サークルさんのブログ -2238ページ目

モヒカンとバカボンとタクシードライバー

世の中のほとんどの業種は不景気です。


「早く地球が終わらないかなぁ」と、


全世界の河川にカドミウムを垂れ流したくなる今日この頃、


皆様はご健勝にお過ごしでしょうか?


私は元気です。



CSのカートゥーンネットワークでPM10:30より天才バカボンが放映されています。


元祖天才バカボンではありません。


パパが植木屋で歌が上手い方の天才バカボンの方です。


作者の赤塚不二夫は「定職につくパパはバカボンのパパではないのだ」


と、のたまっておられましたが、そんな事は知ってたまるか!


な・の・だ。


バカボンパパとバカボン君の破天荒さがメッチャおもしろい。


て言うか、脚本のやっつけ仕事さが、


ますますおもしろさを倍増させているのだと思う、のだ。


この前の放送分ではバカボン君が学芸会でウイリアム・テル役で、


見事に息子役の頭の上に置かれたりんごに命中させ、


「よかった、よかった」となっているところに、


モヒカン姿のバカボンのパパが乱入して、


舞台のラストをぶち壊すというストリーでした。


小5の次男君と腹抱えて大笑いしておりました。


後年にロバート・デーニーロもタクシードライバーのトラヴィス役で、


リメイクしています。



そんなウソはどうでもいいんですが、


この前のボーガンで額を打たれた高校生が残念な結果となりました。


ふつうの事故で額に矢が刺さるなんてバカな話はない。


事故な訳がない、と思う。


数日前、次男君がそのニュースの第一報を聞き、


「パパ。頭の上にリンゴ置いてたんかな?」


「アホ、何てこと言うねん。…額の前に置いとったんやろうが」


「額の前やったら大丈夫ちゃうん?」


「…そうやなぁ」


こんなアホ親子ですから、


説得力はございませんが、


謹んでご冥福をお祈り申し上げます。(小)




微細穴が一番得意なのは蚊です

うちの会社は試作品を製作する仕事です。


仕事の関係上、研究開発の分野や部門が多いのです。


今日のお題は微細穴加工であります。


世の中にはシャーペンの芯に穴を空けて筒にする、


なんて技術を持った会社もございますが、


うちなんかに真似できるかどうか?


やれって言われない限り永遠にチャレンジはしないと思います。



さーて、今回のお仕事は直径0.05mm(ですから50ミクロン)の穴空けを含む加工です。


厚さ2mmのABS樹脂(プラスチック)にΦ0.05mmの穴空けをする訳です。


アスペクト比1:40ですから、深ぁ~い。


ドリルは直径0.05mmで長さが1mmのマイクロドリルです。(両面加工になります)


蚊の注射ストローくらいの感覚の細さですから、


こんなものが指にでも刺さったら医者でも抜けないでしょうね。


これはまさにオオゴトです。


よくある事ですが、気づくとドリル部分が無くなっています。


そんな事は、よくあってはいけません。


しかも、高ぁ~い。(高価)うりゃー!チェキラウト!


穴が通っているか測定顕微鏡で見ますが、


ABS樹脂が透明ABSなのでよく確認が出来ません。


せっけん水とコンプレッサーのエアーで確認です。


まるでパンク修理です。


いや、ヒビ割れガス管のガス漏れチェックのCMのイメージか?


両面加工ですから裏表の位置あわせがミクロンオーダーです。


シビアな分、手間と時間をかけております。




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この写真は直径0.05mmの貫通穴を200個か300個か忘れましたが、


空けた穴で文字を作った展示会用サンプルです。


ピント合わせが難しく単体の穴は写ってはくれません。


(ドリルは日進工具様ご提供です。)


ミクロ写真を撮るのも、まさにオオゴトです。


いやー、蚊は偉いしスゴいわ。(小)

世界の車窓から

月~火の予定で広島へ行きました。


予定が延びて水曜の朝に帰ってきました。


新幹線に差し込む朝日。


どういう原理か?外柵が斜めに写ったのでおもしろいのでのせました。



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広島では良い再会がたくさんありました。


あーあ、感謝、感謝っと。(「ああっ」、ではありませんので、「あーあ」です

「っと」、は桂小枝風に)


さて、企業ブログっぽくなってきましたので、


今の悩みをっと。(「っと」、は桂小枝風に)


バリです。


バリ取りです。


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これはうちで作ったサンプルでして、


一辺0.25mmのサイコロです。


ただ、普通に作るとおもしろくないので、(あちこちで見かける)


対角にサポートタグ(支え:コレが無ければどっかに飛んでってしまう)をいれています。


ちゃんと数字の点も入っています。(裏にも数字が…)


一年以上前に作ったので今ならもっと良いものがつくれるでしょうが、


問題は品物そのものでは無く、「バリ」の除去です。


微細加工品のバリ取りは皆さん苦労なさっているはず。


ここまで書けばその解決法を知りたいはず。


そんな方は、


http://www.csq.co.jp/


までどうぞ、って、


そんな内容はHPに載ってませんが、


載ってるなら私が知りたいなーっと。(「っと」、は桂小枝風に)


ほんとはいろいろ試して加工しています。(小)