北海道函館にある函館ラ・サール学園の入試が実施されました。
60分で大問6つ、全体的には例年通りの標準的な問題構成でした。
今回は問6を紹介します。
(1)10^6÷13=76923あまり1と出せますが、
13で割り切れる部分は除いて、あまりの部分だけ考えると
(10^2)^3÷13≡(7×13+9)^3÷13=9^3÷13≡(6×13+3)×9÷13≡27÷13≡1
と式変形して出せます。
数学の合同式の考え方ですね。
(10^2)^3≡(-4)^3≡(-64)≡1 (mod13)
(2)
1/9が循環小数0.11111・・・と気づいても、気づかなくても()の部分は99999。
99999=10^5-1より5とすぐにわかります。
(3)
(1)から10^6-1=999999は9の倍数かつ13の倍数とわかるので、999999÷13÷9=8547・・・答え
一番小さい数かどうかは関係なく、とにかく1つみつければいいのでここで終わり。
この問題では(1)から999999が13の倍数であることが分かりますが、過去にこんな記事をupしています。
今一度確認を。
【中学入試2024】独断と偏見の良問紹介シリーズ
①一番早い2024年度入試(12/16)海陽中特別給費生入試の算数を解いてみた
②一番早い2024年度入試(12/16)海陽中特別給費生入試の算数を解いてみた
③【追記あり】一番早い2024年度入試(12/16)海陽中特別給費生入試の算数の結果
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