新しい職場で1週間が経過。


いきなりここまでやらされるかとも思えるし、


何もしていないような気もするし。不思議な感じ。



この1週間くらいで「忙しい」ことがあるとすれば、


単純なコミュニケーションの問題ばかり。


別の部署とはいえ、同じフロアにいるんだから、


ちょっと歩いていって話をすればいいだけなのに、


それを端折っていたり。


で、あとから「聞いていない」とごねられたり・・・。



今は着任直後ということもあるので、


顔見せ方々関係する方の席に歩いていき、


話をしてまわることにしています。



正しいことだからうまくいくわけじゃない。


みんなが「そうしたい」と望むからうまくいく。



なんにせよ明日の一連の会議がうまく終われば


ちょっと余裕ができる。もうひと踏ん張り。


明日から新しい部署に着任。



金曜日はビル全体をあいさつ回りしました。


言われて一番嬉しかった言葉。


「若い人に、『目標にしたいのは誰?って聞いたら、


いちばんたくさん出るのがあなただったので残念です」


上司に評価されるよりも部下に評価されたいので。



さて、この異動。


5月くらいから知っていたという人も・・・。


結局、「この分野から流出させたくない」というニーズと、


「部門間の人材交流」という目標で利害が一致したという


ことのようです。


本当にそれでいいの?という気がしてしまう。


会社としてそれぞれの部門をどう成長させるのか?


PPM分析でもやった結果を反映しているのならともかく。



と、ぼやいていても仕方がないので。


この異動を前提に当面やることを考えてみた。



やっぱり組織を変えていきたい。


組織をまたがった仕事になるときに、


組織間で相手の仕事に関する不満をよく聞く。


同じ会社なのにね。



仮に相手の部署が「出来が悪い」として。


「あいつら出来が悪いから・・・」と文句を言っても


何も解決しない。にも関わらず文句だけ言う。


感覚的には、こういう文句を言っている人には


相手方と同様に「解決策」がない。



相手が「出来が悪い」とわかっていて、


自分が「そうではない」のであれば、


寛大に解決策を提示すればよいだけのこと。


それができないのは結局どっちもどっちなんだ。



同じプロジェクトに携わる以上、


同じ結果に対して責任を持つことになる。


「相手が悪い」というのは無責任でしかない。



そんな風な挨拶をすると


「若いなー」ってことも言われました。


おほめ頂いて光栄ですね。


まだまだ正論は正論で言わせてもらうし、


そんなところで妥協するつもりはないですw




金曜日に発令を受けて異動することになりました。


といっても社内のカウンターパーティへの異動なので、


個々の仕事の内容はほとんど変わらず。



変わるのはこんなことかな。


・勤務地が丸の内になり通勤時間が半減。


・秋からスーツを着なくてはいけない。


・裁量労働制適用対象になる。



正直、相手側に異動して学ぶことは殆どないと


思っていたので、発令直後はがっかりしました。



ただ、その後。


いろいろな人と話をしたり、自分の中で


「何が求められているんだろう?」と考えると、


やるべきことがたくさんある気がしてきました。



「交流人事ということで、現場の仕事をよく見て、


我々へのニーズを受け止めて、また戻ってきて


フィードバックしてほしい」



目の前にある1つ1つの案件・開発というよりも、


組織間での仕事の進め方とか、組織体系、


役割分担など・・・。


旧部署と新部署のお互いの不満と言い分を


理解しながら、どうすればもっとスムーズに仕事が


進んで、働く人が責任感とを高めやりがいを感じ、


業績に貢献できるのか考えられないかと。


そんなことが期待されているんじゃないかと


受け止めています。(拡大解釈かもしれないけど)



だんだん仕事がマネジメントっぽくなってきましたなあ。




NHK教育テレビで日曜日の夕方にやっているあれです。


「ハーバード白熱教室」


これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学




なかなか読むのに体力を使うのでまだ2/3くらいですが。


ジョン・ロールズの分配に関する議論についてふと感じたこと。



1:封建制度・・・生まれた時点で分配が決まるから不公平。


2:自由主義・・・競争するのはよいが、競争のスタートラインが不公平。


3:実力主義・・・教育が公平になっても、才能は不公平。


4:平等主義・・・結果の平等は、やる気がなくなる。



とのことで、ロールズは


「もっとも恵まれない人にとってプラスになる格差を認める」


格差原理を前提に結果の平等を説いたそうです。



政治哲学の話ですが。


結局完璧な制度なんてないってことではないかと。


封建制度のもとでは「ノブレス・オブリージュ」という言葉があり、


恵まれているものの義務を自覚していたわけですしね。



そういった、共有された倫理観というか、文化がないと、


「成功は全部自分のもの」


「稼いだものがえらい」


ということになる。




■さわおが優香と交際!?


http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20100610-OHT1T00014.htm


なんかもう、隔世の感。



■ボーナス

下期、個人の評価はこれまでで一番良かった。


そしれこれが今回の夏のボーナスの査定基準。


今年のボーナスは全体で前年比3%増。


にもかかわらず、自分のボーナスは冬に比べて+4%。


なぜ!?


やはり残業が多いとボーナスが減らされるというのは事実だったのか!?


上期は残業がせいぜい200時間程度、下期は300時間以上。


100時間分を考慮するとまあ、結構な金額にはなる。



今季は4月から累積でまだ60時間弱。半年で120時間以内が目標。


冬のボーナスで真実が明らかに?





■野球観戦(今季2回目)

西武阪神戦@西武ドーム


頂きものの「ボックスシート」だったのですが。


http://www.seibulions.jp/ticket/09seasonseat/box.php


これがすごい!


椅子はやわらかいし、足は伸ばせるし。


食べ物も飲み物も席まで届けてくれるし。


東京ドームの狭い席で見られなくなります。。。



最後は人がいなくなった前のほうの席で、


藤川が中島に投げるストレートに見入っていました!




SOAのサービス粒度を決める際、


「ワークフロー制御はビジネスロジックと分離すべき」


ということは定説だと考えてよさそう。



問題は、分離されたワークフローをどう実装するか?


ビジネスロジック部分はJava(JavaEE5)で開発し、


Webサービスとして公開するので良いとしても。



フロー制御は本当にBPELでよいのか?



<正当化する理由>


・ビジネスプロセス記述言語の標準である。


・ツール上のGUIで設計し、コーディングレス開発が可能。


・ESBを内包しているのでデータ変換も容易。




<課題>


・ワークフローのうち、人間系はWS-BPELの標準外。

(拡張作業中だが、予定比遅延しているらしい)


・100%コーディングレスでは要件を満たすことができず、


手作りのソースコードを拡張機能で埋め込むことも必要。


・変更時にソースコンペアができない。(目視確認)


・単体でのUTが難しい。


・パッケージに余分な機能が多く、高い。


 

BPELの話を聞くと、


BPMによるビジネスプロセスの変化に柔軟に


対応できる、ビジネスプロセスのモニタリングこそが


付加価値だという。


一方で、BPMを推進している団体のウェブサイトなどを


見ると、BPELはいかにも「中途半端」という扱いに見える。



そもそもBPELは言語としては複雑なものではないのだし。


GUIでコーディングレスで作ったフローを


Javaとして自動生成して、アプリケーションサーバ上で


動くようにできないのだろうか?



そういう標準をうまく作れれば、


いきなり取って代われるんじゃないかという気がしますが。


どうでしょうか。

サンプルということでWebで読めたのでリンク。


SOA 5つの原則



技術的な文章の英文和訳なのでどうしても読みづらいけど。



書いてあることを実現できれば素晴らしい。


そして、なんとなく、感覚が掴めた気になっている今日この頃。



ところがこれを言葉にして出そうとすると、


セールスのプレゼンテーション資料よりも内容が陳腐になる。



具体的なプロジェクトを題材に考え始めてわかりはじめたし。


もう少し具体的な実装を考えた設計に入れば


もっとわかるようになると思いたい。






SOAはテクノロジーではなく思想。


最新の考え方ではなく、古くからある考え方。


実現手段としてWebサービスが成熟したというだけの話。



もう3年、4年前からSOAのお勉強をしてきたけど。


ようやく実際の開発でどう活用するかを検討中。



「再利用性を高める」なんて言葉をよく聞かされたけど。


実際のシステムの機能の中で再利用されるものなんて


限られている。


「再利用」を中心に考えると、それは粒度の小さい部品になり、


「ビジネスに価値をもたらす単位」というSOAの思想から大きく


外れてしまう。



「再利用」を中心に考えてはいけない。


「俊敏性(アジリティ)」と考えよう。


既存の資産の有効利用が俊敏性を高めることになるが、


それは同時並行で複数のビジネスのために同じ資産を


活用することだけを指すのではない。



既存の資産をほぼそのままに新しい機能を追加できるよう、


「疎結合」が守られているなんてこともそうだし。


データアクセスやビジネスロジックは変更せず、


画面の見た目や操作性のようなユーザビリティだけを


「作りかえられる」仕組みにすることもそう。



そんなことを考えていると、SOAの構成要素として


よく言われる「ESB」や「BPEL」の必要性が少し


わかってきた気がする。



原点はやはりビジネス。


なぜその技術が必要なのかを考えないと。



妄言多謝-打根


「打根」です。


なんじゃそれ?はWikipedia をご参照。



個人的には最近あまり調子のよくない弓道のお話。


団体戦5人立、1人20射の大会で58中。(自分は10中)


最近の大会の中では「好成績」での優勝。



その、持ち回りのトロフィー(?)がこれ。



大会自体は戦後昭和34年に再開されてから


103回目を迎えたそうで。


小さいながらも由緒のある大会です。



この打根はさらに古く。


戦前最後のリーグ戦、


昭和18年の春に優勝した方が、


供出を逃れるために銀行の金庫深くに


保管していたそうです。



ひょっとすると鉄砲の弾か、


海の藻屑となっていたかもしれない。


高価ではないでしょうが、


そんな貴重なものに触れたのでした。



気になっていたんですよね。



値札は5000円とか8000円とかなっていて。


「お兄さん、中トロ、1000円でいいよ」


なんて言っている、あれ。



そもそも


「なぜそんな値段なのか?」


から疑問。



率直に一人の人に聞いてみる。


「お兄さん。朝一番だから、特別だよ」


んなわきゃない。いつも同じ。



「中トロ1000円、大トロ2000円、

大トロは2000円でサービスで中トロも付けるよ」

くらいが相場。



よく見てみる。


「中トロ」、「大トロ」と言っているが、


どうも脂ののり方などの品質はまちまち。


あと、厚さがないものが多く、


普通の刺身のさくをとるのも難しそうなものもある。


魚屋も鮨屋も使わないものもあるのかも。


だとすれば納得できる。



一方で日本語があまり上手でないある店では


「これ、ただの赤身では?」というものもあった。



たまたま「ここのはまだ大トロに見える」と思った店で、


その向かいの店にいると、


道の反対側から大きな声で


「お兄さん、じゃあ大トロ1000円でいいよ」


と言われたので、戻ってそれを購入。



改めてなぜこんな値段なのかを聞いてみる。


「大手の冷凍庫で一括保管されているのを買ってきて


売っているんですよ」と。仕入れ元は全部同じっぽい。


あと、切り方の説明書をくれる。



自然解凍は約8時間。


家に帰って解凍後、説明に従って解体開始。



まず最初は


「裏返して皮をはがす」


・・・・


・・・・


・・・・


まったく無理。文化包丁じゃあ切るというより細胞を


壊している感じ。身が崩れそうになる。


魚を扱うための包丁をきちんと手入れして


持っているのであればまだしも。。。



なんとか皮をはぎ、骨を取り。


筋が入るように薄く切る。


なぜネギトロというものが存在するかがよくわかった。


骨と皮の側がきれいに切れないからああなるんだ。




夕食まで時間があったので2ちゃんねるを見る。



アメ横で買ってはいけないものトップ。


まさに「冷凍マグロ」。


鮮魚は吉池(安くないけど)で買うべきだと。


臭い、筋が固くて食べるところがないなど散々な


言われよう。



目利き以前の問題で見るからに「はずれ」もあるので、


それをつかんだ人は腹いせに書くんだろうなあ。


商売として続いているってことは、


一応買う人はずっといるんだろうし。


(自分のような興味本位の人だけかもしれないが)




戦々恐々としながら夕食開始。


思ったよりも味はまとも。


ちょっと脂の味が想定と違うのだけど、


原因がどこにあるかは不明。


手でぐちゃぐちゃと触りながら切っていたのも事実だし。



ただ、食べていて当たり前のことに気づく。



トロばかりそんなにたくさん食べてもうれしくない。



1,000円あれば、プロが切りわけたおいしい


本マグロの大トロが(時間によっては)買える。


まあ、話のネタってことで。