モヒカンとバカボンとタクシードライバー
世の中のほとんどの業種は不景気です。
「早く地球が終わらないかなぁ」と、
全世界の河川にカドミウムを垂れ流したくなる今日この頃、
皆様はご健勝にお過ごしでしょうか?
私は元気です。
CSのカートゥーンネットワークでPM10:30より天才バカボンが放映されています。
元祖天才バカボンではありません。
パパが植木屋で歌が上手い方の天才バカボンの方です。
作者の赤塚不二夫は「定職につくパパはバカボンのパパではないのだ」
と、のたまっておられましたが、そんな事は知ってたまるか!
な・の・だ。
バカボンパパとバカボン君の破天荒さがメッチャおもしろい。
て言うか、脚本のやっつけ仕事さが、
ますますおもしろさを倍増させているのだと思う、のだ。
この前の放送分ではバカボン君が学芸会でウイリアム・テル役で、
見事に息子役の頭の上に置かれたりんごに命中させ、
「よかった、よかった」となっているところに、
モヒカン姿のバカボンのパパが乱入して、
舞台のラストをぶち壊すというストリーでした。
小5の次男君と腹抱えて大笑いしておりました。
後年にロバート・デーニーロもタクシードライバーのトラヴィス役で、
リメイクしています。
そんなウソはどうでもいいんですが、
この前のボーガンで額を打たれた高校生が残念な結果となりました。
ふつうの事故で額に矢が刺さるなんてバカな話はない。
事故な訳がない、と思う。
数日前、次男君がそのニュースの第一報を聞き、
「パパ。頭の上にリンゴ置いてたんかな?」
「アホ、何てこと言うねん。…額の前に置いとったんやろうが」
「額の前やったら大丈夫ちゃうん?」
「…そうやなぁ」
こんなアホ親子ですから、
説得力はございませんが、
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。(小)