★奥歯のブリッジにも、金属を一切使用しない白い歯「高強度硬質レジンブリッジ」が、保険適用になっております。
Q(質問)
京都市南区、48歳女性です。
現在、奥歯に歯が抜けているところがあり、何軒かの歯科医院に行くと、高額なセラミックのブリッジばかり勧められて困っています。
最近、奥歯のブリッジにも「保険の効く白いブリッジ」が出たと聞いたのですが、本当ですか?
教えてください。
A.
はい。
平成30年4月1日現在、奥歯にもかなりのケースで、金属を一切使用しない〈高強度硬質レジンブリッジ〉「すべて白い材質でできた奥歯のブリッジ」が保険適用になっております。
・奥歯では、以前は金属を使用したブリッジしか、健康保険が適用になっていませんでしたが、現在では一定の条件を満たせば、奥歯にも、白い材質だけを使用したブリッジがございます。
★〈高強度硬質レジンブリッジ〉
・高強度硬質レジンおよびグラスファイバーを用いて作製されます。
・すべて白い材質で出来ていて、金属は一切使用しません。
★〈健康保険が適用されるための条件〉
①上下顎両側すべての第二大臼歯(前から7番目の歯)が残っていて、左右の咬合支持が確保されていること。
②過度な咬合圧が加わらないこと。
③第二小臼歯(前から5番目の歯)の欠損に対して、第一小臼歯(前から4番目の歯)および第一大臼歯(前から6番目の歯)を支台(土台)にする場合。
④土台となる歯は、原則、失活歯(神経の無い歯)であること。
☆上記の条件がすべてそろっていることが、保険適用の条件となりますが、これ以外にも、出来ないケースがたくさんあります。
(例、噛み合わせの歯にセラミックなどの硬い歯が入っているなど)
☆実際、診察してみないとお取り扱いできるかどうかはわかりませんので、ご注意ください。
具体的に次のようなケースのブリッジに保険適用されます。
〇は、土台となる歯の位置を意味します。
通常、前から5番目の歯(第二小臼歯)が抜けている場合のブリッジに、この〈高強度硬質レジンブリッジ〉が保険適用されます。
★土台となる歯は、原則として失活歯(神経の無い歯)に行います。
金属アレルギーなど、やむを得ない理由がある場合のみ生活歯も一部可能です。
☆また、金属アレルギーの方は、上記に加えて、次のような臼歯部1歯の中間欠損のケースもさらに適用範囲が広げられています。
これ以外に金属アレルギーの方は、8番の歯が土台になるケースも可能です。
☆金属アレルギーの方が、このようなケースをおこなうためには、医科医療機関の医師から、歯科用金属アレルギーの診療情報提供が必要です。
医療機関発行の「診療情報提供書」が必要です。
保険適用の白いブリッジ〈高強度硬質レジンブリッジ〉をご希望の方は、イシズミ歯科医院にどうぞご来院ください。
イシズミ歯科医院
JR山科駅近くですから、京都市内、大津市、草津市、宇治市、長岡京市、向日市、八幡市、城陽市、木津川市、高槻市、茨木市、枚方市、大阪市、亀岡市、神戸市などからの通院が便利です。