THE合体 ブラックマイトガイン
今日のといず・くろすおーばーは!
ついに登場、黒い勇者特急! グッドスマイルカンパニー「THE合体」シリーズよりブラックマイトガインをご紹介!
黒い翼に殺意を乗せて、灯せ不幸の赤信号。
悪者特急ブラックマイトガイン、定刻破ってただいま到着! トーチャク! トーチャク!
◯玩具解説
2025年10月28日メーカー出荷。
「THE合体マイトガイン」の仕様変更品でブラックガイン、ブラックマイトウイング、ブラックロコモライザー、そしてブラックパイルダーの四体合体を再現している他、後年のゲーム作品にみられる「善のブラックマイトガイン」を再現するパーツも付属。さらに「THE合体マイトカイザー」「同・マイトガンナー+パーフェクトオプションセット」との連動も可能となっている。
オプション類はハンドパーツやブラックマイトウイングの尾翼、ブラックガインショットをまとめておけるマイトガイン付属のものと同型のブラックマイトウイング用台座(右)の他に、本商品独自のパーツ群をまとめておけるブラックパイルダー用台座(右)が付属している。
◯キャラクター解説
「我が名はブラックガイン……最強の戦士!」
アジアンマフィアのドン、ホイ・コウ・ロウは自分たちのメカをことごとく破壊して商売を妨害する勇者特急隊を壊滅させるべく、マイトガインのコピーロボットの建造に着手し、囮のロボを暴れさせてマイトガインを誘き寄せると、内部に端末メカを侵入させて超AIのデータコピーを取ることに成功した。
なかなか起動しなかったガインのコピー=ブラックガインではあったが、落雷の衝撃で奇跡的に目覚め、人命救助中のガインに刺客として差し向けられる。だが……
「橋が下がっているぞ。一緒に持ち上げるんだガイン!」
「お、おう」
ブラックガインはガインの正義の心をもコピーしてしまっていたのだ。
ホイ・コウ・ロウと袂を分かったブラックガインは勇者特急隊に仲間入りをする。ガインにとっては弟のような存在ができたようなものだったが、しかし幸せな時間は長くは続かなかった……
ヌーベルトキオシティに出現した怪飛行物体に対処すべく出動したガインとブラックガインだが、怪飛行物体=超AIコントローラーに頭部に取りつかれたブラックガインは悪の戦士に変貌、ホイたちが搭乗するサポートメカ群と合体してブラックマイトガインとなってしまう。
ガードダイバーやホーンボンバー(当時他のボンバーズは修理中)を苦戦させるブラックマイトガインを斬り伏せるマイトガインだったが、ホイはコントローラーを今度はマイトガインに取りつかせようとする。
しかし、これを防いだのは満身創痍のブラックガインだった。ブラックガインはコントローラーメカを捕まえるとそのまま上昇し、爆発。
落ちてきたブラックガインの首は、マイトガインの手の中で苦手だった早口言葉を投げかけながら機能を停止した……
勇者シリーズ第4作「勇者特急マイトガイン」の第16話「ブラックガイン」に登場したゲストロボで、ブラックガインのCVは「太陽の勇者ファイバード」ファイバード/火鳥勇太郎を演じた松本保典氏が担当した。
主人公機のブラックバージョン一部仕様違い、というキャラクターは現在各社がライバル機だったり兄貴分キャラだったり劇場版敵キャラクターだったりを展開しているが、「マイトガイン」放映時点の1993年ではそうした動きはあまり一般的ではなく、どちらかと言うと玩具展開を前提としない、ヒーローキャラの設定やバンクを下敷きに出来る偽物ゲスト敵キャラの範疇だった。
しかしそのキャラクター性のおかげで当時から人気が高く、後年ではマイトガインのリメイク玩具が出るたびにリデコ品としてブラックマイトガインが商品化されるのが恒例となっている。
なお、本エピソードは後に平成ライダーシリーズや暴太郎戦隊ドンブラザーズでお馴染みとなる脚本家・井上敏樹氏が勇者シリーズを通してただ二作手掛けたうちの一つであることは有名。
そしてもう一作が同じくマイトガインで随一の怪作「納豆に手を出すな!(第8話)」なのも地味に有名。
こうした人気故に勇者シリーズが集結したゲーム「新世代ロボット戦記ブレイブサーガ(以下ブレサガ)」や「新世紀勇者大戦」、ロボットアニメファンにはお馴染みのスパロボ「スーパーロボット大戦V」等では条件を満たすことで自軍営のキャラとして生存させられる救済シナリオが用意され、特にスパロボV(および続編のXとT)では勇者特急隊全車連結攻撃ジョイントドラゴンファイヤーへの参加も果たしている。
そもそもマイトガイン最終回の後日談パートでは1カットながら他の勇者特急隊と共に修復が進められているシーンが描かれており、現在ファイアcrossで連載されている「勇者宇宙ソーグレーダー」では……(後述)
というわけでトレインモード(善モード)
ガインと比較すると色やライトの形状以外に、静電アンテナの形状がややシャープになっているのが相違点。
チェンジ!
変形ギミックは同一。
ロボットモード(善モード)
プロポーションや可動範囲はTHE合体マイトガインのガインとやはり同一。
頭部と肩の形状が設定どおりに変更されているため、ガインにあった肩のスラスター展開ギミックはなくなっている。
ブラックロコモライザーからブラックガインバスター(?)を移植した状態。
ガインと違ってブラックガインはこちらも使用したが、本商品では角度を変えられない。
頭部は額のカメラがクリアパーツで再現されている。両目は塗装。
ブラックガインショット
黒一色。シャークマウスのような形状はしっかり再現しているが、劇中のようなグレーの塗り分けはされていない。
剣
初立体化の、ガインとの訓練で用いられた剣二振り。ガインとブラックガインに持たせられる。
そんなブラックガインにコントローラーマスクが!
頭部は丸ごと交換し、胸部のライト周りもパーツを差し替えて。
ブラックガイン(悪)
顔面にコントロールマスクが貼りついたことで悪の戦士になってしまった姿。
こちらも額のカメラがクリアパーツになっている。
ブラックマイトウイング・トレインモード
ブラックマイトウイング・ジェットモード
ディテールアップパーツ装着
マイトウイングのコピー機で、ホイの側近チンジャ・ルースが操縦する。
100%同じ性能ならマイトガイン世界で飛龍の次に実用化に成功した超電導ジェットということになるのだが、その辺は詳細に語られていない。
比較
ノーズだけではなく垂直尾翼の形状もかなり違っているのだが、ディテールアップパーツがないと再現しきれない。
あ、トレインモード同士の比較で垂直尾翼出しっぱなしだった……
ブラックロコモライザー
ロコモライザーのコピー機体。地球上のどこでも3分以内に駆け付ける36万km/hのスピードまで再現しているかは不明。
こちらはコクピットが搭載されておらず、一貫して無人機として扱われている。
比較
色以外は前面部のエンブレムがアジアンマフィアのものに変更されているのが相違点。
ブラックパイルダー
ホイ・コウ・ロウとペットのピータン(鳥)が搭乗する、オリジナルのマイトガインにはない機体。ブラックマイトガインの頭部に合体し、チンジャもシートごと移動してくる。
このことからホイたちが把握している限りにおいてブラックロコモライザーに二人+α分の操縦スペースを設けられなかったため増設されたものと思われる。
……つまりグレートマイトガインの複座コクピットはカイザードリル内にある?
どこからどう見てもホバーパイルダー。
なお、東映が「激走戦隊カーレンジャー」にバリンガーZなるメカを登場させようとして同社上層部にもダイナミックプロにも話を通していなかったのが色々あってノリシロン-最終に差し替えられたのは1997年のこと。
スパロボVにもしっかりブラックパイルダー名義で登場しているので、当時怒られたかどうかはともかく現在ではダイナミックプロとちゃんと話がついている……はず。
新規台座の先端に装着する感じで空中展示可能。支柱の途中にあるのはブラックガイン(悪)用ノーズ。
なおこのブラックパイルダー、前後長が約1cmという小型っぷり(前後長だけならブラックガインショットより短い)なので、ブラックガインショットともども紛失しないよう注意が必要になる。
というわけで
合体! ブラックマイトガイン!
しまった、ブラックガインとブラックマイトウイングの左右間違えた。
(合体シーンの時だけブラックガインが右サイドを飛ぶのが正しい)
ブラックマイトウイングは右腕に変形。
ブラックガインは左腕に。洗脳マスク付きの頭部でもちゃんと収納して悪のトレインモードになれる。
変形ギミックはほぼTHE合体マイトガインと同一だが……
ブラックパイルダー変形
だから! 怒られるってこれ!
赤目頭部にブラックパイルダーをオン!
ブラックマイトガイン
ブラックガイン・ブラックマイトウイング・ブラックロコモライザー・ブラックパイルダーが合体した悪のロボット。
ブラック動輪剣を用いた縦一文字斬りの他、マイトガインが有している武器や技は一通り再現されているものと思われる。
決め台詞は「黒い翼に殺意を乗せて、灯せ不幸の赤信号!(ホイ)」「悪者特急ブラックマイトガイン、定刻破ってただいま到着!(チンジャ)」。
パイルダーはマジンガーだわブラックマイトガインのポーズは鉄人28号だわホイは新1号変身ポーズやエメリウム光線Aタイプのポーズを取っているわでパロディの煮凝りみたいな状況になっている。
スタイリング
プロポーションやアクション性能はTHE合体マイトガイン譲りで実に良好。
頭部(悪)
横から見るとパイルダーがちらり。
目が赤いのが悪ヘッドの特徴。
オプション
マイトガインにはないオプションとして、左の指差しハンドが付属する。
シグナルビーム用かな。
ブラック動輪剣
特にモード違いはなく一振りのみ。縦一文字斬りが襲い掛かる!
そして……
ブラックガインのノーズを善にして。
頭部も交換だ!
ブラックマイトガイン(善)
ブレサガやスパロボVで撃破を免れたり修復されたりした結果、ブラックガインが勇者特急隊の一員として復帰し、再建されたブラックマイトウイング・ブラックロコモライザーと合体した姿。基本的にブラック単独の意識で運用され、ゲームによってはマイトガインと協力しての十文字斬りなども使用可能だったりする。
決め台詞は
「黒い力を正義に変えて、灯せ悪への赤信号! 勇者特急ブラックマイトガイン。声援受けて、ただいま見参!(ブレサガ)」
「黒い翼に希望(のぞみ)を乗せて、灯せ平和の青信号! 勇者特急ブラックマイトガイン、定刻通りにただいま到着!(スパロボV)」
「ソーグレーダー」ではスパロボ準拠の決め台詞で登場した。
スタイリング
目の色が変わっただけなので残りの要素は悪バージョンと同一。
こちらの頭部ではブラックパイルダーを装着できないようになっている。
「これでいいのか、マイトガイン」
「ああ。お帰り、ブラック!」
今ここに再会は果たされた!
……のだが。
実は「ブレサガ」においてはブラックパイルダーが再現されておらず、ホイ・コウ・ロウはエンブリオ(出典「黄金勇者ゴルドラン」)に乗り込んでブラックマイトガインと融合することで操作権を奪い取っており、またブラックマイトガインの善悪も「顔グラフィックの上手向き・下手向き」で判別するようになっており、目の色はどちらも「赤」だったりする。
一方「ソーグレーダー」においては「マイトガイン」本編後半で失脚しチンジャと共にラーメン屋から再出発したホイ・コウ・ロウがブラックパイルダーに乗り込み、ブラックガインと共に善のブラックマイトガインに合体する(モノクロページのため2025年11月現在アイカラーは不明)展開となっている。
過去に描かれたブラック救済展開を超越し、分岐したIFではなく後日談としてのブラックガインの復活を描いた「ソーグレーダー」のエピソードは(まだマイトガイン編は完結していないが)概ねファンからの評価も高く、また「(これしかデザインがないとはいえ)アジアンマフィアのエンブレムを堂々と掲げているブラックロコモライザーをそのまま修復した」ことの説明にもなっているのだが……
というわけで本商品、厳密にはスパロボ版の善のブラックマイトガインしか再現していないということになるが、敢えて「正義の赤目パイルダーブラックマイトガイン」として遊んでもいいのではないだろうか。
行くぞ、ブラックガイン!
そしてマイトカイザーとグレート・ダッシュ!
基本的な合体ギミックはマイトガインの時と同じ。
頭部の形状が大きく異なるためそのままでは合体できないが……
今回新規に「グレート合体専用冠パーツ」が付属。少し緩いがマイトカイザーのアンテナパーツ裏側に収納しておくことも可能になっている。
こちらは善悪どちらのブラックマイトガイン頭部に装着可能。
ブラックグレートマイトガイン
THE合体オリジナルギミックで実現したブラックマイトガインのグレート姿!
ここまで全身にパーツが盛られているともう赤目緑目とか、そもそも素体がブラックだとかあんまり気にならなくなってくるな……(苦笑)
ブラック動輪剣でも必殺技は真っ向唐竹割りになるんだろうか。
何はともあれ複数買いをせずにマイトガインとグレートマイトガインが並び立つことに。
遠近法もあるけど意外とグレート大きくないな?
そしてブラックグレートマイトガインパーフェクトモード!
マイトガンナーの固定ポイントがカイザー側に偏っているので問題なく合体可能。
犯罪組織のコピー勇者であるブラックと超AIの起動が一番遅かったマイトガンナーの間に確執はあったりしないだろうか。
改めて戻って
ブラック動輪剣! チャァァァァジ、アーップ!
スパロボVだと松本さん繋がりでチャージアップしちゃうブラックなのでした。
果たしてガードダイバーとバトルボンバーは……来るとしてペガサスセイバーとレッドガイストとランドバイソンとジェイデッカーの後?
というわけでブラックマイトガインでした!
アクション性能・プロポーション・プレイバリューなどはTHE合体マイトガインの時点でお墨付き。その上で善悪のバージョン違いをパーツ交換で再現し、グレート合体までこなしてくれるのだからもう最高のブラックですね!
先述したバージョンの差異についても、ブレサガ当時のマシンスペックとかソーグレーダーの発表時期とか不可抗力の面が大きいですしパイルダーギミックとフェイス交換ギミックは同居させづらそうな形状ですし、ここはもうユーザーの好みでどうとでも理屈をつけてしまえばいいのではないかと(笑)
WKEX-01 ワールドドラグナス
今日のといず・くろすおーばーは!
ついに現れた黒幕! トランスフォーマーワイルドキングよりWKEX-01ワールドドラグナスをご紹介!
我が名は……ワールドドラグナス……!
◯キャラクター解説
惑星エレメントロスで起きた一連の事件の黒幕にして、かつてエレメントシールドの向こうに封じられた厄災そのものとされるドラゴン型トランスフォーマー。
強大な闇のオーラを有する一方でエレメントエナジーを持っていないため、エレメントロスに降り立ったメガトロンの「強さを求める意志」に干渉しスピリチュアンの自我をサクッと消してワイルドキングメガトロンの誕生を促し最終融合奥義カオティックオーバーブレイクを以てエレメントシールドを破壊させ、復活を果たした。
ワールドドラグナス本体と眷属的存在のドラグナイトソルジャー二体で構成されており、その能力はワイルドキングメガトロンのインフェルノアーススラッシュ、スピニングディープウェーブ、サンダークエイクインパクトといった技のことごとくを跳ねのけ逆に圧倒するほど。
CVはプリンセッション・オーケストラでバンド・スナッチの一員ドランを演じる武内駿輔氏。
◯玩具解説
2025年10月25日発売。同時発売物は「AOTP-14 ディセプティコンボルテックス」「AOTP-15 スカイバイト(RID2001ユニバース)」など。
ワールドドラグナス本体とドラゴナイトソルジャー二体のセットとなっており、それぞれのビーストモードとロボットモードの他、三体合体したアルティメットビーストモード、アルティメットドラゴンモードを取ることができる。
別売りのエナジービーストとのワイルドッキングにも対応しており、さらにエナジーマスターオプティマス/メガトロンとの究極合体ワールドッキングギミックも用意されている。
ビーストモード
というわけでまずはワールドドラグナス単体のビーストモード。
とは言え実は劇中では後述するアルティメットモードしか見せていなかったりする。
口は開閉可能。首は各節で回転と90°屈曲が出来る。
尻尾はロボットモードの腰フロントアーマーに接続されており、角度を変えられる。
腕のアクション性能はロボットモードと共通。脚部は前後動や、爪先を開く方向の動きが可能。
トランスフォーム!
尻尾を外し、脚部を真っ直ぐに。
直立させたら腰を回転。拳の向きも整える。
ドラゴンヘッドを首元の土台ごと後方にひっくり返し、ロボット頭部を展開。
ドラゴンモードにする時は首を上げた状態にしてから戻すことを意識すると、変形の時に引っかからなくなる。
ロボットモード
ワールドドラグナス単体のロボットモード。二刀流で戦う様子。
プロポーション
力強い四肢と広がった翼がまさに魔王。
頭部は回転可能。また、結構上を向かせられるが後述のヘッドギアを装着するとさすがに範囲は狭まる。
肩は前後回転し、横に90°開き、上腕ロールを有し、肘が90°曲がり、手首が回転する。
後述の合体ギミックのため、肩は横に90°開き切るとロックがかかる。
腰は変形の都合もあって回転可能。
脚部も股関節・膝関節が標準的に動く他、膝下にロールがある。
足首は一応伸ばせるが基本的に固定扱い。
翼は根元で可動。
先述の通り、尻尾が分割された二振りの剣が武器。同型の剣なので複数買いすれば無限に横に重ねられる。意味があるかどうかはともかく。
比較
基本的な体躯はこれまでのエナジーマスターと大して変わらないが、翼や脚の爪などのおかげでボリューミーになっている。
上半身、腰~大腿、脚一対、前腕一対、翼一対、ドラゴンヘッド、胸板、武器(二振り)に分割可能。後述するワールドッキングでは二号ロボ役を担うので細かく分割できる。
ドラグナイトソルジャー・ビーストモード
ワイバーン型のエナジービーストっぽいトランスフォーマー。
ただしエレメントエナジーはない。
完全同型のものが二体付属。
なお脚に角度を付けておかないと頭部が重くて自立できなかったりする。
基本的な構造は飛行タイプのエナジービーストと共通しているが、尻尾はむしろ草食恐竜組に近い。
トランスフォーム!
基本的な変形ギミックも同一。
ロボットモード
二体あるから写真一枚で前後を撮れる。
ゴーグル&マスクフェイスがいい具合にモブっぽい……けど普通にこういう顔のTFいるよね。
尻尾は手持ち武器にするのがデフォルトだが、各部5mm穴に装着してもよし。
魔王とお付きの二体。分離してくれるかも不透明だけど、コンビネーション攻撃とか見てみたい。
そして合体だ!
ドラグナイトソルジャー本体部分はワイルドッキング用に折りたたむ。腕も塗装面を前にしてワンクリック曲げた状態。
以降のフォーメーションではこの形状が基本となる。
ワールドドラグナスの脚部を取り外し、爪先と膝アーマーを引き延ばして下駄に。
そして間にソルジャー本体をワイルドッキング。
翼の先端にソルジャーの右翼同士、左翼同士を重ねたものを接続。
肩にソルジャーのワイバーンヘッドと尻尾を合体させて……
アルティメットビーストモード
第11話現在見せているワールドドラグナスの姿。第12話が「第2の形態」らしいのでこちらは第1形態か。
脚部と翼が延長されたので単純にボリュームが増している。
この状態からネメシスプライムの姿になってオプティマスの精神世界に挑んで来たり……
ワイルドキングメガトロンを圧倒したり。
オプティマス参戦!
そしてトランスフォーム
まずドラゴンヘッドからヘッドギアを外す。
脚部を展開し下半身を反転、頭部を出して。
後頭部にヘッドギア装着!
アルティメットロボットモード
恐らくワールドドラグナスのロボットモードとしてデフォルトで運用される姿。
通常脚部の膝変形ギミックを爪先可動に応用できないかと思ったけれど、実用性は微妙。どうしてもナナメ方向に力がかかると外れやすい構造なので仕方ないか。
この形態では武器は拳の両側に差し込んでツインブレードにするらしい。
個人的には武器自身が連結されていないツインブレード持ちが好きじゃないので二刀流のままで行きたい。
さらに
右腕を左翼、左腕を右翼に逃がしておいて、後はこれまでのワイルドッキングの要領で組み替えれば……
アルティメットロボットモードその2
腕部強化形態! 劇中に出るかは微妙!
元々脚がボリューミーな造形だったこともあり、これはこれでバランスは悪くない。
上腕ジョイントを片方だけ差して疑似肘曲げしてからのワイルドナックル!
別売りワイルドッキング
胸板パーツを外すとエレメントエナジー用ポートが出現するので別売りのエナジービーストとのワイルドッキングが可能。
ただし背中の方にちょうどいい方向に伸びた凸ジョイントがないため、六体合体は出来ない。
ついでに
アルティメットビーストモードの別バージョンを模索してみる。
そして……
シャドウメガトロンとワールドッキング!
シャドウメガトロンの脚部にドラグナイトソルジャー本体をワイルドッキング。
そしてメガトロンの腕部の上からワールドドラグナス本体脚部を装着。
ソルジャーの頭部を膝、尻尾を肩にそれぞれ合体。
ワールドドラグナスの本体は頭部を収納、前腕を切り離し、胸板も外して広げた腕に翼を合体。
ドラグナス下半身を反転させてフロントアーマー裏にドラゴンヘッドを装着。
そのままメガトロンのバックパックに。
メガトロン胸部にドラグナスの胸板、そして腕部(ドラグナス脚部)にフュージョンカノンを装着すれば……
ドラグナイズシャドウメガトロン
ワールドドラグナスとシャドウメガトロンがワールドッキングした姿。
恐らくはメガトロンに力を注ぎこんで傀儡にした上でワールドドラグナスが合体して乗っ取る、みたいな展開が来るのだろうか……
スタイリング
全高はこれまでのワイルドッキングと変わらないのだが、全幅と厚みが大幅にアップしている。
アクション性能は据え置き……と言いたいところだが、フュージョンカノンが干渉したり、重量を増した脚部やバックパックが脱落しやすかったりと、高年齢層向けのデリケートさとはまた違った意味でやや扱いづらくなっている。
メガトロンは小指側で物を握れない構造なので、ブレードは二刀流で把持。
もちろんノーマルのエナジーマスターメガトロンとも合体可能。
ワイルドキングオプティマスと激突!
ドラグナイズネメシスプライム
ワールドドラグナスがネメシスプライムとワールドッキングした姿。
干渉するためワールドドラグナスの腰とドラゴンヘッドが余剰になってしまうので……
真・ドラグナイズネメシスプライム
跳ね上げたドラグナスのカバーパーツに腰とかドラゴンヘッドとか装着してみる。
追加ワイルドッキング
かつてワールドドラグナスを封印したラヴァムレータとフロストセイバー、そして正義と平和を守るプライムを取り込んだ凶悪フォーメーションだ!
そして……?
ワールドドラグナスの胸板を外した後に出てくる凹ジョイントはオプティマスやメガトロンと異なるワイルドッキング対応ジョイント。これはワールドッキングのバックパックになるためのものだが、これを応用してドラグナス胸部にメガトロン本体を装着。
悪のミラクルギャラクティカバスター的な何か!
というわけでワールドドラグナスでした!
恐らくワイルドキングの最終商品……と予想されますが、タカラトミーのこの手の合体ホビーって意外と展開が延長していくことも多いので油断できなかったりもします。
これまでのワイルドキングの集大成的な玩具であると同時に、これまでになかったパーツが追加されたことでプレイバリューがこれまで以上に充実しているのは嬉しいですね。これまで以上にオリジナル合体の幅も広がりますし、まだまだ研究し甲斐のある玩具だと思います。




























































































































































































