CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!” -5ページ目

マイ・フェイバリットSGY! おほほい!

宅メシではほぼほぼトップのお気に品目.

 

 

しょうが焼き(SGY)にございます.

 

いかがでしょうか,いかがでしょうか.

 

 

私のやうな酒飯兼帯主義の男にとりましてはアレです.

 

これを超える適性品目にはお目にかかれないと思ふのです.

 

 

しかも,単品盛りではなくこのやうに,う〜っふふ.

 

サラダなんぞも一緒盛りだときわめて調子が高くなる男です.

 

 

飯は玄米,ちうのがアレです.

 

最近私のプチ・ブームでもあります.

 

 

なめこの味噌汁はアレです.

 

私の三大お気にな味噌汁に含まれるのです.

 

 

もちろん玄米も味噌汁も,よろしいか.

 

酒の肴として上等活用するのは言うを俟たない.

 

 

これこれ,これですよ.

 

キャベツの千切りには大葉をきざみこむのです.

 

 

SGYの風味が格段によろしくなること.

 

私は声を大にして宣するを禁じ得ないのです.

 

 

当然と謂へば当然ですがアレです.

 

一旦着地ワンバン食法も忘れてはなりません.

 

 

玄米の風味が酒を旨くするのです,ごぞんじ.

 

うわっはっきゃ〜っ♡

 

 

中華吉野 @ 赤羽(JR京浜東北線・埼京線)

オーバル皿の雷紋模様に黄色いルーが映えまくりだね.

 

 

もはやこれはアレですね,いよっほっほい.

 

極上ルックスなカツカレーと断ずるを禁じ得ないのだな.

 

 

《 中華吉野 @ 赤羽 》

 

 

用事で北区赤羽という場面です,そこでアレだ.

 

お店の口開けで速攻入店といった場面です,おほほい.

 

 

まだ混み合う前のがらんと空いた店内が好きなんです.

 

心静かに清酒などを喫するのを都会の風流と位置付ける男です.

 

 

メニュウは実にこれだけ,いいぞいいぞ.

 

常軌を逸しない穏当な品目の列記が潔いのです.

 

 

冷や奴と板わさ,壁にはなぜか手書きの2枚.

 

そのぽつねんとした趣きは私の興味を唆ってやまないのです.

 

 

メニュウに餃子,シューマイの両方がある場合はアレです.

 

およそ7割の頻度でシューマイをチョイスするお歳頃な男です.

 

 

手作りらしさを主張しすぎない自家製です.

 

盛り付けにもきちんと厨房の手が入っております.

 

 

これが400円というのだからアレですよね.

 

まごころの良心経営というのが伝わってまいりますよね.

 

 

まずはカラシに酢醤油のスタンダードマナー.

 

目がしらをツーンと涙目にしてみるのも調子が高い.

 

 

ご存知かとは思はれますですがアレです.

 

付け合わせのキャベツはこうしていただくのが至上です.

 

 

そうするうちキャベツが手塩皿に落下堆積してきます.

 

その酢醤油漬けの部分がまた酒の肴として風雅な味わひです.

 

 

さて,カツカレー800円です.

 

思はずもうっとりと見惚れてしまふ美しさです.

 

 

その景観に水をさす行為,と謂はれてはアレですが.

 

ソース滴下はもはや私の本能に帰属する所作とご寛容いただきたい.

 

 

なに,惰性で闇雲にソースをかけているのではないのだ.

 

ルーとカツの狭間に整然とひとすじ,というのが確固たる私の流儀.

 

 

皿上に立ち昇るカレーの香りにソースが加わる.

 

そこはかとなく幸せな気分になりませんか,私はなります.

 

 

このね,澱粉質がもったりと溶存したカレー.

 

子供の頃から深層の味覚が絶賛を叫ぶ味,美味ちい〜.

 

 

カツは厚からず薄からずの良く揚げ式です.

 

ルーにソースにまみれてますます風味がアップする式です.

 

 

赤羽ではかなりの老舗中華です.

 

最近では夜の営業も再開されたみたいですね.

 

 

 

 

 

 

 

もう一軒,赤羽でカレーといえばこちらも.

 

でも,最近改装して綺麗になっちゃったんだよね.

 

若い婦女子なんかも増えて,煮え煮え感がなくなったのが残念.

 

 

 

 

なんとなく素敵な風景 2024年夏

なんとなく素敵な風景 2024年夏.

 

 

 

ビーチクルーザーとワーゲンのミニチュア.

 

どちらも到来物ですが,夏の窓辺には似合います.

 

 

一昨年,海側に植えたバナナ芭蕉でおます.

 

どえりゃあ巨大に育っておりやんして,アレです.

 

 

2階の窓からもこんな感じ,いいでしょ.

 

イメージだけはホテル・カリフォルニアだぞなもし(笑).

 

 

こういう実が成りますが食べられません.

 

見かけだけはまんまバナナでおますがねえ.

 

 

ところで,以前にも申し上げたことがあるのですがアレです.

 

アナザー・ライフには路麺(立ち食いそば)の1軒すらもねえんです.

 

 

であるので,野外芭蕉の木の前に,おほほい.

 

特設カンターを設へて路麺ごっこを催す境涯なのです.

 

 

その場合,丼上にのせます天ぷらはもちろんアレです.

 

「中延 六文そば」の持ち帰り春菊天です,いかがでしょうか.

 

 

 

 

 

 

中延六文とくりゃあアレですね.

 

種ごと粉砕鷹の爪も忘れてはなりませんね.

 

 

あとこれいっちゃん大事なお約束です.

 

いみじくも路麺ごっこを謳うからにはアレですよ.

 

 

間違っても椅子などには座らずに.

 

必ずや「立ち」でご賞味くださいましね.

 

 

蝉の鳴き声がヒグラシに代わる薄暮の頃.

 

昼の強い暑さが涼しげな海風を含んだ夕景と交替する.

 

 

ひと風呂浴びて昼の汗が拭われる.

 

おもむろに冷や奴と天豆だけの酒膳が調へられる.

 

 

夏の早酌は軽めの肴でよい,そう思う.

 

今年は天豆の旬が短かったな,そう思う.

 

 

茄子とゴーヤは近所の畑からの到来物です.

 

アーモンドとイワシのミックスはスーパーで買ってきた.

 

 

これをすり鉢で軽〜く擦りまして.

 

 

ゴーヤのほかに茗荷と大葉をご用意いただきまして.

 

 

た〜っぷりの胡麻だれで冷やし汁に仕立てる.

 

なんて〜の,いかがでしょうか,いかがでしょうか.

 

 

茄子は焼き茄子に,田楽味噌はぷりたつです.

 

今はなき「等々力 妹背」ふうです,いかがでしょうか.

 

 

 

 

 

 

こんなんあつらへちゃいますて〜とアレです.

 

私の調子もめっきりと高くなってしまうのです.

 

 

夏の酒膳は簡素であるべし,ぬあんてね.

 

柄にもなく講釈を垂れてしまう困った俺なのです.

 

 

冷やし汁はそのままでよし.

 

 

白飯にぶっかけちゃうもなお佳し.

 

 

ざくざくと汁ごとかきこめばアレです.

 

口中,夏の涼味と香りを満喫することとなりましょう.

 

 

ぐっとホテル・カリフォルニアっぽくなったと思いませんか.

 

思いませんよね,私は思いますが,ぶあっははは!

 

 

ニュー・イロハ @ 京急鶴見(京浜急行線)

この界隈でヤキソバいうたらこれなんだよね.

 

 

いわゆる炒麺(チャーメン)ですな.

 

ラードでこっくりと炒めた醤油味のやつね.

 

 

《 ニュー・イロハ @ 京急鶴見 》

 

 

看板には「いろは」でもニュー・イロハ.

 

「中華のお店」ってのがその道の風格を漂わせますな.

 

 

年季の入った行燈看板,かっこいい.

 

これに灯りがつく時間帯にも来てみたいね.

 

 

変形L字カウンターとテーブルが数脚.

 

お店全体が脂ギッシュな趣きなのが私には心地よい.

 

 

見てくだせえや,うれしくなっちゃうでねえの.

 

中華をメインに呑れる品目の目白押しに心も踊るわけです.

 

 

ちょいとだけ開いたサッシからは往来の風.

 

私はこういった風情を愛してやまぬ男,であるので,おほほ.

 

 

入店速攻で清酒をお願いすることになります.

 

それも1本や2本じゃ済まぬという姿勢の男です,おほほほ.

 

 

ほかに惹かれる品目も多々あるんすけどね.

 

こういうコンサバチブなの注文しちゃう男でもある.

 

 

メンマを肴に清酒,というのがアレです.

 

私の町中華におけるスターティングマナーなのです.

 

 

店内の空気が脂ギッシュなお店では,私の場合.

 

それをさらに享受したいがために餃子を喫する,私のバアイ.

 

 

ニラもニンニクもぷりたーつの餃子です.

 

軟弱餃子の横行する昨今,硬派な趣きが頼もしい.

 

 

卓上メニュウには「ニューいろは」,うっふふ.

 

店名の融通無碍な仮名変化は私の興味を惹いてやまないのです.

 

 

このタイプのヤキソバには七味がいいのです.

 

こっくりとしたラードの風味が引き締まる感じがする.

 

 

同じ鶴見にあった「グリル来来」とおなじタイプね.

 

親父さんが,横浜あたりは昔からこれだよって言ってたっけ.

 

 

 

 

太打ち中華麺に濃厚味がからんで美味ちい〜.

 

暑い季節にはパンチの利いた脂ギッシュメニュウもいいんだよね.

 

 

年代物のエアコンがぐおんぐおんと唸っている.

 

パープルのアクリル窓に差し込む午後の陽がメランコリック.

 

 

京急鶴見の風流裏路地中華.

 

中休みなしの通し営業,いつの時間も大盛況です.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけです,界隈漫歩.

 

 

かつてここは「風」というお店でした.

 

文字通り風が通り抜けるカウンターが風流でした.

 

 

椅子が出てたからもしや!と思ったのですが.

 

お隣の人気ラーメン店の入店待ち用のスペースでした.

 

 

ゲゲゲの鬼太郎 「人魂の天ぷら」 よほほい〜♪

「人魂の天ぷら」の調理に成功いたしました.

 

 

天ぷらではなく正確には「フライ」となりますが,おほほほ.

 

水木しげるファンには垂涎三尺なる品目なのですよ,ごぞんじ.

 

 

その前に,人魂の天ぷらとはなんどいや?

 

とおっしゃる皆様方のためにアレです,のっほほい.

 

 

私の愛蔵書「ゲゲゲの鬼太郎第6巻」より,おほほい.

 

のっぺらぼうの話を引用して説明せねばなりますまい.

 

 

草深い田舎の村で,葬式の夜に死人の顔が盗まれる.

 

といういかにも水木ファンタジーな怪事件が頻発するわけです.

 

 

犯人は妖怪のっぺらぼうなのですが,ここでアレです.

 

毎度おきまりのように名脇役ねずみ男が物語に登場してまいります.

 

 

のっぺらぼうは墓場で捕らえた人魂で天ぷらをこしらへる.

 

その実に美味しそうなこと,ねずみ男でなくても魅了されますよね.

 

 

「半分だけ..」と言いつつ結局全部食べてしまうねずみ男.

 

それほどまで美味しい人魂の天ぷら,ぜひ食べてみたいよねえ.

 

 

こうしてねずみ男は顔を盗まれてしまうというわけです.

 

故水木しげる先生の卓越したストーリー展開には脱帽ですね.

 

 

この漫画をはじめて読んだ時は小学生でしたがね.

 

以来,永きにわたり想ひ焦がれてきた人魂の天ぷらなんですな.

 

 

漫画版の原作では天ぷらというよりフライに見えちゃうのよ.

 

であるので,カニクリームコロッケによる成形を発案いたしました.

 

 

もっとも苦心したのは人魂のシッポ部分なのです.

 

あれこれと試作を繰り返し,イカの足を用いるに至ったわけです.

 

 

成形したタネは冷蔵庫でしっかりと冷やします,でないと.

 

揚げ作業中にコロッケの大爆発博覧会に見舞われることのある.

 

 

バッター液とパン粉で仕上げますればアレです.

 

あとは170℃の中温でからりと揚げれば完成です.

 

 

バットに揚がったお姿を見たときゃ感動したよ.

 

シッポにもう少しひょろり感が欲しいけど,まあいいでしょう.

 

 

毎度のことですが,こういうことをしてなにが愉しいのか.

 

などと謂はれましても,毎度のことですが愉しい,うわっはは.

 

 

ちょいと不恰好な人魂ではありますがアレです.

 

この形が完成するのには並々ならぬ労苦があったと申し添へましょう.

 

 

人魂とはいえ高級感を演出するためにアレです.

 

自家製デミソースにパセリを添へました,いかがでしょうか.

 

 

実はクリームコロッケ,子供の頃から大好きなんです.

 

今度はもうちょいトロ〜リさせた方が人魂っぽいかな,うほほい.

 

 

「いやしいようですが,残りの半分もいただかせて..」

 

全部食べても顔は盗られないからご安心です,きゃっきゃっ.

 

 

ほかにも水木作品には人魂食の場面がたびたび登場します.

 

「悪魔くん千年王国」こちらはあんまり美味しそうじゃないね,うふふ.

 

 

 

 

 

 

 

こちらも水木しげる漫画食(笑).

 

「縄文少年ヨギ」のどんぐりだんごです.

 

これははっきし言って口が曲がるほどに不味い,ぶはは!

 

 

寝耳に水の残念事情「上北沢 代一元」の閉店

私としたことが迂闊でした.

 

 

まったく知りませんでした.

 

 

町中華の銘店,上北沢の代一元.

 

 

昨年の3月末日で閉店されていたそうです.

 

 

京王線の高架化工事による立ち退きが原因です.

 

 

くっそー,ケーオーのやろうめ.

 

 

ここのカツカレー,食べたかったんだよなあ.

 

 

 

 

追憶の再現模倣料理「新橋 三松のしいたけそば」

新橋駅前ビルにあった立ち食いそばの銘店.

 

 

「三松」のしいたけそばです.

 

もちろん再現料理です,いかがでしょうか.

 

 

実を申し上げますともう一品.

 

三松で食べたことのない心残りのメニュウがあるのです.

 

 

であるので,こちらは完全空想料理です.

 

三松ふうのカレーライスです,いかがでしょうか.

 

 

三松,ご主人が急逝されての閉店だったそうです.

 

まったく惜しいお店をなくしました,心よりそう思います.

 

 

当時と同じように山菜と卵をトッピングいたしました.

 

白身が泡立っているのはかけ汁が熱過ぎたためです(笑).

 

 

三松では朝からワンカップもいただけたのです.

 

呑める立ち食いそば店としても貴重な存在でしたね.

 

 

たとえば,東京駅から特急や新幹線を利用する際に.

 

手前の新橋で降りて,三松で時間調整するひとときが憩いでした.

 

 

干し椎茸を戻してそばつゆで下煮を施してます.

 

まずはこれをつまんで,ワンカップを1本やっつけたものです.

 

 

言うに及ばず素人の模倣調理なのでアレです.

 

三松の味と寸分違わずとはまいりませんが,そこはそれ.

 

 

私といたしましては,往時を偲ぶのには.

 

存分な趣きではあると申し添へることにいたします.

 

 

実際には三松でカレーはいただいてはおりませんが.

 

必ずやこうしたであろう椎茸の移譲トッピングです,うっふふ.

 

 

三松カレーも濃い色味だったものと記憶しています.

 

私の中でこれは永遠の空想味覚となってしまったのです.

 

 

遅ればせながらとなりましたが.

 

新橋三松ご主人のご冥福をお祈りする次第です.

 

 

 

 

昨日の検索ワード「西大井」

昨日の検索ワード第1位は「西大井」ですた.

 

しかも,ヒットが多かった記事は閉店したお店ばかり.

 

見返してみると,界隈にはいいお店が多かったんですねえ.

 

 

 

 

 

 

 

桐ヶ谷海老民本店 @ 不動前(東急目黒線)

東急目黒線不動前で用事が終了という場面.

 

 

10年ほど前ならアレだったんだよな.

 

この先に赤いのれんが揺れる風流町中華があったんだ.

 

 

 

 

ここの焼豚ワンタンメンは最高だったな.

 

グリンピースがのった黄色いカレーも出色でした.

 

 

現在,その跡地にはアレです.

 

瀟洒な戸建住居が建っております.

 

 

そのすぐ近くにもこちらがご盛業でした.

 

建物はまだ残っておりますが,廃業されております.

 

この界隈では珍しいほどレトロモダンな風流食堂でしたっけ.

 

 

残念事情ばかりですがご安心です.

 

お好みに添う町蕎麦店のご用意もございます.

 

 

《 桐ヶ谷海老民本店 @ 不動前(東急目黒線)》

 

 

こちらも長く営っておられるお店ですね.

 

街に馴染んで愛されている町蕎麦店というのがわかる.

 

 

お昼どきなんて満席で入れないこともあるのよ.

 

丼とそばのセットものが充実なのも人気の理由ですね.

 

 

じつは天とじそば,大好きなんですよね.

 

天ぷらそばを大人の事情で穏当にした感じが好き.

 

 

揚げたての海老天ってのはアレですよね.

 

つゆの中でぱちぱちと爆ぜてすこし険がある感じがする.

 

 

それに卵が優しく纏い寄り添うことで,うっふふふ.

 

出汁にも馴染んだ大人の趣きになるのが好きなんです.

 

 

あ,美味ちい〜.

 

町蕎麦特有の暗黒系かけつゆがいいねえ.

 

 

ときおりコロモと卵が一体となり口中に投じられるのです.

 

その嬉しさ,愉しさは舌上の美醜で語り尽くせぬものがあるのです.

 

 

「不動前」「海老民」で検索するとアレです.

 

目黒不動参道商店街にある高級手打ち店がヒットします.

 

 

どちらも本店を標榜しているようですがアレです.

 

断然にこちら桐ヶ谷海老民の方をおすすめいたしますよい!

 

 

 

 

 

追懐の酒場逍遥「高知 追手筋の一軒家」

 

 

高知市の繁華街帯屋町.

 

追手筋という大通りにお店があります.

 

 

かつては焼け野原だったこの地に創業70年余.

 

ぽつねんと一軒だけ建っていたから一軒家,なるほどね.

 

 

 

激渋な風流造作です.

 

右側の暖簾をくぐると土間ふうの通路.

 

なんかいいねえ,こういうのわくわくします.

 

 

内側から見るとこうなってます.

 

なんか股間がぎゅい〜んときませんか.

 

 

私はきます,きすぎてアレです.

 

おティっこティビッちゃいそうです(笑).

 

 

店内は正調鉤形カウンターのみ.

 

その角にはおでん鍋が湯気をたてている.

 

 

 

おでんをいただいてコップ酒.

 

熱燗はチロリから,女将さんの手注ぎで.

 

 

お新香にはしらす干しとレモンが添えてある.

 

これも土地情緒,旅先での酒はこういうのが愉しい.

 

 

 

言わずもがなのことですがアレです.

 

これだけで私の旅情は一気に調子の高いものになるのです.

 

 

ジャコとお新香の取り合わせ.

 

これは思いもよらぬ美味しさです.

 

 

カチ割ワインですって,かっこいい.

 

夏だったら飲んでみたいよね,そう思う.

 

 

揚げ物からキスフライ.

 

アジではなくキスというところがいいんだ.

 

 

デフォルトで味噌カツ仕立てになってます.

 

下にキャベツの千切りはお店の流儀でしょうか.

 

 

それをキスフライでもろともにこうして.

 

これも流儀と勝手に思い込むのも愉快です.

 

 

 

焼き飯をお願いするとアレです.

 

スプーンがこうして出てくるのです.

 

私の調子はますます高くなってしまうのです.

 

 

こういうね,こういう.

 

こういう焼き飯にはソースというのが私の流儀です.

 

 

旅先でいただく焼き飯.

 

遠いところに懐かしさのある味わひなのです.

 

 

 

妙齢のお嬢さんがひとりで晩ごはんを食べている.

 

そういう酒場が質の悪かろうはずがないよな,そう思った.

 

 

鳥の足付焼が名物だったんですね.

 

残念,是非いただいておくべきだったなあ.

 

 

お店が廃業されたのは2022年12月.

 

ストリートビューでは建物はまだ残っているようです.

 

 

訪れた季節は冬でしたが,そこは高知.

 

南国情緒の漂う夜だったのが,まだ記憶に新しい.