「神経の無い歯が痛む」•••こともあります!!
☆虫歯が深くなると、歯髄(歯の中の神経)の細胞に強い炎症が起こり、神経を取る処置が必要になります。しかし、神経を取ると、歯の内部の血流が失われて、免疫力が無くなってしまいます。この状態で再び細菌が増殖してしまうと、治療をしない限り感染が止まらず、根尖(根の先端)から顎の骨にまで達し、炎症が広がってしまいます。これが「根尖病巣」です。次の図をご覧ください。根の先端に出来ているのが「根尖病巣」です。•この「根尖病巣」は、多くの場合は無症状ですが、炎症が急に進むと、腫れたり痛んだり、ものを噛んだらひびいたりすることがあります。また、この根尖病巣が上顎の奥歯の根の先にできた場合は、副鼻腔に炎症が及んで、歯性上顎洞炎になることもあります。•根管(歯の根)の治療をして、5年後も歯を健康的に使えている成功率は、日本の保険診療では60%前後と言われています。•歯の神経を取ってしまうと、再発しやすく、治療を繰り返すと根が弱くなってヒビが入り、抜歯になることが多いのも特徴です。イシズミ歯科医院http://ishizumishika.jp/石角歯科医院-歯科,京都市山科区/小児歯科京都市山科区の石角歯科医院です。山科駅から徒歩5分。歯科、小児歯科ishizumishika.jp