今の仕事はそんなかんじ。



イメージとしては。


再開発事業の計画を進めてきて、


最初のビルの建て替え時点でスポンサーから


「投資金額が大きすぎるのでは?」という話に


なってきた感じ。


とりあえず規模を縮小してでも、まず着手したい人と、


全体で整合性がとれた計画こそが大切なのだから、


元の計画を守るべきという人たちがいて。



純粋な「どうあるべき」だけではなく、


個人としての損得勘定も絡んできて、


ややこしくなっている。



個人的には大々的な再開発は好きじゃない。


豊洲だって、一時は注目の的だったけど、


今はどう?って話。


人間の考えることには限界があって、


計画経済が無理なのと同じように、


「整合性のとれた完全な再開発」なんてのは


ある時点の断面においての「完全」に過ぎないと


思う。


長時間にわたる「最適」は自然に、


「こうなっていた」というものではないかと。



ただ。


これまで「再開発」に対して、


いろいろと大きな夢が語られてきていて。


それですべてが解決するような幻想を


多くの人が持ってしまっている。



「何を実現したい」という具体的な目標がなく、


なんとなく「再開発したらよくなる」という幻想。


たぶんこういう再開発はうまくいかない。



かといって、一部先行着手はさらに愚策。


「すべて作りなおす」ことに幻想を抱いていた


人たちの協力が得られなくなる。


関係者の目標が一つにならない案件は


まずうまくいかない。



個人的な目標は


「失敗する案件を作らない」


こと。



作る人はたいてい一生懸命作る。


完成したものが作る人の努力や能力と関係のない部分で


「よくない」と評価されてほしくない。


案件に携わったメンバーが誇りを持って


「おれはあの再開発に携わったんだ」


といえるような案件にしたい。



その自分の目的を達成すべく。


関係者のだれが、どういうスタンスなのか、


何に重きを置いているのか、


それぞれの案の支持率はどれくらいか、


その案に着地したら誰がどういう影響を受けるか、


なんてことを考えたりしている。



純粋な自分の意見だけではなく、


支持率と、パワーバランスと、


誰かの動きが他の人にに与える影響と。


それらを総合して自分がいいと思う結論に


向かわせるにはどうるべきかと考えていたりする。



しかしまあ。


ずいぶんと住む世界が変わったもんだなあ・・・。


本人も驚きですが。


会社で受けたTOEIC IPの結果が返ってきたのが、


リスニング465点、リーディング440点で905点。



5年くらい前に805点だったところから、ひさびさの受験で、


前と同じくらいならいいなーと思っていただけに驚き。



やはり1年間仕事で使ったのが大きいのかな。



易無思也、無為也、寂然不動、


感而遂通天下故、非天下之至神、


其熟能与此

【現代語訳】

易というのものは天の心待ちが、

その卦(ハンギ)の上に現われるのであるから、

易を立てるに当っては、思うことなく、なすことなく、

自分がこういう卦を立てたいとか、

こういうようなのが出来たらよかろうとか、

或る予想するとかいうようなことをしてはならない。

寂然として動ぜず、ただ自然に現れるのを待つのみである。
天下の故に通ずる易を行うことは、

天下の至神、神に通ずるという人でないとできない。

感心して自然に現われる所を判ずるので、

寂然にして不動、一切合さい自分というものはなく、

神の御心に通ずるものである。


【参考】http://www.mitsubishi-budo.com/hengak.html



武道に関して言えば。

「勝ちたい」などと考えるなと。

人事を尽くして天命を待てということだと思う。


仕事に関して言えばどうだろう?

仕事の内容そのものには目的・目標は当然ある。

怖いのは仕事が地位・名誉を得るための手段となること。


本当に止めたほうがよいならダムの建設は止めるべき。

官僚の経歴のために無駄を続ける必要はないはず。



昨日は旧古河邸庭園、今日は根津神社に行っていました。


自転車で行けるくらいのところでのんびりと。



月曜くらいから「週末は亀を見に行こう」と娘に言っていて、


ちゃんとそれを覚えていて「あめ、あめ(亀です)」と言うので。



で、古河庭園にて。


食パンの耳をちぎったのを亀の餌にとやろうとしたところ、


暑くても東京滞留中の鴨に横取りされる。


なんとか亀の口の近くに持っていってもすぐ横取りされる。


ほんとに世界でお前ほどのろまな奴はいないぞ。



遠くに1つ投げて、鴨がそっちに向かったすきに


手からそのまま亀の口に入れようとしたところ。


かぷっと。


まあ、大して痛くもないのだけど。



まさかこののろまに咬まれるとは・・・。


会社帰りに1080円で購入。


コストパフォーマンス高すぎ!


買いだめようかと思ってしまった・・・。


http://item.rakuten.co.jp/wineuki/676765




日本振興銀行が破綻しました。


新銀行東京もそうですが、


「中小企業を助ける」ためにできた銀行が


結局当初の目的を果たせずに終わっています。



2000年から2003年まで銀行で融資の営業をしていた


身としては、まあ当然の結果かなあと思います。


既存の銀行だって中小企業向けの融資は必死に


やろうとしていて。


でも有望な会社は少なく、貸出競争が激しい。


日本の銀行は殆ど預金超過で、貸出先がなくて困っている。


そして国債で運用している状態。


そんななか、「中小企業を救うために」と参入しても、


高金利で借りてくれるような会社の業績は厳しい。



金利5%という高金利で貸し出しをしたとしても、


20社に1社が破たんしたら業績は赤字になる。


どう考えても儲からない。


「冒険遊び場」という活動があり、


この週末、全国100か所以上で何かやっていたそうです。



近所の公園では、ツリーハウスを作って上に登ったり、


絵の具を混ぜながら水遊びをしたり。


普段はうっそうとした公園が、とても明るい雰囲気でした。



ただ、ひとつだけ。


「冒険」という言葉を使うのがなんか好きになれず。



子供のころの記憶をたどると、そういうものって


大人のいないところで「ちょっとどきどき」しながら


「怒られるかな?」とか思いながらやっていた気がして。


試行錯誤の中で成長したような気がします。



自分にはあそこまでの活動をしようとしう気持ちも、


バイタリティもないので、ただすごいなと思うのですが。


一方で、子供が自由に遊べない世の中なんだなあと


寂しくなったのでした。





最近読んだ記憶にある本を


とりあえずだかだかと入力。


読み終わった日の入力を忘れていたので、


横の「最近読んだ本」がうまく反映されていない。



にしても、堅い本ばかり読んでるなあ。






お盆の帰省だけど、ひさしぶりに大阪観光だーと、


実家に帰らずホテルに2泊。


大阪城はホテルの部屋からの写真。


妄言多謝-大阪城



14日、ちょっと朝の出足が遅いと海遊館で並ぶ羽目に。


10分くらいで済んだけど、もう少し遅いと暑い中で


大変なことに・・・。



海遊館は、前半は混雑していても、


同じ水槽を見続けているから、


最後のほうにはジンベエザメも余裕。


妄言多謝-ジンベエザメ



15日。


8時前にホテルを出て神戸の王子動物園へ。


9時の開園に合わせていく。


パンダもガラガラです。

妄言多謝-パンダ

なんとなく、自分の中での動物園の標準は


今はなき宝塚ファミリーランドだったり、


王子動物園だったりするので。


上野動物園はやっぱり窮屈だなあと思う。



そう、東京って窮屈なんだよなあ。



<公務員制度改革>官邸、官僚人事崩せず 今夏も年功序列、改革は後退


政治にせよ経済にせよ。


新聞を読んでいて「短絡的だなあ」と思うことがよくある。



年功序列=悪



だと言いかねないこのタイトル、何を意図しているんだろう?



抜擢人事をすると何が起こるか?


この辺はドラッカーの受け売りっぽくなってしまうが、


抜擢されなかった「平均以上に優秀な人」のやる気は削がれる。


組織が成長段階にあり、ポストが増える場合ならともかく、


スリム化が叫ばれる時に抜擢なんてしようものなら、


飛び越された人や近い世代には「先はないよ」という宣告になる。



抜擢の根拠は何かという話もある。


合理的に「この人なら」と言えるような人はなかなかいないと思う。


もしいたとして。


たぶんその人は、抜擢されることによる負の側面を理解しているし、


さらに言えば、組織の中での肩書がなくても仕事ができることは


わかっている人だ。



組織においては肩書は関係なく、「この人を通しておかないと」とか、


「この人に話をしておけば大丈夫」なんてことはよくある。


肩書がなくても、肩書のある人をうまく動かして、


やりたいこと、やるべきことを実現していく。


そういうできる人は、いずれ自分が「偉くなる」可能性もわかっているし、


飛び越して早く偉くなって妬まれても仕事にプラスにならないことは


知っている。



官僚の組織はとても大きい。(と思う)


どれだけものすごい能力を持った人だとしても、


すべてを一人でこなすことはできないし、


今いる人たちの協力は絶対に必要。


それなりに合理的な判断の積み重ねで今の形になっているはずなので、


簡単に「よくない」と決めつけるのはよくないと思う。



よりよい仕組みを呈示しないとね。


そっか、それだ。


建設的な意見のない批判が多いのがひっかかるんだな。


着任時点で「何これ?」と思ったものには


とりあえず手を打てて。ちょっと落ち着いた。


っていうか来週から暇かも・・・。



立場上、自分で手を動かすということができない。


「あれやってね」「これやってね」って頼んだり。


まったく中身を理解しないまま、


言われるがままにハンコを押したり。(おい!)