最近ハマって見ている懐かしのTVドラマ
「ゆうひが丘の総理大臣」
tvk(テレビ神奈川)で毎週月~木のpm10:00から放送中
以前、「俺たちの朝」が放送されてたワクと同じだね
このドラマのロケ地が我が母校
「多摩美術大学」八王子校舎だったのは
僕らタマビOBにとってはあまりに有名なハナシ
もっとも放送されてたのが
1978年(昭和53年)10月からの1年間だから
僕はまだ中学1年生~2年生の頃だったのさ
なので晴れてタマビの学生となった1985年
その6~7年前の
僕も知らない頃のタマビが舞台になってるんだ
ってことでGWの前週に放送された
第13話~第16話の中に出てくる「あの頃のタマビ」を中心に
当時のロケ地を「現在のタマビ」の地図↑を参考に
振り返ってみよう!
まずはオープニングの最後のシーン↑
総理、木念(もくねん)先生、桜子先生と
そこに駆け寄る生徒たちとの撮影場所はグランド?
いや駐車場かな?
そしてバックに見上げるように土手と
「本館」(地図D)の建物が見えてるね
ちなみに「本館」は1968年に建設され
今は改修されて「共通教育センター」となってるんだよ
タマビの敷地内で最も高い場所にある「本館」の
3Fあたりから前の坂道(地図C)を見下ろしているシーン
坂の下に見えてるプレハブ校舎の屋根
あそこは僕が入学した1985年には「新館」(地図B)という
油画科1~2年のアトリエやグラフィックデザイン科のアトリエが入った建物が出来てたんだ(1981年建設、現在は油画科のみが
使う『絵画東棟』となっている)
「本館」の正面玄関に立つメインの3人
ガラスブロックに「夕日丘学園高等学校」の文字が貼られてるね
おっと、これは京王線「永山駅」に続く歩道橋上のシーン
実は「永山駅」はみうたまの多摩の実家の最寄駅の一つ
よもやこれが放送された数年後に
この近くで暮らすことになるとは、当時は思いもよらなんだ
京王永山駅に続く歩道橋を
総理とクラスの生徒が全員で歩いているシーン
京王線がもうすぐ永山駅に入ろうかというタイミング
右手の白い建物は「日医大多摩永山病院」かな?
生徒たちが歩いてる歩道、その下の駐車場も含め
今は跡形もなく商業施設になっております
総理と桜子先生が語り合う「本館」屋上のシーン
バックの美しい山並みは丹沢山塊だ
そういえば今は「本館」こと共通教育センター屋上には
出られないようになってるんだっけ・・・なんでだ?
柴田をはじめとした不良生徒数名が
喧嘩になりそうなシーンを撮ったのは
「武道館」という名の体育館と「本館」の間の坂道だ(地図F)
そういえば在学中にここでコケて
買ったばかりのモンキーZ50を縁石にぶつけ
タンクを思いっきり凹ませたことがあったっけ(笑)
正面ゲート前のいわゆる「タマビの坂」(地図A)
冬場の撮影らしく葉を落とした銀杏並木と
木念先生のオレンジ色のダウンジャケットが目立つね~
昔はタマビの正門といえばここだったが
今は「北通用門」となり、学内のバス停を出た神奈中バスの
通り道としてしか使われてない模様(涙)
デート中の生徒二人の後ろに見える校舎(地図E)には
ゼミ室や図書館、美術館が入ってたのさ
今は取り壊されて新しく「アートテーク」という
ギャラリーや研究室のある建物になった
ちなみに美術館は多摩センター駅から徒歩10分の
サンリオピューロランド手前に移り
「多摩美術大学美術館」として開館中
たままん仲間のW氏こと「ワインおじさん」が
学芸員をやってるから見に行ってみてね~
変顔の不良グループのバックにプールが見えてるぞ(地図G)
そう、昔のタマビにはプールがあったんだ!
体育の時間に一度泳いだことあったなー
体育が苦手な多くのタマビ大生のために
水泳の授業に出るか冬のスキー教室に参加すると
単位がもらえる、ってんでね(笑)
プールとテニスコートの間の道は
そのまま奥の森へ続く山道となり
さらに住宅街の間を抜けて町田街道を横断し橋本駅まで続く
通称「山越え道」として橋本駅利用の学生の
通学路になってたんだ
当時は京王線がまだ開通してなかったので
橋本駅はJR横浜線&相模線の駅で平屋建て
駅前も閑散としてて北口には
タマビ大生御用達の飲み屋「鳥忠」があったなー
今は橋本駅から学内まで神奈中バスが通ってて
いやはや、当時からしたらホント夢みたいだよ
タマビから北側の丘の上にある牧場(地図Aのずっと右)
通称「羊が丘」でのワンシーン
当時はホントに羊が放牧されてた・・・はず?
「本館」と「新館」の間にある雑木林の中でのシーン
(地図B→D間の斜面)
ここは秋になるとドングリがいっぱい落ちてたっけ
木々の間から「本館」の窓が見えてるの、分かるかな?
正面ゲート前、タマビの坂を上から見みたところ(地図A)
画像だと分かりにくいがかなりの勾配の坂道で
たびたび出てくるここを駆け上がるシーンは
役者さんたちマジ大変だったろうなぁと思うよ
「本館」地階の前(地図C寄りのD)
総理と桜子先生が奥の階段を降りてくるシーン
在学中はここに学食「イイオ食堂」があったんだ
この窓に向かっていわゆる「ぼっち席」が並んでて
ここでよくぼんやり外見ながら昼飯食ったなぁ
「本館」内の廊下を歩く総理と桜子先生
この廊下もあちこちのシーンによく登場する
両脇のロッカーはホントの学生たちが使ってたもの
たしか日本画科や建築科が使っていたような・・・?
「本館」屋上から鑓水(やりみず)の住宅地と
高尾山~陣馬山~奥多摩の山並を望む
当時、高尾山に登って山頂展望台から望遠鏡で見てみたら
見事この「本館」を見つけられたのをよく覚えてるな
俯瞰で見ると判らないけど
「本館」前の坂(地図C)は
タマビに数ある坂の中でも一番きつかった
学バスで登校してすぐ「本館」4Fで授業がある
なんてときが一番最悪で
バス停のある坂下(地図A→B間のちょうど真ん中)から
テッペンまで坂道もしくは階段を延々登らないかん
(もちろんエレベーターなんかなかったし・・・)
もっともそのおかげで体育の授業を受けずとも
毎日運動できてたワケだな(笑)
ななんと、雪景色のタマビがドラマ内で見られるなんて(地図A)
このシーン流れた時は画面にくぎ付けになっちゃった・・・でも
上のシーンのすぐ次が下の写真って
雪がなくって絵が全然つながらないのになんて強引な!
不良グループの後ろに見えるプレハブ校舎
こののちそこに「新館」(地図B)が建ったんだ
再び「羊が丘」からのタマビ全景
右手にギリギリ屋根だけ見える建物が
もしかしてウワサに聞く「第2学生食堂」かな?
(地図Aのすぐ上、紙漉き工房のあるところ)
あっ、その上に今は無き「合掌造り」が見えてるじゃないか!
解体されて山梨県忍野村にある「山中ゼミ」の庭に
ブルーシートに包まれて放置されてたのを見たのが最後
良い建物だったのに甚だ残念極まりない
この時のエンディングシーンはバスケコートから(地図G)
奥に見えるのは図書館などがあった校舎(地図E)と
その隣にはプレハブ造りのH棟
学内画材店の「びけん」も地図Eのところにあった
ドラマを見てるとエンディングは砂浜の場合が多いみたい
在学当時は小田原の海岸だと聞いてたけど
ホントは大磯のお隣の、「二宮海岸」なんだって
tvkで絶賛放送中の「ゆうひが丘の総理大臣」
今だといろいろ問題になりそうなシーンも多いけど
昔のタマビが沢山沢山たくさーん登場するから
是非見てみてねー!