
ヤバい人達にダマされない! ”前向き” と ”嘘” は別物って話
最近聞いた興味深い話でこんなのがあった。
似たような表現でも ”前向き” と ”嘘” は別物って内容。
仕事がどんどん増えて「経営が順調!」と言う経営者と、
経営が苦しいのに言霊信仰からか「経営が順調!」と言う経営者。
前者は経営が勢いに乗っているから前向きで楽しくて当然だろうが、
後者は自分にも他人様にも嘘をついている。
「経営が順調!」と言うなら、
”前向き” は良いが ”嘘”はダメって話です。
(さすがチャンピオン・ホセ! 生き方も生え方も前向きです)
以前にどこかで見た記事の画像で、
「日本の中小企業を代表するヤバい人達」(良い意味で)
みたいなものがあった。
もちろん自称「ヤバい人達」(凄い人の意味)である。
「すげーヤバい人達」(露出の多い基準で)
とか賞賛の嵐なのは結構な事だが、
私も本当の意味で、
『ヤバい人達』(経営状況が…)
とか思って見てたりなんかしていた。
私の経営者としての判断基準は、
『儲かっているか? or 儲かっていないか?』
たったその一点なんです。
世間一般の評判は一旦置いといて、
(いつも言いますが)少しのお金を信用機関に払えば真贋は見極められます。
評点や自己資本比率また赤字体質なのか数字を見れば一目瞭然です。
だから、経営状態は褒められるレベルでは無い身上で、
他に構う心情が私には理解できないのです。
『経営状況がヤバい人』を賞賛して経営者として参考になんて出来ません。
真似したら経営を誤りかねません。
世間の評判なんてホンマにエエ加減なもんです。
名前が通っているからと言って何でも「すげーヤバい人達」としていると、
マルチ被害者のようにころっとダマされかねません。
特に経営者なら真贋を見極めないといけません。
自分の家族と従業員さんとその家族の生活の責任も背負っている訳ですからね。
”前向き” は良いが ”嘘”はアカンよ!っていう結局いつものお話しでございました。
切削加工ドリームコンテストの作品集の出来映えが素晴らしい!
今週なんですが、
2022年第17回切削加工ドリームコンテストの作品集を届けていただきました。
4回連続の金賞受賞(タイ記録)となりました。
部外者様には何やよくわからんアレだとは思いますが、
工作機械での加工技術を競い合うコンテストなんです。
そして、これが5つ目の金賞の作品です。
これがどれだけ凄い事かと申しますと、
各種メディアは言うに及ばず、
大阪府や大阪市の商工部等からの取材依頼など一切ございません。
完全無視の状態ですね。
ウチ程度ではまあそれくらいのもんです。
ただし、同業他社様にはそれなりに威嚇を出来ているらしいです。
なので、それで十分です。
まあしかし笑顔が固いです。
これでも5テイクぐらいで一応OKもらった写真なんですけど。
やはり人様の前に出るには不向きなようですね。
黙ってモノを作っときます。
家康の家老土井利勝の逸話が今の風潮を斬るかも
この歳になると、
「あれって誰やったっけ?」
とかかなり怪しい記憶の内容の話が多い。
今朝読んで思い出した土井利勝さんの逸話。
当時、 徳川家康さんの家老土井利勝さん。
あの征夷大将軍の家老ですからかなりの出世です。
ある日、家康さんが、
「ところで人材としてウワサのアイツってどう思う?」
『ああアイツは私に挨拶にも来ませんので…』
「偉くなったもんだな!ワシの耳にも入る人材に何故お前から会いに行かないのだ!?」
もちろん
『知らんがな!』
と言わなかったのは確かです。
すぐに家康さんの仰る事の本質を理解し、
家老土井利勝さんは傲慢になった自分を恥じたそうです。
私は説明が苦手で1の事に10の言葉が必要なタイプですので、
下の記事を御一読いただけますと幸いにございます。
「アピール上手で能力も高ければともかく、往々にしてそうした手合いは立身出世ばかり考え、アピールや世渡りだけに長けているもの。」
これが要点でしょうか。
プロの物書きさんは流石ですね。