今日はちょっと文化人的にと言いますかまさにこのブログのタイトルである「興味あることだけの話」の範疇では珍しく真面目なことを記録しておこうと思います。

昨今巷で浸透している『禁煙』ブーム。ブームと書くと捻くれているようにも感じますがまぁ個人的なブログですから。

さて、今日のテーマは直球ドストライクに喫煙です。未成年者の方はそっとページを閉じてください。あ、嫌煙家の皆様もご退出をゲラゲラ

まずことの初めに筆者は分煙推奨、依存ではない喫煙者です。職場では仕事の関係上非喫煙者とも思われていますし街中で歩きタバコなんてこともしません。さらに書くと紙タバコや電子タバコも携帯しておらず家族と過ごしている時は吸いません。

じゃあなによ?別にタバコなんて吸わんでいいだろう的なことを言う知人もいるのですがワカッテナイチーン

それじゃあ酒が好きな人に「酒好きなんだから仕事中も街中でも常に飲んでないとおかしいじゃん、そんなの酒飲むのやめたら?」と言うのと全くの同義。

書斎にいて音楽を聴いている時、読書をしている時、車を運転している時、釣りをしている時やキャンプの時、そしてもちろん酒を飲んでいるとき。

筆者にとって喫煙とはその場のクオリティをぐいっと格上げしてくれる貴重なアイテム、それがタバコです。

タバコといっても紙タバコはほとんど吸わず、もっぱらパイプラバーです。パイプを燻らせながらパイプレストに並んでいるパイプのコレクションを眺めたり、フライリールを意味もなく回してみたり、カメラをいじってみたり。

体に悪いものっていうのは時に魂には染み渡ることが多いようで。そういう時にパッと閃いたものとか考えたものって大体いいふうに進むような気がします。推敲の時間のお供ってやつですかね。しっかしまぁ世間をみると

『百害あって一利なし!タバコ一本で寿命が10分縮む!受動喫煙とか子どもの成長に悪影響だとは思わんのか!etc...etc...。』とまぁ国家に対する反逆者よろしくな批判を喰らうわけであります。

私があなたの親でも殺しましたか?と言わんばかりの批判。いうのは勝手ですが自宅の書斎や自分のボートに乗って水の上、人のいない山の頂上で吸っていても批判のハンマーが振り下ろされるのは些か気分の悪いもの。

一つエピソードをご披露すると「失礼ですがタバコ吸っていますね。その煙は体の周りに残留するんです。子どもに影響が出たらどうするんですか?」と以前声をかけられたことがあります。どこでって?スーパーでポーン万引きGメンにでもとっ捕まったのかと思いましたよ滝汗スーパーで声かけてくるなんて筆者からしたらだ〜いぶ”アタオカ”案件ですがご自身の正義に火がついたんでしょう。まともに取り合っても埒があかないので「え!そうなんですか!知らなかった!教えていただきありがとうございます!」って笑顔で応対しておきました。筆者からしたらその方のしそ〜の〜ろ〜と香水の合わせ技のほうがよっぽど健康被害が出そうでしたけれどゲロー

 

愛煙家の方々はよくタバコ屋さんや喫煙所でお会いしますがパイプ付きの諸兄とは中々お知り合いになれないもの。喫煙界隈?でも肩身の狭いパイプ愛好家ですが何かのきっかけでパイプ好きと意見交換できたら嬉しいななんて持っている今日この頃です。

これを書いているのが休日のお昼。食事後に庭のハンモックの上で一服、今日は渋く桃山にしてみましょうか。

皆様にも、良い午後を。それでは。

パイプ...この身近にして現代社会から最も対極になると思われるアイテムは筆者の心の癒しになっていると言っても過言ではありません。

いや〜世の中めっきりタバコが吸えにくくなりましたなしょんぼり

近頃は居酒屋でも禁煙!なところもあるそうで。昭和の頃まで戻れとは言いませんがせめて酒を飲む場では一服したいものです。

過日、河原でポケ〜っと焚き火をして燻製ナッツを拵え、ウイスキーをちびりちびりやりながらパイプを嗜んでいたら...あの〜という声。

振り返ると家族連れのお父さん。

聞けばブームに乗って初めてキャンプに来たものの火が起こせないとのこと。サイトを見にいくと河原に直火で炭をうすら高く焚べ、チャッカマンで火をつけようとしているではあ〜りませんか。

「ネットで見たんですけどどうにもうまくいかなくて」だそうで。

おいおいどんなサイト見たんだよ笑い泣きと突っ込みたくなりましたがグッと堪え...。

「焚き火台とかは持っていませんか?」と問いかけると車に乗ってるけどキャンプ場じゃないから直火でもいいんですよね?と。

なぜ焚き火台出ないといけないのかを『ヤサシク』お伝えし焚き火台で火を作ることに。子どもちゃんと奥様に松ぼっくりを拾ってきてもらい薪に着火。BBQをやりたいとのことだったので熾火になるところまでお手伝いし自分のスペースに。時期が時期、キャンプを始めるのに真冬とはなかなか肝がすわってるぜ汗と思いながらまったりしていると先ほどのご主人からお肉の差し入れ!!

カァ〜!!粋なことしてくれちゃうじゃないですか!

お返しに燻製ナッツをもらってもらいました。その際、よかったら話してもいいですか?とのこと。

...ん?っと思いリアクションに困っていると袋から取り出したのは一本のパイプ。

ご主人(筆者のこと)を見ていたらパイプ吸ってらしたんで声かけたんですとのこと。あぁなるほど!となってそこからはパイプを燻らせながらスモーカー同士の他愛もない会話。禁煙の風潮は仕方がないとはいえ残念ですがこう言う時間を新たに生み出してもいるのかと少しポジティヴになれました。

そういえばあのお父さん、火消しツボとか見当たらなかったけど...大丈夫だよね?汗

筆者のあまり公言していない趣味に酒とパイプがある。そもそも趣味なんてものは自己満足のためにあるべきと考えているわけであるが釣りやクルマ、バイクなんかはやはり他人からの評価も嬉しいもので。

では人にはあまり「どうでぇ!」とマウントを取らない趣味とは?それが今日のお話である。

二十歳にならないとこの国では公に喫煙、飲酒はできない...まぁそもそも法律で禁止されているわけだがあせる

 

私事ではあるが筆者は18で車の免許を取得してからよくよく親を居酒屋へ引き取りにいくことが多くなった。

今ほど未成年者の立ち入りが制限されている時代でもなかったから、行きつけの居酒屋の主人は一品出してくれたり常連は誰もが優しかった。

時には何人かを家まで送り届けることもありその時には決まって「お車代音譜」をいただけたのだニヒヒ

その、たまに車に乗せる一人になんともいい匂いの男性がいた。

甘いようなスモーキーのようなその香りはシガーだった。その香りの正体がシガーだと知ってからはよくその男性に話を聞いた。厳格な愛煙家...と言う言い方があっているかはわからないが決して喫煙を勧めるタイプでもなく、シガーとことを淡々と語ってくれたものである。

筆者も二十歳になり当たり前のようにシガーに手を出す。数十年経った今でもたまにシガーに手を伸ばすことはあるが貧乏性な筆者はどうにも豪快に吸うには気が引けて...いやはやそんなことを言っている時点で愛煙家の諸兄からは笑われてしまうかも知れない。話を戻そう。シガーはある意味特別な時用であるがそれとほぼ同時期に手を出したのがパイプ。

これが筆者には刺さりに刺さった。タバコ葉をほぐし、ボウルに詰め、火をつけてからタンパーで抑え、再度火をつける。立ち上る煙を燻らせながらウイスキーを流し込む...もう『男のかっこいいやつ』が全部入っているのであるゲラゲラ

最初の一本はもうなんであったか...確か日本製の1万円くらいのものであった記憶がある。求めたのは新宿の老舗『kagaya』さん。

店員さんの勧めでパイプタバコをチョイスしてもらったのだが今になって思えば生意気な20歳である。最初っからダンヒルのスタンダートミクスチャーであった汗今はダンヒルが手を引きピーターソン扱いである。

それから10年以上スタンダードミクスチャー、965、アーリーモーニング、ナイトキャップとダンヒルばかり愛飲していたのだが...まさかここへきてこんな衝撃に出会うとは思わなんだという出会いが訪れる。

当時はTake it easy!であったと記憶しているがその名称変更された銘柄『Take your time! 』である。

着香がきつい煙草は嫌厭していたのだが偶々目当ての銘柄がない時に店主から勧めてもらったのがこれ。

怖いもの見たさで着火してみるとなんだろうこの開放的な一服は!となり一気にファンに。

パッションフルーツのような甘味と酸味がストレートに感じられキャラメルのような香りも混じる。かなり甘めであるが後味は引きずらない。

休みの日のドライブのお供に、湖面にカヌーを浮かべ釣りをしている時になんて最高の一服になるのではないだろうか。

勧めてくれたのは新所沢の『京垓(けいがい)』さん。気さくな店主と確かな知識をお持ちのお店である。

パイプの話題はまたこのブログだけでちょこちょこ書いていこうと思う。なんて言ったって趣味は自己満足なのだから。

 

2024年になり元日に大地震、2日に航空機事故、3日に友人の訃報を聞くと言うとんでもない幕開けとなった今年は正月も何も吹っ飛ばして過ぎ去ってしまった。

東日本の時ボランティアで現地入りし作業をさせていただいた経験から、現地に知識持って行かずは人のためならず...を学んだ筆者。当時はチェンソーや小型ユンボなどでお役に立てたが今回はプロが早速支援に入っている。過去の経験から学んだ初動の速さなのかもしれない。こう言う時は筆者のようなトーシロはジタバタせず自分の仕事をきちんとこなし、税金を納めていくことで少しでも貢献できると信じたい。

さて、正月の大事件で忘れ去られた日常が被災地行き以外では残酷にも戻っているのではなかろうか。筆者の住まいのある東京でももう日常そのものである。

さて、今日は悲しいニュースから目先を変えてあえて明るくと思っていたのであるが、どうにもバッドな出来事は続くようで。

 

筆者の仕事後の楽しみに銭湯がある。昨今のサウナーブームのそれではなくガッチガチに昭和な感じの公衆浴場である。

割と近くにもあり週2〜4回、気が向いた時に入りにいくスタイルを続けている。

ここ1年ほどはちょっと足を伸ばして色々な地域の先頭にお邪魔させてもらうのが楽しみになっているのだが、その一つに埼玉は所沢にある『弘法の湯』があった。あったと言うのは先に書くと昨年2023年の年末で廃業されてしまったのだ。

職場から車でトコトコした道を走り練馬インターから所沢インターまでワープ。そしてまた下道トコトコで約60分。

遠いのである。だがこの湯、とても心地よい。店主さんに伺ったところ井戸水を薪で沸かしているとのこと。

よく利用する何軒かもいまだに井戸水&薪の最強コンボの湯はあるのだがこちらはそのお湯の滑らかさが特に際立つ。脱衣場は板張りで真ん中にベンチ。明るく開放的な脱衣場で常連の爺との絡みも絶妙に心地よい。浴場は清潔に保たれており文句のつけようがない。

この弘法の湯に何も知らずにふらっと出かけたところなんと廃業とのこと...。所沢で最後の銭湯が廃業となってしまった。

なんとも寂しい限り。

世の中がどんどん加速して進化していく中でこうして人知れずひっそりとその存在を消してしまうと言うのは、ほんとうにさびしいかぎりなのである。

 

8月に入り暑い日が続いていますね。海外からの観光客も多く来日してようやっと例年通りの夏といったところでしょうか。

仕事でよくよく徘徊する青山界隈では英語に韓国語に中国語...。気後れしてしまいそうなところですが道を聞かれたり場所を聞かれる時海外の方、とりあえず位置情報アプリでチェック、その上で翻訳アプリで聞いてくることが多くなりました。

日本人、相当英語喋れねえぜ!ってのが浸透しているんでしょうなぁ滝汗

で、聞いてくることって言えば「地元の人しか知らない美味しい店」と「穴場スポット」と「渋谷ってどういけばいいですか」の3本。

地元の人しか知らない店なんて多分青山渋谷のイメージ崩れるよ?とも思うし穴場スポットっていってもそもそも人口爆発地域でそんなとこ容易にないし...。最近はちょっと離れてるけど東郷神社行っておいで〜とかアナウンスしちゃうことが多いかな。

”渋谷ってどういけば?”これはですね、何が困るかって渋谷で聞かれること。でも筆者もガキンチョじゃないんで懇切丁寧に『駅はこっちで...』って話し始めると『あ〜ちゃうちゃう、あのTikTokとかで出てくる公園あるとこや(英語)』みたいな感じになってそれミヤパじゃねーかってなったりw

要するにすごく面白いし楽しいんですよ。20年前なんて今ほどケイタイなんかも普及してないし全体的に日本人シャイだったけれど、最近は言語の問題なんて簡単にクリアできるから交流が生まれてまずまず楽しい。

さてこんだけ書いておいてそんなことはあくまで機嫌のいい日の話でw普段は仕事している時は観光客にかまってる時間も余裕もないし...。

 

これから書きたいのは漁業協同組合って団体のこと。

ひょんなことからある地域のある漁協さんのいわゆる『中の人』と知り合いになり様々な相談に乗るようになったんです。時には愚痴っぽいのもあれば時にはヘェ〜ってのも。で、それがすっごく多岐にわたる話で、飲み屋でぐだぐだ話すような話じゃないからこういう自己満ブログで書き書きできたらなぁと。

次回以降、乞うご期待!

 

1月も正月が明けるとすぐ月末が近くなり、2月は瞬足で過ぎ去りあっという間に年度末。上を見上げたら梅を通り越して桜が咲いている始末ガーン歳を重ねると季節があっという間に過ぎ去っていきます。先日のこと、とか言いながら1月の話なんですが仕事の打ち合わせがあり神奈川は相模原市まで足を伸ばしました。首都高から中央道へ入り圏央道で目的地まで。ビル群があっという間に山が間近に。高速移動の良いところはこの非日常感につきますな。

ひとしきり仕事を終え身が自由になったところで一つ釣りでもと思い車にタックルを積んでおいたのですが時は13:40。射程圏内は浅川国際か秋川湖。大きい魚に会いたくて秋川湖へ。

閉場まで残1時間半。こちらの入場券は3時間がミニマム。受付のお兄さんから「17時までですけど?むかつき」と鬱陶しそうに言われてしまいました。タハハ...手厳しいですね。でもね兄ちゃん、釣り人の中にはたとえ30分でも糸を垂らしたくなるやつがいんのよ。覚えとき〜。

気を取り直して水辺へ。来客は20名ほど。平日にしては多いんじゃないの?

こちらの秋川湖さん、オールリリースなんですがあえて割り切ってていいなというのと割と釣り人間のマナーがいいのでついつい通わせてもらっています。実はブログになっていないだけで月一ペースw

さて、釣果の方はというと...。

 

この日は縦釣り、ボトム、表層とどれも激渋チーン唯一馬鹿当たりしたのがマグナムクラピーのファストリトリーブ。

もうさ、バスじゃん、釣り方がwファストリトリーブとか久しぶりに言ったわ笑い泣き

 

ロケーションは相変わらずいい感じ。カヌー乗りながら釣りたくなるね〜w

魚たちはグッドコンディション。運営さんの仕入れがいいんでしょうか?それとも育て方?綺麗な魚体は見ていて飽きないですね。

 

この日の立役者。ほぼこれ一択。リアクションでしか獲れない日だったんだろうなぁ。日々精進ですな。

さて、次はどこへ行こうか。

 

12月は突入するものの暖かい日が多く、中旬からようやく冬らしい冷え込みとなってきましたがまだまだ秋を引きずっている筆者。街中は無理やりクリスマスですよっ!ってな感じのムードですが若いカップル以外には師走でそれどころではない慌ただしさかと。

この時期は毎年禁漁期で自然河川へは中々出向かないところですがホームグラウンドの多摩川をはじめ冬季でも釣りができる河川が増えてきましたね。

で、そういうところへ行くのかというと身体的にはカワハギ!ワカサギ!フグ〜!ってなもんで全然マス族とは離れた釣りをするのが例年で、後は寒い時期は管釣りかなぁ〜というくらい。

寒い時期はタックルメンテしたりと何かとフルスペックで道具が稼働できる時も少ないですからね。

そんな中、昼から夕方までぽっかり空いた時間。

こういう時間に心を満たしてくれるのが管釣りですね、というわけで瞬時に情報収集。近場で朝霞ガーデンへ行くか王禅寺まで南下するか…10月下旬からシーズンインした秋川湖へ行くか。どうせならというわけでプチドライブ。首都高4号から中央道で八王子インターで降り、下道をトコトコ走り

あきる野市はサマーランドの裏にある「FISH ON 秋川湖」さんへお邪魔しに行きました。

 

 

こちらはフルキャッチアンドリリースというルール以外は他の釣り場さんとあまり変わらず。比較的デカめの魚が多いかな?キャッチアンドリリースルールの影響かかなりスレているのも事実なんですがわりとセオリー通りの釣りができて足場も良く初心者さんをアテンドする時などは重宝します。

オープン当初からお邪魔しておりますが最初はお世辞にも良い環境とは言えず、天然水を引いていますという割にどちゃ濁りだったのですが今年は割とクリア!それでも笹濁りではありますが逆に魚に警戒心を与えなくて済む分アングラー側の不注意で魚を散らしてしまうといった事はないかな。

まずはサーチ。

 

スプーン、クランク等々でパターン探り。何を使うかというよりもどの層を引くかで釣果が分かれやすいタイプの釣り場です。

 

ところどころ水車も回っていますが特別この周りだけ活性が高いというわけではなく満遍なく魚は散っています。強いて言えば受付ロッジ前の角に溜まるかな?大体誰か入っているので入らないことが多いですがw

 

夕方の70分だけの宝石のようなキラキラ時間。あっという間に時は過ぎますがこうして自然の中で遊べる趣味は良いものです。

 

なんとこんなサービスまで。ありがたや〜!

釣果は70分で14本。うちでかいの2本とまずまずの釣果。パターンさえ見つければコンスタントに数が伸びるのもここならでは。

初心者さんも多めなので目を三角にして釣りたい方は避けた方が無難かも。

というわけで寸暇の弾丸釣行でした!

次はどこへ行こうかな?

台風14号の影響でおそらく日本中がビクビクしちゃってた今年のシルバーウィーク。不謹慎?にも時間が取れたので弾丸お出かけ敢行ウシシ

今回の台風の名前は「ナンマドル」...名前の由来はミクロネシアポンペイのナンマトル遺跡とのこと。行ってみたいですね〜。あ!遺跡の方ね、年為あせる

出発は3連休初日の深夜...もとい中日の未明に家を出発。首都高→中央道へ入り圏央道合流を過ぎて談合坂もスルーしファーストストップは双葉SA。さすが連休!真夜中なのにトイレ休憩やコーヒー休憩のカップル、家族連れの多いこと。

用を済ませコーヒーを買って本線へ。全く渋滞に巻き込まれることなく伊那インターを降り...ん??伊那?そう思った方もいるでしょう。

今回の目的地奈良井宿は諏訪から長野道塩尻方面からアクセスした方が圧倒的に近いのですが実はまだこの状況で南木曽へ行こうか奈良井宿方面へ行こうか些か迷い中。かといって中津川まで行くとちょっと遠いため伊那で降りて権兵衛トンネルを抜けきたか南へ舵を取るという手段を取りました。権兵衛トンネルを抜ける頃には空もすっかり明るくなり曇りベースながらも青空が見える良い感じ。

結局『最初に思った方』と決め予定通り奈良井宿へ。行きがけに木曽福島宿へ立ち寄り街並みを散策。古き良き街並み...のことをいつの時代を切り取るかで感じ方はそれぞれになるのでしょうが、小江戸川越の寂れたバージョン(失礼!)で車を止めてまで...という感じでしたのでサラッと流して離脱。国道19号線を北上し最初にであう道の駅『日義木曽駒高原』に立ち寄り。ちょっと早過ぎてまだ物産館等が営業時間前だったので少し仮眠。30分くらい寝たかな?時間を見ると10時過ぎ。

仮眠で頭も体もスッキリしたので改めて北上。するとまたすぐに道の駅。この辺りは各宿にあるのか??と思いながらも立ち寄り。

立ち寄ったのは道の駅『木曽川源流の里きそむら』。たまたま店頭で見つけたのが『汐ます』

長野の山奥でマトウダイやカレイに紛れて売られていた汐ます。

なんで?なんで長野でカレイ?マトウダイ?道の駅でしょ?その土地の特産品とかじゃなくて?え?もしかしてこの土地でマトウダイ養殖してるとか?え?え?と混乱していると魚屋の店主からは真剣に品定めしているように思えたのでしょう、突然汐ますの説明が始まりました。なんでも汐ますはこの地域ではハレの日の食材らしく通常の焼きのほか、茹でて食べる食べ方がポピュラーだとか。

それを聞いちゃあ食べたくなるでしょう?というわけで一本分けてもらいました。価格は写真の個体で1,200円。これが高いのか安いのかは分からずでしたがこのどう見てもアオマスの塩漬けを食べてみたい衝動に身を任せてみました。昔はこうして塩をして運んだんでしょうね。

長野の山奥で魚を購入する面白さ。後日食べてみたところナンと!『塩鮭』でした爆笑まあ、そうですよね真顔

不思議な出会いの道の駅きそむらを後にしいよいよこの旅の本丸『奈良井宿』へ。

駐車料金510円(一回)を払いいざ散策。

 

ここの宿場は住民の方々の意識がすごい!どのお店もおもてなし精神と言いますか観光業という意味をよくよく理解している感じがしました。観光客として気持ちの良い対応。例えるならば...そうですねぇ〜、川越のようでもあり京都のようでもあり。でも大きな違いはほとんどの店を地元の住民が営んでいるということ。川越や京都のように外部からサラッと入ってきて川越の新名物のナンちゃらとか京都で今流行りの映えスイーツ!ではなくあくまでも「うちは昔からこうだから」的な良さ。好きですねぇ、こういう感じ。

宿の至る所で目につくのが水場。良質の湧水の恩恵でそこかしこに水屋があります。

 

 

 

 

飲料水ですが念の為煮沸してから飲んでね。とありましたが触るとキンキンに冷たく木曽の地面を流れてきた水、本能が勝ちました。ぐびぐびとおそらく1リットルほど、思えばこの旅ではほとんど水分をとっていませんでした。余計に美味しく感じるわけです。

水源管理組合のようなものがあるようでメンバーさんの名前が掲げられており、保水活動をされているようでした。直接お会いできたわけではありませんが、その方々のお蔭様でおいしい水にありつけました。ごちそうさまでした。本当に美味しい水でした。

 

家族へのお土産をと立ち寄ったのはこちら。『才田屋漆器店』さん。

木曽漆器の表情の多さにはびっくり。本当に色々な表情の器が並んでいました。気さくな店主さんと話をさせていただき手ごろながらも使いやすそうな器を購入。お世話になりました。奈良井宿へ訪れたらこちらのお店は要チェックです!

 

次に訪れたのはこちら。笹屋酒店さん。店内にはジャズが流れ古き良き酒屋さんがいい感じに現代版へアップデートされた感じ。

店主さんは感じが良くそれぞれの酒のクセやおすすめな飲み方をレクチャーしてくれました。気に入った銘柄を数種購入。

その後もふらふらと場の空気に流されて散策していると宿のはずれに鎮守を見つけお参りさせてもらいました。

立派な社。鎮神社(しずめじんじゃ)というそうで千葉県は香取神社から御主神を招いたそう。

それにしても立派な神社でした。境内は静謐そのもの。喧騒を忘れ静かな時間が流れていました。

 

奈良井宿もほかの宿や全国津々浦々の宿場町と同様川沿いに栄えた宿場町。宿場町に沿って奈良井川の清流が流れています。

すっかりお邪魔した奈良井宿を後にし帰り道は塩尻方面から、というわけで北上すると...ありました道の駅!!奈良井宿の道の駅『奈良井木曽の大橋』こちらはスルーし北上。またすぐ次にある道の駅『木曽ならかわ』。こちらはググったところかなり充実した道の駅だそうで立ち寄ってみました。

 

いうだけある!確かにすごい気合の入り方w

 

立ち寄ってよかったのがこちら。漆器のできるまでをかなり事細かく紹介しているエリア。こういう展示が常設されていると見応えがあって良いですね。大変勉強になりました。

道の駅を出た後は塩尻から長野道→諏訪方面へ。諏訪SAの有名なスタバでいつも通りのドリップコーヒーを買い、その後はスムーズに帰路に...と思ったら大月付近で台風接近しているのを強制的に思い出させられました。文字通りの土砂降り!降ったり止んだりで帰宅。目黒川が氾濫警戒水位に迫るなど都内は結構な荒天だった様子。都内脱出していてよかったです。

釣り道具を一切置いてのお出かけ。こんなのもまた一つの思い出としては良いのかもしれませんね。ではまた。

9月に入り秋の始まりに差し掛かった日本。6月から暑かった今年は永遠に秋は来ないのかもしれないなんて錯覚に陥ってしまうほど暑かったですがいよいよ秋シーズン到来のようです。

そんな日にぽこっと空いたスケジュール。決定はいつも急で今回も前日の22時過ぎに予定決定。白馬ニレ池あたりまで足を伸ばそうか川場で頂鱒を狩に行くかと試行錯誤した結果手軽な小旅行という格好になる山梨へ行き先決定。お邪魔したのは山梨県は小菅村にある『小菅トラウトガーデン』さま。

唯一管釣りで甲斐サーモンレッドが狙えるというのもあり山奥になりながら結構な人気を誇るエリアです。

首都高から中央道へ入り八王子インターで降り。そこからは下道で西へ西へ。東京の奥座敷奥多摩を抜けると隣接村の小菅村まではすぐです。

すぐですとは言っても八王子インターを降りてから役1時間40分ほど。周りはどんどん木が増えていき道端には猿がいたり鹿がいたりと結構な山奥感。小旅行感を出すには十分なシチュエーションな訳であります。

エリアに着くと駐車場へ車を止めクラブハウスで入漁券を購入。

クラブハウス内はログハウス調で落ち着いた雰囲気。感染症対策は割ときちんと徹底されています。

こちらで食事をいただいたことはありませんが仲間内に聞いたところ結構いけるそうで。次回はここで昼食をいただこうかな。

 

駐車場からスロープを降りる形ですぐに釣り場になります。ロケーションはポンドタイプで1つのみ。フライ、テンカラ、ルアーと楽しめます。

 

いい天気ですが魚くんたちのご機嫌はかな〜りナーバス。選り好みしなければそこそこの釣果が楽しめますが甲斐サーモン狙いなど魚種を選んで釣ろうとするとなかなかにシビアなエリアでもあります。魚影はバッチバチに濃くジンクリアな水質なのもあり釣れない時間でも魚を見ながら作戦を立てられるというのは飽きなくて良いものです。

 

ポンドの入り口にはネットの消毒用アルコールが設置されています。病気を持ち込ませないための工夫ですがこれが全国のエリアに徹底されればいいのになと毎回思うところです。

 

腹掻き場は綺麗に保たれ、ビニール、塩が無料で利用できます。魚をキープするスカリもこちらで借りることができます。マナーとして使ったら消毒の上返したいものですね。

 

この日はこの子狙いだったため1尾のみキープ。甲斐サーモンレッド、久しぶりに楽しみます!放血、神経締め後腹を出し、ビニールへ入れ即クーラーボックスへ。

思ったよりも早く釣れてしまったためその後少し釣りを楽しみトラウトガーデンさんを離脱。

 

釣行後の楽しみ。リフレッシュご当地お風呂!!ということで近くにある『小菅の湯』へやってきました。もうコスモスが咲き乱れていました。秋ですね〜。都心から比べるとおよそ6度の温度差。涼しさを感じました。

 

小菅の湯の前のバスはなんと富士急バス。ずいぶん遠くまで来た気になりますね。

 

小菅の湯でさっぱりした後はゆっくり帰路へ。オトナの休日ですね。次はどこへ行こうかな。ではまた。

前回悪天候でコテンパンにやられてしまった大人の遠足神奈川編。

今回は天候の良い日を狙って再訪してきました。まずは前回と同じく茅ヶ崎はしらす問屋丸八丸さんへ。

電話で予約をしておき生シラスを取り置いてもらいました。漁師さんがちょうど帰ってきたところでトラックから採れたてのシラスを降ろしていました。こういう光景が見られるのも網元ならではですね。良いものを見せていただきました。

シラスはキンキンに予冷しておいたクーラーボックスへ移し大磯港へ移動。

うんうん、こうでないとね。磯の香りと波と風の音。アオバト飛来地である大磯周辺ですが残念ながらアオバトは確認できず。

そして...持ってきてしまうとがっつり釣りになってしまうので敢えて置いてきたタックル。近くの釣り人に聞いたら今日はイカも数杯上がっていい感じとのこと...クソぅ!こんな時に限ってえーん

気を落ち着けてから『今日は遠足、今日は遠足』と思い昼食を...と思ったらこの日は色々なお店が定休日が多いようでどこも閉まっていました。それならばと西進。小田原まで足を伸ばしてきました。

小田原港そばの料理屋さんの海鮮丼。これで大盛り...そして2,100円...観光地値段ですなチーン

釣りで訪れる沼津港周辺も価格は高めと思っていましたが小田原はさらに...。江ノ島周辺と価格帯は変わりません。まあ、これも旅の良い思い出。

サクッと移動して人生初の小田原城へ。城好きな筆者ですが復元されたのは外見のみで中身は展示場となっているここはどうも足が向かず。でもこういう機会でないと中々行けないですからね。モノは試しで中へ。

地元の小学生に混じって観覧。それがですね、ここ舐めてました。写真と映像、文章で歴史を紹介しているのですが小、中、高校生、そして大人にも大変わかりやすい展示になっているんです。同じような内容を色々な言い回しで紹介しているので歴史が苦手な人でも楽しめるのではないでしょうか?

天守閣(とされているところ)からの眺め。中々に見応えのあるところでした。

階段のみでバリアフリーとは無縁な場所ゆえ残念ではありますがそこがクリアできたらこの場所はもっと人々に愛されるのではないでしょうか。重ねて、とても良い場所でした。

帰りはもうちょっとだけ足を伸ばして鈴廣さんのかまぼこミュージアムへ立ち寄り帰路へ。

夕方には家につき夕食は生シラスと板わさで冷酒をキュッと。

暑い日でしたが再訪してよかった。神奈川、まだまだ奥が深いですね。今度はどこがいいかな。では、また。