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コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

外資系IT企業で働くコンサルタント&プレイングマネージャーのブログです。日々の雑感や読書日記を紹介します。

ロジカルシンキングを知ろう!


さてこの節では、簡単にロジカルシンキングって言うのをこういうものだというのを理解して頂きたい。まずは下記の問題をやってみてほしい。


問題:以下のアルファベットを自分の頭で考えて、並べ替えてみよう!また何故そのように並べ替えたのか理由を記述しよう。

【アルファベット】

I T E G H


みなさんはどういう順番に並び替えただろうか。当然ながら、この問いに唯一解はない。理由さえあれば、どんなアルファベットの順序でも可能である。但し、「相手にとってわかりやすい!」ということがポイントである。


一番多い答えは「EIGHT」である。与えられた5文字で出来る英単語は数字の「EIGHT」(8)だからというのがロジックである。正しい。一方で、「EGHIT」という答えも次に多いのではないだろうか。これはアルファベット順に並べ替えると「EGHIT」であるというのがロジックである。これも正しい。発想の豊かな方は、きっとこれ以外もにもアルファベット順+理由(ロジック)を思いついたことだろう。


ロジカル=”論理的な”が日本語であるが、大辞林で調べると第一義として「考えや議論などを進めていく筋道。思考や論証の組み立て」といった意味がある。次の例文を読んで見て欲しい。


(例1)こうたろう君はハンバーグが食べたかった。だからハンバーグを食べなかった。


この文書を読んでみて、「あれ、おかしいな?」と思って方々がほとんどだと思う。一方もう一つの例文はどうか?


(例2)こうたろう君はハンバーグが食べたかった。だからハンバーグを食べた。


こちらは明らかだろう。”論理”が通っている文章である。ロジカルシンキングとは何度も「相手がわかりやすいと思わせる思考」であると述べているが、相手がわかりやすいと思わせるためには、意味・事実に「筋道をつける」ことはポイントなのである。


(例1)の文章は、明らかに筋道が通っていない文章である。食べたい。だから、食べなかった。「だから」という接続詞が筋道をつけるキーワードとなっている。しかし「だから」がないと、「食べたい。食べなかった」この文章だと、少しおかしいが、おなかが痛かったのかなど理由を想像して納得できそうである。


「筋道が通っているか」どうかは、「だから」「つまり」「故に」といった接続詞で文と文をつないでみるとよい。そうしたら自分が言っていることはロジカルなのか、ロジカルではないのか、ある程度チェックをすることができる。


まず第一歩として自分の作ったまた伝えた文章が「だから」でつなげられるか確認を開始してみよう。


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今年から自分が経験をしてきた領域以外の知識も習得をしたいと考えており、家の書棚に積まれていた中から手にとった本。


タイトルの通り財務知識を身につけるための本であるが、企業価値の算定方法や財務用語などが本当にわかりやすく書かれている。PERやWACCなど今まで言葉は知っていたが、深く理解していなかった用語も本書のおかげですっきりした。


財務をまず勉強してみたいと思う人には非常にいい入門書である。

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今年は「熟読」をテーマに読書をしているので、可能な限りビジネス本もじっくり選んで読もうと思っているのですが、今回出会った本はその一冊です。


「レバレッジシリーズ」は私は「レバレッジシンキング」のみ読んだ事があるのですが、今回の「レバレッジマネジメント」はシンプルな中に実践かつ考えさせられる内容が多々あり非常に有益でした。


テーマはレバレッジと冠している通り、「いかに最小のInputで最大のOutputを出していくか」を経営という分野で考えるということになります。経営・戦略・営業・組織・・・などカテゴリに分けて、経営をする上で重要な視座が盛り込まれています。


本書はビジネスに関わる全ての人にとって一読の価値ありです。




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CIO=Chief Infomation Officerを学問的に捉えた教科書的な書籍である。近年CEOやCFOといった「CXO」という概念・役職が日本でも一般化されてきているが、CIOという役職はこの情報化社会においてホットなポジションである。


本書から私もCIOについて体系的捉えることができたのだが、CIOには「攻め」と「守り」の二つの役割がある。「攻め」とは、いわゆる「イノベーション」を起こすということであり、経営とITを融合しながら、グローバルSCMを構築したり、ビジネスインテリジェンス(BI)といった経営層が即座に業績を把握できるようなシステムを構築したりするといった、企業の収益に貢献するような役割を言うだろう。一方「守り」とは、「内部統制」「IT統制」と言われるコーポレイトガバナンスを徹底する仕組みを構築し、実施・監査をしていく役割である。


一昨日、「企業の8割がIT戦略を策定、経営戦略との一体化は3割にとどまる 」というニュースが流れたが、今後ますますCIOという役割の重要性が増していくことは間違いない。



グローバルリーダーになる為の思考力① ロジカルシンキング Part 2


ロジカルシンキングの重要性

私自身がロジカルシンキングという言葉を知ったのは、大学3年生のときだった。今の学生からすると「遅いんじゃない?」と思われるかもしれない。Amazonで「ロジカルシンキング」をキーワードに検索すると76冊ヒットする。内、2008年に発刊された本は26冊、2007年は9冊、2006年には10冊とここ3年で半部以上のロジカルシンキングに関連する本が出版されている(注:Amazonの検索ロジックによって抽出された書籍群であり、ロジカルシンキングだけに触れている本だけを含んでいるわけではない。また「論理的思考」というキーワードで書かれた本などもあるが、上記の数字には含んでいない)。


私が学生だった2004年当時はいよいよロジカルシンキングブームが始まる直前であり、大学の授業でも「論理」という言葉は頻繁に耳にしていたが、「ロジカルシンキング」という言葉は使われていなかったと記憶している。大学3年生時に所属したゼミが「人工経済(Artificial Society)」というテーマを扱ったゼミであり、そのゼミの学問を探求する為には「ロジカルシンキング」系の書籍を読んでおいた方がいいと先輩から言われたのである(理由は、コラムにて掲載)。


最初に読んだロジカルシンキングの本は『コンサルタントとしての質問力』(PHPビジネス新書)の著者でも有名な野口吉昭氏が編集をした『ロジカルシンキングのノウハウ・ドゥハウ』(PHPビジネス選書)である。私が定義するロジカルシンキングとは「相手にとってわかりやすい!」と思わせる思考、という定義も本著作から影響を受けている。


本著作はどちらかと言えば、ロジカルシンキングとは何かについて言及している本であるが、ロジカルシンキングを学ぶと思考が鍛えられるだけでなく、マインドや行動が変わるという主張である(下図参照)。


【図3-1「ロジカルな人とロジカルではない人」】


コンサルサルのブログ-図3-2_LT重要性

先ほど述べたとおり、考える人はポジティブで、悩む人は「ネガティブ」思考になりやすいと説明したが、ロジカルに考えられる人とそうでない人でもそのような差異が生まれるという。私が考えるに、ロジカルに物事を考えられるという人は正しいか正しくないかは別として、「結論」を導き出しているという”自信”が大きく影響をしているからだと推測する。ロジカルに考えられる人というのは、やはり「考える」ことで、自分の意見・主張を言えるようになり、思考だけでなく、マインド・行動・スキルにも変化が出てくると言える。


またロジカルシンキングを身につけることは、実生活の中にもメリットがある。「相手にとってわかりやすい!」ということを第一義にしているが、今後私が紹介するロジカルシンキングの習得方法を行っていくことで、①難しいことを、わかりやすくすることができる、②大勢の人にとってわかりやすくすることができるのである。この2つが出来ることで、整理・分析や問題解決・意思決定またプレゼンテーションも劇的に変化をしていくだろう。


【図3-2. ロジカルシンキングの基本用途】


コンサルサルのブログ-図3-1_LT重要性


更に経営コンサルタントして有名な大前研一氏は次のように述べている。

『新しい問題、前例のない問題に直面した時、

答えを丸暗記しただけの”知識”は何の役にも立たない。

得られた情報を基に自分なりのアプローチで論理的に考え、

答えを出し、問題を解決していかねばならない。

そのための土台となるロジカルシンキングは、これからの

世の中で最も重要な技術であり、社会人になる前に

必ず身につけておかねばならない技術である』(大前研一・斎藤 顕一著『実戦!問題解決法』)

ロジカルシンキングを身につけることは、グローバルリーダーになる為の思考『複眼的考察力』を身につけるための第一歩であり、正にこれからの社会で生きていく上での必要思考である。

私自身の経験談になるが、私自身も大学に入るまで、また論理を意識するまで決して「ロジカル」な人間ではなかった。国語の入試問題にある評論を読むのも説くのも、とても苦手だったし、論理的な言語とされる英語のリーディングも単語はわかってもどこかニュアンスで読んでいた気がする。話すのも下手、というより冗長だった。そんな私が「論理」「ロジック」を気にするようになってから、自分でも不思議なくらい論理立てて整理をしたり、また文書を書けるようになったのである。


「ロジカル」ということを意識するだけで、「ロジカルシンキング」の原理原則を押さえることで、

大きく自分の思考を変化させることが出来る

というメッセージはウソ偽りないものである。私自身が担当している講座の受講生も「ロジカル」ということを意識し、原理原則を押えるようになってから見違えるように成長した学生が沢山いる。決して、ロジカルシンキングは先天的なスキルではなく、後天的に鍛えられるものである。

次節から、いよいよそのロジカルシンキングのエッセンスを紹介していきたい。

【書名】正しく決める力―「大事なコト」から考え、話し、実行する一番シンプルな方法
【著者】三谷 宏治


著者は、元BCG、アクセンチュアのトップ戦略コンサルタント。著者の発想の面白さから、本が出版される度に私の「思考」の参考にさせて頂いている。


今回のテーマは「大事なコト」は何かを見究め、意思決定力を高めるためにはどうしたらいいのかが書かれている。


自分で決める!=重要思考

議論して決める!=Q&A力

決めたことを実行する!=喜捨法


という上記3つを習得して意思決定をする力を高めようといのいうがキーメッセージだろう。




正しく決める力―「大事なコト」から考え、話し、実行する一番シンプルな方法正しく決める力―「大事なコト」から考え、話し、実行する一番シンプルな方法
三谷 宏治

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先日あるリサーチ会社の2009年IT予測をテーマとするフォーラムに行ってきた。

受けた印象としては、やはり去年からのリーマンショックでIT投資が全体的には減っていく。特にハードウェア関係は顕著、ソフトウェアは内部統制の絡みとかあるので激減ではないが減少するだろうとの見方であった。


頻出したキーワードは、「クラウド」である。


クラウドとは、

クラウドコンピューティング (cloud computing) が正式名称。インターネットを基本にした新しいコンピュータの利用形態である。ユーザーはコンピュータ処理を、ネットワーク(通常はインターネット)経由で、サービスとして利用できる。(wikipediaより編集)


と携帯電話でゲームをしたり、Google Appsを使っている方は目新しくないかもしれないが、ネットから必要なソフトウェアを入手して、活用するという概念である。ストレージなども範囲としてることがクラウドの売りであるが、セキュリティ・運用の問題がクリアでき、かつ廉価であれば、業務上も一般化されていくのだろう。


クラウドのリスクに関しては、運用管理の視点でこちらのサイトに載っている。

IT Pro「調べれば調べるほど分からなくなる「クラウド」 」

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20080909/314437/


SOAなんかもそうであるが、元々あった概念や開発手法をキャッチな名前にしてITトレンドとして、そのままトレンド止まりというものもある。クラウドもその一つとなってしまうか?



グローバルリーダーになる為の思考力① ロジカルシンキング


 グローバルリーダーになる為の思考力とは、「複眼的考察力」であると私は定義している。その複眼的考察力を身につける為には、様々な『思考(=考え方)』を身につけることが必要条件となる。これから5章にわたって、これからグローバルリーダーになる為の、複眼的考察力を身につける為の代表的な思考方法を紹介していきたい。

これから紹介する思考方法は、どれも読者の皆さんにとっては聞きなじみのあるものばかりである。本Blogでは、その思考方法とは何かを極力簡単に解説し、また習得方法を説明していきたいと思う。また紹介する思考方法はどれも一般化されているもので、良書も多い。よってこれまで私が読んできた思考本を併せて紹介していきたいと思う。

まずはじめに紹介する思考方法は「ロジカルシンキング」である。ロジカルシンキングとは、私のようなコンサルタントにとっても前提条件となるスキルと言われており、コンサルタントになると決まってからはその手の本を沢山読み漁った。またコンサルタントになりたての頃に受けた研修もロジカルシンキングであり、先輩コンサルタントからみっちり鍛えられたことを覚えている。

この章では下記を目的およびゴールとしたい。是非皆さんも意識をしながら読み進めてもらいたい。

【目的】

グローバルリーダーになるための思考方法の一つである「ロジカルシンキング」を身につける第一歩を踏み出す

【ゴール】

1. ロジカルシンキングとは何かを理解する

2. ロジカルシンキングをどのように使えばいいのかわかる

  3. ロジカルシンキングのメリット・デメリットを理解する

ロジカルシンキングとは?

 本屋に行くと特設コーナーまであるロジカルシンキングという言葉であるが、ロジカルシンキングとはそもそもどのような思考のことを言うのであろうか?結論から述べてしまおう。

ロジカルシンキングとは、「相手がわかりやすい!」と思わせる思考

であると私は考えている。ロジック=論理であるから、物事の筋道が通っている考え方や原因-結果が明確になる思考というのが一般的に言われている定義である。しかし、いくら自分の論理を組み立てたところで、相手に伝わらなければ全く意味がない。相手がわかりやすいということが、少なくとも現実世界で生きる上で重要なのである。なので論理学という学問からすると、私の唱えるロジカルシンキングは甘いと言われるかもしれないが、あくまで実践的に使えるロジカルシンキングを説明していきたいと思う。

仕事においても、コンサルタントして働いて思うのは、相手に理解されてナンボということである。私の同僚でも、自分のロジックを突き詰めて、お客様にプレゼンをすることがあるが、あまり理解されないことがある。じっくり聞いていると確かに話の筋は通っているのでだが、お客様は「?」マークを頭につけながら、同僚の話を聞いてるのが、わかるのである。なぜか?それは「お客様にとって」「相手にとって」という視点が抜けているからである。

例えば、

私は九州が大好きで、細い麺が好きで、かつこってりしたスープと自分で固さや油を調整できるからとんこつラーメンが好きだ!

と言われた時にあなたは「何か、まどろっこしいなあ」と、きっと思うだろう。何故なら最後まで話を聞かないと結論がわからないからだ。

私はとんこつラーメンが好きです。というのも理由は4つあって、私は九州が好きで、かつ細い麺、こってりしたスープそして自分で固さや油を(とんこつラーメンは)調整できるからです。

と言われた方が、あなたの頭の中にスーッと情報が入ってくるのではないだろうか。これは「結論ファースト」と呼ばれる論理構造の原則であるが、「相手にとってわかりやすい」ということを意識すれば、自分の論理から相手に合わせた論理へと転換することができるのである。

次回は、ロジカルシンキングを学ぶことの重要性について説明したい。

【書名】会計イノベーション―企業価値を向上させたい経営層のための連結経営指南書

【著者】IBMビジネスコンサルティングサービスフィナンシャルマネジメント


2000年より本格に展開された「連結経営」をキーワードに、IBMのCFO Studyの調査結果を紹介しながら、今後の経理財務部門のあり方について書かれた本。シェアドサービス・アウトソーシング・ERP・・・など、会計&システムソリューションでキーワードとなる事柄に対して簡潔に説明されている。今後会計領域のコンサルタントに興味のある方には一読する価値があるだろう。



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【書名】MOT“技術経営”入門

【著者】延岡 健太郎


著者は一橋大学イノベーション研究センター教授の経営学者。MOT(Managemento of Technology、技術経営)という学問に興味があり、手に取った本。技術という側面からいかに経営上の戦略を立案し、実行していくかを学ぶ領域であるが、本書はトヨタやシャープなどの事例を扱っていてわかりやすかった。技術経営を実現するには「人」が鍵となるのがキーメッセージだろう。



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