子が開くと、三人は我先にと牢屋を飛び出しました。
「捕まりっぱなしじゃかっこ悪いな。」
「そうだ、宇宙船を壊しちゃおうよ。」
 元気になった三人は手分けをして、宇宙船の開けられるところを全部開けて、線を切ったり、部品を抜いたりしました。
「この部品はとっても奇麗だから、もらっていっちゃおう。」
 それは掌くらいの大きさの透明の部品で、中に七色の光が散らばっていました。たかしくんはその部品をポケットに入れました。

 その間にちびすけはけんたくんのロボットの所に戻って、壁から抜ける手伝いをしました。
 あっちこっちを壊して回ったので、宇宙船は変な音を出し始めました。ふらふらしてじっと立っているのが難しくなってきました。
「そろそろ戻ろうよ。」
 たかしくんがそう言い、けんたくんとまなぶくんはうんとうなづきました。

 宇宙人は空飛ぶ円盤がおかしいことにやっと気がつきました。子供を誘拐して、追ってきたロボットを撃ち落として、すっかりいい気になった宇宙人は、一息入れてうつらうつらしていたのです。
 宇宙人は操縦席に戻り、船内の様子を調べました。原因はすぐにわかりました。子供を閉じ込めておいたあたりの部品が次々に壊れていたのです。
 宇宙人は大慌てで廊下を走っていきましたが、すぐに立ち止まってしまいました。廊下にはけんたくんのロボットがはさまっていたからです。
「なんだこれは!」
 宇宙人は廊下いっぱいに引っ掛かった得体の知れないものを見てびっくりしました。
「貴様が悪い宇宙人だな。私が成敗してやる。さぁかかってこい!」
 わけの分からないものが声を出したものですから、臆病な宇宙人は腰を抜かしてその場にへたりこんでしまいました。

 けんたくんのロボットはただひとつ自由になる右腕をぶんぶん振り回して宇宙人を威嚇
しました。宇宙人は腕が伸びるたびに首をすくめておののきました。しかし、首も動かせないけんたくんのロボットは、あてずっぽうに手を振り回していただけだったのです。
 びくびくしていた宇宙人も、やがてそのことに気がつくと、途端に威勢がよくなりました。
「おまえはロボットだな。子供達を助けに来てつっかかるとは間抜けなやつめ。」
 宇宙人はお得意の気持ち悪い笑い声を上げて破壊光線銃を抜きました。

『そんなものでは私の鋼鉄の体に傷も付けられんわ。』
 けんたくんのロボットは自信を持ってそういいました。しかし、内心びくびくだったのです。
 宇宙人の反対側にいたちびすけは何が起こっているのかわかりません。とにかくけんたくんのロボットを動かそうと必死だったのです。しかし、ものすごい怪力で無理やり捻りこんでしまったものですから、ちびすけの力では押しても引いてもびくともしませんでした。
『思いっきりぶつかるからね、痛くてもごめんね。』
 ちびすけはうんと下がってから、全力で走ってけんたくんのロボットに体当たりしました。丁度その時、空飛ぶ円盤が大きく傾きました。

 うまい具合にタイミングが重なり、けんたくんのロボットは壁からすっぽり抜けました。運が悪かったのは宇宙人でした。破壊光線銃を構えて、まさに引き金を引こうとした瞬間に、足元がふらつき、しかも壁から抜けたけんたくんのロボットに踏み潰されてしまったのですから。
『ありがとう、ちびすけ。』
 けんたくんのロボットははにかんでそういいました。
『お陰でご主人様にみっともない恰好を見られずにすんだよ。』
『さぁ、早く外へでようよ。空を飛べるのは君しかいないんだから。』

 そこにたかしくん達がやってきました。
「やっぱり宇宙人をやっつけたのは僕のロボットだ。」
 けんたくんは得意顔です。みんなは廊下を駆け足で戻っていきました。
 けんたくんのロボットは右手にけんたくんを、左手にまなぶくんを抱え、背中にたかしくんを乗せました。ちびすけは右足にしがみつきます。
『ちびすけ、大丈夫か。』
『僕は大丈夫さ。』

 けんたくんのロボットはロケットを噴射させて円盤から飛び出しました。空飛ぶ円盤はふらふら高度を下げていき、遠くに見える山の麓に墜落してしまいました。
「危ないところだったね。」
「早く家に帰ろう。」
「うん。早くしてくれないと、おっこっちゃいそうだよ。」
「せっかく助かったのに、落ちちゃったらかっこ悪いよね。」
 みんなははははと笑いました。けんたくんのロボットもはははと笑いました。

 でも、ちびすけだけは笑いませんでした。笑えなかったのです。ちびすけはみんなを助けるときに腕の部品を使ってしまって、力が入らなかったのです。
 ちびすけは一生懸命がんばって、けんたくんのロボットの足にぶら下がっていましたが、とうとうこらえきれなくなって、手を離してしまいました。
「ちびすけ!」
 たかしくんは叫びました。けんたくんもまなぶくんも息を飲みました。ちびすけはみるみる小さくなって、雲の間に消えてしまいました。
「僕らを助けてくれたのに、こんなところで・・・」

 たかしくんは今日初めて涙を流しました。涙は頬を伝わってぼろぼろこぼれていきました。大粒の涙はちびすけが落ちていったのと同じ軌跡をたどって落ちていきました。
「僕のロボットだ。僕のロボットだ!」
 鋼鉄の腕に抱えられたまなぶくんが足をばたばたさせて指差しました。たかしくんは涙でかすんだ目をこすって指先を見ました。

 雲のきれ間にきらりと光るものがありました。それは美しく輝きながら近付いて来ました。でも、たかしくんの目をくぎ付けにしたのは金色に光り輝く姿ではなく、その上に乗った、光りも輝きもしないブリキ色のかたまりでした。
 ちびすけは元気に手を振っていました。まなぶくんのロボットは翼を焦がしていたけれど、しっかり飛んでいました。
『ご主人様しか乗せたことがないのだ。今回は特別だぞ。』
『ありがとう。』
『翼が直ったらまた乗せてやる。マッハの世界を教えてやろう。』


 公園ではおとうさん達、おかあさん達が集まって、空飛ぶ円盤が消えていった空を見上げていました。
「ちびすけ達が助けに行ったのなら大丈夫ですよ。きっと戻ってきます。」
 たかしくんのおとうさんはそういってみんなを元気付けていました。
 空が朱色に染まり太陽が西に沈む頃、うろこ雲の彼方に小さな影が見えました。たかしくんとちびすけ達です。待っていたおとうさん達は手を取り合って喜びました。心配して集まってくれた友達も、学校の先生も、近所のおばさんも、みんな肩を抱きあって喜びました。
 たかしくん達はみんなに空飛ぶ円盤での出来事を話しました。みんなは三人のロボットの活躍を聞いて感心しました。

「ロボットってのは偉いもんなんだなぁ。」
 みんな口々に三人のロボットをほめたたえました。
『私達の行動は賞賛に値しません。やれることをやっただけですから。』
 けんたくんのロボットは謙虚にそういいました。
『今回はちびすけを褒めてやってください。』
 まなぶくんのロボットも言いました。
『僕はなんにも出来なかったんです。空飛ぶ円盤にたどり着いたのも、宇宙人をやっつけたのも僕の力じゃ出来なかったんですから。』
「やれることをやるのは簡単だ。やれないことをやろうとする心を”勇気”と言うんだよ。』
 おとうさんはちびすけの頭を撫でました。
「おとうさん。僕、空飛ぶ円盤から部品を持ってきちゃったんだけど。」
 たかしくんはおとうさんに奇麗な部品をみせました。
「これをちびすけの胸に付けて上げてよ。今日の大活躍の記念の勲章にするんだ。」
「それはいい。」

 みんなちびすけに拍手を送りました。ちびすけはすごく照れましたが、とても嬉しい気持ちでした。ちびでもブリキ色でも人の役にたてるのだと分かったのが嬉しかったのです。 ちびすけの胸には今でも七色の勲章が付いています。もう誰もちびすけをばかにする者はいません。ちびすけの勲章はロケットも、レーダーも、一万馬力も付いていないけれども、そのどれよりもすばらしい勇気が備わっているという証明なのですから。


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あれ、これよくない?

どうよ?