マクドナルドが「炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ」に加え、新レギュラー商品として、「炙り醤油風 たまごベーコン肉厚ビーフ」を、3月26日から全国のマクドナルド店舗で販売することを発表しました。

また、「炙り醤油風 たまごベーコン肉厚ビーフ」の販売開始に伴い、レギュラー販売を行っている「炙り醤油風 ベーコントマト肉厚ビーフ」は25日で終売となります。

 

 

「炙り醤油風 ベーコントマト肉厚ビーフ」の終売に伴い、優待族にはおなじみのトマトトッピングの提供も終了するそうです。

一部の方にとってこれはなかなかの大ニュースです。

 

 

 

 

先日、最寄りのマックの有人レジで順番待ちをしていたら、レジで注文している前客から「トマト3枚トッピング、ポテトL塩少な目、ドリンクはマックフロートもも」と声が聞こえてきて、「これは優待券利用だろうな」と思ったら、その方の手にしっかり握られた優待冊子が見えました。

「塩少な目」を注文すると、塩が振ってある作り置きではなくそのために新たにポテトを揚げてくれるので、揚げたてが食べられる裏技です。

また、マックフロートはドリンク優待券で注文可能な最高価格商品です。

 

 

なかなか上級者の方で、旦那さんと子供さんと一緒の主婦と思われる方でした。

小心者の私はトマト3枚トッピングをお願いするのが精一杯です。

優待券を使って高いものを注文するだけでも少し恥ずかしいのですが、スタッフの作業を増やす注文は気が引けるのでやる勇気がありません。

 

元祖食品サンプル屋「トマトスライスのマグネット」

 

 

金額表記のない「メニューなんでもOK」の優待券は松屋フードHDがそうでしたが、昨年12月をもって「松のや」の盛り合わせ定食(二種類以上のフライを盛り合わせた定食)には使えなくなりました。

それ以降は公式サイトのメニューを個別展開すると、その料理の株主優待券の使用可否が記載されているのでわかりやすくなりました。

 

 

盛り合わせ定食以外でもおかずの量が多いものはNGのようです。

例えば期間限定の「鶏の竜田揚げ定食」はOKですが、「鶏の竜田揚げダブル定食」はNGです。

 

 

 

マクドナルドでもいつかメニュー制限がかかるのかなと思っていたら、こういう改悪で来ましたか。

原材料価格高騰の折、これは仕方がないと思います。

 

 

トマト裏技が使えるのも残りわずか。

3月期限の優待券のある方はお急ぎください。

 

 

 

マックの持ち株は6単位をどっぷり塩漬け中。

早く回復してくれることを願います。

 

 
 

 

3月18日、ギフトHD(9279)が暴落しました。

 

 

 

証券会社からの約定メールで気が付きました。

以前から下値で買い指値注文を入れていたのが、寄り付きで約定したようです。

3500円台前半での買い注文が3275円で約定し、その後ずるずると下げて結局ストップ安です。

自分の保有銘柄が1日で–18.94%というのも久しぶりです。

しかもまあまあ値段の高い銘柄なので前日比-700円・・・。

 

 

既に1単位持っているので今回は買い増しした形ですが、既に持っている分の購入価格よりも下回っており、この様子だと当分塩漬けです。

逆ギフトをいただくことになってしまいました、

 

 

暴落の理由は前日発表された2025年10月期1Q決算です。

 

前年同時期比で売上高が+24.9%の増収なのに-16.1%の減益となったことが嫌気されたようです。

つまり、たくさん売ってるのに利益が上がらないどころか下がっているということで、今後の成長性を不安視されたことから売られたのだと推測されます。

 

これに関しては公式発表がされています。

 

Q1:当第1四半期は、前年同期比で大幅な増収に対して減益になっているのは、なぜでしょうか。

 

A1:理由は2つあります。

まず1つ目は、前第1四半期は超過収益が生じておりましたが、当第1四半期は超過収益がなかったことがございます。2つ目は、想定外のコスト増があったことです。 1つ目の超過収益に関してですが、前第1四半期は、2025年1月以降にコスト上昇が見込まれるものを2024年7月に先行して価格改定を実施しておりました。一方で、当第1四半期は、2025年7月以降にコスト上昇が見込まれるものを2025年7月に価格改定を実施していたことによるものです。

 2 つ目の想定外のコスト増に関してですが、原材料の上昇とキャスト人件費の上昇が原因です。原材料の上昇はコメやキャベツなどの原材料が想定以上に上昇しました。キャスト人件費の上昇は、社員の労働負荷を下げ人材確保を図るためにキャストシフトを充実させたことによるものです。 

 

 

「超過収益」とは「今後の材料費上昇を見越して先行値上げをし、当期は多めに利益が出る状態」ということです。

つまり2024年1Qは多めに利益が出ました。

その反動で2025年1Qは昨年比で下げ、そのうえに想定以上の原材料高で想定したより利益が出なかったという訳です。

コメやキャベツが本格的に値上がりしたのは2024年1Q以降だと思いますが、先行値上げをしておいたおかげでその後は緩やか値上げで済ますことができ、「2025年1月1日に平均で約20円(約2%)アップの改定を実施したが、改定後の客数は大きな減少は見られておらず客足への影響はございませんでした。 」とのことです。

 

 

飲食業は難しいですね。

今までも「飲食店は新規開店しても3年以内にほとんど潰れる」と言われますが、大手でも苦しいのに個人が経営していくのは厳しい時代になりそうです。

ラーメンは「1000円の壁」というのがあるそうで、千円札1枚で食べられたらいいですが、これより高いと「やめとこ」となるので、いま各ラーメン店はこのラインを超えないために必死だそうです。

 

 

 

大きな夢を抱いて買った銘柄ではないですが、店はいつも行列ができており成長性は感じるので、優待をもらいながら保有します。

 

 

大阪駅近くで1本だけ桜が綺麗に咲いていました。

 

 

 

まだ早いはずと付近を見てもこの1本だけ。

狂い咲きのひとり咲きでしょうか?

他の木と同じ時期に咲いても目立たないし、こういう狂った生き方のほうがこの木にとって幸せなのかもしれません。

 

 

 

 

他にも咲いている桜があるかもしれないと思い、帰りに桜の名所の大阪城公園にも寄ってみました。

 

 

やっぱりまだどの桜もつぼみで、寒々しい枝ぶり。

 

やはりまだこんなもんでしょうな。

 

 

1本だけ天王寺商業高校百周年記念植樹の桜が三分咲きくらいに咲いていました。

品種の違いだと思いますが、1本だけ植樹するのにあえて早稲の桜を選んだのなら、目の付け所が良いと思いました。

しかし天王寺には天王寺公園があるのに、なぜ離れたここに植樹したのかな?

 

 

桜ほど知られていませんが、大阪城公園には桃園もあります。

 

こちらは紅白の桃の花が綺麗に咲いていました。

 

 

 

桃園はこれまで歩道が土だったのが、最近舗装されて歩きやすくなり、人が増えたように見えました。


昨年ここで外国人女性に、「この花は何か?」と英語で尋ねられたことを思い出しました。

「桃=PEACH」と思ったのですが、「それは桃の実の事かも」と考え、スマホ翻訳で調べて答えました。

花も実もPEACHでいいようですが、正確に言うなら「peach blossom」が正解みたいです。

 

 

こういう日こそギフトHDの株主優待券でラーメンでも食べて帰ろうと思いましたが、それほどの食欲がなく、松のやでいただきました。

 

 

鬼おろしポン酢本格唐揚げ定食(8個)1200円です。

 

 

松屋フーズHD株主優待券払いでタダ活です。

前回いただいたポテサラ無料券も使用しています。

 

 

 

ここのご飯おかわり無料はいつまで頑張るのかな?

まあ、値上げしてるし、もともとおかわりありきの値段設定だと思います。

 

 

 

とうとう桐谷さんまでこういうことを言い出しました。

これが本音だろうと思います。

「優待のみで生活する人」で世に知られた人なので、イメージを壊さないためにストイックにやっておられて、見ていてちょっとかわいそうでした。

 

 

優待飯生活も毎日はしんどい。

私もずっとほどほどを心がけており、今回到着のすかいらーく17,000円分も2,000円分1枚だけ残してゴニョしました。

健康第一です。

 

 

 

二人で心あわせたけれど 大きな夢を咲かせ過ぎた

燃えて散るのが花

夢で咲くのが恋

ひとり咲き

(ひとり咲き / チャゲ&飛鳥)

 

 

最近、Xで今の株式相場を「2022年の再来」というポストが散見されます。

 

正直な感想は「そうなの?」というか、2022年がそんなに悪かったイメージがないので、振り返ってみることにしました。

 

 

2022年の相場推移 

 

2022年(2021年12月末から2022年12月末)1年間の株式・為替相場推移は以下の通りです。

 

日経平均:28,792円→26,095円(-9.4%)

S&P500:4,766.18→3,839.5(-19.44%)

ドル/円:115.12円→131.11円(+13.9%の円安ドル高)

 

 

米国の株安の連鎖で日本株も下げましたが、円安の恩恵を受けたために下げ幅は米国の半分でした。

 

 

2022年のS&P500 指数は19.44%の下落と、2008年(38.49%の下落)以来の下落率となりました。

株価下落の最大の理由は、米連邦準備制度理事会(FRB)が1年間で4ポイント(%)を超える大幅な利上げを実施したことの影響でした。 長短金利の大幅上昇によって、バリュエーションが変化したことが株価の調整に繋がりました。

 


 

あとはロシア🇷🇺のウクライナ🇺🇦侵攻が始まったのもこの年の2月でした。

最初のうちは国力に差がありすぎてすぐ終わるものだと思っていましたが、3年経ってもまだ終わらない。

ベトナム戦争もそうでしたが、戦争の勝敗は単純に国力の差ではないのだと思わされます。

 

 

 

2022年のマイポートフォリオ推移 

 

それに対してマイ資産は年間-0.8%の微減でした。

これは銀行から預金を引き出した分も減っているため、純粋な投資成績では前年比でほぼトントンだと言えます。

 

 

私は現在(2025年3月中旬)において、「2022年は投資が振るわなかった」という記憶はありませんでした。

今回のXのポストで他の人はそう思っていないことに気づいた訳ですが、この意識の相違がどこから生まれたのか考えてみました。

 

 

まず、マイPFの日本株の構成が優待株中心であり、景気敏感株やハイテク株をあまり持っていないため、この年の日本株資産は日経平均程に下落していないはずです。

株価下落がわずかなうえに配当金収入で相殺され、ほぼトントンだったと思われます。

 

 

次に米国株ですが、ドルが年間14%近くも値上がりしていたため、米国株価指数の下落程にマイPFのドル建資産の下落を感じていなかったのだと思います。

 

しかしここで新たな疑問が。

私は米国株を個別株ではなくすべてS&P500のETFに投資しています。

したがってドルの値上がりよりも株価指数の値下がりのほうが5ポイント以上も大きいのだから、もっとマイナスが大きくなるはずです。

 

そこまで下落していない理由を考えたところ、ETFのうち一定数を2022年の春ごろに購入したことを思い出しました。

 

 

私はコロナ禍の大暴落時の底値で米ETFを全部一括で売るという愚行をしてしまいました。

このことはずっと後悔しています。

その資金全部を使って再び買い戻す作業を2021年から2022年にかけて行ったのですが、皮肉なことにこれが功を奏した形となりました。

2022年の春ごろに買ったETFは年末までに値下がりしていますが、この部分が円換算では上がったのだと思います。

 

 

2020年に底値で処分してしまった米ETFは2022年中にすべて買戻しが完了し、そこから2023年、2024年と上昇していくことになります。

押し目で買おうと思っていた2021年に思うほど買い戻すことができずヤキモキしていたのですが、上昇路線を再び走り始めたこの時期にはうまく飛び乗れました。

 

 

 

こういったことが重なって「(事実として)さほど損をしていない」、「(気持ち的に)ドル高の恩恵を受けた」、「2023年、2024年と順調に上昇したため、2022年の記憶が上書きされた」という良い方向に記憶が刷り込まれたのだと思います。

 

自分的に「悪い」という記憶が明確に残っているのは2015年(チャイナショック)と2020年(コロナショック)です。

5年おきということは、次回は?

うーん。

 

 

2025年はまだどうなるかわかりませんが、あまり悪い記憶の年にならないことを祈ります。

 

 

 

あれは三年前

止めるアナタ駅に残し

走り始めた汽車に一人飛び乗った

(喝采 / ちあきなおみ)

iPhoneでグーグルクロームを開くと、トップページに高確率で食べ放題の情報が表示されます。

アルゴリズムに嗜好をしっかり覚えられているようです。

 

 

ある日、かっぱ寿司の食べ放題「食べホー」が期間限定で実施店舗が増加されるというニュースが目に入りました。

 

 

 

 

 

公式サイトによると全店舗数が295店なので、今回の食べ放題は約2/3の店で実施されているようです。

過去に食べ放題に参戦したことがある店は自宅最寄りの一店舗のみですが、そこは今回の対象店には含まれていませんでした。

 

 

先日、数年ぶりにケンタッキーフライドチキンの食べ放題を利用したのですが、この告知を見てかっぱ寿司でも挑戦したくなりました。

 

 

 

 

最寄りの店舗は食べ放題未実施店でしたが、利用回数2番目の店舗が実施店になっていたので、ここを利用することにしました。

食べ放題を利用するには前日夜までに予約が必要ですが、私が予約サイトにアクセスしたのは22時でしたので、翌々日以降の予約しか取れませんでした。

 

 

予約当日、受付で食べ放題予約番号を告げて席に案内してもらいます。

 

 

最初にメニュー表を渡され、ルール説明があります。

 

帰宅後に気が付きましたが、公式サイトの食べ放題メニュー(A店舗)には掲載がある天然さより、サーモンバジル、ローストビーフなどの高級品を中心とした一部の品が店舗のメニュー表やタッチパネルにはありませんでした。

 

 

店舗のメニュー表です。

 

 

 

説明終了後、最上位価格帯商品がタッチパネルにあることに違和感を持って尋ねたところ、スタッフが注文パネルを食べ放題モードに切り替えるのを忘れたようです。

まだ注文をする前でトラブルにならなくて良かったです。

 

 

あらためてスタート。

 

 

一度に注文可能なのは4皿までなので、4皿ずつ注文していきます。

 

 

途中から1貫提供の高価格皿中心のオーダーに変えてペースダウン。

 

 

 

 

わさびは付けますが醤油は一切付けないので、猫のように味無し生魚(シャリに味はありますが)ばかり食べる状態は、続けていると気持ち悪くなります。

そこで味変にあんかけ茶碗蒸しを。

 

 

ここで寿司はもうストップ。

 

 

茶碗蒸しおかわりとデザートタイム。

 

 

 

 

50分(終了20分前)に店員がまだ届いていない商品とラストオーダーを聞きに来てくれます。

ここでデザート2品をタッチパネルから注文し、オーダーストップ。

 

 

結果は2貫盛23皿、1貫盛28皿、あんかけ茶碗蒸し2個、デザート8皿、唐揚げ(4個盛)1皿の計62皿でした。

寿司は74貫食べたことになります。

 

マヨネーズや総菜系の寿司、麺類、つまみ(枝豆、キュウリ)などは注文しませんでした。

 

時間的に余裕を持って食べられたので、結局制限時間の70分を待たずに退席しました。

 

 

美味しかったものベスト3 

 

恒例の美味しかったものベスト3です。

 

1位:ベイクドチーズケーキ

他のケーキはそうでもないと思うのですが、ベイクドチーズケーキだけは本当に美味しいです。

今度は普通に注文したいと思います。

 

2位:あんかけ茶碗蒸し

あんかけというのがポイントで、鰹だしの香りが良くてお口直しにぴったりでした。

普通の茶碗蒸しもあります。

 

3位:赤えび

寿司ネタでは1貫提供の赤えびの食べ応えがありました。

 

 

今回は注文しなかったのですが、かっぱ寿司のうどんはダシが凄く美味しいです。

 

 

 

会計の3890円はコロワイドの株主優待カードで支払うタダ活でした。

食べ放題に割引券は使えませんが、株主優待ポイントは使えます。

 

 

 

 

前回の食べ放題との比較 

 

前回の参戦はブログ未掲載ですが、2021年のコロナ禍でした。

その時は海老玉子サラダ、あさりラーメン、北海道メロンオレ(スイーツドリンク)などを食べた記録が残っていたのですが、今回はメニューにありませんでした。

 

 

何より驚いたのは、この時の食べ放題価格が60分2200円!!

コロナ発生直後の2020年4月は60分1848円!!

ほとんど慈善事業です。

今は10分伸びたとはいえ物価高を実感しますが、それでも安いと思います。

 

 

何度か挑戦していますが、過去は毎回40~50皿でした。

今回は62皿ですが、これは時間が10分伸びたこと、1貫盛の皿が多かったこと、シャリの大きさが小さくなったことが原因だと思います。

シャリのサイズ減少はSNSなどでも目にしますし、細巻を見ればよくわかります。

細巻4本盛は以前はもっと存在感がありました。

 

 

 

今回は普通に食べたらいくらになるのかわかりませんが、余裕で元は取れています。

久しぶりに挑戦して楽しかったです。

 

ごちそうさまでした。

Xで「優待廃止」がトレンドに。

 

何かと思えば、REVOLUTION(8894)が高額クオカード優待導入から優待発行を一回もしないまま優待廃止を発表とのこと。

当然ながら翌日12日はストップ安に。

 

 

 

 

(桐谷さん、REVOLUTIONのスペル間違ってます。)

 

 

 

 

 

 

会社設立は1986年とあり、思ったより歴史ある企業ですが、元は「原弘産」だったのが商号変更したのですね。

四季報によると社員僅か17名の不動産業で、これまで太陽光・風力発電事業、傘下にはクラウドファンディング「ヤマワケ」があるなど、胡散臭い匂いが漂います。

そもそも「弘産」とは?

 

 

 

 

「クオカード優待出す出さない問題」ではユニバーサルエンターテイメント(6425)みたいな優待の出し方もあります。

この会社は公式サイトには優待についての記載がなく、証券会社の優待検索にもヒットしませんが、隠れ優待としてクオカードを出すことがあります。

優待有無は業績に応じて期末権利日(12月)の後で発表されます。

 

今年は2月13日に「株主優待実施の見送りに関するお知らせ(2024年分)」が発表されました。

もともと優待有りとはなっていないので、こういうやり方なら株主も文句は言えません。

パチンコ、カジノの会社らしい、ルールと仁義に則ったグレーなやり方です。

優待までギャンブル化するとは・・・。

 

 

 

 

このREVOLUTIONのやり方が許されるなら悪い前例を作ることになるので、経営陣は株主総会でしっかり怒られてほしいですが、次回総会は来年1月とかなり先なので、このあたりも悪知恵が見え隠れします。

 

 

こういうことをやる会社を見て毎回思うのは、これがどういう過程を経て決定されたのかというプロセスを知りたいです。

トラブルになることを予知できる人が誰もいなかったのか、あるいは権力を持った人が制止を振り切って強行したのか?

いずれにしてもコーポレートガバナンスが麻痺しているので、ここに限らず悪い意味で「常識的に考えておかしいこと」を平気でやる会社は持ち株に加えたいとは思いません。

 

 

 

「REVOLUTION」という社名はこういう未熟な革命の意味なのでしょうか?

いくらで下げ止まるのでしょう?

既にホルダーの方は、残念ですがもう覚悟を決めてください。

 

 

 

本気をタテにして未熟な革命

夏を制する者だけが恋を制する

もう覚悟を決めちゃって

(HIGH PRESSURE / T.M.Revolution)

 

 

「銭ゲバ」という言葉があります。

 

「ゲバ」とはドイツ語の「ゲバルト(gewald/暴力)」が由来で、特に左翼学生運動に関する報道、評論の用語として使われ、「ゲバルト棒(ゲバ棒)」や「内ゲバ」「ゲバヘル」などのように使われます。

 

 

「銭ゲバ」はジョージ秋山の漫画のタイトルからできた言葉で、この漫画の登場以降は暴力の有無は関係なく「金のためなら何でもする人」全般を意味するようになり、現代では守銭奴やケチまでも表す言葉として使われています。

 

 

長い間気になっていた「銭ゲバ」を読んでみました。

この作品は元は1970~1971年に週刊少年サンデーに連載された作品で、この内容が少年誌に掲載されていたことに驚きます。

当時はまだ「ヤング〇〇」という青年漫画誌が世に出る前で、少年誌は社会人まで含めた現在より高めの幅広い年齢層の読者を相手にしていたのだろうと想像がつきます。

 

 

単行本の復刻は何度かされていますが、内容的に問題が多いため少年サンデーを出版している小学館以外の出版社から復刻されています。

現在の文庫版は問題作を多く世に送ってきた見城徹氏率いる幻冬舎から出版されています。

 

 

 

2009年に松山ケンイチ主演でテレビドラマ化されたことは知っていますが、一般向けのソフトな内容に改変されているだろうという思いがあり、その時は見ませんでした。

主人公の目などの醜い容姿も、原作では生まれつきですが、ドラマでは子供時代の怪我とされています。

銭ゲバ DVD-BOX

 

 

 

昭和40年代作品の現代版リメイクは、「砂の器」などのように物語の本質が損なわれるレベルの改変がされることが予測されたので見ませんでした。

今世紀初頭にリメイクされた中居正広主演のドラマ版は、主人公が殺人を犯した理由(ここが一番重要)を改変されていました。

そうかといって松本清張の原作を忠実にリメイクすれば、現代では炎上確実の作品です。

砂の器

 

 

 

巻末にはお決まりの但し書きが。

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文庫版の漫画上下巻は単行本換算にすると4~5冊分のボリュームを感じました。

 

 

 

 

ネタバレ、胸糞注意ですので、今後読んでみたいとお考えの方は以下あらすじを読み飛ばしてください。

 

 

 【あらすじ】

主人公の蒲郡風太郎は子供時代に極貧から病弱な母を医者に診てもらえず死なせてしまいます。

そこから金の亡者になって、手段を選ばずにのし上がり、使いきれないほどの莫大な富を手に入れます。

その過程でとにかく人を殺しまくりますが、悪知恵とカネの力で刑務所には入りません。

最初の犠牲者は少年時代に世話になった近所の青年で、風太郎を心配していろいろ忠告してくれることにうんざりして彼を殺します。

そこから大企業社長の車に自ら轢かれて(当たり屋)社長の家に住み着き、長女(美女)と次女(容姿は醜く体に障害があるが純粋)に近づき、本当は長女の事が好きなのに善人を装って次女に気に入られ、次女と結婚します。

そして長女をレイプ、自宅に放火し、社長を殺して自分が大企業のオーナー社長になることに成功。

富を手に入れたとたん次女には冷たくあたり暴力を振るうようになり、悲観した次女は自殺します。

その後も邪魔になる人間を次々に殺しまくり、放火後に行方不明だった長女が復讐のために彼の前に現れた際に連れてきた赤子(レイプでできた風太郎の子供)までも、容姿が自分に似て醜いという理由で手にかけ、長女も殺します。

彼に好意を示してくるのは愛ではなくカネ目当ての女性ばかりの中、初めてカネに興味を示さない女子高生の事を好きになり、彼の性格はだんだん温和になっていきますが、ある日「お金が欲しい」と抱かれようとしてきた彼女に絶望し、突発的に殺します。

そこからは前以上の野心家に戻り、ついには政界進出を図ります。

カネの力で対立候補を失脚させ県知事に当選し、権力まで手に入れた主人公ですが、辛かった極貧の子供時代の回想や、「もし妻と子供がいる普通の家庭を持った人生だったら」という妄想が始まり、最後は自らの頭を銃で撃ち人生を終わらせます。

 (テレビドラマ版ではハッピーエンドに改変されています。)

 

 

救いのない不愉快な物語ですが、社会問題、哲学(聖書?)などが盛り込まれ、硬派な内容でした。

 

 

学生運動の描写。

 

 

 

 

主人公の経営する会社が公害病を引き起こした場面の引用で水俣病の詳細も。

 

 

 

 

生涯唯一の妻は顔にあざ、体に障害のある大企業の次女でしたが、カネ目的の結婚だったため結婚後は冷たく当たります。

 

 

 

こういった哲学的な言葉が出てくるのですが、聖書か何かの引用なのでしょうか?

(作者は聖書をテーマにした漫画も描いています。)

 

 

 

 

 

 人口450万人の県知事に立候補し当選。

 

 

 

「平凡なサラリーマンとして妻子ある家庭を築いていたら」という妄想

 

 

 

主人公は最後まで自分がやったことを正しいと思っており、単純に「主人公の敗北=バッドエンド」という訳ではない。

 

 

そして最後に読者にメッセージを投げかけます。

 

 

 

 

読感ですが、「金がすべてではない」、「カネよりも結婚して平凡な家庭を築くことが一番の幸せ」という結末を暗示しているのが、ちょっとありきたりでした。
しかし大衆向け漫画誌ならこういう着地点にするのが一番無難であり、これは仕方がないと思います。
もし悪人の成功譚なら読者の共感は得られないし、これはこれである意味スッキリする結末です。
学生運動が盛んだったこの時代は、「金持ち、政治=悪」というステレオタイプの左翼思想を持つ若者が多かったという時代背景もあると思います。

 

 

 

この「銭ゲバ」が発表された55年前、そして私が読んだ今年は、偶然ですがいずれも大阪万博の開催年です。

読了して考えることについては他にもいろいろあるので、それはまた別の機会に書きたいと思います。

 

 

 

余談ですが、昨年末で閉鎖された難波のレトロ雑居ビル「味園ビル」にあった深夜喫茶「銭ゲバ」は、移転して現在も営業されているようです。

https://x.com/kissazenigeba

 

前回「和食さと」を利用した際に2月24日まで使える割引券をもらいました。

もともと期間限定の牛タン食べ放題に行く予定でしたが、てっきり2月末が有効期限だと思っていたので、有効期限最終日に慌てて行きました。

 

 

さとすきの「牛タン&牛&豚プレミアムコース」にします。

 

 

タッチパネルには毎回「数量限定メニュー」がこっそり設定されており、この日は「真ふぐあら」でした。

これは牛タンフェアの前に開催されていた真ふぐフェアの余り食材の在庫処分と思われます。

 

食べ放題以外にも牛タンメニューが各種ありました。

 

 

牛タン食べ放題はこの4品です。

牛タンスライスは焼くのが面倒なので、ステーキとユッケ風のみ注文することにします。

 

初期セットが登場。

すき焼きの初期セットの肉4皿の一部が牛タンに置き換わるのではなく、純粋に2皿追加されています。

 

 

サラダ、牛タン料理も登場。

牛タンサラダ、牛タンステーキ、牛タンユッケ風など。

 

 

焼牛タンはステーキよりサラダトッピングのタンの厚みの方が好みでした。

 

 

タンシチューは煮込んだものではなく、牛タンをシチューに後で入れただけでしたが、これは想定の範囲内です。

 

 

イカと鶏のから揚げとタンステーキ。

 

 

せっかくの牛タンフェアなので牛タン中心に追加。
串カツ、ローストビーフサラダも。

 

 

オクラ、レンコンの唐揚げ。

海老、ナスの天ぷら。

真ふぐも注文してみました。

 

 

真ふぐはすき焼きにしましたが、あら身なので身は少しです。

 

 

チジミ、フランクフルトは前はメニューに無かった気がします。

砂肝と軟骨の焼き鳥は毎回頼みます。

 

 

そろそろデザートに。

ミニたい焼き、ゴマ団子、ミニチュロス。

 

ワインビネガー白玉ととろろそば。

 

 

ソフトクリームきな粉トッピング。

 

 

2杯目はキャラメルソースで。

 

 

 

会計は5159円から紙クーポン1000円オフで4159円になり、SRSホールディングス株主優待券4000円+159円クレジットカード払いです。

 

 

 

アプリのスタンプが貯まり、とうとう最上級クラスの「仙人」になりました。

 

 
 
 
仙人の特典は何度でも使える8%割引クーポンがいただけましたが、紙クーポンの方がお得なので出番は少ないかな?
スタンプ10個到達ごとにいただける金券の値段も800円に上がりました。

 

 

 

牛タンフェアは既に終了しており、現在は牡蠣🦪食べ放題になっています。

割引クーポンをいただいたので、また行きたいと思います。

 

 

 

ごちそうさまでした。

 

 

SRSホールディングスは3/9月が優待権利月なので、まだ間に合います。

ただし優待獲得には1000株必要なのであまりお勧めしません。

 

 

①現金                4,980円

②クレカ、電子マネー等        2,139円

③ポイント、優待券払等    30,168円

④合計                        37,287円

 


キャッシュレス割合【(②+③)/④】86.6%(前月90.0%)

タダ活割合    【③/④】80.9%(前月73.5%)

 

家賃、口座振替の公共料金や通信光熱費、趣味に伴う金額の大きな支出などは含んでいません。

「普段の生活で財布を開いて出す支出」とお考え下さい。

 

 

 

 

 

【総評】

金券ショップでミニレター封筒をまとめ買いしたため現金支出が多めでした。

毎年2,3月は外食の金券支出が多めです。

3月1日(土)未明、みのもんたさんが亡くなりました。

 

子供の頃に見ていた「プロ野球ニュース」の頃から知っており、「珍プレー好プレー」もみのさんの声でないとしっくりこない感じでした。

ご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

週明けの3月3日(月)、愛知時計電機(7723)が高騰しました。

理由は2月28日の立会時間後に発表された業績の上方修正と増配予想です。

2024年の64円から2025年は75円と17%以上の増配になります。

従来予想は70円でした。

 

 

 

ここは水道・ガスのメーターなどのメーカーです。

 

 

 

私は愛知時計電機の株を2022年に初めて購入し、その後買い足して現在500株を保有しています。

地味で出来高も少なく安値で放置されていますが、安定して配当をいただけるマイPFの優良銘柄です。

 

 

 

 

 

以前は四季報の大株主欄に「御法川法男(みのりかわ のりお)」の名前があり、私は株主になる前からこれがみのさんの本名であることを知っていたので、株を買った後に何気なく読んでいた四季報でみのさんの名前を見つけた時は驚いて調べました。

 

 

アナウンサー当時、愛知におられたことがあるようで、そこでこのメーカーの強固な地盤を感じたのでしょうか。

 

 

 

 

ウィキペディアによると

「自身経営の水道メーター会社のライバル社「愛知時計電機」の株式を本名の「御法川法男」個人名義として発行済株式総数1,542万株中、91万株(5.9%)を所有(2022年4月30日現在)する第3位の株主」

とありますが、現在の四季報の大株主欄にはもう名前がありません。

昨年の値上がりで売り抜けられたのであればさすがです。

 

 

 

みのさんは「ニッコク」という非上場の水道メーター会社の代表取締役会長で、2020年までは代表取締役社長でした。

会社の公式サイトのURLは「minomo.jp」で、ここにも会長訃報が掲載されています。

 

 

 

水道やガスのメーターは定期的な交換が法律で義務付けられているため、継続的な売り上げが永久的に続くうえに、自治体やガス会社といった倒産や未払いの心配がない優良顧客が相手という「B to B」の安定したビジネスです。

私もそれが購入理由であり、企業の成長よりも安定経営(配当)を求めて買った銘柄なのですが、みのさんも同じ理由で上場しているライバル会社の株を買っていたのでしょうか?

 

 

 

 

 

みのさんは立教大学出身ですが、アナウンサー業界には大学ごとに局の垣根を超えた繋がりがあるようで、みのさんにアナウンサーを薦めたのは先輩の徳光和夫さんです。

後輩の古舘伊知郎さんとも交流がありました。

 

 

以前、古館さんが「自分が若い時にみのさんが銀座で飲み歩いているのを見て、平アナウンサーの給料でなぜこういう遊び方ができるのだろうと思っていたが、水道メーター会社の御曹司と聞いて腑に落ちた」というエピソードを聞きました。

おそらく当時から自分の会社の株を持っていたのかもしれません。

 

 

 

スピリチュアルを信じていないので、訃報と株価高騰が重なったのは偶然としか思いませんが、不思議な感じがしました。

 

 

毎月最終日の夕方以降に資産額を確認していますが、この日は不在でしたので翌日の土曜日に確認しました。

したがって今回のみ米国株や為替は現地の月末終値となっています。

 

 

3月1日(土)21:00時点 資産総額

 

前月末比 -3.1%

年初来(昨年末比)-3.2%

 

 

【2023~2024年 月別星取表(前月比プラスが〇)】

 

2023年〇〇〇〇〇〇〇〇●●〇〇  10勝2敗

2024年〇〇〇●〇〇●●〇〇〇〇  9勝3敗

2024年●●            0勝2敗

 

 

 

【参考指標】

 

日経平均    37,156円(前月比-6.1%、昨年末比-6.9%)

ドル円     150.62円(同-2.9%)前月比 円高ドル安

S&P500   5,954.50(同-1.9%、昨年末比+0.8%)※アメリカ2月28日終値

 

 

 

【総評】

 

日本、アメリカ、為替の全部がダメダメでした。

最終日に少し上げ、ドルも少し円安に戻して150円を超えたので、月間成績としては「よくこの程度で済んだな」という感じです。

 

2月は昨年から相場をけん引した高配当株や半導体株などが下げた印象ですが、マイPFは優待株が多いせいで日経平均よりも増減率が控えめでした。

商社株はバフェット氏のコメントが好感されて後半に持ち直しましたが、マイPFの双日、伊藤忠、三菱商事はまだ含み損です。

 

 

2月28日の日経平均は前日比-1100.67円と大幅安でしたが、下落率は-2.88%でした。

個人的には1000円の上げ下げは3%を超える増減率という印象なのですが、この感覚はもう古いんですね。

昔と比べて株価が高くなっているという事です。

 

この日のマイPFは前日比-0.73%とちょい下げ程度で済んでいます。

あと1ヶ月弱我慢すれば優待と配当が貰える環境下で、優待株や高配当株を投げ売る人はやはり少ないと見えます。

 

 

米国株は月間では下げましたが、昨年末比では辛うじてプラスを維持しています。

しかし円換算だとマイナスです。

 

 

年初から2連敗となり、2月にして早くも2023年の年間敗戦数に並びました。

資産の月間3%超の下落はいつ以来かと調べてみたら、2022年12月が-3.3%(日経騰落率も-3.3%)でした。

丸2年以上、このレベルの冷や水を浴びていなかったことになります。

 

 

 

3月以降、相場にカミソリシュートのような切れ味は戻るのでしょうか?