「小児はり」ってどんなもの?
シリーズ最終回となりました!
小児はりの世界へようこそ②~小児はりの作用について
小児はりの世界へようこそ③~うちの子の体験談
ブログをお読み頂いた皆様からは、
「小児はりって刺さないんですね」
「皮膚からの刺激って自律神経に働きかけるんですね」
などのご感想頂き嬉しい限りです。
身近な鍼灸院で「小児はり」を受けることができると理想的!
ただただ気持ちがよい施術なので、
(なおかつ術後にスッキリする)
回を重ねるごとにお子様が積極的にベッドにあがるようになります
※実際の体験談もよければお読みだくさいね。
とはいえ、時間的に余裕がなく
「心配事はあるけど、中々鍼にはいけないですーーー」
というお声が聞こえてきそう・・・
ですので、
今日は
ご家庭でできるケア方法をお伝えします。
ご家庭でのケア
ご心配ごとのあるお子様だけでなく、
乳幼児さんがいる全てのご家庭でやって頂きたい
ケア方法がこちらです。
↓↓↓
お着替えの時に
全身を手のひらでなでる
です。
そんだけかーい!
とつっこまれそうですが、
これは立派な皮膚への刺激となります。
簡単すぎてがっかりされそうですが、
でもお伝えしたとおり、
皮膚をさする=脳への刺激
でしたね!
まずは難しく考えず、お子様をなでましょう!
回数的なものはお子様の月齢にもよりますが、
当院では「10~30往復」とお伝えしています。
ベビーさんだとあっというまに終了しちゃいます。
日本小児はり学会のYouTubeで実際の施術の様子を見ることができます。
ご家庭でのケアでも参考になると思うので是非ご覧ください。
小児はりで使うツボ
「小児はり」の施術では、
気になる症状がある場合ツボ刺激もいれていきます。
今日ご紹介する場所は、
ご家庭でも問題なく使える場所なので是非覚えておきましょう。
身柱(しんちゅう)
背中にあります。
肩甲骨の内側でっぱりと背骨の交わるところです。
命門(めいもん)
背中にあります。
第12肋骨の端を結んだ場所と背骨が交差するところです。
この2カ所を指先で「トントントン」
と軽く刺激するだけで結構です。
※ツボ参考文献はコチラ
くりすたで使用しているツボも参考までにご紹介しますね。
(以下のツボは鍼灸師とご相談の上お使いください)
①虚弱体質・・・身柱、命門、腎兪、陰陵泉
②おねしょ・・・長強、次髎、中極、関元
③小児喘息・・・尺沢、天突、身柱、命門、腎兪
④便秘・・・天枢、曲池、合谷、
⑤疳の虫・・・百会、湧泉、天枢
刺激の手法や刺激量は月齢(年齢)により変えています。
当院では、
多動傾向の強いお子様にご自宅でのお灸をお勧めしております。
びっくりするくらい落ち着きがでました・・・
というご意見を多く頂いています。
ご興味ある方は是非ご連絡ください!
シリーズ「小児はり」いかがでしたか?
皆様からのご質問やご意見を頂けると嬉しいです。
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