5月2日。


中学・高校と弓道部でお世話になった先生の、


退職記念社会と謝恩会でした。


180人のOBの過半数が集合、


本当にうらやましかったです。


職業が違うとはいえ、自分が定年退職しても、


人知れずいなくなるくらいかなあ・・・と思ったり。



1日、1日の積み重ね。


それが先生の挨拶で記憶に残りました。


35年間、何か特別なことをしたわけではなく、


積み重ねたことがここにつながったんだと。



最近ふと気になった言葉。


「なせば成る」


です。



いまさらのようかもしれませんが結構深いなと。


上杉鷹山の言葉で、正確には


「なせば成る 為さねば成らぬ何事も


成らぬは人の為さぬなりけり」



意思を持って取り組めばなんとかなるもの。


練習を繰り返せばどんなことでもそこそこは


うまくなれる。でも基礎練習を繰り返すことが難しい。


そして、すべてはその基礎の上にある。



目標を決めて地道に取り組めば、


そして、途中で実績を振り返りながら前に進めば、


どんなことでもうまくいく。



そう、いわゆるPDCAサイクルです。


言葉は変わっても普遍的に正しいことの


一つなんだと思います。




「残業を減らそう」ということが言われてきました。



コスト削減のため?と思ったりもするけれど、


最近では


「私生活も充実しないといい仕事ができない」


なんてことまで言われるようになりました。



残業しても非効率な仕事をしているだけ。


時間内で成果を出してこそ仕事ができるといえる。


仕事以外での交流が仕事によい影響を与える。



人それどれだと思うし、正直真偽のほどは不明。


ただ、幸せな人のほうがいい仕事をしそうだし、


こういう価値観が浸透してくると、


「残業するのはできない人」となりそうな気もする。



「早帰り」といううちの会社の広報紙の記載に対し嫁。


「早帰りって定時でしょ?早退でもないのに変。」


確かにそう。


「残業」という言葉も変えたらいいかもしれない。


「居残り」とか、イメージの悪い言葉に。



なんにしても「絶対に帰る」という


意識が大切な気がする。










リリース後のどたばたも終え。


という間に次の仕事に片足を突っ込む。



エンタープライズのシステムではよくある話だろうけど、


サイロ化したシステムをどうするかという話があったり、


Webサービスにしたいとか、RIAを使いたいとか・・・。



ユーザビリティを高めるために


FlexやらSilverlightを使うのは良いと思うのだけど、


それを使いきれるかどうか。


従来のアプリケーション開発をしていた人たちに、


いきなりデザインをやれっていっても無理だろうし、


どちらかっていうと人間工学やらデザイナーとしての


能力が必要だと思う。



ユーザビリティの要件は最初に出すのは難しい。


一方でAuto Completeやログイン時の


初期レイアウト保存は作りこむなら一番最初に考える


必要があったりして。



本当に使い勝手にこだわるのであれば、


純粋な「業務要件」を聞いているだけでは


足りないってことだったりするのかもしれない。





すごろくでいえばそんな感じ?



4月からの人事制度変更で自分の属していた


職階が2つに分かれ。残念ながら下の評価でした。


どれだけいるかわからないけれど、同期でも上に


なった人がいるのは事実なので、


年功序列的に考えると一歩後退。



直属の上司以外からも気を遣われてしまい、


返って申し訳ない気分になったり、


「昇格してほしい」と思ってもらえていることを


ありがたく感じたり。



要はどれだけきちんと開発プロジェクトを進めていても、


会社全体の経営に関する意識や見識がなければ


だめよと。開発だけなら長い間やってりゃできるでしょと。


確かに10月の面接ではそこがまったく噛み合わず。


付け焼刃の回答で余計に泥沼化した印象。



1年間やってきたプロジェクト自体は、


自分のキャリアの中でとても重要な経験になると思うし、


そのプロジェクトは現場レベルに入り込んで考えて


ものを決めていかなければ進めることはできなかった。



その状況下で、合わせて広い視野を持った発言が


できたかどうかってことがポイントで、結果できなかったと。



もっとも。


部門全体が同じような評価をされているのも確からしい。


「要は作れればいいんでしょ」となっていて、


経営方針がうまく組織全体に伝わっていない。


だから将来組織を担える人材を育てられてないのではないか?


同じ部署にずっといさせずに、育てることを意識した


ローテーションが必要なんじゃないかという人事の意見のよう。



自分の手でシステムを作るプロジェクトは


この1年が最後だったのかもしれないなと思う。


評価を受けてか、異動すること自体は確定路線のようだし、


次のところではシステム開発にどっぷりってことはなさそう。



今のチームがこれから大きなプロジェクトが続いて人が


足りないところだけに、こんな形で異動になるのもつらい。


ここでも、開発にどっぷり浸かりながらでも、


「やれる」ってところを見せ付けてやりたかったなあ。



いずれにしてもプロジェクトが一段落したし、


ちょっと視点を変えて仕事をしてみよう。




最近、


「ちょっとした便利」にお金を使ってました。



プリンタの買い替え。


電話、ファックス、スキャナ、プリンタが


1台になり、プリンタとしては無線LAN接続。


それぞれ、単体だと前からあったのだけど。


これを買うことで、


たとえばWebサイトを見ていて


「印刷したいな」と思ったときに、


わざわざプリンタのセットアップをする


必要がない。


パソコン自体はノートで無線LANで使っているから、


「いつでも」「どこでも」使える。



iPod touchとBluetooth。


これも大きい。


dockにおいたままのiPodを操作することで


好きな音楽がいつでも聞ける。


天気予報やちょっとした情報なら


PCを使わなくてもすぐに見られる。



PCの買い替え。


5年たったのでノートPCを買い替え。


Let's NoteのR4からR9へ。


Windows7になり、


HDDがフラッシュメモリになり。


さくさく動いて静かで快適です。



どれも買わなくても「困らない」かもしれない。


だけど、それを買うことで


「ちょっとした自分の行動」が変わったりする。



気軽に地図やレシピを印刷したり、


CDなら聞かないであろう音楽も聞いたり。


「使いやすさ」が、本来の目的であるはずの


「使うか」「使わないか」を決めてしまうことが


あるってことを覚えておかないとなあ。




昨日、33歳の誕生日に、


プロジェクトの打ち上げがありました。



先週の全機能リリース後、


細かな問題はちょこちょこと出ているものの、


ビジネスを止めることなく収益に貢献できています。



多くのユーザから感謝の言葉を頂いたり、


一緒に開発してきたメンバーと過去の苦労を


して笑いあったり。


うまくいったからこそ味わえる喜びは多いです。


シェアが低下し続けている市場での


反転攻勢のためのプロジェクトであり。


長らく停滞していた


前向きな投資の先陣を切った大型プロジェクトであり。


今後の大規模な更改を計画しているプロジェクトチームが


最初に立ち上げに携わったプロジェクトであり。


誰もが「これは難しい」と思っていたプロジェクトであり。



自分が考えている以上に、自分の知らないところでまでも


象徴的な意味をもったプロジェクトになっていたということを、


あらためて感じさせられました。



「あいつらやったぞ」「できるんだ」「あとに続くぞ」



明るい話題が少ない時代だけに、


そんな、前向きな気持ちが周囲に広がればなと思います。








ロンドンで作られたものを東京に


移植するプロジェクト。


3回に分けた段階リリースも2回を終わり、


あとは今週末の切り替えを残すのみ。



週明け月曜日は祝日だけど、


実際にどう動くのか見るのが楽しみで


ちょっとわくわくしています。



初回リリースの機能も、


特に推奨しなくても少しずつ使われているし。


今週リリースした機能は


ちょっとした時代の転換を感じさせてくれた。


そして次。


これがうまくいくと、本当にこれまで人手では


できなかった水準のことを実現することになる。







おいしいお酒が飲めるといいなあ。










■ダウンコートの修理を依頼。


買ったのが2006年11月なので、4シーズンは使った!


↓買ったときの喜びの声。


http://ameblo.jp/convex/archive2-200611.html#main



今回、袖口が切れてきたのでちょっと詰めてもらうのだけど。


気に入っているのでもう4シーズンは使うなっ。



■ステーキを焼いてみた。


どうやら最初に強火で焦がしてから、


じっくりと弱火で火を通すとおいしいようだ。次回の参考。

(1枚は成功、もう1枚はちょっと・・・)



■Bluetoothで音楽を


レシーバーをコンポにつなぎます。


そしてi pod touchからも、パソコンのi tunesからも


線をつながずコンポで音楽が再生できるように。


「来てるな未来!」



■明日も早朝出勤


今週はスムーズに動いてくれるといいなあ。



そういえば。


先週木曜、上司が常務に近況報告したとか。



「え?あれ、予定通リリースできたの?」



ほんと、「正直な反応をありがとう」って感じ。。


当事者も思い返して驚いてますから。


もう変な案件持ってこないで欲しいもんです。



あと、夏のボーナスを楽しみにしてますよ。



「君のような異端児がいないと・・・」


年末か、年始かに言われた言葉。



全く異端という自覚はなく、正統派だと思っていたのですが。


システムのサービスイン前後の考え方を周りと比べると、


どうやら異端児という評価は間違っていないようです。



まず個人的には「ノートラブル」は無駄だと思っています。


といってもそのシステムの役割にもよるのですが。



銀行のATMや鉄道のシステムなどのように、


少し止まると影響が大きなものでは「ノートラブル」に拘ることは


重要だと思います。



しかし、ユーザが数名しかおらず、サービスイン前の事務で


十分に仕事がこなせる場合。


100%の品質を求めることは返ってコストパフォーマンスが悪い。



「○○だけしっかりやれば、あとは何かあったら謝るよ。」


実際、そうメンバーに明言して仕事を進め、


ユーザともいきなり完全に動かないことを認識共有し、


何かあったときの手順まで明確にしておいたのだが。







狙ったわけではないのですが、


振休だったのでリアルタイムで女子フィギュアを


見ることができました。



結果を知らずに見る緊迫感は、


ネットで結果を知って見るのとは受ける印象が違う。



4年に一度の大舞台で、多くの人たちの期待を背負って、


その重圧の中で自分のやるべきことをやれたというのは


結果は抜きにしてすごいこと。



大きなものを背負って戦うとき、相談できる相手もなくとても孤独で、


自分に負けそうになったりするはず。


それを乗り越えて演技をしている彼女たちの表情の変化はとても


印象的で、自分もまたがんばろうって気にさせられます。




水曜日に担当しているプロジェクトの品質評価、リリース判定を終え、


3月8日にサービスインします。


判定までの緊張が解けたことと、プロジェクトが


落ち着いたら異動することが確定しているらしいこともあり、


多少気が抜けた感じがあったのですが。


自分の代名詞のひとつになるプロジェクトになりそうなので、


最後、きちんと締めくくりたいです。