2024年度入試で一番早い実施部類に入る海陽中等教育学校の特別給費生入試の結果が出ています。

筑駒、男子女子御三家を受験するお子さんの中には12月に都内でも受験できるこの特別給費生入試、1月に栄東と西大和の東京受験を腕試しに受験するようです。

 

知ってましたか?

海陽中等教育学校の特別給費生入試は四谷大塚のものですが灘中と難しさはほぼ同じなんです。

それだけのレベルのお子さんが受験するということ。

難関校受験生の力試しにはとてもいい問題なので、解いてみることをお勧めします。

 

算数の問題を実際に解いてみた感じでは、

 

「今年も大問4つの60分構成ですが、今年は難化したように感じました。」

 

と書いていたようにやはり大幅難化していたようです。

昨年比で100点満点で合格者平均▲21点のダウン。

 

 

                2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
合格者平均 72.2 70.4 83.9 76.9 81.9 60.9
受験者平均 54.7 50.0 68.4 61.2 58.4 45.7
17.5 20.4 15.5 15.7 23.5 15.2

 

2024年入試の合格者、不合格者の平均点は以下の通り。

        人数    平均点
合格者     100     60.9
不合格者    187     37.6
受験者     287     45.7
 

基本的に海陽中特別給費生入試を受験するお子さんは難関校を受験するお子さんです。

そのお子さんですら上記点数ですから今回はいかに難しい問題だったかがわかります。

 

昨年は確かに易しくて100点満点で合格者平均81.9点、受験者平均58.4点でした。

例年、合格者平均と受験者平均で15~20点の差がつく入試で力の差がはっきりわかる試験です。

さらにみると、今年は合格者平均60.9点、不合格者平均37.6点のテストでした。差23点。

 

私の感覚とほぼ同じでした。

問1と問4を取り切って、問3でどれだけ取れるか。

これだけでも合格点には届いたはず。

そして問2は問題の意図をくみ取ってどれだけ取れるかでしょうね。

 

難関校を受験するなら問2でどこまで取れるかでしょうね。

 

問題はこちらです。

海陽中等教育学校、特別給費生入試

解答

 

 

 

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