松本の旅 ゆるりと美的好奇心を楽しむ | ライフクリエイティビスト あまねまりこ QOLのエッセンス

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長野県で薬草教室に参加した後、

足を延ばし憧れの地、松本へ。

実際に初めて訪れた第一印象は、

なんて美しい街!でした。

 

目の前には山々が連なり、

耳からは女鳥羽(めとば)川のせせらぎが聴こえ

街中の案内版のデザイン、個々のお店の佇まい

そこここに美意識の高さを感じます。

 

10月と11月の狭間なのに、日中はポカポカ。

色づき始めた木々も本当に美しい。

そんな理想的な時期に訪れることが出来ました。

 

 

松本は素晴らしい場所も多く、

書きたいことが多いので、

前編・後編に分けてお届けします。


前編である今回は、松本の旅ガイド的に、

私が訪れたおススメの

場所などについて綴ってみます。
 

後編では民芸について。

民藝(民芸)は民衆が

作った工芸品という意味ですが、

華美さはなくとも美しい所に

とても惹かれます。

 

次回は松本の民芸に触れながら、

心豊かな暮らしや人生についても

綴ってみようと思います。

 

 

さて前編の今回の記事は、

松本を訪れたい方の、

プチ情報も散りばめておきますね!

 

松本は旅先としてとてもおススメです。

街中のアクセス、

自然あり、文化あり、美食ありと

色んな楽しみ方が出来ます。

 

見どころが集中しているので、

徒歩で色々観て回ることができます。

少し離れた場所へは、

周遊バスや貸自転車もあるようなので、

アクセスが不便に感じることは

殆どないと思います。

 

素敵なカフェや文化的な香り漂う街なので、

ゆっくりとカフェで寛いだり、

またお散歩気分を楽しみたい方にとって

おススメの旅先でしょう。

 

もれなく美しい自然も味わえるので、

忙しない感じもせず、歩いても癒される。

そんな街でした。

 

9月に訪れた岩手県の盛岡しかり、

豊かな自然と古いものを大切にする土地柄は、

美意識が育まれ、

自然と文化度が高まるのかもしれないな…

そんなことを思い、街歩きしてました。

(松本と盛岡は川と山と歴史的建物。

また美意識と文化度の高さという

共通点を感じました)

 

四柱神社近くの風景

盛岡の最上川にかかる風景と似た雰囲気でした。

 

 

初日は松本に着いたのは16時過ぎ。

旧開智学校の閉館時間が迫っていますが、

建築好きの私としては外せません。

ところが、修復中とのことで見学不可でした。

(2024年の秋ごろの完成予定)

 

今回は隣接している旧司祭館のみ見学。

無料で見学できます。

この建物はフランス人の神父さんに

よって建てられた長野県に現存する

最古の西洋建築だそうです。

 

旧司祭館からの眺め

 

すっかり外観の写真は撮り忘れましたが、

工事中の旧開智学校の様子を。

 

 

ちなみにもう少し早く着いたら、

国宝の松本城にも間に合ったかもしれません。

(お城にはあまり興味のない私なので、

最初から計画には入れてませんでした)

 

 

2日目は松本民芸家具のショールーム

さながらのカフェ「珈琲まるも」さんへ。

 

こちらは老舗の旅館の一角にあり、

松本門芸家具で統一された店内は、

落ち着いた雰囲気。

ハニートーストも絶品でした。

また店主や店員さんも、この空間同様、

落ち着いてとても心地良い接客で大満足!

 

 

実はこの建物は松本民芸家具の

創立者の池田三四郎氏の設計、

民芸運動の柳宗悦氏も開店時に来られた

凄い場所ということを知りました。

 

 

そのような場所で朝の優雅な時間を

過ごせることに幸せを感じました。

ちなみに旅館は現役とのことなので、

次回、松本に来る時は、この旅館に泊まろう!

と誓いお店を後にしました。

 

 

続いては徒歩3分位にある四柱(よはしら)神社。

前日に事前知識なく、地図を見た時に、

「ここは気になる!」そう思った神社でした。

 

 

改めてネットで調べてみると

凄い神様が揃いも揃った

神社ではありませんか!?

しかもゲッターズ飯田さんも、

凄いパワースポットと絶賛していたよう。

 

 

これは行くしかない!と

珈琲まるもさんの後は、

四柱神社に来ると決めていました。

(旅×神社巡りは私のライフワークでもあります)

 

ちなみにお祀りしている神様は

★天之御中主神(あめのみなかぬし)

★高皇産霊神(たかみむすびのかみ)

★神皇産霊神(かみむすびのかみ)

天照大神(あまてらすおおみかみ)

 

★は造化三神と呼ばれ、

そのお力で天地万物が生成されたと

言われます。

 

天照大神は造化三神の御神意を地上に

顕在化する神様。

 

四柱神社内にある伊勢神宮の遥拝所

 

この組み合わせは、凄すぎる…。

境内には、松本市招魂殿もありました。

護国神社など御英霊を祀る場所があった際は、

参拝させて頂くようにしています。

日本を守りたいとの思いで

一生を捧げた尊い命の思いは、

今でも残っていると思うし、

その地を守るお力添えを頂ける気がしていて。

 

(ある時、神社で参拝中に、

それぞれの土地の守りを強くすることが大切だ。

というインスピレーションがありました。

それからその土地の代表的な神社は

なるべくお参りするようになりました。)

 

四柱神社の鳥居をくぐると、

赤・黄色・緑の葉の調和が美しかったです。

 

 

四柱神社の鳥居の前には、

素晴らしい水辺があります。

また神社に続く縄手(なわて)通りには

蛙を祀るお社もありました。

 

 

 

 

川に住んでいた美しい鳴き声の蛙が、

川が汚れたことで姿を消したそうです。

それで昭和47年にカエル大明神を祀り、

川・通りを美しくよみがえらせ、

カエルにも人にも心地良い場所に

「カエル」という思いとのことです。

 

縄手通りは下町の風情を感じ、

個性的なお店も連なります。

(私が訪れた水曜日はお休みのお店が

多く残念でした)

 

参拝を終え、気になったお水スポットへ。

松本市街地は地下水が豊富だそうで、

街中に井戸や湧き水が沢山ありました。

 

この事実は、事前には知らずに、

街中の地図を見て知ったのですが、

ライフワークの旅の一環で

お水のスポット巡りをしている私にとって、

外すことはできません。

 

地元の方の話によると、

松本市内にはお水にまつわるスポットが多くあり、

水巡りの地図もあるそうなんです。

そうと分かれば、今回は下見という感じで、

水スポット巡りは次回訪れた時に、

丁寧にしようと思いました。

 

水神であるみずはのめ様を祀っている所が多く、

最近、地元のみずはのめ様にご挨拶したこともあり、

ご縁を繋いでいただいた気がしました。

(地元の神社でこのお礼参りも近々しようと思います)

 

 *まつもと湧水巡り 松本市公式観光情報のHP

 

 

 

続いて中町通り。

ここは呉服店や酒造業者等で栄えたそうで、

華やかな雰囲気が漂っています。

観光のメインストリートと言えるでしょう。

 

 

訪れたかった民芸品などを扱っている

「ちきりや」さんは休業日でした…。

(中町通りも水曜日休みが多き気がします。

やっぱりまた来ないとですね~)

 

ちなみに松本民芸館は、

こちらの店主が松本市に

そっくり寄贈されたものなのだとか。

詳細は後編で。

 

中町通り印象的だったお店をご紹介します。

 

★竹風堂さん★

栗のおこわや和菓子で有名なお店です。

「栗ぜんざい」を頂きました。

ひと口目で、栗の香りが人がりました。

お庭の景色も素晴らしいです。

 

 

 

★工芸マエストロ★

上質な工芸品を取り扱っていて、

ディスプレイの仕方やお店の雰囲気がとても素敵でした。

高価な品の取り扱いが多いですが、

一部、調味料や手頃な商品も置かれてました。

 

 

★松本民芸家具の中央ショールーム★

家具の他に、陶器・小物類・敷き物なども陳列されていました。

 

私は更紗模様のテーブルセンターを購入。

イメージ通りの色・デザイン・大きさ

(実際は少し小さかったが…)で即買いでした。

 

★のまど★

独奏的な素晴らしい器が並んでいました。

草花をモチーフにしたマグカップなどが、

ちょっと良いランチ2人分位の価格。

高価ではあるけれど、

あの素晴らしさだとすれば

良心的な価格とさえ思いました。

 

私の日常をご機嫌にしてくれる

「日常使いの道具」の欲しいものリストに入れて、

お店を後にしました。

 

 

★蔵シック館★

もと造り酒屋を移築・改修した建物だそうで、

無料で見学できます。

 

展示会や教室なども開催し、

文化や人との繫がりの拠点にもなっていました。

いつかこのような場所で

ワークショップが出来たらな~と願いながら、

中町通りを後にしました。

 

 

さあ、時間も14時を過ぎ、

遅めのお昼ごはんです。

お目当ては四柱神社に隣接した

お蕎麦の「こばやし」さんです。

 

お昼前に神社を訪れた時には、

並んでいたけれど、

時間をずらしたことで、

すんなり良い席に着くことが出来ました。

 

 

紅葉を見ながら舌鼓。

注文したのは一番人気の天ざる。

お蕎麦自体もさることながら、

おつゆがとても美味!

コクと深みがあるのに、しょっぱくない。

ほのかに甘いのも私好みでした。

 

 

そしてサツマイモの天ぷらが最高!

もちろん他の天ぷらも美味でしたが、

サツマイモはしっとりしていて感動もの。

(サツマイモの天ぷらはパサパサしているもの

と思っていました。)

 

 

お腹も心も満たされ、車で松本民芸館へ。

市街地からは車で15分弱ですが、

バスでも移動できます。

松本民芸館については

後編の次回で綴りますね。

 

 

市街から車で10分強位から温泉地が色々あります。

日帰り温泉で利用できる場所があるのも

嬉しいですね。

 

私は美ヶ原温泉の

「ふれあい山野辺館 白糸の湯」に立ち寄りました。

(松本民芸館でこちらのパンフレットを見つけて、

とても近かったので、

ロングドライブ前にお湯につかって心身をほぐすことに。)

 

「ふれあい」の名前の通り、

地元の方の社交の場という感じ。

 

こじんまりとして時間帯によっては

込み合うかもしれませんが、

この温泉の魅力は何と言っても

価格と親しみやすさでしょうか?

 

入浴料は310円。

ドライヤーは100円、

タオルやせっけんなども付いておらず有料ですが、

気軽に立ち寄れて癒され処です。

 

 

そして地元のスーパーマーケットにも

立ち寄りました。

旅先でスーパーに寄るのは私の定番であり、

楽しみの1つです。

 

特に野菜コーナー、魚コーナー、

調味料コーナーは地域の特色が出るので、

要チェックなのです。

 

今回はキノコ類、野沢菜、

りんご、生の信州そばなどをお土産に購入。

 

スーパーに行くと、

その地の生活ぶり・食生活・

物価なども感じられて、

単に観光するだけでは知り得ない

楽しい発見があります。

 

それに、普通のお土産屋さんよりもお手軽に、

そして実はとっても喜ばれる地のモノも多く、

旅先でお時間があったら、

地元のスーパーに立ち寄ってみるのを

おススメします。

 

(時にス―パーでの買い物が多い旅は、

まるで遠くのスーパーに買い物に行くのが

目的だったのでは?という錯覚に

陥ることもあったり、なかったり 笑)

 

翌日の昼食は、信州で買って来た山の幸です。

お蕎麦、しいたけ、生わさび

冷凍してあった鰻の白焼きにも

生わさびを添えて。

 

 

今回ご紹介した観光のメインになる中町通り、

縄手通り周辺は徒歩がおススメです。

車の場合は、2つの通りを観光する際は、

駐車場に停めて観光する感じになるでしょう。

 

ちなみに松本市の中心街の駐車場は、

川沿いの細い道に接した駐車場は

お安めな印象です。

 

今回メインでご紹介した

縄手通りと中町通りは魅力的なお店が多いので、

人によって滞在時間が大きく変わると思います。

 

2つの通りをサクッと済ませば、

旧開智学校(現在は休館)や

松本工芸館も1日で回れるでしょう。

 

閉館時間は早めなので、

1日で沢山周りたい方は、

それらをチェックしてプランを立ててみてください。

 

記事では触れてませんが、

国宝の松本城や美術館、資料館等もあります。

これらも見学したい場合は、

別の日に分けて見学しても良さそうです。

 

素敵な飲食店やカフェも多いですから、

短時間で詰め込むよりも、

ゆっくり旅時間を楽しみたい方は

もう1泊しても良いかもしれません。

 

 

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