西大和学園(東京会場)の問2(6)は最新の注意が必要だった難問でした。
私は最初に31と考えコベツバさんの答えと違っていたのでどうしてそう考えるのか?と問い合わせをしたところ、2転3転し最終的には36が答えでした。
この答えには私も納得しているのですが、試験中にこれを正解できたお子さんは何人いるのやら。
1/7は愛媛県の愛光中学の入試があったそうです。
愛光中学といえば今でこそ共学ですが昔は男子校。
私の頃は中四国地方の中では広島学院に次ぐ愛媛の難関校で、東大合格者でトップ20の常連校でした。
私が銀行から転職した先の上司が愛光→東大理Ⅰ→メガバンクという方で、頭の回転が早くて論破するのは大変でかなり論理思考で鍛えられました。
例年の愛光中学の入試問題をみると、いわゆる受験算数の標準問題レベルが中心で、学習効果の高い素材です。
特に男子中堅校、および桜蔭中学以外の女子校を目指すお子さんは最後の仕上げにやってみる価値のある問題です。
今回は問4を取り上げます。
問題条件からいつも50分で着くところ44分で学校に着いたことを読み取ることが重要。
私はてっとりばやくダイヤグラムで考えます。
(コベツバさんでは状況図で解説。考え方は同じなのでどちらでもかまいません)
(1)2種類の速さをそれぞれ⑦、⑨とします。→時間の比は9:7
比の差2が6分にあたるので、7に相当するのは6×7/2=21分
(2)44-21=23分、805÷23=35m/分
(3)問題文から速さの鶴亀算だと気づくことが重要。
35×9/7=45、45×21=945、40-23=17
63×17-945-126、126÷(63-45)=7
45×7+805=1120
(参考)
【中学入試2024】独断と偏見の良問紹介シリーズ
①一番早い2024年度入試(12/16)海陽中特別給費生入試の算数を解いてみた
②一番早い2024年度入試(12/16)海陽中特別給費生入試の算数を解いてみた
③【追記あり】一番早い2024年度入試(12/16)海陽中特別給費生入試の算数の結果
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