FACEBOOKにリンクを貼ったら会社の会長からいいね!が来ました

そーはら?これがそーはら?
承認してるので当たり前ちゃー当たり前なんですが、変なプレッシャーは感じざるを得ませんわね
一方、別コミュニティーの友人から「もしかして貴方の会社はXXXですか?」とかメールきて、その人の勤務が取引先だと判明したりいろいろありました
この記録はあくまで個人の記録として公開しています
会社や業務の内容は伏せる方向で書いていますので承認お願いします(社会人モード)


金曜日です
深夜に目が覚めてしまいました
朝4時、日本時間の7時、俺の体内時計って結構頑固
風呂に入ろうかと思ったのですが、湯沸かし器の電源を入れていなかったのでヤメました
相変わらず空気が肌寒く、ぬるい風呂に入ったら風邪をひいてしまいそうです

そういえば、バングラディッシュは40年ぶりの大寒波到来なんだそうです、って前に書きましたっけ?
基本書き飛ばしていますので話が前後しているのはご愛嬌で
昨日の朝は吐く息が白かったです
ちょっとした暖房器具、セーター1枚あればなんてことない寒さなんですが、それがないのが熱帯地方の悲しさです


となればここで起きてしまうと時差ボケ地獄にはまってしまうので、鬼の気持ちで二度寝にトライします
仕事のことが頭の中でぐるぐるぐるぐるして寝付けません
これを英語で言うにはどうするんだろう、と考えて、そのフレーズを頭の中でぐるぐる回してトレーニングをしてしまうのです

お祈りの声は記憶にあるので6時ちょっと前くらいまでは起きていたはず

その後寝付いていて、目が覚めたのは7時45分でした
7時半朝食の予定ですから寝坊です
私は寝起きに飯が食えるタイプなのでがばっと飛び起きてダイニングに
Tさんは先に食事をしていました
本格的に調子が悪いので今日は会社を休むということです


食事をしていると書類にサインを求められました
ビールを買うのに書類が必要なんだそうです
現地の人は原則お酒を買うことはできないんだそうです
サインしてパスポートを渡しました
イスラム教で種類はご法度になっているとはいえ国民100%がイスラム教ではないはず、へーそうなんだーという感じ
でも、日本で宴会すると結構みんな酒飲んでたけどな


金曜日はイスラム教の特別な日で、普通はお休みです
うちの会社は日本と密に取引しているので特別に土日が休みですが、普通のバングラの会社は金土が休みなのです

朝、会社への道は閑散としていました
道端に座り込んでものを売っている人がいないせいです
そういえば前にこの人たちが持っているのを火鉢と書きましたが、間違いでした
正確にはポットです
象印みたいな大きめのポットにお菓子みたいなのが詰まった透明なビニール袋をひっかけています
街角のお茶屋さん、てところなんでしょうね


会社への行きかえりはもうなんの問題もなくなりました
Tさんお休みだし、お昼を食べた後20分くらい時間があったので、遠回りして会社の周辺を見て回ることにしました

ゲストハウスを出て会社のある右側ではなく左側に曲がります
後ろからリキシャに乗ったお母さんとこどもが私に手を振って声をかけてきます
後ろから見ても外国人だってわかるんですね


リキシャというのは後ろに2人掛けくらいの天蓋付きシートがついた自転車、自転車で引っ張る人力車といえば日本人には容易に想像ができると思います
その通り、リキシャはじんりきしゃからきた現地語です
現地ではタクシー代わりに使われているポピュラーな乗り物で、街角には客待ちのリキシャがわんさかいます

どれもエスニックな装飾がぎんぎらぎんにされています
トラック野郎みたいな感じですね

今度カメラを持って出て、リキシャコレクションをしてみようと思います
たかだか自転車ですから大それたことはできませんし、いろんな意味でそんなに危険な乗り物ではないらしいのでこの旅行の間に一度は乗ってみたいと思っています


物売りに声をかけられたり、客待ちリキシャの人にガン見されたりしますがそこは無視バーガーキングのバッタものみたいな店がありますが、どこが入口かわかりません
家々は必ず鉄製のゲートがあり、門番と思われる人が立っています
その構造はゲストハウスも同じです


まずは土埃、空気中に土埃が舞い続けているのですから町中が土埃におおわれているのは当たり前といえば当たり前
家も道も街路樹もまんべんなく雪のように降り積もっています
土砂もそこここに積もっています
雨で流されて積もったものもあるでしょう、道脇に寄せたまま打ち捨てられたものもあるでしょう
電線と通信の線が恐ろしくカオスに四方八方に張り巡らされていて、ちょっと大きいビルの周辺は蜘蛛の巣のようです

車は車線を守っていません
中央分離帯があるところだけぎりぎり上り下りを守っている感じ
交差点に信号がありません
どうやっているのかなぁと思ったら、おまわりさんみたいな人が指示をしていました


バスは扉がありません
車掌さんと思しき人物が止まったところで大声で行先を告げているように見えます
これはさすがに外国人は乗れないわ

公園みたいなところに露店が並んでいます
食べ物を売っているように見えますが、ちょっと怖くて近寄れませんでした

とにかくどこの辻々にも人が立っています
私服の人もいます、背広の人も結構います
みんな立っています

10分ほどかけて歩きましたが、ぎりぎり店として認識できた建物は件のバーガーキングもどき、おもちゃ屋、ピザハットくらい
あとは人が住んでいる廃墟ばかりでした
車通りのある、日本なら片側2車線くらいの道路の向こう側にまた大きなビルがみえました
歩道橋があったのでこんどはあれを渡って向こう側に行ってみようと思いました


もちろんこれは素人のたわごとですが、労働力の振り分け方がいい方向に向いていないと思いました
お金持ちの小間使いやリキシャの客待ちを延々続けている人たちを環境整備事業に振り分ければ国は綺麗に、安全になって豊かになっていくと思うんです
まぁ、口で言うほど簡単にはいかないんですけどね


一つ失敗に気が付きました
土日に活動するために現地通貨、タカを持っておこうと思っていたのですが、先に行ったように金曜日はお休みです
会社の誰かに頼めば両替してくれるよ、と聞いていたのですがうっかりしていました
あわててHRの人に聞いてみました
クローズしているところもあるけど、大丈夫かもしれないんでちょっと調べてみるよ、と言ったきり音信不通
ここらへんがバングラクオリティw


3日かけてやっと仕事がひと段落つきました
まだ声をかけられていない人もいるんですが、それは来週


夕食は辛く炒めたトリ、リンゴのサラダ
トリに合わせてあった野菜はジャガイモかなと思って聞いたら全然しらない野菜でした
トイストーリーのリトルグリーン星人みたいなやつ
いちいち名前を聞いて、実物も見せてもらっているんですが次から次に忘れます
とにかく世界にはまだまだ全然知らない食い物があるんだなぁと感心
大人ぶっちゃだめです

違う料理だって言われても全部カレー味だからわかんないんだよ
毎日しょうゆ味の食い物を喰ってる日本人が言ってはいけないセリフかもしれませんが
多分、バングラに来ていちばんおいしかった料理はゆでたカリフラワーに塩振ったやつ
落ち着きます
生のものは食うなって言われてきましたが、フルーツとかサラダとか出されたものは食わざるを得ないでしょう
そろそろおなかが心配になってきました


そういえば結局タカは手に入りませんでした
Tさんにお願いして手持ちを少し貸してもらうことで決着

パスポートも無事、ビール3ケースと一緒に戻ってきました

一万何千タカ、平均月収よりたかいんじゃないかな?

日本円に直すと1缶200円くらいでまぁ日本人的には妥当、こっちの事情からするとすげえ高額なはずです


明日はお休みです
どこに行こうかな