妊娠と「歯のぐらつき」
★「月経や妊娠」と「歯の水平動揺」に関係性があることが知られています☆月経および妊娠時には、ホルモンの影響に基因する歯周組織の機能的な変化によって、歯の動揺状態(ぐらつき)が変化します。①妊娠時の歯の動揺は、妊娠後3週間前後に始まります。②妊娠日数に比例して動揺は増加し、妊娠20〜30週目が顕著です。③分娩後はしだいに減少し、6週間で妊娠前に近い値に戻ります。④死産した場合には、急激に動揺が減少し、短時日で妊娠前に戻ります。これは、黄体形成ホルモンの生成減少による内分泌機能のバランスが変化する結果であると考えられています。•以上のことから、妊娠中の歯の動揺には、性ホルモン(卵胞ホルモンおよび黄体ホルモン)が関与していることが明らかとなっています。★「月経周期」と「歯の動揺」との間には、一定の関係があります。•周期の初期には「動揺度」は減少し、中期では増加するが、直前および月経時には再び減少することが知られています。•月経周期による歯の動揺の周期性も、卵胞ホルモンによるクエン酸代謝の変動が原因です。したがって、クエン酸の排泄量が最も多いときには、「歯の動揺」が最も激しくなります。イシズミ歯科医院http://ishizumishika.jpJR山科駅近くですから、京都市内、大津市、宇治市などからの通院が便利です。石角歯科医院-歯科,京都市山科区/小児歯科京都市山科区の石角歯科医院です。山科駅から徒歩5分。歯科、小児歯科ishizumishika.jp