サークルさんのブログ -57ページ目

特効薬は無い、ただ勤勉さだけ



昨晩は友人とお鮨屋さんで一献。


さて、昨日の超絶の品。

鯛は肉がしっかりと分厚いのに食べやすい程よい固さ、
 
右のサヨリは塩と若干の酢で旨味を引き出しているそうです。
 
この塩梅がやはりプロのお仕事ですね。



イワシを昆布巻きにして梅肉を挟んだものは初めて食べました。
 


カツオは腹と身の部分との食べ比べ。  
 
同じカツオですがまた別の味わいです。
  

 

さて、友人とは町工場の経営についての長話。
 
結論は、
 
手を多く動かして稼いで儲ける。
 
それしかないなぁ…と。
 
稼いで儲けるに関しては、
 
特効薬的なものは無いです。
 
それはこの10年の定点観測で明確ですからね。
 
 

儲かる会社を目指しています

最近のマスコミのネタの傾向として、

 

日本の先行きが暗いような話が多いですね。

 

10年ちょっと前のリーマンショック後の経済系マスコミが煽っておりました

 

「ものづくり大国ニッポン」 

 

「世界一のものづくり技術」

 

こんなもんは

 

”ただの幻想だった!”

 

との認識がやっと伝わるようになっかと思ったら、

 

今度は「日本の製造業はダメだ…」ってな論調が支配的な現在でございます。

 

私から言える事は、

 

『日本経済新聞とテレ東系番組を信じるな!』

 

って事です。(それと日刊工業新聞の提灯記事も)

 

単純に、

 

”土地と電気代と人件費が安いから”急成長出来る時期を過ぎても、

 

”土地と電気代と人件費が安いから”急成長出来る業種に踏みとどまるから、

 

”土地と電気代と人件費が安いから”急成長している地域に負けて当然ですね。

 

具体的な例では東南アジアを中心とした発展途上国と呼ばれていた地域が発展している訳です。

  

使う生産設備や製造装置は日本の製造業と大差ありません。

 

しかも、発展途上国内の(高学歴等の)優秀な人材が中小の製造業でも働くのに対して、

 

日本の中小製造業で働くのは(多少の個別優位はあっても)人材とは言えない人達ばかり。

 

これでは今後の日本が(特に中小製造業で)勝てる道理がありません。

 

しかも、大手企業も含む日本の製造業全体が縮小する怖れすらございます。

  

 

 

 

でも、世界全体を眺めれば製造業は拡大基調なんですね。

  

「何をすべきか?」

 

私はその事を考えています。

 

例えばこれは逆説的になりますが、

 

昨今のDX(デジタルトランスフォーメーション)の流れですが、

 

加速すれば加速するほど有利なのは?

 

残念ながら日本国内の製造業ではありません。

 

土地と電気代と人件費が安いから急成長している地域の方がより恩恵があります。

 

つまり、DXを進めれば進めるほど長期的には苦しくなるという事です。

 

逆説的に言うと、

 

「昨今のDXの流れに乗れない製造業が生き残れる」

 

という事になります。

 

実際にドイツのライカやらカールツァイスなんて

 

量産を最初っから考えない価格で勝負していますし、

 

アメリカの花形製造業は量産の効かない方向へと進んでいます。

 

無駄取りで利益を確保しようとした日本と、

 

より高く売れる所で勝負しようとしたドイツ・アメリカ等との違いがそこなんです。

  

本当の職人技なんて話をすると、

 

クルマまるまる一台レストア出来る職人が転がっているアメリカと、

 

交換パーツが無ければ「修理できません」の日本との違い。

  

実は根本的に日本の製造業のレベルって高いものではありません。

 

優秀なほんの一握りを日本経済新聞とテレ東系番組でネタにしていただけ。

 

敗戦が続く中で連戦連勝を報じる戦時マスコミのようです。

 

 

さて、上記の「何をすべきか?」との問いへの私の回答は、

 

①DXに掛からない業態(ウチはプラレンズの試作のみですけど)

 

②海外への売り込み(欧米市場への展示会での売り込み)

 

③少数精鋭(一人当たりの売上と利益と年収を突き詰める)

 

この3点で儲かる会社を目指しています。

  

 

もし、日本人の特性で言うならば、

 

大概は大部隊の時よりも少部隊の時の方が強かったりするのよね。

  

まあ、日本”軍”の特性ですけど。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青空と雲の横浜(後編)

光関連限定っと言っても展示会ですから、
 
いろいろな(立場の)知人友人を見掛けますし、
 
また向こうからも声も掛けられたりなんかいたします。
 
これらは私にとってはやはりこの十年の積み重ねの結果なんだと思います。
 
もちろんこの展示会に初出展した時は誰〜も知らんがな!の状態ですから、
 
やはり感慨深く思ったりなんかします。



さて、今回の情報。
 
出光さんの光学樹脂のダウンロードのアレ。

来月末までの期限だそうです。
 
さて、今回の横浜出張のもう一つ目的。
 
微細加工ではかなり有名な会社の社長さんと専務さんとの会合。



毎度お馴染みのさがみ屋さんにて。
 
この後の写真は取り忘れ。
 
心からの話に夢中の状態でした。
 
場所を移しまして、
 
二次会用にと思って借りていましたホテルのスイートルーム。
 
飲みの場所としてそこの応接室がホンマに役に立ちます。
 
バーで飲むのも良いですが、
 
時間を気にせず夜景を眺めながらゆっくり話の続きが出来ます。

仕事や業界情報や同業他社さんや景気動向等の話の中で、
 
「サークルさんは毒さえを吐かなきゃさっさと…」(以下は省略します)
 
会話の中でいただいた一言。
 
私的には"毒"じゃないのです。

正直な気持ちで長所も短所も語ると、
 
大概の事柄は短所の割合が多くなるだけです。
 
さらに確信犯的にわかっててやっているなぁってのを見掛けると、
 
『皆さんこの手には引っ掛からんように』
 
と、ついつい出過ぎた真似をしていまうだけです。
  
でも、

「皆さんわかってても公の場では言わないだけですよ。もしくは相手を選んで言うか…」
  
とかって内容のお話を、
  
満面の笑顔でお教えいただいたりなんかする訳です。
  
凄みのある話でしょ? 
 
 
そんな訳でこれからのこのブログは、
 
当たり障りのない「青空に雲の画像」を載せるような爽やかなブログか何かにします。
 
 
いつもお読みいただきましてありがとうございます。