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公務員試験合格・内定のためのデータベース

CSS公務員セミナーのコンテンツの中から公務員試験の合格・内定のために必要な情報を集めたコンテンツです。
CSS公務員セミナーの公務員試験内定率90%以上の合格・内定の方法と各種情報をお伝えします。

 学生を見ていると、学習計画を立てていない方が多いのに気付きます。

 受験勉強は計画に時間をかけすぎても駄目ですが、やはり、合格したいのならば学習計画を進め実行したほうが合格の可能性が高まるでしょう。特に公務員試験は科目が多く、択一、論文、面接とこなさなければいけない種目も多い試験のため学習のバランスを崩さないためにも計画は必要ですよ。とにかく、公務員試験は完璧はいりませんが、バランスが命です。



 私の勧める計画は次のようなものです。



1 グランドデザイン

 今から試験日までを一表にまとめ、どの時期に何をやるのかラフでいいのでまとめます。たとえば経済原論1回目を12月まで、2回目を3月まで、3回目を4月半ばまでという感じです。何をいつまで完了させるのか明確にさせておくのが重要です。



2 学習内容

 たとえば○○問題集を3回やるなど、具体的に各科目のやるべきことをリストアップしていきます。



3 バランスシート

 試験での目標点数と現在取れるであろう点数(目算)をだしてみて比較し戦略を練ります。差が大きければ時間をかけなければいけないし、目標を超えた科目はあまり時間をかけないというようにバランスを保つのに役立ちます。



4 日々計画表

 グランドデザインで今やることを確認し、バランスシートでバランスを考えながら日々やることを決めます。

 その際には、

 ①毎日やる学習

 ②インプット学習(講義など初めての科目)

 ③アウトプット学習(講義済みで問題集の回転に入っている科目)

 を分けて考えましょう。

 そろそろ、学習を始めたばかりの人は②中心ですが、進んでいる方は学習のボリュームが②から③へシフトしてきているでしょう。



 学習計画は、しっかり時間をかけ作りこむ必要はないと思いますが、作成することで戦略的思考が高まるはずです。



 また、現在ぜひ学習計画を作っていただきたい真の理由は、直前期になるとみんな計画を立て始めますが、学習が計画どうりにいかずパニックになり負のスパイラルに入るケースが非常に多いので、今から練習しておくのが重要です。

 計画を立てると、やりたいことが山のようにでてきますが、「10の時間で20はできない」ということをしっかり認識してください。何かをとったら何かを捨てなければなりません、これが戦略であり、公務員試験のバランスのとり方の難しさです。





「川井太郎の公務員受験生応援ブログ」より
http://ameblo.jp/taro-kawai/


















 最近、皆さんの眼も変わり、かなり真剣モードに突入してきたようですね。

ここで、注意なのが「やる気の空回り」です。やる気は焦りにつながり、メンタル面でバランスを崩す可能性があります。ポイントは周りを気にせず、自分のできることをしっかりやりましょう、とにかく、まだ焦る時期ではありません、とにかく焦らず、あわてないことが重要ですよ。




 焦りの原因を考えてみると、皆さんが考える試験までやらなければならないことが、とにかく膨大な量になるという点があげられるでしょう。




 しかし、皆さん、少し考えてみてください。皆さんのやろうとしていること全てできますか?たぶん無理ですし、先輩方も完璧な準備をして試験に臨んだ人は皆無に近いでしょう!




 重要なことは、膨大な量をこなす努力をするのではなく(この努力も必要ですが・・・)、やる内容を考えることです。前の、計画のときも言及しましたが、10の時間でできることは10です、10の時間で20や30をやろうとするので、焦りますし苦しくなります・・・・




 内容を考える際に便利な方法がリスクアプローチです。簡単なことですが、試験に出る可能性(出題リスク)の高いところに限られた学習資源を投入するという考え方です。


 出題可能性を、高(1)、中(2)、低(3)に分類し、問題の難易度を、易(A)、普(B)、難(C)に分類した、下のようなマトリックスを考えます。出題可能性は、職種により異なりますが、過去問の分析や講師のアドバイスで分類できるでしょう。



公務員試験データベース



 あくまで私見ではありますが、攻める段階と、出題のカバー率は次のようになります。

第1段階 A1        (出題の30%)

第2段階 B1、A2     (出題の60%)

第3段階 C1、B2、A3  (出題の90%)

第4段階 C2、B3     (出題の95%)

第5段階 C3         (出題の100%)


第5段階まで完璧にするのは無理ですし、目指すべきではありません。

一般的には、重要性を考えて、第4段階、第5段階はカットします。(余裕があればやってください)


攻め科目→第三段階(時間があれば先に進む・・・)

守り科目→第二段階

予備科目→第一段階

というように内容を絞っていくべきでしょう。


 時間がない場合には出題の傾向より、特別区まではA1、A2、A3を攻め、国家までの1か月でB1、B2をやるというアプローチもあります。



 確かに確率論で、実際に出るかどうかを保証はできませんが、これを考えるかどうかで合格可能性はかなり違うはずです。効率的な学習のためにも、是非リスクアプローチを考えて、試験までの残りの時間を効率的に使いましょう。


「川井太郎の公務員受験生応援ブログ」より
http://ameblo.jp/taro-kawai/

















学習法は千差万別、自分に合った方法が一番ですが、他人の学習法で良い点はどんどん取り入れるべきです。2年目の学生が伸び悩む方の大きな原因が、学習量は増加しますが一年目と実は同じ学習法を繰り返したため、同じ限界点で伸びが止まってしまうというのがあります。 原因も、計画だったり、調整だったり、学習法だったりさまざまです。


また、年明けからは、今までの物量の学習から、効率性を考えた質の学習に変化させる必要があります。先輩方などのいろいろな学習法を試して効果があるようであればどんどん取り入れましょう。



ちょっとした学習法を紹介します。



1 説明法

 これは、私も講師をやって強く実感したことですが、ちゃんと理解したということは「他人に分かりやすく説明できる」ということです。不安のある論点は友人を捕まえてもいいですし、独り言でもいいので自分で説明してみましょう、途中で詰まるところや、結論に至るまでに誤魔化そうとするところが、理解不足な点です。そこが明確になったら、しっかり学習し、自分の言葉で説明できるようになるまで消化しましょう。



2 貼り付け法

 これは、今年合格したYさんの方法ですが、部屋の壁にどんどんいろんなことを張り付けていく方法です、彼女は本試験で壁のあそこにあったグラフだと思いだし得点できたそうです。そのうち紹介しますが、暗記術の「場の記憶法」の応用・実践版です。



3 最寄駅プレッシャー法

 これは、昨年合格したH君の方法ですが、帰りの電車のなかで覚えるテーマを決め、覚えきれなかったら、最寄駅で降りられないというルールのもと電車で一生懸命暗記に取り組んだそうです。まず、一日の最後にその日にやったことをしっかり復習することは、学習効果の上からも効果的ですし、この様なプレッシャーは集中力を高める練習にもなりますね。



4 講義前ざっと眺める予習法

 講義前に、5分くらい今日やる内容を目次や、用語を中心眺めておきます(理解しなくて結構)、これだけで講義の効果が違ってきます。地図を確認して道を進むのと、何もなしで先に進むのとの違いです。脳学的にも、初めての用語は理解が難しいが、わからなくても一度見た用語は理解しやすいものです。



5 講義後ざっと眺める復習法

 これは、あるできるクラスを教えたとき、講義終了後、すぐ帰らずに残っている学生が多いので、何をしているのか観察していると、その日の復習をしていました。復習は5分位ですが、今日やったことの項目の確認だけでも大きく記憶に残りやすくなります。ちょっとしたことですが、半年後には大きく差が開くでしょう。



6 友人活用法

 これも、あるグループが実践していたのですが、あいさつ代わりに昨日学習した内容を問題にして出し合っていました。いわゆるレバレッジ学習法に属する方法ですが、友人の知識が自分のものとなり、また、記憶の定着率も増します。ぜひ、同じグループで問題を出し合いましょう。このグループは当然のように全員合格しましたよ。

 また、講義後ざっと眺める復習法の活用で、友人と今日やった講義の内容を思い出しながら話してみるというのも効果がありますよ。



7 悪あがき法

 これは、実は一番効果があるかもしれません。とにかくわかるまで、声をだして問題をよみ、答えも声にだして悪あがきします。一見不器用なやり方ですが、聴覚も利用した効果的なやり方です。説明法と類似しますが、外では迷惑がかかるのでできませんが、1人のときは声を出して悪あがきしてみましょう





「川井太郎の公務員受験生応援ブログ」より
http://ameblo.jp/taro-kawai/
















早い時期にスイッチが入ると合格可能性がずいぶん高まります。


スイッチが入るというのは、私の感覚からいうと、眼の色が変わってきて、

真剣さが増し、完全ではないにしろある程度学習のペースがつかめた感じのする子です。



スイッチがなかなか入らず、苦労している方もいると思いますが・・・・

スイッチを入れるためには転換点が必要かもしれません。


入れ方の提案です。

① 1日だけでいいので、10時間勉強してみる。(かなり大変ですが、多くの事が得られます)


② 実際に役所をおとずれてみる。(モチベーションが上がります)


③ 自分が公務員になった時を考える。(これもモチベーションがあがります)


④ 年末までの計画を立ててみる。(以外ともう時間がないことに気づきます)


⑤ 合格までの戦略を立ててみる。(合格までの道筋が見えたらやる気になります)


⑥ 合格者・公務員に会ってみる。(色々話をきき、怒られたりすることでやる気がアップします。CSSには合格者チューターがいますので、遠慮なく話を聞きに来てください)



とにかく、今がスイッチの入れ時です。

残りの人生を左右する試験、やる気が起きない・・・出来ない・・・・と弱音を吐いていても、損するのは自分です。

夢を実現させるため、しっかりとスイッチを入れておきましょう!



「川井太郎の公務員受験生応援ブログ」より
http://ameblo.jp/taro-kawai/





 現在、膨大な量のインプットに対して復習が追い付いていない人が多いのではないでしょうか?多くの方が講義内容と復習の乖離が生じていると思います。これは能率的に考えてあまり好ましくありません。過去の受験生も現在はグダグダでした。質問も多いので、効果的な復習法を考えてみましょう。

 

 まず、有名な「エビングハウスの忘却曲線」について紹介すると、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスの実験により忘却曲線は導きだされました。この実験は無意味な13の言葉を2回正しく言えるように記憶させ、その後時間の経過とともに、それらの言葉の再生率を調べたものです。

 

 その結果、9時間後まで急激に忘れ、再生率がさがるものの、その後は緩やかな忘却で再生率は緩やかに低下するというものでした。


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 エビングハウスの実験は、無意味な言葉を対象としているので、理論的な学習については単純適用できないとは思いますが、初期段階で多く忘れ、その後に残った知識はあまり忘れないというのは、自分の経験則からしても妥当な結果だと思います。




 それでは、対策としては、効果的に記憶に残すためにはどのようにしたらよいのかについて、教育心理学者のT・ブザン、P・ラッセンの研究が重要な示唆を与えてくれます。


 彼らの研究では、45分が学習した後、10分後に5分間、1日後に5分間、1週間後に3分間、1ヶ月後に3分間、半年後に3分間の復習が効果的で、間隔を空けることにより、少ない復習時間でも効果的に長期記憶となり想起が簡単になるという結果が出ています。これは分散学習といい、記憶に関する「レミニセンス現象」によるものです。

 

 これらのことを、公務員試験に適用して考えてみると、復習のタイミングと復習のやり方について考える必要があります。話すと非常に長くなるので、先輩方の学習法と私の経験から公務員試験の復習法について提案します。ただし、学習法は個人差が多分にかかわってくるので、自分用にタイミング等カスタマイズしてください。




 まず、心構えとして一部の方を除いて、1回ですべてをマスターできると思わない点が重要です。1回目で覚えられないというのは当たり前で、心理的に追い詰められたり苦悩する必要はありません。


 学習は講義を受けて、問題集をやるというオーソドックスな手法を前提とすると。




1 講義終了後(当日)

 すぐに今日やった講義の内容を復習する、学習項目と重要ポイントをチェックするだけで十分です(10分くらい)、友達とやった内容を話すだけでも効果があるでしょう。




2 翌日

 該当過去問を解く、この際にはすべてできればいいのですが、時間がない場合には、簡単な問題のみでもいいでしょう、少なくても数問は解きましょう。また難しい論点の場合には問題集を読むだけでもかまいません。重要なことは講義と復習をマッチアップさせ、講義内容が本試験でどのように出題されているのか、どこが出題されているのかを把握します。

 さらに、その際に次回の復習する自分に向けてメッセージを書いておきましょう、これにより、次回の復習時間が短縮されます。たとえば数的であれば、この公式を知らなかった、この条件を使えなかった等、必ず解けなかったポイントがありますからそれをヒントとして書いておきます。経済であれば、計算手続きや、用語の意味がわからなった等を書いておきます。

 さらに、1週間後のスケジュール帳にやった内容を記入しておきましょう。




3 一週間後

 一週間後にしっかり解けるかどうかを確認します。ここでできなかった場合には、今一度考え・調べ、次回に向けた簡潔なメッセージ・ヒントをつけておきましょう。難問奇問はやらなくていいですよ・・・





 あとは個人的なタイミングでどんどん回転させていきます。

あくまで理想論ですが、そろそろ効率性を考えて学習する時期です、取り入れられるものはどんどん取り入れてがんばってみましょう。




「川井太郎の公務員受験生応援ブログ」より
http://ameblo.jp/taro-kawai/






















<Y君からのメール>

お久しぶりです。○○○に勤務しているYです。

落ちた人間にとって、受かった人間のコメントは辛いものです。
ましてや公務員受験生にとって今いる世界は狭いです。

そこで腐っても構わないと思います。
だけど本当にそれで良いのか。自分は受かった人間より
劣った人間なのか。
そんなことを考えさせられた一年でした。
諦めたって良いと思います。自分さえ納得できれば。
ただ、当時の私にそれはできなかった。何より悔しかった。

だからこそ前を向くしかなかった。
Uさんが前に進んでくれることを願います。





<Cちゃんからのメール>

川井先生
ブログを見て、感激しました!!

当時の辛かったことや、嬉しかったことを思い出すと涙が出ます。

公務員の勉強は、孤独を感じてしまうので、

こんなふうに心から応援してくれる先生からの言葉は心に響いて、すごく元気付けられると思います。

僭越ながら、私からの応援メッセージが少しでもお役に立てたら嬉しいです。



Uさん、公務員を目指している方へ
今、合否発表や自己採点で、喜んだり落ち込んだりしている時期ですね。
私は、模擬試験でも合格ラインに到達できず、常にD,Eという成績でした。

周りの友人がトップの成績の中、正直焦りました。

この時期は不合格や自己採点で点数が足らず、かなり落ち込み、

友人と食事をすることもできなくなってしまいました。

また、友人が面接対策を始めている中、

一人勉強を続けていくのは本当に辛かったです。



川井先生の前で、「全部だめだった」と大泣きしたのを今でも覚えています。

本当に苦しくて、先が見えない不安でいっぱいでした。

でも、そんなとき、友人が心底心配してくれて、

美味しいケーキで元気づけようとしてくれたり、

先生が「精一杯頑張ってきたんだから、あともう少し、最後まで諦めずにやろう」と励ましてくれたり、

代々伝わるお守りをいただきました。

そのとき、自分が一人ではないことに気づき、

支えてくれる先生と仲間がいてくれること、

自分が合格することを信じてくれることに勇気をもらい、

今まで勉強してきらのだから、

最後の試験まで可能性がある限りやってみよう、と気持を切り替えることができました。

不思議とそのあと、自己採点で受からないと思っていた都庁(?)と、市役所も合格することができました。


公務員の試験では、孤独に感じてしまいますが、

けっして独りではないことを忘れないでください。

親身になってくれる先生や友人、先輩がいます。

もちろん、私も心から応援しています。
今でも、私は、仕事上で辛いときもありますが、

そんなとき、勉強していた頃を思い出しては、いつもこの職場で働けることが嬉しく思います。

心から支えてくれる先生、友人めぐりあえたからこそ、今の自分があることに感謝しています。

もし、勉強することに疲れたら、少し休むことも大切です。

でも、諦めたらその時点で終わりになってしまいます。

ときどきは肩の力を抜いて気分転換をしながらも、

今まで、頑張ってきた自分を信じて、最後までやりぬいてください。

心から応援しています。




追伸
川井先生
長くなってしまって申し訳ございません。

書きたいこと、伝えたいことがたくさんあって、うまく言葉にできないのですが、本当に心から応援しています。

必要ないところは削除して、メッセージをみなさんに伝えていただけたら嬉しいで
す。よろしくお願いします
。(全文掲載しました)






「川井太郎の公務員受験生応援ブログ」より
http://ameblo.jp/taro-kawai/















<Uさんからのコメント>


川井太郎先生、今晩は!
実は先日私は都庁を足きりという不甲斐ない形で落ちてしまいました!都庁が命だった為に悔し過ぎてあの世にいきたい位です。友人達と切磋琢磨してやったと思っていたら、友人は合格…私だけ取り残されるかもしれません。私はプライドが高過ぎるためにもう友達とは二度と顔を合わせたくありません!きっと顔を合わせたら私は何を言うかわかりません。
私の事を変な考え、バカバカしい、負け惜しみと思われるかもしれませんが、それが私です。孤独に一人で勉強していれば良かったと後悔しています。
きっと川井先生の教え子さんの中にも似たような方がいらっしゃったと思いますので、その方はどう克服されたのか教えて下さい!
やっぱり許せない!何で私が落ちたんだろう()





<ブログの記事>



今Uさんと同じ気持ちの人がたくさんいると思います。

特に、第一志望を目指して一生懸命がんばればがんばるほど、その思いは強くなるでしょう。

今のUさんにとって、私のコメントは何の助けにもならないと思いますが・・・・・


昔の教え子でY君という子がいました。

彼は、勉強仲間のリーダー格で模試でも全国トップ10入りするほどの実力者でした。

試験前も、仲間のためにレジュメを切ったり、勉強を教えたり、皆から慕われていました。しかし、試験を受けて仲間の中で彼だけが落ちてしまいました・・・・

彼の落ち込みようは、非常に深いもので。

心配になり、呼び出して一緒に食事に行っても、終始無言・・・・

彼の場合には数カ月かかりましたが、段々元気を取りもどし

翌年には、その試験を合格しました。

しかし、彼は、その職種をけり別な自治体へ行き、今はエリートコースを歩んでいます。


また、Cちゃんも第一志望を仲間の中で一人だけ落ちてしまいました。

その時、話している際に、Cちゃんが笑顔で涙を流す姿が今でも忘れられません。

Cちゃんは、もともと実力はあったので、うまく気持ちを切りかえて次の試験を受けたら、次の試験どころか、残りすべての試験に合格しました。

今は、楽しく仕事をしており、今年の10月に結婚します。


彼らに、共通するのは、辛い時期助けてくれたのは友人たちだったいうことです。

Y君も、Cちゃんも今は、その当時の仲間と飲んだり旅行へいったりしています。

(たまに私も参加します・・・)

色々あったので強いきずなができたと思います。


多分、友人もUさんのことを上目線でみてるのではなく、本当に心配してると思いますよ。そして、一緒にこの時期を過ごした友人は一生の友人になります。

失うのは簡単ですが、一生付き合える友人を得るのは本当に難しいです。


Y君も、Cちゃんも、この経験を通じてすごく強くなったというか、成長しました・・・

今の状況の中、そう思えないのは理解できますが、今後の人生を考えたら、今の経験が絶対に生きてきます。

社会に出たら色々あります。今の思いがあったら、困難なことがあっても「あれに比べたら・・・」と思えるはずですし、私も過去の挫折体験が私の財産になっています。


プライドをもつなら、試験に対してではなく、人生に対してプライドを持った方がいいとおもいます。

「私は、これぐらいでへこたれない。」、「一つの試験で負けても絶対に、人生では負けない。」

人生、最後までどうなるかわかりません。

Uさんの人生を考えたら、ケーキ作りで、スポンジをちょっと焦がしたようなものです。まだまだクリームやデコレーションですごくいいものができますよ。


今のUさんの負のエネルギーを正のエネルギーに変えてみましょう。

すごい、爆発力のある前向きなエネルギーになると思います。

今のままでいるのと、そのエネルギーを前向きに使うのとでは、人生大きく変わってきますよ。


人をうらやむということは、人を自分より上だと認めたことです。

プライドをもつなら、うらやむことはやめましょう。

現実を受け入れ、普通ではできない、その友人に自分から「おめでとう」をいってみましょう。たぶんUさんの中で何かが大きく変わりますし、多分、気持ちがスーと軽くなるはずです。少なくとも、私は、Uさんはスゴイ人間だと認めます。


自分の人生、自分のことだけ考えていていいです。

試験の格言で「落ちたら自分のせい、合格したら周りのおかげ」というのがあります。

これは、どんな状況でも、負の方向にいかないためにある格言だと私は考えています。自分のことだけ考えるなら、自分が幸せになるアクションを起こしましょう。



「川井太郎の公務員受験生応援ブログ」より
http://ameblo.jp/taro-kawai/
















年末も近くなり、そろそろアウトプットの季節になりましたが、この時期になると答練や模試で点数が伸びない、できるようになっている実感がわかないと悩む方が多くなり実際に相談してくる受講生も多く感じます。


 しかし、悩む必要はなくこれは当たり前のことです。受験勉強をしていると、最初は点数がどんどん伸びますが、ある時期より点数は伸びなくなるか、または下落する症状があり、ちょうど今がその時期に当たる方が多いのです。


 理由は人それぞれですが、大きな理由のひとつに「曖昧な知識の増加」が挙げられるでしょう、勉強して知識は増加していきますが、その知識が曖昧な場合には、昔は解らなかった選択肢の引っ掛けに引っかかるようになります。1問1問に妙に考え込んでしまう時に起きる症状です。


 試験で合格するために必要なのは「10の曖昧な知識より5の正確な知識」です、そのためには今の曖昧な知識をつける時期は当然に必要で、その膨大な曖昧な知識を直前期に正確なものへ磨き上げていき点数を伸ばします。直前期のこの作業がうまくいった方はドラスティックに点数が伸びますよ。


 昔、僕の教え子でTさんという女の子がいましたが、彼女はなんとゼミの試験で14問中3点でした、しかし面接では「いけます!!」と自信を持って答えたのを覚えています。彼女のポジティブさを買いゼミに入っていただいたのですが、国税のほか都庁など結果は全勝でした、たぶんちょうど曖昧な知識の時期だったのでしょう。


今の時期「勉強しているのに、点数が伸びない。」は当たり前の事と考え、今は点数が伸びなくても腐らず、落ち込まず、愚直に前向きにしっかり合格を信じて勉強をすることが最も重要ですよ!



「川井太郎の公務員受験生応援ブログ」より
http://ameblo.jp/taro-kawai/


数的処理は、どの職種においても出題され、また、出題される問題数も極めて多いために公務員試験では最重要科目です。


苦手な人が多くいるのは分かりますが、試験で大量に出題される以上、この数的処理から逃げることはできません。勉強法は結局「過去問を解いて解法のパターンを掴む」に終始するので、以下では数的処理との上手い付き合い方をアドバイスしようと思います。




私は数的処理は毎日やらなくてはならない科目だと思います。しかしそれと同時に、やりすぎてもいけない科目だと思います。希望的観測の下に、伸びるかどうかもわからない数的処理を過度に勉強するくらいなら、その時間を使って知識をやった方がよほど現実的かつ効率的だと思うからです。


公務員試験において、教養択一が原因で不合格になる人はほとんどの場合、数的処理のみならず知識も高得点を取れていません。というより、数的処理が出来なくても文章理解と知識でそこそこの点数を取れば合格できます。


ここでは、主要な公務員試験の教養択一では、実質的に最も高い得点が要求される東京都庁を例にします。



文章理解8問、数的処理16問、知識16問、今年の足切り最低点23点の東京都では、文章理解で7点、知識で11点得点できれば数的処理は5点で合格できました。今年の足切り不合格者約2600人のうち、数的処理が5点以下の人は100人もいないのではないでしょうか。ということは,残りの2500人は文章理解が人並みにできて、知識を頑張っていれば合格できたということです。知識11点は科目を切らずにしっかり勉強すれば取れる点数です。さらに,数的処理5点は勉強しなくても取れる点数です。極端な事を言えば、数的処理に割いた全勉強時間を知識に回せば、足切りは超えられた可能性が高かったと言うことです。




公務員試験界全体にはびこる数的処理神話を覆すためにやや極端なことを言いましたが、最初に書いた通り、数的処理は最重要科目ですし、毎日やらなくてはなりません。やれば必ず伸びます。ただ、いつ、どれくらい伸びるかが分からないのです。



CSS合格者作成「公務員試験合格虎の巻」より









文章理解は主に国語と英語から成ります。数的処理と同様に、文章理解も得意、不得意の差が出やすい科目です。しかし、文章理解の正答率が良いと、教養科目の点数が安定しやすいため、不得意な人は投げ出さずに、得意な人も気を抜かずに、こつこつと勉強することが大切です。


まず、英語については、単語力がない人は単語帳で勉強する必要があります。しかし、いくら単語を暗記しても文章力はつかないため、多くの時間を単語帳に費やすのは得策ではないと思います。個々人の状況にもよりますが、単語を暗記する時間は通学時間等を利用して多くても30分程度にし、後は実際に英文を読んで問題を解きましょう。私の場合、大学受験をしていたので単語帳での勉強は一週間だけ電車でしました。さらに、私は問題を解き終わった後、文章を速く読む訓練として、その英文をもう一回スラッシュリーディングをしたり、文節や形容詞句を意識しながら音読をすることもありました。

次に、国語についてですが、これも問題を解くことが重要です。特に国語が苦手な人は、解答が充実している問題集を選び、解き終わった後に正誤に関わらず、解答をじっくり読んで、正解に至るまでのプロセスを身につけるとよいと思います。


私は、英語も国語も秋頃から毎日各2~3問解いていました。解く際には常に時間を意識しながら勉強すると、実践力がつくと思います。すぐには成果が出ない科目なので、毎日少しずつ勉強するのがよいです。




CSS合格者作成「公務員試験合格虎の巻」より